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▼ 今年最後のメッキ釣行
今年もあっという間に終わろうとしています。今年は何といってもコロナ禍に尽きる一年でしたね。私自身は幸いにして大打撃を受けるほどのことにはなりませんでしたが、それでも仕事上、あるいはプライベートでいろいろ支障が出ました。来年の不安材料も沢山あります。早くこの事態が落ち着いてくれることを祈るばかりです。
釣りについては…秋冬シーズンに私がメインで釣っているメッキは、今シーズンは当たり年だったと言って良いと思います。しかも10年ぶりくらいの大当たりシーズンでした。特にサーフメッキは、これほど長い間、しかも広範囲で釣れ続けた年は記憶にありません。例年ですと、サーフは水深が浅いほど外気温の影響を受けて水温が下がりやすいので、浅いサーフに接岸した魚は11月中頃になると姿を消してしまうのが常でした。ところが今シーズンは、12月に入っても広範囲のサーフで釣れ続けました。しかもランガンしながら大きな群れを見つければ、50尾くらい釣れてしまう日が続きました。トータルで400尾くらいは釣っています。数だけなら間違いなく新記録達成しました。
さすがに冷え込みが厳しくなり、数は釣れなくなってきましたが、前回のログアップ以降、年末の仕事の合間を縫って何度か釣りに出かけました。その模様を書き留めておきます。
まず1日目。
12月に入ってから仕事が立て込み、その準備もあったのでなかなか釣りに出かけるチャンスがありませんでした。この日は前日の仕事のまとめをしてから出撃。なので午後からの釣りになりました。ここのところ良かった護岸へ直行します。先に極楽とんぼさんが釣っているようでしたので、現地で待ち合わせです。

前日から吹き続けている南風の影響で、海は荒れていました。よく考えてみたら今シーズン、南風の爆風が吹いた日がありませんでした。私が釣りに行かなかった日も南風予報の日が少なかったような気がします。海が穏やかな日が続き、釣りやすさもあって釣果が伸びたとも言えます。この日は久しぶりに荒れて、護岸の足元に波が叩きつけられて、時折飛沫がかかります。プラグを飛ばすのが厳しいので、最初はメタルジグの7~10gくらいのものを選択し、可能な限り遠投しますが反応が無く…。
極楽とんぼさんの話では、午前中は入れ掛りだったそうですが、この時間になってぱったり釣れなくなったのだとか。何というタイミングの悪さ!
荒れていたので魚はボトム付近にいるのではないかと、しっかりとジグを沈めてネチネチと誘い続けましたがさっぱり当たりません。だんだん釣れる気がしなくなって、つまらなくなってきたので好きな釣りに切り替えます。ミノーによるトウィッチの釣りです。しかしこの風の中でミノーを飛ばすのは難儀なことです。風が弱まったところを見計らってキャスト。せいぜい20m飛んだかどうかですが、とりあえずフリーフォールさせてできるだけ沈め、ショートトウィッチを繰り返します。3投くらいして反応が無いので、もはや釣れる気ゼロになっていました。ほとんど惰性で適当なトウィッチをしていました。しかし本当に不思議なもので、そんな時に限ってバイトが出ます。突然引っ手繰るようなバイトを右手首に感じるともにヒット!

20㎝に満たない魚でしたが、好きな釣り方で釣れたのは嬉しい^^
そして連発こそしませんが、ポツリポツリと釣れ始めました。

この時使っていたルアーはSMITH/D-CONCEPT48 MD。サーフに比べると足場が高くなる護岸の釣りでは、ただでさえミノーでディープレンジをトレースするのが難しくなる上、この日のように風が強いとラインが煽られてますますルアーが浮き上がりやすくなります。そんな時に使い勝手が良いルアーです。
しかしさすがにキャストがしんどい!しかしこの日もお会いした810さんは爆釣とは言わないまでも、メタルジグで釣果を上げ続けていました。そこで私も再びメタルジグへローテーション。フルキャストし、いったんボトムを取ってから、ボトムを切りすぎないように横のジャークを入れるとジャーク中にガツン!

ちょうど20㎝くらいのロウニンアジでした。ロウニンメッキはこのサイズでも力強い!


