プロフィール

HAYAO.

神奈川県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/5 >>

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:6
  • 昨日のアクセス:57
  • 総アクセス数:159897

QRコード

「こういう鱸を釣りたい」を追った。ベストフィッシュTOP5 2019

  • ジャンル:釣行記
走るように去る1年。
毎年、その足は早くなっている気がする。
先輩達は皆、口を揃えて言う。

「あっという間だった」っと。

たった、一言で済まそうとするならこの一言だろう。
だが、人、1人。いろんな人生があり一言で終わるハズが無い。
後何回、
春の鱸を追えるのか。
夏の雷魚を追えるのか。
秋の鱸を追えるのか。
冬の寒さを耐えるのか。

来年は!っと言うより、後何回。
残りの時間を意識しだし、考え方にも変化が起きた今年、30歳の年。

''80歳まで現役の鱸釣り師でいる''

この目標から逆算すれば、あと50回しかない。たった50回で、どんな人に、どんな魚に、それに出会う為にはなにが必要なのか?
立ち止まってなんかいられない。


''ベストフィッシュ2019''

■鹿児島バチ抜け鱸■


dijpoz8tg653boc2x5e9_480_480-19ad34cc.jpg


ugptcbh9c74jtzybb97o_480_480-f0821b66.jpg


j4kparx73xwvdgw5gjpf_480_480-1ec76bbd.jpg


fuxccuceoj5d8s39tawk_480_480-f7688dec.jpg



東京湾や博多湾など、バチ抜けにつく鱸釣りはお馴染みで、場所も、釣り方も、時期も、小技も既に存在する。

これを''1から探す''
仲間の一言から始まったこの釣りは、方々探して見つけた頃には、ピークを過ぎていたように思う。
しかし、1から探す事、過去の経験と場所の特徴と特定。
バチ抜けを初めて追いかけ、東京湾が舞台の釣りノートを引っ張りだし、そーいやこんな事考えてたなぁ。
っと笑った春の夜を思い出す。笑
歩き回って、走りまくって、たどり着いたこの釣り。
1度は経験していたが、なにか違う釣りをしてるかのような感覚?いや、飾る言葉なんかいらないな。
''とにかく楽しい釣りだった''
もう、これにつきる。
バチ抜け初体験の仲間とバチ臭を嗅げた喜びも然別、バチ抜けの釣りを一緒にできた嬉しさは計り知れなかった。

ありがとうよ。戦友。笑笑



■泥底 有明海の鱸を追え■

熊本シーバスパーティー2018で、熊本県菊地川の河口へ入った夜。
泥底、真っ暗闇で微かに聞こえるコノシロの気配を確信に変える''あの補食音''が耳に残った。
何を投げても、何をどーしても成す術がなかったあの経験。悔しい記憶が残らない訳がない。

そんな今年、有明海に挑んだ。
選んだ河川は有明海湾奥部に位置し、有明海最大の河川。

''筑後川''

事前情報や季節のパターン等あるらしいが、旅は現場主義!
トップの鱸釣りが大好きだが、今回は1本を追う!
普段使わないようなルアーも揃え、柔軟に、自分の目を信じて走り回った。

aihggkkkbg4v499swyov-328de8b0.jpg


o5mw6dc5ix9d9vmkep2m_480_480-9bb02ee4.jpg

9eak8gukpjizh9ovf6r2_480_480-97b92832.jpg


ブルーブルー、トレイシーで早々にヒットしたが、ベイトが特定できず、さらに沖で水柱が何発も上がった。
手前で水を切る独特の魚を見て、明暗の釣りで初めてジグを投入した。
透明度に乏しい泥底。しかも上げ潮でさらに濁りが増しているだろう川でも、有明海で生まれた鱸はしっかり順応し、筋肉質な身体、たくましい背鰭に、魚の目から伝わる怒り。笑
鱸のたくましさを、有明海の豊かさを知った夜だった。


■シャロー・濁り・ウォブリング■

青春を捧げたルアー、''プエブロハンドメイドルアー達''
このルアーに反応する魚、特に思い入れの強いルアーだけに使い始めて10年経った今も、色褪せる事なく、フロントフック目掛けて飛び付く鱸の勇ましさは、何本釣っても感動する。


