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ちゃり林
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▼ 職人魂
- ジャンル:日記/一般
- (道具)
ソル友に、“お寿司屋さん”という、
ちょっと憧れちゃうお一人がおりまして、
コトある毎の、コメントがさすがなるほどなコトが多く、とてもリスペクトしておりました。
ある時、
お父さんが体力的に限界となり、
お店を畳むと、
そんな話を聞いてしばらく
そう、半年くらい経った後かな?
お父さんが、亡くなられたとお聞きした。
その話の中で、
お父さんの残した柳刃包丁を使ってくれないか?
と言う話を頂いた。
ありがたい
そんなふうに自分を認めて貰えたコトは本当に嬉しい。
でも、
魚料理が好きだと言うダケで、
自分はタダの素人
魚を扱う者として、
包丁は職人の魂とも言える大切な物
その事の重さに、しばし躊躇した。
しばらく悩んだ末、
そこの紆余曲折は省略するが、
その申し出をありがたく頂くことにした
仕事明け、
横浜のとある駅まで取りに行った。
そして、手渡された二本の魂は、職人の時間がたっぷりと注ぎ込まれていた

“柳刃包丁”

それは魚を最後に仕上げる道具
魚を扱う者であれば、
それぞれがそれぞれに、それなりのこだわりがあるはず。
自分も例に漏れず、
現在21cm、25cmの二本の杉本を相手魚の状態に応じて使い分けている。
コレらのいわれについては、今回はイイでしょう(省略)、、たまいつか、、
ただ、なんとか使いこなそうと頑張ってるところです。
そこに加わった今回の二本
しかも、紛れも無い、本物の職人の道具
ココは親指を当てる場所だろうか?

こういうトコロから、傷の一つ一つまで、何とも言えないオーラを発している。
佇まいだけで絵に成る。
実は、しばらく迷った挙句、
ガラスの扉の向こう飾っておりました。
かっちょええし♪
でも、
道具であるからこそ、使ってナンボ!
魂を託された僕は飾っているだけでは申し訳無い気がする。
駄菓子菓子、
25cmの柳刃は既に手元にあり、そのまま使うとなると、
さすがにそこは被る。
頂いた物は、僕の物より使い込んであり、刃が薄く、昆布締めや、白身の削ぎ切りには良さそうである。
しかし、2本は多い。
と、同時に、
実は現在、短いモノが無く、
14-5cmの小回りの効く細工包丁が欲しいと思い、探していた。
なんて事情もあり、
実は結構悩んだのだが、
同じ長さの包丁が3本も有っても、素人には中々使いこなすことが出来ないコトもあり、、、
職人の魂に対して無礼な気もするが、
ディスプレイスタンドの上で曇らせるよりも、
僕の求める形で使い込んでみようか、
思い切って状態の悪い方を一本、リメイクして、
欲しかった一本を作って見る事にしました。
この魂の歴史の第二章目は、
某素人のキッチンで、小物捌きや、細工モノに活躍してもらいましょう。
プロフェッショナルの道具
青紙の鍛造
素材を活かした良いモノが出来るかな?
そーいえば、
刃物弄りも素人である(≧∇≦)
先ず、

バイスに挟む。

中子が見えちゃってますが、かなり腐食してますね
当然引き抜くなんて無理ですから、
細かく切って壊すしか無いです。

予想以上に中子がヤられていて、
このまま差し込むにはちょっと頼りない感じです。
先ずは、
グリップを造りましょう。
あ、和包丁ですから、「柄」と云わないとダメですね♪
さて、
いきなり材に悩む(。-_-。)
針葉樹の方が柔らかくて手に馴染むかな?
檜の柾目を使うか?
いや、
柔か杉るだろうか!?
杉も
かと言って、
柏や楢では硬すぎて馴染みが悪い。
そもそも加工性が悪い。
3年乾燥の薪棚を、眺めながらしばし悩む。
で、

手頃なヤツ発見、
庭で切った椿の木だ。
白木で肌が美しい

理由はないが、
線は引かず、フリーハンドでエイヤー的に形を出していく。

ナタで荒っぽく形を決めて、
小刀で丁寧に削って行く。

細かいトコロはカッターが良い。
柄の先端の水牛の角は再利用する。
そこ合わせて加工する。

ほーれ、いい感じ♪

ピッタリに出来た。
だんだん作業がノッて来たトコロですが、
只今深夜!

