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▼ スネコン130を使ってみた
- ジャンル:style-攻略法
凄いね、スネコン。
何が凄いって、その話題性。
買ったってログ書いただけで、閲覧者が1000人超え。
以前はこれ位普通だったけど、ログ更新のペースが落ちてからは、久々のヒット(笑)
って事は、それだけ気になってるって事なんだろうな、と。
ならば、早めにインプレあった方が良いかなと思ったんで、使ってみた。
その時の宣言通り、日曜に夏メタった時に持ち込み。
今回場所は、「シェードの全く無い場所(爆)」
夏メタル(っつーか、岸ジギ)は、基本シェードを狙うのが効率良いけど、先ずは動きを見たいじゃない。
なので、敢えて太陽がガンガンに照ってる場所を選んだ。
状況としては、壁際にアミの壁。
そして、時折40cm前後のシーバスやグッドサイズなマルタが反転して食ってる。
そしてボラちゃんも群れている。
つまり、魚は居る。
これで見えるか判らんけど、とにかくすごい量。これが壁際全部。
全部獲って佃煮にしたら、毎日食っても一生食いきれないだろうな、って感じ。
そのアミの壁と壁との間に通してみた。
結果
オーシャンドミネーターキーズ 30g : 1
ベイスラッグ : 3
オーシャンスピンショア : 2
サイズは45~50cm位
そして気になるスネコン130
・
・・
・・・
チーン(爆)
ええ、全くもって相手にされませんでしたわ(泣)
きっと、ルアーサイズが大きいから、それを食うサイズの魚が居なかったんだよ。
それに、初めてだから使いきれなかったんだよ。
確かに広い幅でS字を描くんだけど、そのせいで壁に頭が当たって、その都度姿勢が崩れたのは俺が下手なせいなんだよ。
という事で、延長戦でこんな場所に。
やる気ない30cm位のシーバスがステイしてる場所があったので、そこで再挑戦。
オーシャンドミネーターキーズ 30g : 無視
ベイスラッグ : 何匹も追っかけてきて一度食ったが、即吐き出し
オーシャンスピンショア : 追ってくるけど食わない
そしてスネコン130
・
・・
・・・
逃げた(爆)
という事で、再度の延長で今度はアクション練習を。
1時間程やってみて、一つの結論に達した。
それは・・・
「村岡昌憲、
すげーっっっ」
何が凄いって、そのログでの表現力。
端的に言えば、「ちゃんと読めばネガティブな事も明記してあるにも拘わらず、それをポジティブな表現で書いてある」って事。
それがあらゆる場所に散りばめられている。
あ、誤解なきよう書いておきますが、ネガティブってのは悪い意味じゃないです。
実際やるには結構難しい事を、如何にも簡単に出来ますって感じに書かれている事。
まあ、本人がやるには簡単だから、意図せずにそういう表現になってしまったんだろうけど。
事実、自分もその上っ面だけ読んで「簡単にアクションが出せるルアー」と勘違いしてました。
(意図しないでアクションしてしまう、と書いたのは、それ故)
かなりの誤解をしたまま書いてしまった事、ここにお詫び致します m(_ _)m
んじゃ、どういう事かってのをマニュアルを引用しながら幾つか。
赤字はマニュアルのコピペね。
スネコンは他のルアーと同等にとても簡単なルアーであり、簡単に魚が釣れる状況を作り出せる。
一方、他のルアーにはない様々な可能性と奥行きを秘めている。
その可能性と奥行きを引き出して、とんでもない化け物ルアーに仕上げていけるのはアングラー自身である。それについてはそれなりの修練を積まないといけないという意味で前回は書いたのだ。
例えばこの件。
初めの一行を読むと、ただ適当に巻けば簡単に釣れると思う。
しかし、最後に「修練を~」と書いてある。
そう、ただ巻くだけじゃ全くの駄ルアー。
流れの殆ど無い場所だと、初め数ターンしたら、そのまま真っ直ぐに泳いでくる。
しかも、体を傾けながら。
その為、「今流行りのI字系」とも違う、ただバランスが悪いだけのルアーとなる。
「作り出す」為に細心の注意を払いながら、リトリーブスピードの変化やロッドアクションを加えて、初めてターンし続ける。
うん、ちゃんと書いてある。
お次、この件。
ただ、外形の形状からカテゴリ上、シンペンとしているが、自分の中ではまったくシンペンと思っていない。ルアーを引っ張るという感覚をあまり持っていない。
