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▼ 電車釣行マニュアル その四
「沖堤上陸&渡船利用」
先日シリーズでログアップした、
「電車釣マニュアル」、
閲覧してくれる方が多いようで、
書いて良かったなぁと感激しております。
で、小出しに付随する内容も掲載していこうと思っていたところ、
「沖堤や渡船」の事も書こうと思っていたので、今回はそれを。
東京湾で渡船利用で上陸可能な沖堤は、
渡船登録を認めていない東京都以外の神奈川県内と千葉県に、
・川崎新堤(山本釣船店、長八)
・横浜沖堤10堤防(山本釣船店)
・野島防波堤6堤防(村本海事)
・富岡防波堤(めぐみ渡船)
・久里浜東電防波堤(丸清丸)
・五井防波堤2堤防(守山渡船)
・長浦防波堤3堤防(こなや丸)
・木更津防波堤4堤防(宮川丸、宝栄丸)
と結構あります。
しかもひとつの防波堤でも、
例えば川崎新堤のように、
深い場所で約20mから浅い場所で約5mと水深に幅のある堤防や、
長浦第二堤防のように、
先端は沖堤定番の釣り主体ながら、
根本やゴロタエリアではミノーやワーミングが成立するような堤防もあったり、
堤防の数以上に釣り場のバリエーションが豊富で、
干潟や磯などに比べるとエントリーしやすいので、
入門にも釣りの幅を拡げていくにもうってつけなのが、沖堤ではないでしょうか。
バッシーも、
約30年ほど前にクロダイヘチ釣りで沖堤に通っていた頃(ベイブリッジ完成前)から、
ここ10年ちょいはシーバス専門に沖堤通いをしてますが、
沖堤にみっちり通うようになって成長させてもらったと実感しています。
何よりもほとんどの渡船宿が、
「電車で行ける場所にある」
のが最大のメリット。
電車アングラーのバッシーが沖堤通いする最大の理由はこれにつきます。
(最寄り駅などは「その壱」参照)
また、
渡船そのものが「プチクルージング」ですし、
「人工島」のような沖堤は非日常的な場所なので、釣り以外にロケーションなどを味わうこともできます。
イルカや海ガメ、サメなどに遭遇することもありますしね。
さて、この「渡船システム」
初めての時は勝手が判らず、まごまごしてしまうと思いますし、
なんか「怖そう」に思ったりするかもしれません。
自分もそうでした。
基本的な流れは、
・受付で氏名などを受付票や台帳に記入
・渡船代金を支払う
・準備して、時間に間に合うように乗船する
渡船代金は「2500~4000円」
良く利用する山本釣船店が3000円。
同じ川崎新堤に渡してる長八は2500円。
野島は半日2500円、1日4000円。
千葉方面は3100~3500円。
注意したいのは、
・ライジャケ着用は船に乗るところから
・ルアーは船の中では装着しない
・出船5分前には準備完了させとく
・大量の荷物は持ち込まない
・お尻が濡れるよ
初めての人が陥りやすいところは、
「早目の準備」
「大量の荷物」
船宿で受付を済ませてからコンビニって人もいると思いますが、
船が出るギリギリに戻ってきて、
他の人をしばらく待たせてしまうことがあります。
特に今の時期、
ドリンクなどはしっかり持っていきたいのですが、
重いので付近で購入する事が多いと思いますが、
そうした準備やトイレは受付前に済ませておくことをお奨めします。
クーラーにバッカン、さらにリュックにロッドケース等を持ち込む人もいるのですが、
限られた船内スペースであまり場所を取るのも考えものですし、
何人かが大荷物だと船も傾きます。
堤防上陸時や帰るときなど、
荷物が多かったり大きかったりするのは結構危険。
堤防や海の状況によっては、船から飛び移るようなケースもあるからです。
船宿によっては乗船を拒否されたり、
荷物を減らすように指示されたりします。
理想はクーラーかバッカン1つ。
逆にここだけ気をつけておけば、
ルアーマンならタックル類の多くは身に付けているので、
スムーズな乗降が出来るでしょう。
ちなみに、
バッシーがタックル等を入れてくCOREMAN「スーパーライトトートバッグ」。
折り畳めるのですが、自分はこれを船宿に預けて行きます。
多少の荷物は船宿には預けておけるので、それも利用するとロッドとタモだけ持って乗船ってことも可能です。
野島のようにウェーダーが必要な時の靴や着替えとかも預けておけるので覚えておきましょう。
電車の場合、これは案外重要です。
「身に付けてる」ついでに言うと、
船の中ではタモは背中に背負わないようにしましょう。
邪魔になるほか、
船の突起などに引っ掛かって破損や事故につながることもありますからね。
さて上陸しました。
釣り開始です。
荷物は船着き場からあまり離れていないところに置くのがベスト。
帰るときにラクなのはもちろん、
他の人もそこに居を構えることが多く、
小休憩などでいろいろ人と話したり知り合える「コミュニケーションの場」。
こうした場所でいろいろ話をするのが、
上達などにつながっていきますよ。
ここからは釣りでの注意。
・走らないこと
・岸ジギやテクトロは他の釣りの人に配慮
・際狙いの釣り人近くに影を落とさない
・足音に気を使う
・ライジャケを脱がない
・一声かける
走っちゃダメです。
灯台などの場所取りをするためにダッシュする人を見かけますが、
危ないからってのもありますが、
これはマナー違反。
また、震動を嫌う釣りをしてる人もいます。
走らないのはもちろんですが、
歩くときもドスドス歩かないようにしましょう。
岸ジギ、テクトロはいずれも際を狙う釣りになりますが、