私も連発はしませんが、とりあえずメタルジグでも釣れました。

天気が良いのは救いでした。南風とはいえ吹きっさらしの護岸は寒い!
メタルジグへの反応もまた悪くなってしまったため、もう一度ミノーにローテーションしました。しかしローライトになってきたのが良かったのか、魚は少々上ずって、ミノーに好反応が出始めました。



16:00を過ぎました。すっかり夕刻の風景です。


17:00終了。
数は釣れないし、大きな魚は釣れませんでしたが、とりあえず魚の顔を見れたのでOKです^^
そして2日目。
この日も午後からの出撃でした。既に極楽とんぼさんと810さんが釣っていました。暖かい日でした。なので予想以上に餌釣り師を含めたアングラーの数が多いです。
そしてこの日も、午前中はとても良く釣れたそうですが、私が到着した途端に食いが悪くなったそうです。何でだ~!
この日は先日と違い、風も穏やか。多くの人はメタルジグやワームを使っていましたが、私はやっぱり好きな釣り…ミノーのトウィッチからスタート。最初は全く反応が無いので、今日はダメかとあきらめかけていましたが、突然スラックジャーク的にミノーを動かしていると、唐突にガツン!

開始から約1時間後、小さいけどやっと釣れた^^
周りのアングラーにも反応が出始めたようです。群れが回ってきたのでしょう。







ミノーでは一時期入れ掛りも!
この日は時折ボイルが出ました。極小のベイト…ハクでしょうか?それを追い回しているようです。ところがそのボイルにルアーを通してもなかなか食ってきません。ベイトに狂っていて、ほかのものが目に入らないようですね。メッキに限らず、ボイルしている魚は時折こうした傾向があります。
試しにポッパーを投入してみますと…

小さなギンガメアジが釣れました。しかしトップで釣れたのはこの1尾だけ。このサイズの群れが回っているようですね。大きな魚はここまで釣れませんでした。
そうこうしているうちに、あっという間にローライトな時間がやってきました。ローライトになって活性が上がったようで、再び連発が始まりました。




この日はSMITH/D-CONTACTⅡ50が当たりルアーになりました。しかし流石にずっと使い続けるうちにバイトが出にくくなりました。見切られ始めたか?あるいは極小サイズのベイトなので、ルアーのサイズにセレクティブになったか?そこでTACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43にローテーション。


20㎝オーバーが連発。しかしTACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43ではこの2尾で終了。結局一番釣れたのはSMITH/D-CONTACTⅡ50でした。再び戻すとまた連発。



薄暗くなってきてからバイトが頻発するようになりました。


そして魚のサイズも上がってきました。こいつはこの日の最大。手尺で測って24㎝くらいのギンガメアジ。




17:00終了。
結局この日は20尾以上釣っていました。出だしがさっぱりだったので、まさかこんなに釣れるとは思いませんでした。この日はギンガメアジしか釣れませんでした。810さんはロウニンメッキを数枚上げていましたので、まだ居るには居るようです。腕の差ですね…。
そして3日目。最終日です。
本当は前回で今年の釣りは終了になる予定でした。しかしこの日、極楽とんぼさんの「行ってきます!」というメールに誘われて、出かけてしまったのでした。
現地到着はちょっと遅れて13:00頃。この日も前回ほどではありませんが、アングラーの数が多いです。そしてまたしても、私が来る前までは良かったけど、この時間になって食いが止まったとか…何なんだ!
しかし開始から30分ほど経過すると、前回と同じようなボイルが出始めました。しかも今回はあちこちで発生しています。足元近くでボイルが出た時は、逃げ惑うベイトの姿も見えました。どうやら年末に孵化したハクのようです。普段は水の色に溶け込んで良く見えないけど、実は沢山のハクがここに溜まっていて、それを食いにメッキが回遊しているようです。そのボイルの直下にミノーを通すと、いきなりガツンと食ってきました。

ヒットルアーはSMITH/D-CONTACT50。このルアーはメッキゲームの定番中の定番ルアー。トラウト用に開発されたルアーですが、ヘビーウェイトで遠投が効き、トウィッチには切れの良いイレギュラーダートを起こすので海のライトタックルゲームでも非常に使い勝手が良いのです。発売から何年が経過しただろう…今でもこのルアーを超えるものが出てこないのです。
そしてこの魚、砂まみれになって分かりにくいですが、体に縞模様と黄色の興奮色がはっきり出ていました。ベイトに対して激しい捕食スイッチが入っていることを物語っています。
ところが、この後はボイルが度々出るもののミノーに反応しなくなりました。それどころか、メインラインとリーダーの結び目になっているFGノットに当たってきているようです。前日の夕方とは全く違っています。そこで水面直下を泳がすことができるシンペンを使ってみますが、飛距離を出すつもりで最初に投入したファットなタイプには全く反応しませんでした。そこでSMITH/TROUTIN' SURGERを投入。ずいぶん昔に買ったもので、現行モデルとは異なると思います。ボイルの向こう側にキャストし、ほとんど沈めずにスローリトリーブ。するとついにカツンッ!というバイト。

