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山田 大輔
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▼ 雨後、ランカー散策~part 1(初動)
- ジャンル:釣行記
- (シーバス, BlueBlue, SNECON130S, Blooowin!140S, Gaboz!!!)
台風18号
各地で災害に遭われた方々の、御冥福と
1日も早い、平常生活への復帰を心より御祈りしております。
私の住む地区でも、
今回の台風で、河川側の地区では
「避難勧告」が出される程の事態となりました。
幸い、大事には至らなかったのですが、
長雨からの台風上陸の影響で、
ホーム河川は大増水。
とても、近寄れる状態では有りませんでした。
恐らく、魚達も下流域や、海に流されてしまった事でしょう。
台風が過ぎ去った後でも
河川は、
しばらくは濁流と化し、危険。
そして、釣りにはなりません。
しかし、流されてしまったとしても
魚が消えてしまった訳では有りません。
こんな時は
拘り、大好きなホーム河川を外し、
魚探しの旅に出掛けます。
第一に考えるのは
「安全性」
増水の影響で、危険が及ばないエリアと言うこと。
これは、絶対条件。
次に、水色。
大きなネイティブ形の河川は
上流部が山々に覆われている場合が多いので、濁りの影響が最後まで残ります。
そうすると、
ざっくりと考えると、
流れでベイトが流されたエリア。
外海、干潟、港湾のエリア。
若しくはそれらに隣接したエリア。
更には、増水河川の影響が及ばないエリアも有ると思います。
この当りで、水色の「程よい」エリアを探して行きます。
次に、ベイト。
解りやすいのが水面に居る「ボラ系」のベイトの存在。
イワシやサッパを見付けると、更に面白いですね。
そして、
やはり、潮が動き、流れが有る事。
それらを考えて、後はひたすら移動を繰り返す。
そして、とあるエリア。
これ等の条件に近いポイントを
選んで、釣りを組み立てて行く。
先ずは、SNECON 130S。
アップクロスで流れてくるベイトをイメージする。
このメゾットは、
「流速への同調+少しだけ早く」
を、意識する。
流れてくる「ゴミ」では無く、
流れてくる「ベイト」を演出する。
その為には、若干ルアーを動かす方が良い。
先ずは
動きやすいルアーのセレクト、
ウルングマや、ラムタラも強い。
その操作はラインメンディングと、リトリーブが肝となる。
「ゴン!」
バイトが有った!
しかし、痛恨のバラし。
魚は居る。
今度は、アプローチを変えて行く。
ダウンクロス。
そして、ルアーは
BlueBlue【SNECON 90S】fast test sample
S字を感じながら、静かに狙いのエリアに流し込む。
「ドンッ!!」
BlueBlue【SNECON 90】fast test sample
コンディションの良い70up
激しい抵抗力で、フックを折られた。
このメゾットは、大好きなのだが、
アップクロスよりも、少し難しい。
私の場合は、ルアーセレクトも「シンキング系」が多い。
「ルアーの沈下速度+流速+レンジ+ルアーの向き=ラインメンディングとリトリーブスピード」
これを意識する。
ラインの号数や、水に着けるラインの量によって、ラインに受ける水流も変わる。
それによって、
沈下スピードもコースもルアーの向きも
全てが変わる。
ダウンクロスは、同じ様に見えても
人それぞれ全く違ったアプローチをしているはずなのだ。
これが、ダウンクロスの面白さ。
イメージ通りに流し込むのには、
ひたすら練習しかない。
もうひとつ大切な事は、
ただ流し込むだけでは無く、
その中でも、「食わせの間」を必ず入れてあげる事。
これの、有る無しによって
釣果に雲泥の差が生まれることも少なくない。
ところが、逆に入れすぎても駄目な時もあるのだが。
これが、ルアーフィッシングの難しいところ。
特にSNECONは、ワイドS字なので
この、S字幅のコントロールが釣果の差に繋がる。
強烈な蛇行で、ターゲットのスイッチを入れるルアーなのだが、
濁りが強すぎる時に余り動かしすぎると、ミスバイトが増える。
従って、濁りが有るときは
「動かす、食わせる」これの
コントロールが大切になってくる。
次に、シンキングミノーを入れてみる。
スネコンより深いレンジを探る。
BlueBlue【Blooowin! 80S】
「コココン!」
引ったくる様なバイト!
