プロフィール
山﨑航希
東京都
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
- 安田ヒロキ
- 東京湾
- シーバス
- ウェーディング
- フローティングベストを着よう!
- エイガードを履こう
- ビッグベイト
- アジング
- THIRTY34FOUR
- Angler's Staff
- エリアトラウト
- fimoリーシュコード
- fimoモニター
- オリジナルライフジャケット
- 初心者必見
- fimoフック
- マイクロベイト
- LEGARE
- マナーを守ろう
- 立つ鳥跡を濁さず
- チヌ
- チニング
- #fimoオリカラの秋
- fimoオリカラ
- Fimoオリジナルランディングシャフト
- fimoプライヤー
- 凄腕
- UNIFORCE100F
- SHURIPEN55
- REGALIA100
- メバル
- ライトゲーム
- LEGARE FIELD STAFF
- Glory Fishing
- fimoウェストバッグ
- URL
- 告知を含みます
- UNIFORCE130F
- MAGHEAD
- RAPTOR50SS
- DIMOR70
- アミパターン
- コノシロパターン
- イナッコパターン
- ハクパターン
- バチ抜け
- クルクルバチパターン
ジャンル
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:26
- 昨日のアクセス:105
- 総アクセス数:567436
QRコード
▼ 能ある鷹は爪を隠す!? ボトムに潜む怖いやつ。
みなさん、こんにちは!!
夏の潮となり、日中の潮位変動が大きくなる時期ですね。
ということは!?

デイウェーディングの時期なわけですよ!!!!
暑い中水に浸かりながら、明るい時間にシーバスの鰓洗いを見て釣り上げる。
そんな楽しいデイウェーディング。
もちろん、私も大好き。
ただ、デイもナイトもウェーディングでは気を付けなければならない生物がいます。
今日はそんな生物の紹介と対処を紹介していきます!!
◆ステルス地雷の恐怖
ウェーディングをしていていつも頭の片隅にある生物。
それは・・・。

こやつ!!!!
皆さんもご存知、アカエイさんですね。
■アカエイとは
トビエイ目アカエイ科。日本を含む東アジアの沿岸部に広く分布。大きいものでは1mを超える個体も。食用になる一方、尾には毒がある。
そんな生物ですが、注目すべき点は。

この棘!!
尾棘(びきょく)と言われる尻尾にある棘。
アカエイは、この棘に毒があるんです。
砂の中に潜っているため、上からでは中々判断できません。
浅瀬ならまだしも、腰以上の水深に浸かるディープウェーディングでは視覚的な判断は不可能。
もし、その地雷を踏んでしまえば「グサッ」と行かれるわけですよ。
足首ぐらいの水深でもいることはあるので、釣り人だけではなく、潮干狩りや、海水浴の方も当然注意が必要な魚です。
◆毒でどうなる?
刺されて約6分ほど経過すると、じわじわと毒による疼痛が出現しはじめます。
エイの尾棘の毒は「細胞を壊死」させる働きを持つ毒。
細胞が死ぬってことは、簡単に言うと筋肉等が溶けちゃってるわけで、そんなことを体験する人は中々いないだろうから伝わりにくいですが・・・。
「かなり痛い!!」
ということは確か。
そしてその後に何が起こるか。
筋肉等の細胞の破壊などによる電解質の異常、末梢血管の拡張により、悪心・嘔吐・下痢・失神・筋力低下などの症状が引き起こされる。
対応が遅れるにつれて、発汗・全身けいれん・リンパ節(足の付け根・脇の下)の痛み、呼吸窮迫などの症状が起こる。
さらに遅れると。
死亡。
普通に人を殺してしまえる毒なんですよ?
一人で、岸から遠いいところで釣りをしていて、エイに刺された。
ボトムはぬかるんでいてうまく進めない、痛みは徐々に増す。
強い不安感に襲われ、焦り、呼吸も荒くなる。
脈はどんどん速くなっていく。
岸が遠くて歩いて行くのは辛い。
そんなこんなしている間に、動いている分、毒は回ります。
意外と怖いんですよ?
◆怖いのは毒だけじゃない
エイに刺されて怖いもの。
もちろん毒もそうだが、それ以外もある。
この画像。

