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▼ 2013年釣り納めは今シーズンの初メバル
- ジャンル:釣行記
- (ロックフィッシュその他, カサゴ, ラーメン, メバル, 湘南)
年末に入って仕事が立て込みました。例年ならクリスマスを越えると開店休業になって釣り三昧なのですが、今年は身動きが取れなくなってしまいました。
本当は最後にメッキを釣っておきたいところでしたが、湘南の達人衆にここ一週間ほどの釣果を問い合わせたところ…今までポツリポツリと調子良く釣れていたポイントも全く反応が無くなってしまったそうです。絶滅宣言されてしまいましたorz
恐らくここ半月ほどの急激な冷え込みで、海水温が一気に死滅温度まで低下したのではないかと思われます。
メッキについては毎シーズンこんな感じで突然釣れなくなります。大きな群れが固まっているか所を発見して年末に大釣になった一昨年のシーズンも、年明け2回目の釣行でぱったり釣れなくなりました。やはり南方系の生き物です。デリケートなのですね…
そんなわけで、今シーズンの釣り納めは出来ないのではないかと半ば諦めていました。そして昨日、午前中の内に年内の仕事が片付いてほっと一息つきました。


窓の外を見れば良く晴れ渡って綺麗な空です。
なんだか秋の空みたいですね。
ライブカメラで見る湘南の様子は…予報では少々荒れるということでしたがそれほどでもありませんね…
ここは撃沈覚悟でメッキを狙いにいつものサーフまで出かけてみるか?と言う気に一瞬だけなりましたが、魚竹さんらのお話を思い出すと腰が重くなります。
そうだそれならいっその事ターゲットをメバルに変えてみようか!
というわけで、近所の釣具屋にメバル用のスナップやルアーを補充しがてら出かけたのでした。ナイトゲームはなんと半年ぶりです。大丈夫かな^^;
っで、その前にラーメンも食べ納めです^^

地元相模原のお気に入り店『潮中華 KAZE』の「鶏郎 大盛(850円)」です。
前にも一度紹介していますので今回は簡単に。
名前からもお分かりになるかと思いますが、いわゆる“二郎インスパイヤー”です。しかし数ある二郎インスパイヤーと全く異なる点は、塩味であること。そして豚の代わりにチキンソテーが乗っかっている事。
トータルバランスが素晴らしい店です。
【店データ】
『潮中華 KAZE』
住所:神奈川県相模原市中央区横山1-2-19
電話:042-855-7741
定休:月休(火曜日は午前の部のみ)
時間:11:30-14:30 18:00-20:30
さてラーメンも食ったし出発です。
買い物なんてしていたらちょっと出遅れてしまいました。昨シーズン調子の良かったポイントに到着したのは16:50頃。本当はもっと明るい時間から現地入りして海中の様子を確認するつもりでしたが、日没を迎えてしまいました。早速タックルをセットして歩き始めます。今回はまずは手堅く0.9gジグヘッドにECOGEAR/メバル職人MINNNOW SSの組み合わせ。昨年の爆釣パターンです。
しかし、ある程度予想はしていましたがアングラーの数が多いですね。年末休みに入ったのだから当然か…私と同じようにライトタックルルアーでメバルを狙う方々、餌釣りのメバル師、シーバス狙いで重たいルアーをかっ飛ばしている人。いろんな人が釣りをしています。
ライトタックルと思しき方何人かに状況をお伺いすると、非常に渋いとのこと。確かに餌釣師を含めて釣れている姿を見かけません。私もアングラーの間をテンポ良く打って行きますが、一発目からバイトがあるだろうとの予想も虚しく反応がありません。もっと真っ暗にならないと食わないのかな…
それでも一か所あたり数投でどんどん動きます。地元アングラーと違って確定的なポイントを知らない私はランガンあるのみです。既に暗くなって海中の様子が分かりにくいのですが、この日は澄み潮のようです。非常にシャローなポイントなので、何となく水底の様子が見えます。注意深く見ていると、沈み根らしきものが分かります。その周辺を中心にキャストします。そんな沈み根にカレントが絡んだか所で少々粘り、トレースコースを変えたところで待望のバイト・ヒット!