BlueBlue【Blooowin! 80S】fast test sample
ミノーと言っても、
最近の傾向として、
「動かし過ぎると駄目」
そんな傾向を感じている。
特にダウンクロスでは、勝手にルアーが動いてしまう為に、
「動きを殺す」意識が必要。
その方法は、「巻かない」
ラインの膨らみを利用して流す。
ラインに引かせると、言う意識。
これだけでも、blooowin! 80Sは生命感を出す。
人間に感知できない動き。
そのギリギリのところがとても利く。
そして、次第に潮位も下がり、
ベイトの姿も見え始めた。
このタイミングは間違いなくTOPのタイミングだ。
もうすぐ発売の
BlueBlue【Gaboz!!! 90】
アップクロスも面白いのだが、
今日はダウンクロスで出そうな予感がする。
同じ様にラインスラックを使い、
ダウンクロスで流す。
時折、リーリングを速めて、
スプラッシュで、存在をアピールする。
「ボーン!!」
「ボコーン!!!」
水面を突き上げるバイト連発!
「宙を舞うGaboz!!! 90」
「くぅ~っ」 楽しすぎるーー!!!
さあ。どおやって乗せる?
やはり、ナイトゲームで濁りのせいか
ミスバイトが多い。
こんな時は、「待っててあげるメゾット」
ダウンクロスで入れながら、
ルアーの頭を上流に向ける。
ラインを張りながら、流れを横切らせる。
移動距離を少なくしながら、
「狙いやすく」してあげる。
大切なのは、ルアーの頭を上流に向ける。
そして、「巻かない」
これだけです。
このメゾット。
シンキング系のルアーだと、流速が下がると沈んでしまい、根掛かりの危険性も在るのだが、
このGaboz!!! では、この様な変態技?も、
ストレス無くこなせる。
「ボコーーンッ!!!!」
はい!!いらっしゃーい!(笑)
(自分で見ても、なんかムカツク…)
BlueBlue【Gaboz!!! 90】final test sample
頭を上流に向ける事によって、
ラインスラックや、リトリーブを使わなくてもルアーがアクションしてくれる。
動きを見てもらうと解ると思う。
良くこんな風に
「流れに逆らいながら、泳ぐベイト」を、
皆さんも見ているハズである。
そう言う事である。
うん。満足。
ここら辺で勘弁してあげようと、
帰る気持ちになったが、
珍しく、
「何かが後ろ髪を引いた」
まだある?
再び戻り、今一度Gaboz!!!で、同じメゾットを試してみる。
水深もほとんど無い。
ベイトも流れた様で、居ない。
でも、何かを感じている。
丁寧に探り直してみる。
ボトムストラクチャー際を攻める。
その、数投目……………。
「ぼふぉーん!!!」
( ̄(エ) ̄)y-゚゚゚イイネ!
ドデカイ水柱が上がる!!!
ボトムに行かれない様に
ポンピングを入れるが、動かない!
「この位置はまずい」
とっさに歩きながら「そいつ」を
ストラクチャーから剥がす。
豆知識だか、「ロッドワーク」で
なんともならないと感じた相手を動かすには、
ロッドのタメを効かせた状態を保ちながら、
「魚を余り刺激せず、ジンワリと自分が動く」
巻くより、歩く方が「パワーが有る」のです。
この時に、「移動先と、魚」両方に細心の注意をしてください。
移動中で躓いたり、
魚から目を離して、余計変な所に行かれない様に。
時に歩いて引っ張り、時に近付いて、
こっちの有利なポジジョンに立て直してから、ファイトを再会する「心の余裕」を
持つようにしてください。
掛けた最中、精神的になかなか難しいところではありますが。
で、上手くファイトを再会し、
キャッチ!!
BlueBlue【Gaboz!!! 90】final test sample
秋の始まりを告げる様な
コンディションの良いランカー83cm。
こちらのBlueBlue【Gaboz!!! 90】は、
10月発売予定。
是非、お楽しみに!!!
「状況を見ながら、足で探す。」
しばらくは、好きなポイントをじっくりと分析する釣りをしてきた。
勿論、今でもそれが大好きな釣りでもあるが、
これが、本来私のスタイル。
だから、タイトルも
The Run Gun Show。
その日、その日の状況を予想し、移動し、
体感する。
これからの時期、それもとても大切な事だと思う。
そして、それらが当たったときの快感は
何物にも代えられない宝物となる。
さあ。
明日も
Run Gunして行こうじゃないか!
と、言うことで、part 2に続く。
next target……。
TACKLE
APIA【foojin'Z】NIGHT HAWK 95ML
BlueBlue
【SNECON 90S】fast test sample
【Blooowin! 80S】fast test sample
【Gaboz!!! 90】final test sample
APIA
http://www.apiajapan.com/sp/
BlueBlue
http://bluebluefishing.com/m/
- 2015年9月15日
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