プロフィール
関根崇暁
福岡県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:178
- 昨日のアクセス:179
- 総アクセス数:1093339
QRコード
▼ 清流鱸考察 現場百回
刑事ドラマなどに良く出てくる言葉に「現場百回」というのがある。
今回は釣りにもそれは当て嵌まるという話。
此処最近、実は筑後川にて落ち鮎のタイミングを計っている。
もちろん鮎を釣る為ではなく、鮎を捕食するであろう鱸のタイミングを狙っているのである。
僕が慣れ親しんだ北関東の大河では10月上旬がそれにあたるのだが、筑後川ではどうだろう?
鮎釣りをすればわかるのだろうけど、しなくてもわかる方法がある。
それは聞き込み調査だ。
今朝は赤竿がカッコイイ、このベテランに話を伺うことにした。
もちろん名前も知らない、初対面のご老輩である。
そして、この瀬での鮎釣りウン十年という大先生である。
僕が挨拶をすると、愛想良く話してくれた。
「今年はダメたい、鮎のおらん、ハミ痕すらなかもん・・」
「昨年の大雨(北部九州豪雨)で流れの変わってしまったもんね・・」
「だいたい大堰の出来てから、魚の減ったったい。」
そうして、筑後大堰により海からの遡上魚を止められてしまう前の事、熱く語って頂いた、朝から晩まで転がしの仕掛けを引けば尺鮎が2~300匹も珍しくなかったという、そしてボラも鱸も沢山いたのだと。
当然、鱸の存在を知っていて、下流のポイントで51cmを釣ったという。
「もう、随分昔のことやけどね・・・」と、話を終えた。
毎日の様に見慣れた川でも、まだ話した事の無い人が沢山いる。
常に新鮮な気持ちで、川を見詰めて、色々な発見と出逢いを重ねて行きたい。
「現場百回」という捜査の基本があるように、釣りもまた「現場百回」というフィールドリサーチの基本があると思う。
年間で100回見たとしたら、概ね3日に1回は釣場を見ている事になる、すればベストシーズンを逃す事なんか無いはずであると、そう思う。
釣師は竿を持つと色々なものが見えなくなるもの。
時には、釣竿をカメラに持ち替えて、釣り場を歩くと良い。
それも釣りなのだから。
そうして、落ち鮎のシーズンはもう少し先、このコロガシ釣師さんが賑わう頃にピークを迎えるのだろう。
■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。
■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。
■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。
- 2013年9月20日
- コメント(13)
コメントを見る
関根崇暁 さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 37th 形のない答えを探して終…
- 1 日前
- pleasureさん
- 釣りのためのデータサイエンス…
- 3 日前
- BlueTrainさん
- ヤリエ:グリーブと万博
- 11 日前
- ichi-goさん
- 乗っ込み戦線異状アリ
- 15 日前
- rattleheadさん
- 私のシーバス(?)ロッドの偏…
- 25 日前
- ねこヒゲさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 某運河 ★ まずまずの展開
- デューク
-
- 鳴門 磯マル釣行❗ ん~ん納得
- グース
最新のコメント