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▼ ルアーインプレ) 華麗なる名脇役達 ~その8
- ジャンル:日記/一般
- (華麗なる名脇役達)
今回で第8回目になります。
あまりにもマイナーなルアーを紹介した場合に、何ソレ?で終わってしまっては面白くないので、そこそこ新しいものも紹介に入れるようにしています。
タイトル・コンセプトと若干ズレてきましたが、何卒、容赦くださいませ。
さて今回は、一時はよく雑誌・メディアで紹介されていたものの、最近はてっきり店頭からも見なくなってしまった…ただ、その実は超絶の実力派。小型のシャローランナーについて紹介します。
このルアーの実力を知る者ってしまった方は、外せない一軍選手となってしまうことに加え、ボックスに入れ忘れてしまった時には、もうフラストレーションが溜まって釣りにならない!…そんな危険な中毒性さえ持ち合わせた憎いヤツです。
~第8回 Rabit90 ~

@2010年9月 某湾奥河川 河口部
天候、濁り、風向き、昼間に確認したイナッコ…
諸々の条件を掛け合わせてみると、食わせ処の相場は決まっていて、それは手前のブレイクライン。
で、食わせる為には、その定点にてルアーをターンさせるのだ
…
まぁ…隣の釣り人は、そうなるのだろうね。
自分は食わせることよりも、そのラインを長く引けることを優先してダウンでルアーを引く。
基本的には鱸の嫌う、完全に流れに逆らう動きになることは分かっているのだけれども、自分には釣れるのだ。
技術的な話じゃなくて、Rabit90を使っているから
ゴン!

「コース取りとターンは考えなくとも、魚が居れば、適当にダウンで引いてくれば釣果はついてくる」
←全くの勘違いです。
悪い癖が、その他のルアーにも飛び火してしまった私は、この年の12月以降、流れを探すという作業を忘れてしまい、ブレイク×流速差×ターンの相関関係を確認するオープンウォーターを釣る感覚を取り戻すのに、随分と苦労する羽目になりました。
妙な前置きになりましたが
既成のシャローランナーの概念を崩す、衝撃のアクション…それがRabit90です。

さて、この写真を見てお分かりかと思いますが、かの悪名高きRBと同じくボディを強く細かくロールさせる縦組みのリップを装着したシャローランナーになります。
それもそのはず、デザインしたのはRBの生みの親、坂本智春氏ですから。この方について、私なんぞがどうこう語っては大変な失礼となりますので、ここでは伏せておくこととします。
RBが釣れることにイチイチ説明は要らないかと思いますが、では、シャローランナーにこのリップを装着させた場合どうなるのでしょうか?
基本的にはRBと同じく細かいロールアクションを発生させます。
コモモなどのユッタリとしたロールアクションとは異なり、ビビビビ!!!と竿に伝わるバイブレーション系の振動です。
では、RBとRabit90は何が違うのかといいますと
・振動の強さ
・蛇行アクション
という2つの点において大きく異なっています。
その原因はルアー自体の「浮力」の違いです。
80㎜弱のボディで15gというウエイトを持つRBは、基本的にはバイブレーションにカテゴライズされる高比重のルアーになりますが、Rabit90の場合11gそこそこの軽量のルアーです。
ロールアクションを生み出すのは、このリップに水流が当たりそれを左右に逃がすことで発生する運動なのですが、ボディが軽いことによって、逃がすことで起こるロールアクションの反動が強くなり、強く集魚力のあるアクションを生み出す元となっています。
それともう一つ。
これが肝心なのですが、左右に逃がす水の量は正面から受けている水の量に依存しながら、常に不安定な状態になります。その受け流す量が一定でない分、右に多く水を流せばルアーは左に、左に多く水を流せばルアーは右に…と蛇行しながら進行します。
つまり、シーバスの好む軌道の変化をオートマチックに起こし続ける、このルアーの大きな特性と言えるでしょう。
なので、
食わせ処の全く無いダウンキャストでも、ある程度魚の活性が高ければ、ガンガン食ってくるのです。
そんな釣りばかりやっていたので、結果的に2010年秋は非常に数が伸びたのですが、腕は著しく鈍ってしまいました。他のルアーではこの方法は通用しません。
で、自分のこのルアーに対する依存度と、適当に使っても魚を拾ってきてしまう特性で「何故釣れたか?」を不明確としてしまうことから、今は封印状態としています。
一言断っておきますが、rabit90はドリフト・抜き・ターンと通常のシャローランナーのベーシックなテクニックにも十分対応する…というかそれを使えれば、より釣果を挙げてくれるルアーであることは間違いありません。
ただ、面倒臭がりな自分は、楽にサクサク釣れるやり方ばかりが身についてしまい、妙な方向に向かってしまいました。
最後に基本的なスペックですが、11gのFミノーながら飛行姿勢が抜群に良いので、40m程度まで射程範囲となります。この妙な形状からは想像が付きにくいかもしれませんが、ぶっ飛びの小型ミノーです。
また、このサイズにしては4番フックが装着されている点も見逃せません。大型の魚にも負けない強いフックと、バラしにくさは釣果アップを陰で支える要因の一つです。
さて、ゴチャゴチャ書きましたが、基本的な使い方は簡単で、投げてゆっくりと巻くだけ。
原理は知らずとも、勝手にルアーが魚を連れてきてくれます。