今回も魚が小さいですね…。
極楽とんぼさんはシンペンでも釣れていましたが、私はこの1尾で終わり。どうもレンジが合っていないようです。そこでボトムをメタルジグでじっくり誘ってナイスサイズのロウニンメッキを釣っていた810さんに倣って、私もメタルジグにローテーション。ボトム付近を丁寧に探っていると、ジグが飛距離の半分くらい戻ったあたりでコソリという繊細なバイトに合わせを入れるとヒットしました。こいつは最初はあまり引きませんでしたが。急に走り始めて緩めのドラグを鳴かせました。ボトムに向かって力強く突っ込みます。

上がって来たのはオニヒラメッキと思しき魚。手尺で測って24㎝くらい。良いファイトしてくれました。
続けてメタルジグをキャストし続けてみます。先ほどのオニヒラメッキ以来、なかなかバイトが出ませんでしたが、ボトムを切りすぎないように横向きにジャークを入れると、ガツンッ!と強烈なバイトが出ると同時に一気に沖に向かって走ろうとしました。先ほど締めこんでいたドラグが断続的に鳴かされます。

これまた手尺で測って24㎝ほどのロウニンアジ。このサイズのオニヒラ、ロウニンメッキは本当に強烈なファイトになります。これを味わってしまうと病みつきになるのです。
しかし大きな魚はなかなか釣れません。ついついボイルしている魚に目移りしてしまいます。そこでポッパーを投入。メッキゲームで使い勝手の良いTACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popperです。




判で押したように同じようなサイズが連発。16,7㎝の群れが表層のベイトを盛んに追い回しているのですね。

これはカスミアジでした。体全体が青みがさした色をして、胸鰭が奇麗な黄色。とても美しい。

しかしサーフェースルアーはスレるのも早い。30分くらい投げ倒していたらすっかり見切られてしまいました。そこで今度はフローティングミノーを投入。SMITH/F-SERECT51です。ところがリトリーブするとある程度潜ってしまします。そうすると全く食ってこないのです。そこでロッドを立て、水面をスライドさせるように引いてみるとやっとヒット。

やっぱり16,7㎝のギンガメアジでした。

この日はスタートが遅かったので、あっという間に夕刻を迎えます。

月も出ました。
フローティングミノーはかえってレンジが合わせにくいので、スピンテールジグを投入してみました。メッキに丁度良いスモールサイズで、なおかつシルエットが細長いもの。こいつを水面直下、もしくはバジング気味に表層を流します。すると連発しました。



薄暗くなるとセイゴも食ってくるようになりました。っで、よく考えてみたら今シーズンはほとんどセイゴを釣っていませんでした。メッキの数が多すぎて、セイゴが食ってこなかったのかも。


