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▼ 男たちのヤマト
- ジャンル:釣行記
- (渓流)

この構図に見覚えのある人もいるかもしれない。
源流域に忽然と姿を現したスタミナン7。
(長野県製薬の回し者ではありませんが、渓流釣りをする際は遊漁証が必要です)
山猿さんだ。
http://fuji007.naturum.ne.jp/


(山猿さんが以前釣った40アッパーのタナビラ)
インターネットを通じてのコメントのやり取りは、内容によっては、ときに誤解を招くこともあるため積極的にはやらないようにしている。
ただ、山猿さんの並ならぬヤマトイワナ愛、そしてタナビラ愛は私の心に大きく響いた。
かねてから無作為な放流による在来種の枯渇問題を危惧していた私は、同じ考えを持つ人がいることを知り、素直に嬉しかったのだ。
最近ではそういう考えの人が決して少数派ではないということが分かってきたが、当時はそんなことをブログで書いてる人は少なかったように思う。
山猿さんは源流だけでなく、湖や本流、はてはヤマトイワナの飼育まで幅広くやっている。
まさに木曽谷の重鎮。
そんな憧れの釣り人とのコラボ釣行が実現した。

釣れる魚は、ヤマトイワナとタナビラ(木曽ではアマゴのことをタナビラと呼ぶ)それにニッコウイワナが少し混じるとのこと。
鬱蒼とした沢での釣りは久しぶりだ。
サツキマスを求めて1ヶ月以上、本流でロングロッドを振り回していたせいか、細流でのキャストが定まらない。
山猿さんが気を遣って先行させてくれるのだが、良いポイントをミスキャストで潰してしまったり、不用意に遡行したせいでイワナを走らせてしまったり、私は徐々に精神的プレッシャー
に追い詰められていった 笑
ライントラブルが起きると、ここぞとばかりに「先行してください」と何度も申し出てしまった。
山猿さんは自身をキャストが下手と謙遜していたが、さすがに慣れている。
シャローはアヴァロン、水深があるところはジェミー、さらに深いところはディープ系(Dダイレクト?)を使い分けていた。
釣り場で稀にリールのハンドルをなくすそうだが、ハンドルがなくてもスプール手巻きでトラウトは釣れるという。
スプールを手巻きすると必然的にスローリトリーブになり、結果的にルアーをボトムトレース出来る=釣れる、という脅威のスプール手巻きメソッドを解説してくれた。
やはり並の釣り人ではなかった。
また、「釣りたい」という邪念を消すことが重要だとも。これには私も大いに納得した。

遡行していくうちに少しずつ流れに勾配がつくようになってきた。
それと同時に水深のあるポイントも増えてきて魚影も濃くなってくる。
私もようやく一尾を釣り、プレッシャーから開放される。
久しぶりのヤマトイワナ。
ヤマトイワナも水系によって外観が全然違う。
これはヤマトに限ったことではなく、アマゴなども同じで、これらの渓魚は地域変異性の強い魚だと感じる。
私は釣り人であって、生物学者ではないが、この感覚は山奥で釣りをした者なら分かると思う。
その地域にもともと住んでいる魚。
それを大切にしていきたい。
木曽谷には御岳がある。
御岳の噴火は過去に何度も起きており、その度にヤマトやタナビラは生息域を奪われた。
しかし、長い年月をかけて自然は再生し、現在に至るまでその生命を紡いできた。
人間さえ余計なことをしなければ、自然は永遠に生き続ける。
山猿さんはそんなふうに語ってくれた。
久しぶりの沢での釣りに満足しきっていた私だがこの日はそれで終わらなかった。
更なるサプライズが・・・
それは泣き尺のヤマトイワナだった。
出来過ぎ。
なんもいえね~ 笑
- 2018年6月17日
- コメント(2)
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