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先週に引き続き

  • ジャンル:釣行記
1月15日(日)

場所の選択は非常に迷うところだが、先週に引き続き新規開拓ということで、例の釣り場へ向かう。

バチの存在こそ確認できていないものの大潮周りの下げを狙った前回とは異なり、夕方からは上げを狙うことになる潮周りであることが今回のポイントである。


正直なところ、釣果を挙げるという意味においてはやや狙いのズレてる釣行なのだけれども、釣り場を知るという意味においては、目先の釣果に拘って潮を選んでいては前に進めないのだ。

釣りに限らないことだけれども、遠回りをするからこそ得られる引き出しにこそ、価値があるのだから。




夕方から釣りを開始したのだけれども、上げの3部といったところで、ゆっくり河が逆流している。

河川の水と比較すれば多少は暖かいであろう上げ潮の海水層に乗ってくるベイトが何なのか。そもそもそれが居るのか。居たとしたらそれが溜まる場所はどこで、魚はどの位置でそれを狙っているのか。そしてルアーという紛い物に食い付くタイミングの条件とは?

釣りが終わった後に、上記1つでも持ち帰ることが出来るように…そんなことを考えながら各種ルアーを明暗へ流しこんでいく


上げも効いてきた8時くらいだろうか。

橋の前のストラクチャーに当たって緩んだ流れの淀みと、ブレイク以深の流芯に近い流れとの差がハッキリしてきたタイミングにて




ピシャッ…


ベイトこそ確認出来ないものの、ライズを確認できた。
ライトを照らしても跳ねるものもなく、シラスのような浮いているものが居る訳でもない。



何だろう?


魚のサイズとしてはせいぜい40㎝程度といったところで、水面を叩くのは口ではなく尾びれ。魚が反転している場所を想像するに水深1mくらいが餌の流れる場所だろうか?


その後、潮位が増すごとにライズの数も増えてきて、ポイントの魚数で言えば結構なものになってきた。



ただ、食っている場所が悪すぎる。

アミにしろシラスにせよ、ルアーで模すことが出来ないマイクロベイトを補食する魚がルアーで釣れるのは、定点に送り込むことでの『スローなリアクションバイト』が成立するからであり、流れの壁を使うことが絶対条件だ。

流芯と手前の流速差の生まれる位置にて餌を食べて欲しいのだけれども、手前の淀みの中で、ランダムな位置でライズが出てしまっているのである。



いやー、困ったな



手数勝負で適当な位置にてターンさせてみる?

流すのではなく止めてみる?

上昇軌道での反射食い?

それともフォール?

いっそのことダートで散らしてみる?

スピード変化を入れてみる?

あえてボトムを叩いてみる?







色々と試してみるものの、結局のところ、この気難しいフッコ達がルアーに食いついてくれることは無かった。


ランガンを信条とする普段の自分であれば、さっさと見切って移動してしまうのだろうけれども、そうはいかないのは、この魚たちが流れの壁に並ぶタイミングがあるかもしれないという可能性があるから。

それを知ることが今回の目的であり、ガツガツとやっては折角の1月が楽しめないではないか。





釣れるかどうかは別として、魚が居ることは、よく分かった。

今週末は明るい時間の満潮ということで、深夜からの上げはより面白い条件となるだろう。



そうそう。

話は変わるけど、ガイドが割れてたので修理に出していた、LEOZA93M が帰ってきました。



9月末に購入後、150本ほどの魚を連れてきてくれた、この竿。

ようやく手に馴染んできて、これからもお世話になっていきたい逸品である。





帰ってきたことでロングレンジの釣りが可能になるだけに、上げ潮の条件下においては、戻ってくる前に釣り場に見切りを着けておきたかった。



振り向かない者を無理に追いかけるよりも、新しい者へ目を向けた方が良いのは、釣り以外にも当てはまることだ。

でも、それが逃げるほどに追いかけてしまうのは、男の悲しい性とでも言いましょうか 笑

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