【Pure Fishing Japan　SaltWater BLOG】桜が咲いたら大型アジ！春のコアミパターン

桜が咲いたら大型アジ！春のコアミパターン

はじめまして、山形県の「サム」こと冨樫です。
2020年よりご縁がありまして、ピュアフィッシングジャパン社のフィールドスタッフをさせていただくことになりました。

これからAbu Garcia & Berkleyのアイテムと一緒に、アジ・メバルをメインとしたライトソルトゲームについてFimoにも投稿させていただきます！

ちなみに以前は、7年ほど関東のアウトドアショップに勤務していましたので、キャンプ・トレッキング用品などの知識・経験も合わせて紹介していきます。

さて第一回目のテーマは「春のアジング」です。

今年は新型コロナウィルスの影響があり、みなさんも思うように釣りに行けない日々が続いているのではないでしょうか。先が見通せない状況ではありますが、来年以降の参考にしていただけたらと、今回は私の地元・山形での春のアジングについて少しだけお伝えします。

４つのキーワードに分けてご紹介します！

気温・水温（Temperature）
ベイト（What）
ポイント（Where）
時間（When）

①気温・水温（Temperature）
山形のアジングは、例年4月中旬からスタートします。
気温は、ちょうど「桜が咲き始める頃」が目安になります。
まさに「花より団子」ならぬ「花よりアジング」といった感じで、お花見をしている人たちを横目に、釣りに行くというのが毎年のパターンになっていました。
海の表水温で言うと、11〜12℃が一つの目安で、そこから徐々に水温が上がりゴールデンウィーク頃から5月下旬までが、尺クラスのアジを狙いやすい最盛期を迎えます。

②ベイト（What）
この時期のアジが捕食しているベイトの一つが、「コアミ」と呼ばれる小型の甲殻類です。山形では昔から春の風物詩と呼ばれており、地元の漁師さんの話では「コアミ」を追って接岸するアジが多い、と言われています。潮に乗って沖から流されてきた大量の「コアミ」を捕食しているアジは、脂が乗って丸々と太った魚体が多いのが特徴です。

それに合わせ、私が使うワームやプラグもコアミを意識したチョイスが多くなります。ワームならバークレイ・バブルサーディン２インチのCGF（クリアゴールドフレック）やGulp!ベビーサーディンのクリアブラックレッドシルバー（CBRS）などの、クリア系ボディ＋目玉をイミテートしたブラックラメが入ったカラーがおすすめです。ジグヘッドはアジデントの1〜2gを使用しています。

コアミ以外にも小魚を追っている場合もあるようで、私自身も今後リサーチをすすめていきたいと思っています。

③ポイント（Where）
潮通しがよく水深が4〜6mある堤防や港の出入口付近であれば、アジの回遊を狙いやすくなります。さらに、コアミなどのベイトが日中に居着いていられるような海藻が生えた磯場が隣接しているポイントをチョイスするとさらにチャンスは高まります。

また、北西風が強く吹く日には、風をブロックできる東向きの港内に群れがまとまって入ってくることもあり、イージーに数釣りが楽しめます！！

④時間（When）
この時期におすすめなのは、ズバリ日暮れ前の時間。この時間に前述のエリアを大きな群れで回遊することが多く見られます。特に暗くなるにつれ活性が上がってくると、着水と同時にバイトが出ることも多く、25cm前後の入れ食いになることもしばしばです。さらにサイズアップを狙うのであれば、大型が多い一段下のレンジに素早く落とせるような、マイクロジグスリムなどの3〜5g台のメタルジグを投入して、底付近を強めのリフト＆フォールで狙うのも有効です。ゴンッ！という強烈なバイトでジグが引ったくられると、尺近いサイズの期待大です！

釣れたアジは刺身・アジフライ・なめろうなど、ご飯にもお酒にも合うメニューばかりなので、家族にも喜ばれること間違いなしです！

これからが本格的なシーズンを迎える山形のアジングですが、みなさんのフィールドと共通する部分はありましたか？

これからしばらくは家にいる時間が多くなると思いますが、タックルのメンテナンスをしながら、ワームを補充したり、知らないフィールドについて想像（妄想？）するのも有意義な時間になるのでないでしょうか？

ご覧いただきありがとうございました。
次回の投稿もどうぞお楽しみに！

ピュアフィッシングジャパン
フィールドスタッフ
冨樫修

Instagram @sam_togashi
You Tube “Fishing Samurai”