「小型のミノーで、飛ばして上で食わせたい」
例えばTuned K-tenを使用するような場面を想定して使えば、自ずと釣果はついてくることでしょう。
PS ちなみに11㎝のRabitもあります。私的にはこちらの方がサイズ的にもドンズバなんですが、危険すぎて…手が出ません w
あまりにもマイナーなルアーを紹介した場合に、何ソレ?で終わってしまっては面白くないので、そこそこ新しいものも紹介に入れるようにしています。
タイトル・コンセプトと若干ズレてきましたが、何卒、容赦くださいませ。
さて今回は、一時はよく雑誌・メディアで紹介されていたものの、最近はてっきり店頭からも見なくなってしまった…ただ、その実は超絶の実力派。小型のシャローランナーについて紹介します。
このルアーの実力を知る者ってしまった方は、外せない一軍選手となってしまうことに加え、ボックスに入れ忘れてしまった時には、もうフラストレーションが溜まって釣りにならない!…そんな危険な中毒性さえ持ち合わせた憎いヤツです。
~第8回 Rabit90 ~

@2010年9月 某湾奥河川 河口部
天候、濁り、風向き、昼間に確認したイナッコ…
諸々の条件を掛け合わせてみると、食わせ処の相場は決まっていて、それは手前のブレイクライン。
で、食わせる為には、その定点にてルアーをターンさせるのだ
…
まぁ…隣の釣り人は、そうなるのだろうね。
自分は食わせることよりも、そのラインを長く引けることを優先してダウンでルアーを引く。
基本的には鱸の嫌う、完全に流れに逆らう動きになることは分かっているのだけれども、自分には釣れるのだ。
技術的な話じゃなくて、Rabit90を使っているから
ゴン!

「コース取りとターンは考えなくとも、魚が居れば、適当にダウンで引いてくれば釣果はついてくる」
←全くの勘違いです。
悪い癖が、その他のルアーにも飛び火してしまった私は、この年の12月以降、流れを探すという作業を忘れてしまい、ブレイク×流速差×ターンの相関関係を確認するオープンウォーターを釣る感覚を取り戻すのに、随分と苦労する羽目になりました。
妙な前置きになりましたが
既成のシャローランナーの概念を崩す、衝撃のアクション…それがRabit90です。