残念ながらこの先の作業は、電動工具の登場で、音がハンパねえので一時中断( ´ ▽ ` )ノ
ココに穴開けて差し込むぜぇー!

さて、
日曜日
続き行きましょう!
すげえ悩んだけど、
ココは思い切って一気に加工します。

職人の魂にグラインダー当てるのには抵抗があった。
でも、自分なりに使いこなすのもありと考えて、一本は好きにさせてもらうことにした。
刃に熱が入って、ナマシが入らない様に、大型のバイスをヒートシンクにすると共に、大事な刃の部分に濡れ雑巾を掛けて削ります。

10cmくらい刃を落とします。

古い中子を落として、
みねの部分に新しい中子を造ります。

中子の先を焼いて、一気に打ち込みます。
ココは躊躇してはいけません。
焼きを入れることで、中子よりも少し浅く開けた下穴にジューっと刺さります。
で、焼きなまされた部分は早くサビが来ます。
柄の中で中子が錆びることでグリップをより確実にする、、、
以上は、手元の包丁を観察して、柄のわずかなコゲや、今回の柄の中でのサビっぷりから想像して、妄想してやって見ました。
ので、
正確にはどーやんのか知りませ〜ん!
で、

ジャジャーンとなっ!
先端の欠けもキレイに修正して徹底的に研ぎました♪

で、
水でよく洗うと共に、柄に水を一度含ませると、
乾燥した木が膨張して中子や、水牛の角にガッチリ噛む様になりました。
ぐへへ、
シャキーン♪

あー、
テンション上がる♪
この感じ!
このサイズ!
欲しかった一本にドンピシャ!
キスのしゃぶしゃぶするならコレでしょう♪
ハゼの刺身って美味いんだぜェ〜♪♪
あ、
すいません、
取り乱しました。
そんな訳で、
受け継いだ逸品
しっかり使わせていただきますm(_ _)m
iPhoneからの投稿
ちょっと憧れちゃうお一人がおりまして、
コトある毎の、コメントがさすがなるほどなコトが多く、とてもリスペクトしておりました。
ある時、
お父さんが体力的に限界となり、
お店を畳むと、
そんな話を聞いてしばらく
そう、半年くらい経った後かな?
お父さんが、亡くなられたとお聞きした。
その話の中で、
お父さんの残した柳刃包丁を使ってくれないか?
と言う話を頂いた。
ありがたい
そんなふうに自分を認めて貰えたコトは本当に嬉しい。
でも、
魚料理が好きだと言うダケで、
自分はタダの素人
魚を扱う者として、
包丁は職人の魂とも言える大切な物
その事の重さに、しばし躊躇した。
しばらく悩んだ末、
そこの紆余曲折は省略するが、
その申し出をありがたく頂くことにした
仕事明け、
横浜のとある駅まで取りに行った。
そして、手渡された二本の魂は、職人の時間がたっぷりと注ぎ込まれていた

“柳刃包丁”

それは魚を最後に仕上げる道具
魚を扱う者であれば、
それぞれがそれぞれに、それなりのこだわりがあるはず。
自分も例に漏れず、
現在21cm、25cmの二本の杉本を相手魚の状態に応じて使い分けている。
コレらのいわれについては、今回はイイでしょう(省略)、、たまいつか、、
ただ、なんとか使いこなそうと頑張ってるところです。
そこに加わった今回の二本
しかも、紛れも無い、本物の職人の道具
ココは親指を当てる場所だろうか?