18㎝くらいのメバルでした。今シーズンの初メバルです。
なんだかんだ言いましたが、結局10投もしないうちに釣れてしまいました。今回もバリバリ釣れそうだな…この時はそう思っていました。しかし…その後ここは出るだろう!というポイントすらかすりもしません。周りのアングラーも誰一人釣れている様子ではありません。先ほどの魚は偶然の一尾だったのか…
アングラーが多いので釣りが出来る場所は限られています。なのでこの護岸もテンポ良くランガンしていたら、あっという間に主だったか所を打ってしまいました。
護岸の端っこの方にはアングラーが溜まっています。あまり近づくと迷惑になるのでちょっと離れたところでジグヘッドを投げていたのですが、もしかしたら飛距離が足りていないのではないか?ここは障害物もなく開けています。そこでシンペンに変更。DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50を可能な限り遠投。やはり相当飛距離が出ているようです。シャローポイントなのであまり沈めないようにスローリトリーブ。すると飛距離の1/4くらい巻いてきたところでカツカツカツ!というついばむ様なバイト! そのままスウィープにロッドを煽ると乗りました!

抱卵してまん丸な体型になっています^^

この魚はフロントフックに食いついていました。下からルアーの腹めがけて食い上げたようです。
私はワームで食いが悪い時に敢えてハードルアーを使うことがあります。通常はあまり大きな動きをせず、まっすぐにフォール、又は泳いでくれるソフトルアーが手堅いルアーになりますが、食いが渋い日はシビアにパターンを掴まないと食ってきません。恐らくこの日もルアーの動きに非常にセレクティブになっていたものと思われます。アングラーが多く、プレッシャーが高いことが原因であると思われます。そんな時は人と違うことをするのが打開の一手。この日もほかのアングラーが釣れない中…

マイクロメバル^^;
わずか10㎝ちょっとの魚が体の半分もの大きさのルアーに果敢にアタックしてきます。この魚はピックアップしようとしてルアーに上方向の動きが加わった途端にガツンと凄い当たり方をしてきました。さらに、

勇気を出して頭が出ているシモリのぎりぎりを通していたルアーがカツッ!と止まりました。一瞬根掛りかと思いましたが、ゆったり聞き合わせをするとグイグイと動き出します。これは20㎝にちょっとだけ届かないメバル。この魚も抱卵しています。凄い体型になっていますね。寸法に比べると非常に重たい魚でした。
この魚はリアフックをバックリ!
入れ掛りにはなりませんが、シモリと思しきものが見える度に手返し良く打って行きます。するとまたしてもカツカツ!というついばむ様なバイト!

これも小さい^^;
そしてその直後にもう一尾。

ちょっとましなサイズ^^
崩れテトラがあったのでその向こう側に投げ込むイメージで斜め方向にキャスト。ルアーがそのストラクチャーの際を通ったところで明快なバイトが出ました。快心の一尾。
ソフトルアーで多くのアングラーが苦労する中、ここというポイントでは確実にバイトが出ました。間違いなくシンペンのフラフラヨタヨタした動きがこの日この時間帯のパターンだったと思います。
しかしここでトラブル発生!
キャストの時に何となくラインに違和感を感じていたのですが…バックラッシュしましたorz
ぴょんきちが出ていたことに気付かずキャストを繰り返していたようで、気付いた時には収拾がつかないくらいに凄いことになっていました。久しぶりのナイトゲームはこれがありますorz
仕方なくラインを引っ張り出し復旧を試みますが…既に中までぐちゃぐちゃな上、キャスト時にライン同士が激しく擦れていたらしく、ちょっと引っ張ったらぷっつり切れますorz
覚悟を決め、トラブルか所全部引っ張り出してカットしました。
そして真っ暗な中、FGノットでシステムを組んで行くわけですが、これまた久しぶりの作業でしんどい。やっと編み物を終えて余分なラインをカットし、最終チェックでメインラインとリーダーを掴んでグイッと引っ張ってみたら…
ブチッ!
○| ̄|_
ぶっちぎれました。
編み方が悪かったようですorz
これですっかり心が折れたわけですが、先ほど来の釣れ方ならまだまだいけそう。なのでFGノットは諦めて、3.5でリーダーを入れ直して再開します。先ほどと同じようにシンペンを投げようとしたら…潮位が下がってるorz
翌日から大潮に入るこの日。冬の大潮は夜に大きく潮が動きます。手前側は既に底が見えていて、さっきまで完全に沈んでいたシモリが顔を出しています。ライントラブルの復旧に手こずって30分ほどロスをしましたが、その間に劇的なまでに水が無くなっていました。当然シンペンなんて投げたらすぐに着底して釣りになりません。そこで再びジグヘッドの釣りに変更。
ジグヘッドに変更しましたが、普通にリトリーブするとすぐに底を取ってしまうので、必然的に縦の釣りになります。しかも水がないので魚はストラクチャーにべったりくっついているはず。そこでジグヘッドを0.5gに変更。出来るだけ軽量リグにして根掛りしにくくし、直接そのストラクチャーに投げ込みます。着水後はすぐにベールを返してラインスラックを回収し、ロッドを立ててフォール。そのフォール中にバイト!