さて、この写真を見てお分かりかと思いますが、かの悪名高きRBと同じくボディを強く細かくロールさせる縦組みのリップを装着したシャローランナーになります。
それもそのはず、デザインしたのはRBの生みの親、坂本智春氏ですから。この方について、私なんぞがどうこう語っては大変な失礼となりますので、ここでは伏せておくこととします。
RBが釣れることにイチイチ説明は要らないかと思いますが、では、シャローランナーにこのリップを装着させた場合どうなるのでしょうか?
基本的にはRBと同じく細かいロールアクションを発生させます。
コモモなどのユッタリとしたロールアクションとは異なり、ビビビビ!!!と竿に伝わるバイブレーション系の振動です。
では、RBとRabit90は何が違うのかといいますと
・振動の強さ
・蛇行アクション
という2つの点において大きく異なっています。
その原因はルアー自体の「浮力」の違いです。
80㎜弱のボディで15gというウエイトを持つRBは、基本的にはバイブレーションにカテゴライズされる高比重のルアーになりますが、Rabit90の場合11gそこそこの軽量のルアーです。
ロールアクションを生み出すのは、このリップに水流が当たりそれを左右に逃がすことで発生する運動なのですが、ボディが軽いことによって、逃がすことで起こるロールアクションの反動が強くなり、強く集魚力のあるアクションを生み出す元となっています。
それともう一つ。
これが肝心なのですが、左右に逃がす水の量は正面から受けている水の量に依存しながら、常に不安定な状態になります。その受け流す量が一定でない分、右に多く水を流せばルアーは左に、左に多く水を流せばルアーは右に…と蛇行しながら進行します。
つまり、シーバスの好む軌道の変化をオートマチックに起こし続ける、このルアーの大きな特性と言えるでしょう。
なので、
食わせ処の全く無いダウンキャストでも、ある程度魚の活性が高ければ、ガンガン食ってくるのです。
そんな釣りばかりやっていたので、結果的に2010年秋は非常に数が伸びたのですが、腕は著しく鈍ってしまいました。他のルアーではこの方法は通用しません。
で、自分のこのルアーに対する依存度と、適当に使っても魚を拾ってきてしまう特性で「何故釣れたか?」を不明確としてしまうことから、今は封印状態としています。
一言断っておきますが、rabit90はドリフト・抜き・ターンと通常のシャローランナーのベーシックなテクニックにも十分対応する…というかそれを使えれば、より釣果を挙げてくれるルアーであることは間違いありません。
ただ、面倒臭がりな自分は、楽にサクサク釣れるやり方ばかりが身についてしまい、妙な方向に向かってしまいました。
最後に基本的なスペックですが、11gのFミノーながら飛行姿勢が抜群に良いので、40m程度まで射程範囲となります。この妙な形状からは想像が付きにくいかもしれませんが、ぶっ飛びの小型ミノーです。
また、このサイズにしては4番フックが装着されている点も見逃せません。大型の魚にも負けない強いフックと、バラしにくさは釣果アップを陰で支える要因の一つです。
さて、ゴチャゴチャ書きましたが、基本的な使い方は簡単で、投げてゆっくりと巻くだけ。
原理は知らずとも、勝手にルアーが魚を連れてきてくれます。

「小型のミノーで、飛ばして上で食わせたい」
例えばTuned K-tenを使用するような場面を想定して使えば、自ずと釣果はついてくることでしょう。
PS ちなみに11㎝のRabitもあります。私的にはこちらの方がサイズ的にもドンズバなんですが、危険すぎて…手が出ません w
- 2012年1月21日
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今回のインプレはニヤケさんのスタイルと伴ってレベル高いっす(汗
僕はまだまだその領域まで達するのにあと数年はかかりますが、今のところは居付きの魚に口を使わせるためのルアーしか使ってないなあ。
なのでRBと比較するなら自分の場合シャローランナーとしてはSSSに偏ってしまいます。
いつもニヤケさんの記事を拝見するたびに、この趣味の奥深さを知りますね。
少ないですが魚を出せるようになっても、やはり自分の釣りはまだまだだな、と。
それにしてもルアーに対するこのインプレログは毎回勉強になりますよ^^
長月