松尾道洋です。先日、太郎さんの日記にもUPがありましたが、6日は平磯での試投会でした。好天→日焼け→皮剥け。順調に夏に近づいている様です。

試投会ですからRODが振れるのは当然ですが、この日はROD以外のあるアイテムにも注目が集まっていました。

これです。コレ！

発売時期はまだ未定ですが、新しいデザインのAPIAパーカーとトレーナーの2種。アメカジっぽくて、少しタイトな作りになってます。色落ちを楽しめる様な雰囲気がとても良いです。
 

試投会後、自身としては初めて店頭での展示受注会に参加しました。業種は違いますが、展示受注会や試乗会（スキー・スノーボード）などはいくらか経験している中で、随分と違いがあるもんだなぁと感じました。

ウィンタースポーツなどの、所謂「季節限定」のレジャーというのはシーズンの始まりと終わりが明確に存在する中で、お客さんが新製品に抱く興味というものが非常に大きい。毎年、秋物の洋服を選ぶように、板などのハードなものも、こちらが驚くような勢いで売れて行きます。購買意欲のスパンが短く、1年で買い替えと決めているユーザーが釣り業界よりも圧倒的に多い。小売りもメーカーもそれを意識した販売・物作りを行っています。

ある意味で季節の無い釣りというレジャーは、通年売れる様に見えて実は随分とシンドイ業種なんだなと思います。オフが無いから毎月毎週の様に新しい製品が市場に出て、新製品情報が溢れかえっています。新鮮味もアイデアも枯渇気味の業界といった感じが否めません。ですから、生まれたアイデアや製品はより大事にするべき考えが本来ならば必要なのでは無いかと思いますが、バランスを取り間違えれば置いて行かれるのが現実でもあります。

試投会と受注会、オフィス会議が終わってからのここ数日、こんな事を考えながら新しいルアーのモックアップを行っています。余計な雑念が上乗せされて、良い物が出来たら良いのですが（笑）

◇info

APIA mini試投会＠仙台のお知らせ