驚愕の表情で上がって来たのは20㎝弱のカサゴ。やはりストラクチャーをダイレクトに狙うとこいつが真っ先に食ってきます。

カサゴ君は裏切らない。私の親友です^^
さらに同じメソッドで。先ほどのカサゴは危なくシモリに潜られそうだったので、キャスト後のスラック回収をより素早く行います。そして着底した瞬間にバイト!

16,7㎝のムラソイでした。ムラソイはバイトしてから電光石火の突込みをします。そのスピードはデイゲームで確認すると驚くべき速さ!非常にスリリングです^^
ボトムバンピングはソフトルアーでのこの日のパターンだったのでしょう。すべての魚は獲れませんでしたが、上手くストラクチャーに入り、軽い根掛りが外れた瞬間に食ってくること多発。そしてこれはこの日一番のファイト!

この魚も20㎝足らずでしたが、凄い勢いでウィードに潜り込もうとしたところを強引に引きはがしました。海藻ごとゲット!
初めに崩れテトラに打ち込みましたがバイトがなく、その後のボトムバンピングでステイ中にコソリという繊細なバイトが出たので合わせを入れ、一気に抜きあげるつもりが潜られました。もっと海藻が深く覆い茂っていたら獲れなかったかも。
こうした縦の釣りは、この魚のような繊細なバイトを取って行くことも多いので、上手く決まると釣った感が高まって楽しい^^

さらにカサゴ君を追加。この魚は随分赤みの強い色をしていますね。
そしていよいよ干潮時間に近づいてきました。いよいよ水が無くなって行きます。もはや先に見えるストラクチャー廻りですら数十㎝の水深しかないでしょう。こうなると魚はいよいよストラクチャーにタイトに付くはずなので、本当にピンポイントに投げ込みます。着底後すぐにジグヘッドを跳ね上げて根掛りを回避。そして3回目のボトムバンピングで何かがヒット!…
…
…
…
何にも引かない。おかしいな???
でもこの何とも言えない艶めかしい柔らかさには覚えがあります。ビニール袋のようでビニールじゃない。イカのようでそうではない…
…
…
…

やっぱりお前か!!!
何でこんなに不気味な色をしているんだ!
白い斑点がきらきら光っていますよ!
昨シーズンの春先にこいつが大量発生していたことを思い出しました。不気味さに鳥肌が立ちます((( ̄Д ̄;)))
あの頃のアメフラシに比べると小さいけれど、こんなシーズンからしっかりいるんですね。おおクワバラクワバラ。
そんなわけで、アメフラシを釣ったら魚が釣れなくなりましたorz
寒くなって来たので21:00頃撤収。
最後が締まりませんでしたが、何とか今年の釣り納めで魚の顔を見ることが出来て満足です。
ちなみに今回使用したルアーはこんな感じです。