最後は35㎝くらいのセイゴでした。
17:30終了。

帰り道、富士山のシルエットが奇麗でした。
これで今年の釣りは終了となります。先述の通り、今シーズンはメッキの当たり年だったと思います。それほど大きなサイズは釣れませんでしたが、久しぶりに数釣りが堪能できるシーズンでした。
しかし急激に海水温が下がり始めていますね。大晦日から元旦にかけて強い寒波が押し寄せるそうですので、一層水温が低下するでしょう。昨年のように年越しメッキがいつまでも釣れ続くことはないと思います。しかし数は今のところ残っていますので、年明けに尺オーバー…なんて夢を持っていますが、どうなるでしょうか。
年明けの釣行予定はまだ立てていませんが、もしかしたらメッキにチャレンジするかもしれません。その後は毎シーズン通り、メバルゲームに移行することになると思います。
本当に今年はいろいろ大変な年になってしまいましたが、皆様良いお年をお迎えください。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/20TWINPOWER C2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
SMITH/AKM48
SMITH/WAVY 50S
SMITH/F-SERECT51
SMITH/TROUTIN' SURGER
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/T.D. Salt Pencils
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
TIEMCO/Red Pepper Micro
SKAGIT DESIGNS/Choco
Metal Jig 3~10g
釣りについては…秋冬シーズンに私がメインで釣っているメッキは、今シーズンは当たり年だったと言って良いと思います。しかも10年ぶりくらいの大当たりシーズンでした。特にサーフメッキは、これほど長い間、しかも広範囲で釣れ続けた年は記憶にありません。例年ですと、サーフは水深が浅いほど外気温の影響を受けて水温が下がりやすいので、浅いサーフに接岸した魚は11月中頃になると姿を消してしまうのが常でした。ところが今シーズンは、12月に入っても広範囲のサーフで釣れ続けました。しかもランガンしながら大きな群れを見つければ、50尾くらい釣れてしまう日が続きました。トータルで400尾くらいは釣っています。数だけなら間違いなく新記録達成しました。
さすがに冷え込みが厳しくなり、数は釣れなくなってきましたが、前回のログアップ以降、年末の仕事の合間を縫って何度か釣りに出かけました。その模様を書き留めておきます。
まず1日目。
12月に入ってから仕事が立て込み、その準備もあったのでなかなか釣りに出かけるチャンスがありませんでした。この日は前日の仕事のまとめをしてから出撃。なので午後からの釣りになりました。ここのところ良かった護岸へ直行します。先に極楽とんぼさんが釣っているようでしたので、現地で待ち合わせです。

前日から吹き続けている南風の影響で、海は荒れていました。よく考えてみたら今シーズン、南風の爆風が吹いた日がありませんでした。私が釣りに行かなかった日も南風予報の日が少なかったような気がします。海が穏やかな日が続き、釣りやすさもあって釣果が伸びたとも言えます。この日は久しぶりに荒れて、護岸の足元に波が叩きつけられて、時折飛沫がかかります。プラグを飛ばすのが厳しいので、最初はメタルジグの7~10gくらいのものを選択し、可能な限り遠投しますが反応が無く…。
極楽とんぼさんの話では、午前中は入れ掛りだったそうですが、この時間になってぱったり釣れなくなったのだとか。何というタイミングの悪さ!
荒れていたので魚はボトム付近にいるのではないかと、しっかりとジグを沈めてネチネチと誘い続けましたがさっぱり当たりません。だんだん釣れる気がしなくなって、つまらなくなってきたので好きな釣りに切り替えます。ミノーによるトウィッチの釣りです。しかしこの風の中でミノーを飛ばすのは難儀なことです。風が弱まったところを見計らってキャスト。せいぜい20m飛んだかどうかですが、とりあえずフリーフォールさせてできるだけ沈め、ショートトウィッチを繰り返します。3投くらいして反応が無いので、もはや釣れる気ゼロになっていました。ほとんど惰性で適当なトウィッチをしていました。しかし本当に不思議なもので、そんな時に限ってバイトが出ます。突然引っ手繰るようなバイトを右手首に感じるともにヒット!

20㎝に満たない魚でしたが、好きな釣り方で釣れたのは嬉しい^^
そして連発こそしませんが、ポツリポツリと釣れ始めました。

この時使っていたルアーはSMITH/D-CONCEPT48 MD。サーフに比べると足場が高くなる護岸の釣りでは、ただでさえミノーでディープレンジをトレースするのが難しくなる上、この日のように風が強いとラインが煽られてますますルアーが浮き上がりやすくなります。そんな時に使い勝手が良いルアーです。
しかしさすがにキャストがしんどい!しかしこの日もお会いした810さんは爆釣とは言わないまでも、メタルジグで釣果を上げ続けていました。そこで私も再びメタルジグへローテーション。フルキャストし、いったんボトムを取ってから、ボトムを切りすぎないように横のジャークを入れるとジャーク中にガツン!

ちょうど20㎝くらいのロウニンアジでした。ロウニンメッキはこのサイズでも力強い!


