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検証②太いタックルは食いが悪い?

  • ジャンル:日記/一般
また検証の話です。完全主観です。温かい慈悲の御心でよろしくお願いします。

「太いタックルは食いが悪い」
「ライトタックルはよく食う」
よく聞く言葉だと思います。
本当に?と思いつつ、めっちゃ上手い釣りプロが言うんだから本当なんだろうと思います(思ってました)。なので、僕は「本当に?」という思いより

「なんで!!?」

という思いが大きくなりました。
はい、釣りの面白さが底なし沼であるゆえんがここにありますね。検証開始です。
ナイトウェーディングシーバスです。12月のハイシーズン、コノシロだらけの河口というシチュエーションです。
今回はある仮説のもと、ワンタックルのみ持参です。
ある仮説とは、「タックルの太さは魚には関係ない※リーダーを除く」です。
さて、タックルですが、
ヒラマサタックルですw
PE3号、スペーサーはPE8号 5m、リーダーはナイロン80lb
(僕はスペーサーを多用します。スペーサーについては前回の記事にアップしました。)
それに合わせるロッドはバット〜ベリーの強度アップを施した魔改造ジグキャスター106HにダイワBG5000Hです。
このタックルでダウスイ220や、16cmほどのウェイクベイト、14cmのシャローランナー、12cmのシンペンなど、コノシロパターンのルアーを投げまくります。笑

アングラーにも何種類かあると思います。
釣りごとにタックルを替える「タックルがおれに合わせろ」タイプ
ある程度流用しちゃう「おれがタックルに合わせるぜ」タイプ
無論、どちらも否定してません。どちらにもメリットデメリットがあります。どちらもリスペクトしてます。
僕は、後者です。

ヒラマサタックルでシーバスルアー、なんだかんだで扱えるものだなぁと感じます。
もちろんこんな極太ラインにロッドにリール…感度はほぼゼロです笑
ビギナーさんにとってのシンペンと同じですね。何やってるかわからない。
ヘッドライトのあたる範囲でスイムチェックして(周囲には配慮してます)、巻き速度とスイム速度とアクションを頭に入れ、信じて巻く、という感じです。

というか、ヒラマサタックルでシーバス、って前にも普通に釣ったことあるんです。
外房のロックショアでヒラマサを釣るのを長年の目標にしてます。外房ショアマサをクリアするまでは、ボートの釣りは解禁しないというマイルールがあります。
外房のロックショアでヒラマサとヒラスズキのポイントが隣り合っているところがあります。そこでヒラマサとヒラスズキを両方狙いたい。でもあんなウェットスーツ着て途中ちょっとだけとはいえ泳がないといけないところがあるのにロッド2本も持って行きたくない…ということで、ヒラマサタックルでヒラスズキも狙おう、という結論になり、そうしています。なかなか釣れないものですが。僕の腕がまだまだです。そうなるとヘビータックルでもっとライトなターゲットを釣る練習が必要で、よくヒラマサタックルでシーバスをやります。慣れれば普通に釣れます。で、食いが悪くなる原因は何かという検証に至ったわけです。

話が逸れました。ゼロ感度の中、信じて巻いても何も起こりません。
というか、この釣り場で、何も起こりません。
30m間隔くらいでアングラーさんが並んでいますが、見渡せる限りではだれも釣れていません…
コノシロパターン…じゃないのか?こんなにコノシロがいるのに!?
ただシーバスの気配はあります。
ルアーを念のため1こだけ持ってきていたフィネスシンペンに替えます。
ぶっ飛び君75HSです。
…このタックルで?wwwwwと、1人で大爆笑ですww
タックルとのバランスは最悪です笑

なんとか空気抵抗でロッドを曲げて飛ばすイメージでやってると、だんだん慣れてきて、一応実戦範囲のキャストができるようになりました。

何も起こりません。

ここで検証です。
「タックルの太さは魚には関係ない※リーダーを除く」
リーダーさえルアーや対象魚に合っていれば食ってくるのではないか?ナイロン80lbの先にいつもシーバスで使っているナイロン16lbを1mほど入れてみます。
今のところラインシステムは
PE3号ースペーサーPE8号ーナイロン80lbーナイロン16lb
というわけのわからんシステムになっています。
ノット多すぎw

さぁ、抵抗の大きい太いリーダーから解放されたぶっ飛び君!!自由になりたまえ!!
ブン!!しゅるるるるるるるるるるるるるるるるるぽちゃん。まーーーーき、まーーーーき、まーーーーき、まーーーーき…


何も起こりません。


ブン!!しゅるるるるるるるるるるるるるるるるるぽちゃん。まーーーーき、まーーーーき、まーーーーき、まーーーーき…




何も起こりまs






ドン!!!!!!!!!!!!!

何かが起きた!!!!!!!!!!
だれも釣れてないのに食った!!!
…そりゃあそうか。コノシロのときこんなちっこいシンペンがヒットルアーになるなんて誰が思ってる?
恐らく(というか確実に)この釣り場で一番適正じゃないタックルを使っているあろう自分が、一番このタックルで扱いづらいルアーを投げて掛けてしまった笑

このタックルなので有無を言わさずゴリ巻き!!笑
しようとしたが、以前、このタックルでゴリ巻きしたら身切れしたことがあり、魚種ごとに適正なドラグ範囲と力の掛け方がある、と学んだことがある。
なので優しくゴリ巻き!!!!!!!
グリップで掴んだのは、70cmほどの、一瞬ヒラスズキと見間違えるほどのナイスシーバス!!
魔改造ジグキャスターをベリーまで曲げ込むほどのファイターでした!!!
リーダー16lbを接続してから数投目!

今回はまぁまぁ渋い状況で、シーバスはコノシロを食いたいけど、食えずに小さめのエサを食べているかもしれない、という状況でした。
そんな状況が僕にとってはありがたく。
そういう状況でこそ、今回の検証はより信憑性が上がったのではないでしょうか。
釣りで完璧な検証は不可能だと思っています。
自分のタックルや自分自身、時間も含め、同じ条件状況は二度とないと思われる、と思っているからです。
ただ、信憑性を上げていくことはできる、と思っています。
以前このタックルでシーバスを釣ったときも、そのときは検証ということは頭にありませんでしたが、太いリーダーだとスナップが結びにくかったので、リーダーだけは16lbにしていました。

今回の検証結果から恐らく以下のことが言えると思います。恐らく。
①タックルの太さは魚都合の釣果に関係ない※リーダーを除く
②タックルが太いとフィネスルアーが扱いづらいので、そういう意味では人間の都合で、釣果に関係する。
③タックルが太いと疲れる上に操作性が悪い(そりゃそうだ笑)。ゼロ感度なので、この巻き、このアクションでこの動きをしてるだろう、と信じてやるしかない。信じてやれば、なんとかなる。
④リーダーが太いとルアーも疲れる(動きが悪くなる)。

リーダーさえ揃えれば、違う竿でも同じアクションは出せたりします(しつこいようですが、主観ですし、持論です)。ただ、「どのくらい入力すればどのくらい動くか」が変わってくるので、太いタックルほどロッドが力を吸収(調整)しないので、入力に必要な繊細さが増してくるので、難しさが上がると思っています。

今回の検証はとても面白かったですし、他の釣りにも応用できそうです。





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