上の写真一番上の左側にあるのはこの日購入したSMITH/STILLのエリア用の物。色が気に入りましたが、フックがリアにしか付いていないのでそこは変更しています。今回は結果が出ませんでしたが、ハイシーズンに期待したいルアーです。
今回のヒットルアーは同じく上段右側のDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50。
ソフトルアーは、横の釣りならECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS。特にこのピュアクリアホロと言うカラーは私の中で鉄板です。
縦の釣りをするならカーリーテールが良いみたい。ステイであたりを取る場合、細かい水流でしなやかに動くテールを持ったソフトルアーはアピールも大きくてお勧めです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PKGS-76
:Major Craft/CROSTAGE CRK-702M
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
SMITH/STILL
LUCKY CRAFT/WANDER 6
Zipbaits/ZBL S.P.M 55
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~0.9g
メッキで締めくくれなかったことが少々残念ではありますが、今シーズンも限られた時間の中で良い釣りが出来ました。これも湘南の達人衆他、フィールドで出会った皆様方からのアドバイスあってのことです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
それでは皆様良いお年を!
そして来年も安全で良い釣りが出来ますように^^
本当は最後にメッキを釣っておきたいところでしたが、湘南の達人衆にここ一週間ほどの釣果を問い合わせたところ…今までポツリポツリと調子良く釣れていたポイントも全く反応が無くなってしまったそうです。絶滅宣言されてしまいましたorz
恐らくここ半月ほどの急激な冷え込みで、海水温が一気に死滅温度まで低下したのではないかと思われます。
メッキについては毎シーズンこんな感じで突然釣れなくなります。大きな群れが固まっているか所を発見して年末に大釣になった一昨年のシーズンも、年明け2回目の釣行でぱったり釣れなくなりました。やはり南方系の生き物です。デリケートなのですね…
そんなわけで、今シーズンの釣り納めは出来ないのではないかと半ば諦めていました。そして昨日、午前中の内に年内の仕事が片付いてほっと一息つきました。


窓の外を見れば良く晴れ渡って綺麗な空です。
なんだか秋の空みたいですね。
ライブカメラで見る湘南の様子は…予報では少々荒れるということでしたがそれほどでもありませんね…
ここは撃沈覚悟でメッキを狙いにいつものサーフまで出かけてみるか?と言う気に一瞬だけなりましたが、魚竹さんらのお話を思い出すと腰が重くなります。
そうだそれならいっその事ターゲットをメバルに変えてみようか!
というわけで、近所の釣具屋にメバル用のスナップやルアーを補充しがてら出かけたのでした。ナイトゲームはなんと半年ぶりです。大丈夫かな^^;
っで、その前にラーメンも食べ納めです^^

地元相模原のお気に入り店『潮中華 KAZE』の「鶏郎 大盛(850円)」です。
前にも一度紹介していますので今回は簡単に。
名前からもお分かりになるかと思いますが、いわゆる“二郎インスパイヤー”です。しかし数ある二郎インスパイヤーと全く異なる点は、塩味であること。そして豚の代わりにチキンソテーが乗っかっている事。
トータルバランスが素晴らしい店です。
【店データ】
『潮中華 KAZE』
住所:神奈川県相模原市中央区横山1-2-19
電話:042-855-7741
定休:月休(火曜日は午前の部のみ)
時間:11:30-14:30 18:00-20:30
さてラーメンも食ったし出発です。
買い物なんてしていたらちょっと出遅れてしまいました。昨シーズン調子の良かったポイントに到着したのは16:50頃。本当はもっと明るい時間から現地入りして海中の様子を確認するつもりでしたが、日没を迎えてしまいました。早速タックルをセットして歩き始めます。今回はまずは手堅く0.9gジグヘッドにECOGEAR/メバル職人MINNNOW SSの組み合わせ。昨年の爆釣パターンです。
しかし、ある程度予想はしていましたがアングラーの数が多いですね。年末休みに入ったのだから当然か…私と同じようにライトタックルルアーでメバルを狙う方々、餌釣りのメバル師、シーバス狙いで重たいルアーをかっ飛ばしている人。いろんな人が釣りをしています。
ライトタックルと思しき方何人かに状況をお伺いすると、非常に渋いとのこと。確かに餌釣師を含めて釣れている姿を見かけません。私もアングラーの間をテンポ良く打って行きますが、一発目からバイトがあるだろうとの予想も虚しく反応がありません。もっと真っ暗にならないと食わないのかな…
それでも一か所あたり数投でどんどん動きます。地元アングラーと違って確定的なポイントを知らない私はランガンあるのみです。既に暗くなって海中の様子が分かりにくいのですが、この日は澄み潮のようです。非常にシャローなポイントなので、何となく水底の様子が見えます。注意深く見ていると、沈み根らしきものが分かります。その周辺を中心にキャストします。そんな沈み根にカレントが絡んだか所で少々粘り、トレースコースを変えたところで待望のバイト・ヒット!