私も連発はしませんが、とりあえずメタルジグでも釣れました。

天気が良いのは救いでした。南風とはいえ吹きっさらしの護岸は寒い!
メタルジグへの反応もまた悪くなってしまったため、もう一度ミノーにローテーションしました。しかしローライトになってきたのが良かったのか、魚は少々上ずって、ミノーに好反応が出始めました。



16:00を過ぎました。すっかり夕刻の風景です。


17:00終了。
数は釣れないし、大きな魚は釣れませんでしたが、とりあえず魚の顔を見れたのでOKです^^
そして2日目。
この日も午後からの出撃でした。既に極楽とんぼさんと810さんが釣っていました。暖かい日でした。なので予想以上に餌釣り師を含めたアングラーの数が多いです。
そしてこの日も、午前中はとても良く釣れたそうですが、私が到着した途端に食いが悪くなったそうです。何でだ~!
この日は先日と違い、風も穏やか。多くの人はメタルジグやワームを使っていましたが、私はやっぱり好きな釣り…ミノーのトウィッチからスタート。最初は全く反応が無いので、今日はダメかとあきらめかけていましたが、突然スラックジャーク的にミノーを動かしていると、唐突にガツン!

開始から約1時間後、小さいけどやっと釣れた^^
周りのアングラーにも反応が出始めたようです。群れが回ってきたのでしょう。







ミノーでは一時期入れ掛りも!
この日は時折ボイルが出ました。極小のベイト…ハクでしょうか?それを追い回しているようです。ところがそのボイルにルアーを通してもなかなか食ってきません。ベイトに狂っていて、ほかのものが目に入らないようですね。メッキに限らず、ボイルしている魚は時折こうした傾向があります。
試しにポッパーを投入してみますと…

小さなギンガメアジが釣れました。しかしトップで釣れたのはこの1尾だけ。このサイズの群れが回っているようですね。大きな魚はここまで釣れませんでした。
そうこうしているうちに、あっという間にローライトな時間がやってきました。ローライトになって活性が上がったようで、再び連発が始まりました。




この日はSMITH/D-CONTACTⅡ50が当たりルアーになりました。しかし流石にずっと使い続けるうちにバイトが出にくくなりました。見切られ始めたか?あるいは極小サイズのベイトなので、ルアーのサイズにセレクティブになったか?そこでTACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43にローテーション。


20㎝オーバーが連発。しかしTACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43ではこの2尾で終了。結局一番釣れたのはSMITH/D-CONTACTⅡ50でした。再び戻すとまた連発。



薄暗くなってきてからバイトが頻発するようになりました。


そして魚のサイズも上がってきました。こいつはこの日の最大。手尺で測って24㎝くらいのギンガメアジ。




17:00終了。
結局この日は20尾以上釣っていました。出だしがさっぱりだったので、まさかこんなに釣れるとは思いませんでした。この日はギンガメアジしか釣れませんでした。810さんはロウニンメッキを数枚上げていましたので、まだ居るには居るようです。腕の差ですね…。
そして3日目。最終日です。
本当は前回で今年の釣りは終了になる予定でした。しかしこの日、極楽とんぼさんの「行ってきます!」というメールに誘われて、出かけてしまったのでした。
現地到着はちょっと遅れて13:00頃。この日も前回ほどではありませんが、アングラーの数が多いです。そしてまたしても、私が来る前までは良かったけど、この時間になって食いが止まったとか…何なんだ!
しかし開始から30分ほど経過すると、前回と同じようなボイルが出始めました。しかも今回はあちこちで発生しています。足元近くでボイルが出た時は、逃げ惑うベイトの姿も見えました。どうやら年末に孵化したハクのようです。普段は水の色に溶け込んで良く見えないけど、実は沢山のハクがここに溜まっていて、それを食いにメッキが回遊しているようです。そのボイルの直下にミノーを通すと、いきなりガツンと食ってきました。

ヒットルアーはSMITH/D-CONTACT50。このルアーはメッキゲームの定番中の定番ルアー。トラウト用に開発されたルアーですが、ヘビーウェイトで遠投が効き、トウィッチには切れの良いイレギュラーダートを起こすので海のライトタックルゲームでも非常に使い勝手が良いのです。発売から何年が経過しただろう…今でもこのルアーを超えるものが出てこないのです。
そしてこの魚、砂まみれになって分かりにくいですが、体に縞模様と黄色の興奮色がはっきり出ていました。ベイトに対して激しい捕食スイッチが入っていることを物語っています。
ところが、この後はボイルが度々出るもののミノーに反応しなくなりました。それどころか、メインラインとリーダーの結び目になっているFGノットに当たってきているようです。前日の夕方とは全く違っています。そこで水面直下を泳がすことができるシンペンを使ってみますが、飛距離を出すつもりで最初に投入したファットなタイプには全く反応しませんでした。そこでSMITH/TROUTIN' SURGERを投入。ずいぶん昔に買ったもので、現行モデルとは異なると思います。ボイルの向こう側にキャストし、ほとんど沈めずにスローリトリーブ。するとついにカツンッ!というバイト。

