バイク部品
チップ
で、クール宅急便（冷凍）


木曜日、仕事で家に帰らなかった。

ママもお出かけで不在中に軽く事件が起きていたらしい。


クール宅急便を持って、ネコバスのお兄さんは、
近所に住んでいる母親のところに駆け込んだ。

田舎にありがちな対応に感謝。
ネコ屋のお兄さんが、家族構成と所在を理解しており、
クールなどの緊急案件は、不在票入れるくらいなら、近所の婆さんのところに預けてくれたりする。
というわけだ。
置いて置けないし。


受取人は僕、差出は千葉のバイク店、そして品名に「バイク部品・チップ」

この時点で母親、一回激怒！

「あんにゃろめ！ハチロク捨てろってのを聞かずに、今度はバイクに迄手を出したか!?」

しかし何故バイク部品が冷凍なのか？？
仕方なく、婆さん中身を確かめると、、、

銀色の魚！？

ん？


最近のバイクはこんなモノ使うのか?
とは、流石に思わなかったようで、やっとコトを半分くらい理解し、冷凍庫にてキープしておいてくれた。

しかし、
「骨折した孫ほったらかして置いて、バカ息子バイクに迄手を出しやがった疑惑」は晴れず、プチ怒り続投（なぜそーなる！？）

そんなコトが勝手に展開されていたとはつゆしらず、呑気に週末の土曜日

僕は、
大雨警報が出ていたので、釣りは諦め、
のーんびり起きて、
そーだ！
美味い魚が来てるらしいぞな♪
と、

婆ちゃんのところに魚を取りに行く。


すると、
何故かしこたま説教された(爆



ラベル見て納得(笑）
これじゃECUのICチップみたいだ(笑）
で、何故冷凍？的な～♪
TAKEさん！ジョークキツ杉！

パパ、またもや趣味増やし疑惑で揉めております(爆



冗談はさておき、
ココに、初めて手にする非常にキレイな魚があります。

チップ：アイヌ語が語源とされる北海道での呼び名ですね。
こちらではヒメマスと言うのが通りがいいでしょう。
トラウト業界では知る人ぞ知るレイクの達人
TAKEさんが、こないだ北海道で釣った貴重な一本を、プレゼントしてくれました。



つーか、ひめますぅ？？？
そーやぁ芦ノ湖で掛かって２～３匹は経験あるような気がしたが、せいぜい２５センチくらい。
こんなにデカイのは初めて見タッ!
TAKEさんによると、
現地ではお刺身で食べるんだそーな!
しからば、みっちゅんに習ったゆっくり解凍で美味しくいただいてみましょう！
のわ！
身の色が超サーモン!！

なんでマスってデカイ降海型（回遊型？）身の色がこうも違うんだろうか?
以前、ブラウン超不味い!!シートラウト激旨い!!説を唱えましたが、基本同じ種類の魚です。
捌くとね、前者は灰色っぽいような、ベーシュっぽいような色なの。
に、対して、降海型のシートラウトはまさにオレンジ！
切り身はサーモン特別できません！
この傾向はアダルトであればあるほど、デカイほど顕著です。
甲殻類系のプランクトン由来のキチン質によるものと聞いたことがありますが、
俄かに信じがたい美しさです。

不思議だ

まじ



ただ、
間違いなくオオエバリで大声で言える説があります。

『トラウト！捌いて赤けりゃ超旨めぇ！(本当）』
です。



さて、

改めて今回の品を見て見ましょう♪
テレレテ～て、てれれ～♪(鑑定団風）

マジ良い色杉！！！！
ココまでは鮭鱒一般論。


そして、ココから激ヤバゾーン!
ヒメマスとは、つまりは陸封型の紅鮭なのだが、非常に低温の湖から出ないので、降海型のサーモンに居る寄生虫が居ないんだそうです。
つまり、刺身OK!

普段にセオリー通りに捌いて行きましょう。
Rmagicのハンドメイドミノーの画像を引っ張ると、
この、ヒメマスのグアニンギラギラの魚皮を張ったミノーがたまんなく良いらしい！
先ずは半身の皮を剥いでみる。

コレ、皮ね！
うーん、確かに美しい！

んー？
つか、ウロコ薄いねー
皮下脂肪スゴイねー
これ剥がすのもったいねーなー
ってことで、しばしネット検索。


ん？

ウロコごと料理してるのがあるぞ!
ネットをヒントに見よう見まねでやってみる!！

簡単な手順
・要は、締め鱒にする
・塩して水を抜く(しめ鯖に使う合わせ塩を使用)
・塩を酢で洗い、鱗面を生酢に20分くらい漬ける(ウロコが柔らかくなんのかな？)
・しめ鯖に使う漬け酢で更に20分
・で、酢飯を巻く！ 以上！！

でな、
ネットなんか見ると情報が大杉て困るワケ！
やれ、チップは皮付きの塩焼きが一番美味い！だの、
サラダに乗せてととても上品で美味いだの、、

困った挙句、
やりたい事を全部やる！




ヒメマス尽くし！
(つか、豪華過ぎ！！)

うりゃ！
カンパイぢゃあ！！！

骨折さん、ギプス外れのお祝い♪


脂ビレ食べようとしたら、
ママに取られたorz


刺身は何時もの様に握って見た。

何と無く炙りも用意した。

やべえ！
溶けるっ！！

サーモンかと思ったが、脂のサラッと感が違い杉るっ！

マヨ、もったい無さ過ぎた（≧∇≦）

次は、
焼き！

わはははは、
何だこの軽さは！？
鮭ぢゃね〜（≧∇≦）
そして、甘い！
コレにはビックリ！


そーしーてー！！！！
いよいよ苦労の逸品！


鱒寿司ぢゃあ！！！
ドヤァぁぁあ！


骨折さん早っ！

まて！
まず俺のウンチクを聞けよぉぉ〜orz


大成功！
皮もウロコも全く気にならない。

つか、
皮付きうっメー！！！

何ぢゃコレはっ！？





呑み杉るな？



無理云うな！













更に、晩酌は続き、
先程の剥いた皮ね！

一瞬は、僕もミノーに貼ってみようかな〜、とか、脱脂はどーすんのかな〜、
とか、
本当に一瞬は迷った。



で、塩降って焼いた(爆

コレがまた、サクッサクで、、

ゲキ馬！
芋焼酎追加されました（≧∇≦）♪


TAKEさんへ、
かなり贅沢な鮭太郎の快気祝いになりました。
本当にありがとうございました
m(_ _)m


追記:
最近、皿の上の葉っぱのコトを聞かれましたが、庭から季節の葉っぱをテケトーにもいで来てるので、時期により違います。
今回、握りと焼きが載ってるのは、桑の葉っぱ。カイコが食う奴ですね。
鱒寿司が載ってるのは、ミョウガの葉っぱです。








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