際専門の釣りをしてるヘチの人もおり、
しかも沖堤は彼らが開拓したもの。
少なくともそうした釣り人がいる場所の30m以内では際狙いはやめましょう。
実際ヘチの人から面識のあるバッシーなどには「何とかしてよ」ってクレームが届くことがあります。
足音と同様に「自分の影」も気を付けましょう。
岸ジギやテクトロしてる人でも、
自分の影にジグ落としてたり。自分の影が通ったところをテクトロしてたりするのを見かけることがありますが、
アプローチが雑だと正直釣れません。
多くの堤防では「ヘチ優先」。
なので船宿でテクトロや岸ジギを禁止してるところも多くあります。
互いに尊重するって意味で、テクトロや岸ジギはもちろん、影や足音にも気を使いましょう。
(川崎新堤5~6番以外の場所や他の堤防はほぼ岸ジギ禁止が暗黙ルール)
堤防では狭いところ等、
人とすれ違う場面があります。
「後ろ通ります」
「ありがとうございました」
この二声だけはちゃんと言うようにしときましょう。
黙って後ろを通られると、
海側の人がぶつかって海に落ちるかもしれませんし、
ふいにアワセたりしたときにひじ打ち喰らわせることになりますし、
何より「感じが悪い」。
自分の場合は、
進行方向にいる人が回収し終わるまで基本、少し離れて待ちます(例外あり)。
そこで「後ろ通ります!」って声をかけながら少し早歩きして近づき、
相手が気づいて避けてくれたところで、
「ありがとうございます!」
って言いながら後ろを通過してます。
場合によっては、
「どうですか?」って釣果を聞いてみたり(ヘチの人とかでも)。
恐らく何度かすれ違うことになるので、
毎回感じ悪いよりは、
都度コミュニケーションをはかっておく方が、
何かと釣りがしやすいですからね。
ライジャケのことは当たり前なので触れません。
これらの事項だけ注意しといてもらえれば、あとは釣るだけです。
もう1つだけ挙げとくと、
「適度に休む」
沖堤って、結構疲れます。
暑くても寒くても、何故か疲れます(笑)
水分補給や軽食などの他、
場合によっては思いきって昼寝!ってのも大事なときもあります。
投げてないとチャンスはないのですが、
逆に集中力散漫な状態で釣りを続けるのは、
危ないときもありますし、
「魂のこもらないキャストじゃ釣れない」(笑)
と思ってるので、息抜きも大事な釣りのルーティンです。
無理せず、楽しく、ね。
あ、それから沖堤がハードル高いと思う理由の1つに、
「トイレ(特に大、女性)」
があると思います。
事前にちゃんと済ませとくとか、
バッシーの場合は生活サイクルを整えて前夜までに催すようなカラダにして対処するのが望ましいですが、
「近い人」や女性の場合はそれでも不安でしょう。
・簡易トイレ持参
・船が来たときに使う
・「腹を決める」
船が来たときは、
必ずしも毎時来ると限りませんし、
何時間も来ないこともあるのであてにはできませんが、
船のトイレを利用することができます。
簡易トイレの場合、
簡易テントも持参しておくと一応個室状態は作れます。
(終了後、換気は忘れずに)
「腹を決める」は最悪の場合です。
そんな時のために、ティッシュ持参。
ティッシュの上にして、海に流します。
ティッシュなどゴミなので海に棄てるのは好ましくないですが、
堤防ダイレクトで残されても困りますし、
海に流してプカプカ浮いてるのも困ります(笑)
(健康なウ○チなら沈み、不健康なら浮きます)
一応船宿で聞いた方法がティッシュ利用です。
まぁそうならないように、生活リズムで「沖堤向きのカラダ」にしとくのが最善ですが。
そうそう、
意外と悩む人が多そうなのが、
「必要なシャフトの長さ」
長いのが必要な堤防は、
6m以上
・川崎新堤6番外側(干潮時)
・野島防波堤(波があって潮が高い時)
・長浦第二防波堤(干潮時)
・木更津防波堤(干潮時)
野島の場合は、
前に出れない分、長い方がやりやすい。
それ以外は、
5mあれば大抵のところは大丈夫ですし、
しゃがんでランディングするなら、野島以外は春の大潮干潮以外は何とかできます。
なので、
お手持ちのシャフトで大抵足りますよ。
(自分は立ってランディングするのと、四日市遠征対策で長目)
最後に1つ、「ライジャケ」
ほとんどの人は持ってると思いますが、
そうでない人もいます。
乗船から船宿に帰るまで、着用が義務づけられています。
船宿でオレンジの救命胴衣は借りれます。
最近法律が変わったのですが、
船で釣りをするのでなければ、
桜マークの無いものでも沖堤でしたら大丈夫です。
確実に浮くことが前提ではありますが、
安価なもので構わないので、
持っておくことをお薦めします。
むしろ、
オカッパリだから不要ってことでもないので、普段から着用する習慣にすると良いかもしれません。
あんま「電車」関係なかったなぁ(笑)
関係あることを書くと、
釣りから揚がったら船宿では、
手も顔も洗えるし、着替えもできるので、
帰りにご飯食べに行くとか寄り道も予定しやすい。
帰宅後のメンテナンスが面倒な人は、
ここでリールやルアーとか洗っとくこともできますし。
自分の場合、
時によっては船宿にタックル預けて、
山本釣船店から磯子のキャスティングに寄ったり、
隣の中華で昼飯食べたり、
そんな利用方法もしてます。
最初だけはハードルが高そうな印象がありますが、
一度行ってみるととても便利なシステムだと判るはずです。
ぜひ利用してみてくださいね。
- 2018年8月15日
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