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▼ 【大橋川シーバス】 変わるもの、変わらないもの
ジャクソン アスリートミノー S9。
これ程愛されたシーバスミノーはあっただろうか。
また、円熟期のシーバス市場において、果たしてどれだけの人がこのミノーを投げ込んだ事があるのだろうか?
モダンミノーの先駆けとして産まれたアスリートミノー。
飛距離攻勢の真っ只中において、色褪せた、しかし変わらなく魚を寄せてくれる、そんなシチュエーションに出逢った夜。
一時期、固定重心というステータスがもてはやされた時期があった。
動き出しの早さとか、アクション時の音のしなさとか。
そういった部分が本当に魚の見切りを軽減してくれるのかは定かではないが、確かに明暗部において着水後すぐアクションしてくれるという要素は実は「ルアーが活きている」時間を一秒でも長くしてくれる要素なのかなと思っている。
まあ、このルアーも固定重心なのだが(笑)

ベイスラッグ 80S。
大橋川を打つ前に、水路で。
徐々に水温が下がりつつあるので、ダートとダートの間を長く開けてやる事を意識した。
後発品は沈みが早く、間を持たせる間に随分と沈んでくれるため、なかなかバイトに結び付かない。
この点ベイスラッグは沈みが遅く、時間を稼いでくれる。
冬場にシーバスが早いルアーを追いたくない時などに武器になりそうな感じ。
アスリート 9Sも、当時でこそ「シンキング」と呼ばれてはいるが、今の感覚からするとスローシンキングに該当するルアーではなかろうか?
事実、真冬の大海崎でジャークとジャークの間を長く取る戦法でワームに打ち勝ったこともあり、今年の冬は久しぶりにアスリートを投げてみようかなと思った。
そして、大橋川に出掛けたのだが全く流れが走っておらず、しかも上げ潮になっており難しい展開。
それでも魚数が多ければ不利なポイントにも魚が溢れて着く事もあるが、ことの他魚が少なかったようでかすりもしない状況だった。
諦めずにネチネチ釣っていると、次第に潮が止まり、流れが逆を向き始めた。
水面にはイナが小規模な群れを為しており、時たま追われる素振りを見せてはいたが、シンペンにもジャーキングにも反応しないので、ワームでボトムを絡めて橋脚を舐めるように引いてくる。
ルアーはR32グラマラス。
特にルアーのチョイスに意味はない。
あまりに長い間放置されていたので色が真っ黒になったジグヘッドを救済するための措置(笑)
何度かのバイトの後に、しっかりとくわえてくれた。

アオコのせいか、水温が急に下がったせいか。
魚が弱って抵抗しなくなるタイミングが早くなった気がする。
そして、この魚。
下の写真の上唇のチョイ左。
折れたフックが刺さっていた。
おそらく釣られた後に針を外す際折れたものと思われる。
そんなに朽ち果てたようには見えなかったので、案外再捕獲って日常的に起こっているのかも?と思わせる。

数年ほったらかしたワーム。
この1本で グチャグチャになる。
責務は果たした(笑)
ワームが破損したのでハードルアーにチェンジ。
しかし、スイッチヒッターとかロデムとかを投げてみるのだが、反応が得られなかった。
そこで、たまたま目に止まったアスリートミノー S9をスナップにセットした。
姿勢が暴れないように気を付けながらキャスト。
が、思った以上に手前に落ちる(笑)
想定はしていたが、この飛距離は如何ともしがたい(笑)
だが、ここからがアスリートの真骨頂。
ルアーがアクションするかしないかの速度でリトリーブしていると、グッと押さえ込むようなバイトが出た。
なんか、昔を思い出す(笑)

上がってきたのはレギュラーサイズのシーバス。
アスリートはゆっくりと巻いているとかなりキレイなローリングをする。
また、着水後すぐに泳ぎ出すので、ワンジャーク入れて重心移動を戻すといった動きが不要。
流れの早いときなどに一秒でも長く魚のバイトゾーンを引いてこられるという利点がある。
余談だが、重心移動でそれを可能にしたサイレントアサシンってすごいよね。
なおも潮が緩く下げ続けていた。
オープンウォーターのブレイクに差し掛かったところでまた押さえ込むようなバイトだった。

今度の魚はちょっと太め。
アスリートはその実釣性能の高さから多くの人に支持されたのだが、泣き所の飛距離という問題があった。
そこで、DASHチューンという派生モデルが出たことがあった。
確かに飛距離は安定して出るようにはなったのだが、オリジナルにあった軽快なアクションがなりをひそめたせいか、即廃盤。
結果付いたキャッチコピーが「私が変わると多くのアングラーに叱られる」(だったっけ?)。
実際叱られたのかな(笑)
どのぐらいギリギリのセッティングまで攻めてあるかというと、純正ST-46の6番を8番に変えるだけでフローティングミノーに変貌してしまうぐらい。
なので、ジャークとジャークの間を長く取れる。
この魚はジャークの間を一秒空けて食わせた魚。

何の拍子にアスリートが入っていたのかは知らないが、久々に出てきて良い仕事をしてくれた。
こんなに塗装が無くなるまで投げ込んだ昔を思い出していると、いつの間にか流れが止まり上げ潮に戻っていた。

