【花釣風月】【大橋川シーバス】ショアラインシャイナー Z バーティス R125F

デイゲームをひとしきり打った日。
家で仮眠を取っていたが、気がついたら外は暗くなっていた。
夕マヅメの回遊を狙おうと思っていたが完全に出遅れた形。

何となく、もうこのまま酒飲んじまってもいいかな…などという誘惑もあったのだが、せっかく時間が有るのだから…という事で重たい身体を引きずって釣り場へと向かった。

この日向かったのはいつもの中海ではなく、大橋川。
春を感じに(笑)

それとなく大橋川が始まってるのだろうなとは思っていたが、バチやオダエビ(アミのような…)などのエサが居るわけではなかった。
まあ、あれらのベイトが湧き出すのは桜が咲く頃。
時期としては少しだけ早いんだよな…。

買ってはいたがブレードばっかり使ってて入り込む余地の無いショアラインシャイナー Z バーティス R125F
がようやく陽の目を見ることに(笑)

キャストしてみて、誤解を恐れず印象を言わせてもらうと「僕のタックルバランスでは飛ばない」。
というのも、僕の多用するロッドはライトアクション寄りのロッド。
対してこの度20gを超えてきたバーティスR。
ロッドがルアーを加速させ切れないのだ。
加えてPE0.6号。
タックルバランスのせいでルアーの飛行姿勢が安定しづらい。
という事で、タックルバランス的に飛ばしきれないと言うのが僕の印象。
タックルを選ぶ、というよりは僕のタックルが少し今のレギュラーラインから外れてると言った方が良いかも知れないが…。

ちなみに、MLクラスのロッドで、PEの1号を張ってキャストしてみると、ああ、なるほどねの飛距離。
飛びます。

あと、このルアーに期待していたのはこの度重心移動に採用されたマグネットによるウエイト保持機構。
従来品だと超デッドスローで巻いてくるとウエイトが勝手に戻って水面を滑っていることが良くあった。
しかし、今回発売されたバーティスRについてはそのような現象は見られなかった。
デッドスロー派としてはウェルカムな改善。

あと、驚いたのは従来品と比較して低速でもきびきびとレスポンス良い、切れのある動きをしていたということ。
従来品よりもルアーのボリュームが上がっているにも関わらずである。
良いか悪いかは別だが、外洋やスレて無い個体、青物なども含めて集魚性を意識されている気がする。(従来品の方はオールラウンドに嫌われなさそうな水押しをしているという点ではまだボックスの中で共存しそう)

バーティスRをクロスに打ち込んで、ハンドル一回転3秒で丁寧に巻いてくると、ダウンに差し掛かった時にバイトが出た。
この速度でもちゃんと機能しながらも早巻きにも対応していると言う点はさすが。

思ったより引くので、杭の方に行かないように手綱を取りつつランディング。

ナイスサイズの70センチ前後。

そしてこの一本を捕ったので潔く撤収。
家で翌日の準備をしながらビール。

欲張らないってステキですね。

追伸
翌日はババ荒れ過ぎて魚が居ませんでした(笑)

濁りすぎ(笑)

タックルデータ
ロッド : モアザンエキスパート AGS87LML アーバンサイドカスタム(グローブライド)
リール : モアザンLBD 2510-SH(グローブライド)
ライン : シーバスPE パワーゲーム 0.6号(東レ・モノフィラメント)
リーダー : パワーゲームルアーリーダーフロロ 16lb(東レ・モノフィラメント)
ルアー : ショアラインシャイナーZ バーティスR125F(グローブライド)