これはエイの棘の写真。
棘がのこぎりの歯の様になっているのがわかりますか?
これが厄介なんです。
傷口というのは、きれいな方がふさがりやすい。
穴をあけるにしても、きれいに穴が開いていれば容易に塞がります。
汚い切り口の傷は治りにくい。
包丁で切られたりした傷は簡単に治りますが、チェンソーやのこぎり等で切れた傷や印刷機に巻き込まれて押しつぶされた傷は治りにくいのと一緒です。
(以前の病院勤務時に実際にみたことが有ります)
そして、エイに刺された後、エイはじっとしているわけではない。
ここで写真を載せるのはグロテスクすぎるのでやめますが(日本の症例ではありません)、以前海水浴で腹部を刺された方が、その後エイが暴れて、内蔵の一部が外に飛び出すほどの傷になってしまったそうです。
そして、返しのようなギザギザは抜けにくい。
更に!!
エイはきれいなところだけにいるわけではない。
エイの表皮に付着している菌が付着した場合は感染を引き起こす。
汚い傷というのは、菌が着きやすい。
毒で侵され、傷は治りにくく、感染を引き起こしやすい。
刺されると怖いですね。
◆適切な処置を
「エイに刺されました」なんて、時折SNSなどで見かけることが有ると思います。
その方々が、大事に至っていない理由は「初期対応」と「迅速な医療機関への受診」があったからこそ!!
エイに刺された傷は洗浄し・消毒、必要であればデブリードマン(汚い部分や壊死部分を除去する外科的処置のこと)を行う。
自分で解決してしまうと、大変なことになるため
『確実に医療機関を受診してください』
■刺された時の対処法
①傷口をきれいにする
まずは刺された部分をきれいな水で流して、棘が残っている場合
(細かいものなど)は除去しましょう。
自身で抜けない場合は無理をせず、そのまま医療機関へ受診してください。
②40度程度のお湯で温める
エイの毒はタンパク毒。
卵の白身を温めると固まりますよね?
それと同じく、お湯を掛けると毒の効果が軽減します。
本当であれば60度以上で無効化できますが、刺された傷よりやけどが重症になってしまうため、40度程度にしましょう。
医療機関受診までの時間稼ぎと、痛みの緩和が目的なので治るわけではありません。
ちなみに私は、車の中に。

こんなものを忍ばせています。
同行者が刺されても、一人でいたとしても、これならすぐにお湯を沸かせます♪
寒い時期にはコーヒーも飲めちゃう。(笑)
③医療機関を受診
医療機関を受診して行えるのは、傷の処置と感染を防ぐための抗生剤くらい。
解毒できる薬はないので、痛みが治まるのをひたすら待つ。
その後は安静です。
◆刺されないために
絶対必要なもの。
まずは。
『エイガード』

持っていない場合は、ウェーディングしないことをお勧めします。
このエイガードを装着したところで、棘は少し貫通する。
つけていなかったことを考えるとぞっとしますよね。
次に。
『ウェーディングスタッフ』

申し訳ないですが私も持っていません・・・。
あった方が絶対いいです。
欲しい・・・。
エイ対策だけではなく、深さもわかる。
ボトムがぬかるんでいる場合は、思わぬ深さまでハマってしまうこともあるかもしれない。
ウェーディングスタッフがあると、深さを見ながら進めるので良いですね♪
そして、よく言われている。
『すり足歩行』
これは、どっち道刺されると思います。
足に尻尾側があれば、踏むのもけるのも一緒。
ただ、エイがいるということを感知することはできます。
また、すり足の良いところは「ボトムの変化がわかること」。
目の前に急に深くなる部分があっても、足を上げてしまうと気づけないですよね。
すり足なら、足がボトムから離れるため深くなったことがわかりやすい。
そういう点でも活用できると思いますよ♪
◆まとめ
ウェーディングは楽しいですが、一つ間違えると大きな事故になってしまう。
今回はエイに焦点を当てて書かせていただきましたが「完全装備」でもウェーディング中は「必要最低限の装備」ということを頭に入れてくださいね。
私もウェーディングをする立場として、気を付けていきたいと思います。
エイはエイヒレ、煮つけ、フライ、ムニエル等で食べるとおいしい魚ですよ♪
地元にいた時は、スーパーで切り身で販売されていたため良く食べてました。
ちなみに、地元でエイは「カスペ」って言います。
(ガンギエイのことですが・・・)
由来は、価格も安く、どのように料理してもおいしくない、カスのような魚だから。
ひれの軟骨のこりこり感が私は好きです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
◆SNS◆
【Instagram】
【Facebook】
【Twitter】
夏の潮となり、日中の潮位変動が大きくなる時期ですね。
ということは!?

