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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

フライでオイカワをレクチャーする

2014年の釣りは此処から始まった。

昨年秋、オイカワをフライで釣ってみたい、キャスティングを覚えたいという、今時珍しい?感性を持っている、地元の大学生、Y君と知り合う事が出来た。

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キャスティングねぇ・・・・

僕で良ければ、何時でも!!

なんて言ってたらタイミングを逃し、先日ようやく実現した。彼のフライ歴は数ヶ月、でも何か研ぎ澄まされたセンスと釣りへの情熱を感じる。


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 ダブルホールなんてしなくて良いからとフォルスキャストの練習をひたすらに続ける。

フライラインが細くループを描き、直線的なるまで、必要最小限の動きで、掌の荷重異動、体軸を使い。

まずは、僕が手本を見せて、彼が真似をして、少しの事を大きく褒めてあげる。

「うわーラインが始めて、真っ直ぐに伸びました!」とY君。

「いいねっ!上手!!」

1時間くらいで実釣りできるレベルになったので、下の小川のライズへ。


まず、僕がフライを投げて、魚が反応する様子を見せる。


「ほら、あのあたりに投げてごらん」と言い残し、


僕は下流の瀬へ消える。


僕が、嘗て先輩アングラーに教わった教わり方。


釣りは自分で覚えるもの、誰かに教わるものじゃない。

興味、情熱のきっかけさえあれば、十分。


案の定、数分後。


「うはっ!釣れました!!」

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日本の淡水には、こんな楽しい釣りがあるんですね!と感激のY君。
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彼の人生初オイカワ。

僕は人生初のフライでオイカワのレクチャー。

この感動は、世代やキャリアを超えて共有できるもの、だから釣りは面白い。

Y君も少し慣れてきたので、川を変える事に。
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フライキャスティングも随分上達した、そのペースに素晴らしいセンスを感じる。小砂利の河原が広いからバックの取れる場所、彼にとっての限界に近いロングキャストで釣らせる為に選んだ場所。

少し負荷をかけるのも上達への道。

それでも「対岸付近の、あのライズを狙ってごらん」と伝えるだけ。

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あとは、カワムツを連発し。
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オイカワも連発し。

彼には、僕がリズム良く釣れる姿も見せたり、渋いライズが取れなくて悔しい姿を見せたり、時にはミスキャストをしてみたりと、色々な姿を見せる。

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婚姻色の消えた、冬のオイカワ、この地方ではシラハヤと呼ばれる。
2~3番程度のフライタックルに、7~8Xのティペット、18~24番程度のミッジフライ各種で良い。

オイカワのフライフィッシングは、誰でも始められて、手軽に釣れる魚であるが、奥は凄く深い。

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日が暮れて僕は一足お先に帰り支度をするが、Y君は、まだ残るという。

この日、この釣りのファンが一人増えた事を嬉しく思う。


これからの彼の釣りが楽しみである。




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