今更良いですよ!とか見つけたら即買いですよ!とは言わないが、当時投げ込んだ人はたまには顔を見てやっても良いのでは無いかと思う。
アスリート S9、僕にダートを教えてくれたルアー。
これ程愛されたシーバスミノーはあっただろうか。
また、円熟期のシーバス市場において、果たしてどれだけの人がこのミノーを投げ込んだ事があるのだろうか?
モダンミノーの先駆けとして産まれたアスリートミノー。
飛距離攻勢の真っ只中において、色褪せた、しかし変わらなく魚を寄せてくれる、そんなシチュエーションに出逢った夜。
一時期、固定重心というステータスがもてはやされた時期があった。
動き出しの早さとか、アクション時の音のしなさとか。
そういった部分が本当に魚の見切りを軽減してくれるのかは定かではないが、確かに明暗部において着水後すぐアクションしてくれるという要素は実は「ルアーが活きている」時間を一秒でも長くしてくれる要素なのかなと思っている。
まあ、このルアーも固定重心なのだが(笑)

ベイスラッグ 80S。
大橋川を打つ前に、水路で。
徐々に水温が下がりつつあるので、ダートとダートの間を長く開けてやる事を意識した。
後発品は沈みが早く、間を持たせる間に随分と沈んでくれるため、なかなかバイトに結び付かない。
この点ベイスラッグは沈みが遅く、時間を稼いでくれる。
冬場にシーバスが早いルアーを追いたくない時などに武器になりそうな感じ。
アスリート 9Sも、当時でこそ「シンキング」と呼ばれてはいるが、今の感覚からするとスローシンキングに該当するルアーではなかろうか?
事実、真冬の大海崎でジャークとジャークの間を長く取る戦法でワームに打ち勝ったこともあり、今年の冬は久しぶりにアスリートを投げてみようかなと思った。
そして、大橋川に出掛けたのだが全く流れが走っておらず、しかも上げ潮になっており難しい展開。
それでも魚数が多ければ不利なポイントにも魚が溢れて着く事もあるが、ことの他魚が少なかったようでかすりもしない状況だった。
諦めずにネチネチ釣っていると、次第に潮が止まり、流れが逆を向き始めた。
水面にはイナが小規模な群れを為しており、時たま追われる素振りを見せてはいたが、シンペンにもジャーキングにも反応しないので、ワームでボトムを絡めて橋脚を舐めるように引いてくる。
ルアーはR32グラマラス。
特にルアーのチョイスに意味はない。
あまりに長い間放置されていたので色が真っ黒になったジグヘッドを救済するための措置(笑)
何度かのバイトの後に、しっかりとくわえてくれた。

アオコのせいか、水温が急に下がったせいか。
魚が弱って抵抗しなくなるタイミングが早くなった気がする。
そして、この魚。
下の写真の上唇のチョイ左。
折れたフックが刺さっていた。
おそらく釣られた後に針を外す際折れたものと思われる。
そんなに朽ち果てたようには見えなかったので、案外再捕獲って日常的に起こっているのかも?と思わせる。

数年ほったらかしたワーム。
この1本で グチャグチャになる。
責務は果たした(笑)
ワームが破損したのでハードルアーにチェンジ。
しかし、スイッチヒッターとかロデムとかを投げてみるのだが、反応が得られなかった。
そこで、たまたま目に止まったアスリートミノー S9をスナップにセットした。
姿勢が暴れないように気を付けながらキャスト。
が、思った以上に手前に落ちる(笑)
想定はしていたが、この飛距離は如何ともしがたい(笑)
だが、ここからがアスリートの真骨頂。
ルアーがアクションするかしないかの速度でリトリーブしていると、グッと押さえ込むようなバイトが出た。
なんか、昔を思い出す(笑)

上がってきたのはレギュラーサイズのシーバス。
アスリートはゆっくりと巻いているとかなりキレイなローリングをする。
また、着水後すぐに泳ぎ出すので、ワンジャーク入れて重心移動を戻すといった動きが不要。
流れの早いときなどに一秒でも長く魚のバイトゾーンを引いてこられるという利点がある。
余談だが、重心移動でそれを可能にしたサイレントアサシンってすごいよね。
なおも潮が緩く下げ続けていた。
オープンウォーターのブレイクに差し掛かったところでまた押さえ込むようなバイトだった。

今度の魚はちょっと太め。
アスリートはその実釣性能の高さから多くの人に支持されたのだが、泣き所の飛距離という問題があった。
そこで、DASHチューンという派生モデルが出たことがあった。
確かに飛距離は安定して出るようにはなったのだが、オリジナルにあった軽快なアクションがなりをひそめたせいか、即廃盤。
結果付いたキャッチコピーが「私が変わると多くのアングラーに叱られる」(だったっけ?)。
実際叱られたのかな(笑)
どのぐらいギリギリのセッティングまで攻めてあるかというと、純正ST-46の6番を8番に変えるだけでフローティングミノーに変貌してしまうぐらい。
なので、ジャークとジャークの間を長く取れる。
この魚はジャークの間を一秒空けて食わせた魚。

何の拍子にアスリートが入っていたのかは知らないが、久々に出てきて良い仕事をしてくれた。
こんなに塗装が無くなるまで投げ込んだ昔を思い出していると、いつの間にか流れが止まり上げ潮に戻っていた。

今更良いですよ!とか見つけたら即買いですよ!とは言わないが、当時投げ込んだ人はたまには顔を見てやっても良いのでは無いかと思う。
アスリート S9、僕にダートを教えてくれたルアー。
- 2021年11月26日
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