18㎝くらいのメバルでした。今シーズンの初メバルです。
なんだかんだ言いましたが、結局10投もしないうちに釣れてしまいました。今回もバリバリ釣れそうだな…この時はそう思っていました。しかし…その後ここは出るだろう!というポイントすらかすりもしません。周りのアングラーも誰一人釣れている様子ではありません。先ほどの魚は偶然の一尾だったのか…
アングラーが多いので釣りが出来る場所は限られています。なのでこの護岸もテンポ良くランガンしていたら、あっという間に主だったか所を打ってしまいました。
護岸の端っこの方にはアングラーが溜まっています。あまり近づくと迷惑になるのでちょっと離れたところでジグヘッドを投げていたのですが、もしかしたら飛距離が足りていないのではないか?ここは障害物もなく開けています。そこでシンペンに変更。DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50を可能な限り遠投。やはり相当飛距離が出ているようです。シャローポイントなのであまり沈めないようにスローリトリーブ。すると飛距離の1/4くらい巻いてきたところでカツカツカツ!というついばむ様なバイト! そのままスウィープにロッドを煽ると乗りました!

抱卵してまん丸な体型になっています^^

この魚はフロントフックに食いついていました。下からルアーの腹めがけて食い上げたようです。
私はワームで食いが悪い時に敢えてハードルアーを使うことがあります。通常はあまり大きな動きをせず、まっすぐにフォール、又は泳いでくれるソフトルアーが手堅いルアーになりますが、食いが渋い日はシビアにパターンを掴まないと食ってきません。恐らくこの日もルアーの動きに非常にセレクティブになっていたものと思われます。アングラーが多く、プレッシャーが高いことが原因であると思われます。そんな時は人と違うことをするのが打開の一手。この日もほかのアングラーが釣れない中…

マイクロメバル^^;
わずか10㎝ちょっとの魚が体の半分もの大きさのルアーに果敢にアタックしてきます。この魚はピックアップしようとしてルアーに上方向の動きが加わった途端にガツンと凄い当たり方をしてきました。さらに、

勇気を出して頭が出ているシモリのぎりぎりを通していたルアーがカツッ!と止まりました。一瞬根掛りかと思いましたが、ゆったり聞き合わせをするとグイグイと動き出します。これは20㎝にちょっとだけ届かないメバル。この魚も抱卵しています。凄い体型になっていますね。寸法に比べると非常に重たい魚でした。
この魚はリアフックをバックリ!
入れ掛りにはなりませんが、シモリと思しきものが見える度に手返し良く打って行きます。するとまたしてもカツカツ!というついばむ様なバイト!

これも小さい^^;
そしてその直後にもう一尾。

ちょっとましなサイズ^^
崩れテトラがあったのでその向こう側に投げ込むイメージで斜め方向にキャスト。ルアーがそのストラクチャーの際を通ったところで明快なバイトが出ました。快心の一尾。
ソフトルアーで多くのアングラーが苦労する中、ここというポイントでは確実にバイトが出ました。間違いなくシンペンのフラフラヨタヨタした動きがこの日この時間帯のパターンだったと思います。
しかしここでトラブル発生!
キャストの時に何となくラインに違和感を感じていたのですが…バックラッシュしましたorz
ぴょんきちが出ていたことに気付かずキャストを繰り返していたようで、気付いた時には収拾がつかないくらいに凄いことになっていました。久しぶりのナイトゲームはこれがありますorz
仕方なくラインを引っ張り出し復旧を試みますが…既に中までぐちゃぐちゃな上、キャスト時にライン同士が激しく擦れていたらしく、ちょっと引っ張ったらぷっつり切れますorz
覚悟を決め、トラブルか所全部引っ張り出してカットしました。
そして真っ暗な中、FGノットでシステムを組んで行くわけですが、これまた久しぶりの作業でしんどい。やっと編み物を終えて余分なラインをカットし、最終チェックでメインラインとリーダーを掴んでグイッと引っ張ってみたら…
ブチッ!
○| ̄|_
ぶっちぎれました。
編み方が悪かったようですorz
これですっかり心が折れたわけですが、先ほど来の釣れ方ならまだまだいけそう。なのでFGノットは諦めて、3.5でリーダーを入れ直して再開します。先ほどと同じようにシンペンを投げようとしたら…潮位が下がってるorz
翌日から大潮に入るこの日。冬の大潮は夜に大きく潮が動きます。手前側は既に底が見えていて、さっきまで完全に沈んでいたシモリが顔を出しています。ライントラブルの復旧に手こずって30分ほどロスをしましたが、その間に劇的なまでに水が無くなっていました。当然シンペンなんて投げたらすぐに着底して釣りになりません。そこで再びジグヘッドの釣りに変更。
ジグヘッドに変更しましたが、普通にリトリーブするとすぐに底を取ってしまうので、必然的に縦の釣りになります。しかも水がないので魚はストラクチャーにべったりくっついているはず。そこでジグヘッドを0.5gに変更。出来るだけ軽量リグにして根掛りしにくくし、直接そのストラクチャーに投げ込みます。着水後はすぐにベールを返してラインスラックを回収し、ロッドを立ててフォール。そのフォール中にバイト!