デイウェーディングの時期なわけですよ!!!!
暑い中水に浸かりながら、明るい時間にシーバスの鰓洗いを見て釣り上げる。
そんな楽しいデイウェーディング。
もちろん、私も大好き。
ただ、デイもナイトもウェーディングでは気を付けなければならない生物がいます。
今日はそんな生物の紹介と対処を紹介していきます!!
◆ステルス地雷の恐怖
ウェーディングをしていていつも頭の片隅にある生物。
それは・・・。

こやつ!!!!
皆さんもご存知、アカエイさんですね。
■アカエイとは
トビエイ目アカエイ科。日本を含む東アジアの沿岸部に広く分布。大きいものでは1mを超える個体も。食用になる一方、尾には毒がある。
そんな生物ですが、注目すべき点は。

この棘!!
尾棘(びきょく)と言われる尻尾にある棘。
アカエイは、この棘に毒があるんです。
砂の中に潜っているため、上からでは中々判断できません。
浅瀬ならまだしも、腰以上の水深に浸かるディープウェーディングでは視覚的な判断は不可能。
もし、その地雷を踏んでしまえば「グサッ」と行かれるわけですよ。
足首ぐらいの水深でもいることはあるので、釣り人だけではなく、潮干狩りや、海水浴の方も当然注意が必要な魚です。
◆毒でどうなる?
刺されて約6分ほど経過すると、じわじわと毒による疼痛が出現しはじめます。
エイの尾棘の毒は「細胞を壊死」させる働きを持つ毒。
細胞が死ぬってことは、簡単に言うと筋肉等が溶けちゃってるわけで、そんなことを体験する人は中々いないだろうから伝わりにくいですが・・・。
「かなり痛い!!」
ということは確か。
そしてその後に何が起こるか。
筋肉等の細胞の破壊などによる電解質の異常、末梢血管の拡張により、悪心・嘔吐・下痢・失神・筋力低下などの症状が引き起こされる。
対応が遅れるにつれて、発汗・全身けいれん・リンパ節(足の付け根・脇の下)の痛み、呼吸窮迫などの症状が起こる。
さらに遅れると。
死亡。
普通に人を殺してしまえる毒なんですよ?
一人で、岸から遠いいところで釣りをしていて、エイに刺された。
ボトムはぬかるんでいてうまく進めない、痛みは徐々に増す。
強い不安感に襲われ、焦り、呼吸も荒くなる。
脈はどんどん速くなっていく。
岸が遠くて歩いて行くのは辛い。
そんなこんなしている間に、動いている分、毒は回ります。
意外と怖いんですよ?
◆怖いのは毒だけじゃない
エイに刺されて怖いもの。
もちろん毒もそうだが、それ以外もある。
この画像。