今回も魚が小さいですね…。
極楽とんぼさんはシンペンでも釣れていましたが、私はこの1尾で終わり。どうもレンジが合っていないようです。そこでボトムをメタルジグでじっくり誘ってナイスサイズのロウニンメッキを釣っていた810さんに倣って、私もメタルジグにローテーション。ボトム付近を丁寧に探っていると、ジグが飛距離の半分くらい戻ったあたりでコソリという繊細なバイトに合わせを入れるとヒットしました。こいつは最初はあまり引きませんでしたが。急に走り始めて緩めのドラグを鳴かせました。ボトムに向かって力強く突っ込みます。

上がって来たのはオニヒラメッキと思しき魚。手尺で測って24㎝くらい。良いファイトしてくれました。
続けてメタルジグをキャストし続けてみます。先ほどのオニヒラメッキ以来、なかなかバイトが出ませんでしたが、ボトムを切りすぎないように横向きにジャークを入れると、ガツンッ!と強烈なバイトが出ると同時に一気に沖に向かって走ろうとしました。先ほど締めこんでいたドラグが断続的に鳴かされます。

これまた手尺で測って24㎝ほどのロウニンアジ。このサイズのオニヒラ、ロウニンメッキは本当に強烈なファイトになります。これを味わってしまうと病みつきになるのです。
しかし大きな魚はなかなか釣れません。ついついボイルしている魚に目移りしてしまいます。そこでポッパーを投入。メッキゲームで使い勝手の良いTACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popperです。




判で押したように同じようなサイズが連発。16,7㎝の群れが表層のベイトを盛んに追い回しているのですね。

これはカスミアジでした。体全体が青みがさした色をして、胸鰭が奇麗な黄色。とても美しい。

しかしサーフェースルアーはスレるのも早い。30分くらい投げ倒していたらすっかり見切られてしまいました。そこで今度はフローティングミノーを投入。SMITH/F-SERECT51です。ところがリトリーブするとある程度潜ってしまします。そうすると全く食ってこないのです。そこでロッドを立て、水面をスライドさせるように引いてみるとやっとヒット。

やっぱり16,7㎝のギンガメアジでした。

この日はスタートが遅かったので、あっという間に夕刻を迎えます。

月も出ました。
フローティングミノーはかえってレンジが合わせにくいので、スピンテールジグを投入してみました。メッキに丁度良いスモールサイズで、なおかつシルエットが細長いもの。こいつを水面直下、もしくはバジング気味に表層を流します。すると連発しました。



薄暗くなるとセイゴも食ってくるようになりました。っで、よく考えてみたら今シーズンはほとんどセイゴを釣っていませんでした。メッキの数が多すぎて、セイゴが食ってこなかったのかも。


最後は35㎝くらいのセイゴでした。
17:30終了。

帰り道、富士山のシルエットが奇麗でした。
これで今年の釣りは終了となります。先述の通り、今シーズンはメッキの当たり年だったと思います。それほど大きなサイズは釣れませんでしたが、久しぶりに数釣りが堪能できるシーズンでした。
しかし急激に海水温が下がり始めていますね。大晦日から元旦にかけて強い寒波が押し寄せるそうですので、一層水温が低下するでしょう。昨年のように年越しメッキがいつまでも釣れ続くことはないと思います。しかし数は今のところ残っていますので、年明けに尺オーバー…なんて夢を持っていますが、どうなるでしょうか。
年明けの釣行予定はまだ立てていませんが、もしかしたらメッキにチャレンジするかもしれません。その後は毎シーズン通り、メバルゲームに移行することになると思います。
本当に今年はいろいろ大変な年になってしまいましたが、皆様良いお年をお迎えください。
【Tackle Data】
Rod :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel :Shimano/20TWINPOWER C2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-CONTACTⅡ63
SMITH/AKM48
SMITH/WAVY 50S
SMITH/F-SERECT51
SMITH/TROUTIN' SURGER
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
PALMS/BitArts Degree
DAIWA/T.D. Salt Pencils
Bassday/CRYSTAL POPPER 55S
Bassday/CRYSTAL POPPER 30S
TIEMCO/Red Pepper Micro
SKAGIT DESIGNS/Choco
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- 2020年12月30日
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