8wpodcyr4b97m5kxcxez_480_480-cef4f4cd.jpg


i8y2g7rtunzokepwm6um-ccc5dc89.jpg


この日は、前日纏まった雨が降り、川には濁りが残っていた。
潮回りも相まって、沖に真っ直ぐ伸びた川の香りに誘われ、気配を隠しきれないベイトを見逃さない鱸達は、濁ったシャローで蹴散らすように飛び上がっていた。


6h28cxw2isb92f9fb8h6_480_480-31667a94.jpg


sgcc5n9bg33ubu56fc4t_480_480-ef773b94.jpg
※この2枚は同じ魚です

熊本シーバスパーティー2019
でも、見事に鱸を呼んでくれた
''プエブロ ピットブル''
反応がなかなか取れない濁った川など、
昼、夜と諦めずに投げてみてほしい。


■威嚇系鱸■


約2年、今年1年を通して投げきったルアーと断言できるのは、鱸を釣る上でショアの世界ではまだまだ浸透していないジャンル、鱸ポッパー道!

''Madcapblos Mag-1''

実力は超一流。
200ミリのポッパーに飛び上がってくる鱸は実在するのだ!

冒頭にある''威嚇系鱸''
これは約12年前の横浜フィッシングショーの時、現ポジドライブガレージ中村RED氏にこの質問をぶつけた事がある。(青森県産のにんにくを渡したけど、おそらく覚えてないですよね?笑)

俺「リアクションバイトと威嚇系ってなにが違うんですか?」

RED氏「目の前でどんだけ~(Ikko風)に手振られたらどーする?」

俺「腰入れて殴ります」

RED氏「それそれ!君、威嚇系!フェッフェッフェ笑」

RED氏「普通の人は手で払うけど、鱸は手が無いでしょ?だから食っちゃう。そこに怒りが入ると威嚇で食う。音が違うんだよね音が。フェッフェッフェ笑」

そして、このMag-1。
どうやら反応する魚は威嚇系のバイトが多いらしいが、とにかく魚が散る。笑

''それでも反応してくる輩鱸を追え''
''キモはステイ''

中には5分ルアーを置くと言う強者もいるらしい。笑
そこまで行くと訳がわからないが、Mag-1の存在を教えて下さった先輩からの教えだった。

投げ続けて1年半。
音の質がまるで違う反応を今年初めて得る事ができた。


nkveuizjeyikti8sa3ho_480_480-8ff8769f.jpg


v2ka2jxwg5e5bdkkpv8s_480_480-94f7f670.jpg

s4wmk9uj5iap3aisc2j6_480_480-fa80e5d0.jpg


もうひとつ、この釣りをするうえで通らなければならないのが、''ベイトタックル''

俺は今、160ミリ60グラムのポッパーで鱸を釣ろうとしてるのだ。笑
仲間のサポートのお陰で初期のキャストフォームと比べて、随分曲げられるまで成長できた。
ほんとうにありがとう。


2gkm8v9bn4z6bg9b6hjj_480_480-5a79509f.jpg

46jvdwe52w3pz63ziddp_480_480-8dcdc565.jpg



■息子へ継ぐ、釣り■

ij87zyc46ojtuhaakxhs_480_480-ca13cc92.jpg

wgmjfcutaxcafgmzuarh_480_480-60687a87.jpg

c8aybr9bo2xjnb36yg78_480_480-cc0cdaef.jpg



釣れてくる魚に順位は付けられない。
だが、思い入れは堂々の1位だ。
飾る言葉、綴る言葉、暑苦しい言葉などかける必要はないだろう。
この喜び、また追いかけてくれるかな?


今年も残す所あと2日。
今夜の釣りが納めになるであろう。

来年もまた、感動魚、運命的仲間との出会い、忘れられない1本。
ここ、フィーモで綴り、読み、拝見出来る事を楽しみに、2019年最後のログとしての締めたいと思います。

皆様、良いお年をお過ごしください。

コメントを見る