驚愕の表情で上がって来たのは20㎝弱のカサゴ。やはりストラクチャーをダイレクトに狙うとこいつが真っ先に食ってきます。

カサゴ君は裏切らない。私の親友です^^
さらに同じメソッドで。先ほどのカサゴは危なくシモリに潜られそうだったので、キャスト後のスラック回収をより素早く行います。そして着底した瞬間にバイト!

16,7㎝のムラソイでした。ムラソイはバイトしてから電光石火の突込みをします。そのスピードはデイゲームで確認すると驚くべき速さ!非常にスリリングです^^
ボトムバンピングはソフトルアーでのこの日のパターンだったのでしょう。すべての魚は獲れませんでしたが、上手くストラクチャーに入り、軽い根掛りが外れた瞬間に食ってくること多発。そしてこれはこの日一番のファイト!

この魚も20㎝足らずでしたが、凄い勢いでウィードに潜り込もうとしたところを強引に引きはがしました。海藻ごとゲット!
初めに崩れテトラに打ち込みましたがバイトがなく、その後のボトムバンピングでステイ中にコソリという繊細なバイトが出たので合わせを入れ、一気に抜きあげるつもりが潜られました。もっと海藻が深く覆い茂っていたら獲れなかったかも。
こうした縦の釣りは、この魚のような繊細なバイトを取って行くことも多いので、上手く決まると釣った感が高まって楽しい^^

さらにカサゴ君を追加。この魚は随分赤みの強い色をしていますね。
そしていよいよ干潮時間に近づいてきました。いよいよ水が無くなって行きます。もはや先に見えるストラクチャー廻りですら数十㎝の水深しかないでしょう。こうなると魚はいよいよストラクチャーにタイトに付くはずなので、本当にピンポイントに投げ込みます。着底後すぐにジグヘッドを跳ね上げて根掛りを回避。そして3回目のボトムバンピングで何かがヒット!…
…
…
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何にも引かない。おかしいな???
でもこの何とも言えない艶めかしい柔らかさには覚えがあります。ビニール袋のようでビニールじゃない。イカのようでそうではない…
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やっぱりお前か!!!
何でこんなに不気味な色をしているんだ!
白い斑点がきらきら光っていますよ!
昨シーズンの春先にこいつが大量発生していたことを思い出しました。不気味さに鳥肌が立ちます((( ̄Д ̄;)))
あの頃のアメフラシに比べると小さいけれど、こんなシーズンからしっかりいるんですね。おおクワバラクワバラ。
そんなわけで、アメフラシを釣ったら魚が釣れなくなりましたorz
寒くなって来たので21:00頃撤収。
最後が締まりませんでしたが、何とか今年の釣り納めで魚の顔を見ることが出来て満足です。
ちなみに今回使用したルアーはこんな感じです。


上の写真一番上の左側にあるのはこの日購入したSMITH/STILLのエリア用の物。色が気に入りましたが、フックがリアにしか付いていないのでそこは変更しています。今回は結果が出ませんでしたが、ハイシーズンに期待したいルアーです。
今回のヒットルアーは同じく上段右側のDAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50。
ソフトルアーは、横の釣りならECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS。特にこのピュアクリアホロと言うカラーは私の中で鉄板です。
縦の釣りをするならカーリーテールが良いみたい。ステイであたりを取る場合、細かい水流でしなやかに動くテールを持ったソフトルアーはアピールも大きくてお勧めです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PKGS-76
:Major Craft/CROSTAGE CRK-702M
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
SMITH/STILL
LUCKY CRAFT/WANDER 6
Zipbaits/ZBL S.P.M 55
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~0.9g
メッキで締めくくれなかったことが少々残念ではありますが、今シーズンも限られた時間の中で良い釣りが出来ました。これも湘南の達人衆他、フィールドで出会った皆様方からのアドバイスあってのことです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
それでは皆様良いお年を!
そして来年も安全で良い釣りが出来ますように^^
- 2013年12月31日
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