こういうトコロから、傷の一つ一つまで、何とも言えないオーラを発している。
佇まいだけで絵に成る。
実は、しばらく迷った挙句、
ガラスの扉の向こう飾っておりました。
かっちょええし♪
でも、
道具であるからこそ、使ってナンボ!
魂を託された僕は飾っているだけでは申し訳無い気がする。
駄菓子菓子、
25cmの柳刃は既に手元にあり、そのまま使うとなると、
さすがにそこは被る。
頂いた物は、僕の物より使い込んであり、刃が薄く、昆布締めや、白身の削ぎ切りには良さそうである。
しかし、2本は多い。
と、同時に、
実は現在、短いモノが無く、
14-5cmの小回りの効く細工包丁が欲しいと思い、探していた。
なんて事情もあり、
実は結構悩んだのだが、
同じ長さの包丁が3本も有っても、素人には中々使いこなすことが出来ないコトもあり、、、
職人の魂に対して無礼な気もするが、
ディスプレイスタンドの上で曇らせるよりも、
僕の求める形で使い込んでみようか、
思い切って状態の悪い方を一本、リメイクして、
欲しかった一本を作って見る事にしました。
この魂の歴史の第二章目は、
某素人のキッチンで、小物捌きや、細工モノに活躍してもらいましょう。
プロフェッショナルの道具
青紙の鍛造
素材を活かした良いモノが出来るかな?
そーいえば、
刃物弄りも素人である(≧∇≦)
先ず、

バイスに挟む。

中子が見えちゃってますが、かなり腐食してますね
当然引き抜くなんて無理ですから、
細かく切って壊すしか無いです。

予想以上に中子がヤられていて、
このまま差し込むにはちょっと頼りない感じです。
先ずは、
グリップを造りましょう。
あ、和包丁ですから、「柄」と云わないとダメですね♪
さて、
いきなり材に悩む(。-_-。)
針葉樹の方が柔らかくて手に馴染むかな?
檜の柾目を使うか?
いや、
柔か杉るだろうか!?
杉も
かと言って、
柏や楢では硬すぎて馴染みが悪い。
そもそも加工性が悪い。
3年乾燥の薪棚を、眺めながらしばし悩む。
で、

手頃なヤツ発見、
庭で切った椿の木だ。
白木で肌が美しい

理由はないが、
線は引かず、フリーハンドでエイヤー的に形を出していく。

ナタで荒っぽく形を決めて、
小刀で丁寧に削って行く。

細かいトコロはカッターが良い。
柄の先端の水牛の角は再利用する。
そこ合わせて加工する。

ほーれ、いい感じ♪

ピッタリに出来た。
だんだん作業がノッて来たトコロですが、
只今深夜!

残念ながらこの先の作業は、電動工具の登場で、音がハンパねえので一時中断( ´ ▽ ` )ノ
ココに穴開けて差し込むぜぇー!

さて、
日曜日
続き行きましょう!
すげえ悩んだけど、
ココは思い切って一気に加工します。

職人の魂にグラインダー当てるのには抵抗があった。
でも、自分なりに使いこなすのもありと考えて、一本は好きにさせてもらうことにした。
刃に熱が入って、ナマシが入らない様に、大型のバイスをヒートシンクにすると共に、大事な刃の部分に濡れ雑巾を掛けて削ります。

10cmくらい刃を落とします。

古い中子を落として、
みねの部分に新しい中子を造ります。

中子の先を焼いて、一気に打ち込みます。
ココは躊躇してはいけません。
焼きを入れることで、中子よりも少し浅く開けた下穴にジューっと刺さります。
で、焼きなまされた部分は早くサビが来ます。
柄の中で中子が錆びることでグリップをより確実にする、、、
以上は、手元の包丁を観察して、柄のわずかなコゲや、今回の柄の中でのサビっぷりから想像して、妄想してやって見ました。
ので、
正確にはどーやんのか知りませ〜ん!
で、

ジャジャーンとなっ!
先端の欠けもキレイに修正して徹底的に研ぎました♪

で、
水でよく洗うと共に、柄に水を一度含ませると、

ぐへへ、
シャキーン♪

あー、
テンション上がる♪
この感じ!
このサイズ!
欲しかった一本にドンピシャ!
キスのしゃぶしゃぶするならコレでしょう♪
ハゼの刺身って美味いんだぜェ〜♪♪
あ、
すいません、
取り乱しました。
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受け継いだ逸品
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- 2014年6月9日
- コメント(15)
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