これはエイの棘の写真。
棘がのこぎりの歯の様になっているのがわかりますか?
これが厄介なんです。
傷口というのは、きれいな方がふさがりやすい。
穴をあけるにしても、きれいに穴が開いていれば容易に塞がります。
汚い切り口の傷は治りにくい。
包丁で切られたりした傷は簡単に治りますが、チェンソーやのこぎり等で切れた傷や印刷機に巻き込まれて押しつぶされた傷は治りにくいのと一緒です。
(以前の病院勤務時に実際にみたことが有ります)
そして、エイに刺された後、エイはじっとしているわけではない。
ここで写真を載せるのはグロテスクすぎるのでやめますが(日本の症例ではありません)、以前海水浴で腹部を刺された方が、その後エイが暴れて、内蔵の一部が外に飛び出すほどの傷になってしまったそうです。
そして、返しのようなギザギザは抜けにくい。
更に!!
エイはきれいなところだけにいるわけではない。
エイの表皮に付着している菌が付着した場合は感染を引き起こす。
汚い傷というのは、菌が着きやすい。
毒で侵され、傷は治りにくく、感染を引き起こしやすい。
刺されると怖いですね。
◆適切な処置を
「エイに刺されました」なんて、時折SNSなどで見かけることが有ると思います。
その方々が、大事に至っていない理由は「初期対応」と「迅速な医療機関への受診」があったからこそ!!
エイに刺された傷は洗浄し・消毒、必要であればデブリードマン(汚い部分や壊死部分を除去する外科的処置のこと)を行う。
自分で解決してしまうと、大変なことになるため
『確実に医療機関を受診してください』
■刺された時の対処法
①傷口をきれいにする
まずは刺された部分をきれいな水で流して、棘が残っている場合
(細かいものなど)は除去しましょう。
自身で抜けない場合は無理をせず、そのまま医療機関へ受診してください。
②40度程度のお湯で温める
エイの毒はタンパク毒。
卵の白身を温めると固まりますよね?
それと同じく、お湯を掛けると毒の効果が軽減します。
本当であれば60度以上で無効化できますが、刺された傷よりやけどが重症になってしまうため、40度程度にしましょう。
医療機関受診までの時間稼ぎと、痛みの緩和が目的なので治るわけではありません。
ちなみに私は、車の中に。

こんなものを忍ばせています。
同行者が刺されても、一人でいたとしても、これならすぐにお湯を沸かせます♪
寒い時期にはコーヒーも飲めちゃう。(笑)
③医療機関を受診
医療機関を受診して行えるのは、傷の処置と感染を防ぐための抗生剤くらい。
解毒できる薬はないので、痛みが治まるのをひたすら待つ。
その後は安静です。
◆刺されないために
絶対必要なもの。
まずは。
『エイガード』

持っていない場合は、ウェーディングしないことをお勧めします。
このエイガードを装着したところで、棘は少し貫通する。
つけていなかったことを考えるとぞっとしますよね。
次に。
『ウェーディングスタッフ』

申し訳ないですが私も持っていません・・・。
あった方が絶対いいです。
欲しい・・・。
エイ対策だけではなく、深さもわかる。
ボトムがぬかるんでいる場合は、思わぬ深さまでハマってしまうこともあるかもしれない。
ウェーディングスタッフがあると、深さを見ながら進めるので良いですね♪
そして、よく言われている。
『すり足歩行』
これは、どっち道刺されると思います。
足に尻尾側があれば、踏むのもけるのも一緒。
ただ、エイがいるということを感知することはできます。
また、すり足の良いところは「ボトムの変化がわかること」。
目の前に急に深くなる部分があっても、足を上げてしまうと気づけないですよね。
すり足なら、足がボトムから離れるため深くなったことがわかりやすい。
そういう点でも活用できると思いますよ♪
◆まとめ
ウェーディングは楽しいですが、一つ間違えると大きな事故になってしまう。
今回はエイに焦点を当てて書かせていただきましたが「完全装備」でもウェーディング中は「必要最低限の装備」ということを頭に入れてくださいね。
私もウェーディングをする立場として、気を付けていきたいと思います。
エイはエイヒレ、煮つけ、フライ、ムニエル等で食べるとおいしい魚ですよ♪
地元にいた時は、スーパーで切り身で販売されていたため良く食べてました。
ちなみに、地元でエイは「カスペ」って言います。
(ガンギエイのことですが・・・)
由来は、価格も安く、どのように料理してもおいしくない、カスのような魚だから。
ひれの軟骨のこりこり感が私は好きです!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
◆SNS◆
【Instagram】
【Facebook】
【Twitter】
- 2021年5月26日
- コメント(0)
コメントを見る
山﨑航希さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 電撃ヴォルテックス
- 10 時間前
- はしおさん
- 『キャッチバー改を改?』
- 1 日前
- hikaruさん
- 記憶に残る1本
- 4 日前
- 濵田就也さん
- こんな日もあるよね
- 4 日前
- rattleheadさん
- ラッキークラフト:スクリュー…
- 8 日前
- ichi-goさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
最新のコメント