イメージの持ち方としては、引っ張るというより、ラインを引くことで動力を入力するというイメージ。
なんとなくラジコンに近い感覚で動かしている。
だから、最初は見ながら操作を覚えた方がイメージがわきやすい。
これが実に素晴らしい。
ルアーを引っ張るだけだと、もう全然無茶苦茶な動き。
簡単に言うと、フロントフックがリーダーに引っかかった状態で引いてくるような動きになる。
動いてはいるけど、ただ回ってるだけみたいな。
ここで「入力」そして「ラジコン」という表現をしている。
ルアーの動きに合わせてロッドアクションなりリトリーブしないと、動きが破綻する。
しかし、その加減が判ると綺麗に泳ぐようになる。
ラジコンだって(特にヘリの)、いきなりレバーを倒したらどこに行くか判らない。
本体を見ながら加減をして、初めてきちんと動かすことが出来る。
つまり、見えてない場所までキャストしてしまったら、その部分ではどう動いているかはルアーのみぞ知る状態。
そして、最後に
肝心なのは止水域、とろい流れの時。
その時はこちらから動かしてあげる必要がある。
それを動かすのが簡単ではない=とても面白いという話。
それも明記してある。全く穴がない。
それは、逆のパターンからも言え、
スネコンはアンバランス系と呼んでいいジャンルのプラグである。
スネコンのウェイトは左右に動きやすく、決して安定することが無い。
上に書いたように流れの中では釣るためのほとんどのことを水の変化がやってくれる。
確かに流れの中では簡単にS字を書くが、それ以外の事をやろうとすると、途端に動きが破綻する。
何回かに一度は「いいね!」な動きをするが、それ以外は追ってきた魚が反転するレベル。
流れの変化は一定ではないので、「いいね!」の入力加減を覚えたとしても、それに流れの速さがリンクしないと意味が無い。
川の流れが一定と言う事はあり得ないので、「決して安定することが無い」という表現がぴったり。
そして、カラーについても言える。
見やすい色(マットチャート)を勧める的な発言をしたお蔭か、一番先に売れきったらしい。
ところがが、「殆どノーアクション」とも書いてある。
背中を魚に見せないんだから「通常の売れ筋であるイワシ系の背中にラインを入れても、問題はありませんよ。」と断りを入れつつ、売れにくい色をPRする。
これなら、どんな色も万遍無く売る事が出来る。
いや~、完璧だわ
自分も一応ティムコのモニターをやらせて貰っている手前、商品PRログは度々書いている。
が、誰にでも判るよう「ダメなモンはダメ」というスタンスで書いている為、メーカー批判的な部分出てくる。
しかし、このログの書き方であれば、「全て正直に書いてます」と堂々と言える。
ホント、勉強になったわ
はっっ
これだから、俺はモニター止まりなのか(嘘)
因みに、止水域のレベル11まで、小一時間もやればほぼマスター出来るので、買っちゃった人は先ず練習しましょう。
ホント、いきなり現場持ち込みだと、動きを出す方に意識が行き過ぎて、釣りどこじゃないですから。
そしていくら練習しても、流れの中で使う場合には永遠にリンクさせる事が出来ないでしょう。
つまり、「点で狙う釣り」は一切出来ないと言い切っても良いでしょう。
「本末転倒じゃねーか!」と怒る人も居るかも知れません。
でも、ちょっと待って。それすらも当の本人がちゃんと明言しております。
スネコンは大自然と同じような究極の自然融合ルアーであるということが楽しみなのである。
森羅万象、森も家の庭も花壇の花も同じように見えても、一時も同じ状態は続かない。そしてその状況は二度と再現されない。
自然界に存在する様々な力が作用して織りなすアクションは本当に美しい。
そして投げれば投げるほど、同じ動き、同じ軌道は二度と描かれないということを知る。
釣りにいってるんだか、スネコンを投げにいってるんだか解らない状態。
ってねw
これが、このルアーの全てを物語ってます♪
因みに飛距離は、APIAのIRIS87L+PE1号で約50m。
23gルアーだと若干物足りないと思うでしょうが、これに関しても正確な数字は一切出さず、「物足りない」とか「満足」、そして「空中でも魅惑的なS字」という表現で濁してる。
実際に軌道を見るとそのままんま。
プロの仕事を見た!
そして、それを判って買ったのは、ア・ナ・タ♡
- 2015年6月3日
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