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▼ ルアーインプレ) 華麗なる名脇役達 ~その5
- ジャンル:釣り具インプレ
- (華麗なる名脇役達)
ルアーボックス内の隠れた実力派を紹介するこのシリーズ
今回で第5回目となりました。
さて、何度か釣行記のログにも登場していますが、今回はまさに 『スーパーサブ』
私のボックスから年間1群を外れることのない、超実力派のシャローランナーを紹介したいと思います。
~第4回 Honesty125 Honesty95 ~

春先~ Fimoの上部に貼られていた、バナー広告ですが 『バチ抜けには オネスティ!』
したり顔で小沼氏がフッコを抱えている、あの広告です。
個人的な感想を言うならば、勿体無い宣伝だな、と
このミノーの特徴を挙げるなら、ただ1つ。
全く動きません。
アクションしないことがアクション、つまりノーアクション。
割り箸のようにただの棒となって、スーッと水を切って泳ぎます。
レンジ的には水面下30センチ程度でルアーカテゴリーとしては、いわゆる「シャローランナー」に分類されます。シャローランナーに関しては、近年各種メーカーがこぞって製品を発売しているカテゴリーになりますが、コモモに代表されるようにヨタヨタと泳ぐローリング系か、グースのようにバタバタとお尻を振るウォブリング系、、、いずれにしても微弱な水流でもしっかりとアクションを起こすように設定されたルアーが多いのが特徴です。
では果たして、全く泳がないこのルアーは釣れるのか?という疑問が出てきますが、結論から言えば、Honestyは非常に良く釣れるルアーです。
慣れないうちは、しっかりとアクションしているルアーほど釣れるような錯覚を持ちがちなのですが、実際のところ『ゴミでない最低限の違和感』を与えることが出来ればシーバスはバイトしてきます。
例えば、デットスローのドリフト系のテクニック。ルアーをアクションさせるためのリトリーブではなく、糸ふけを取るようなレベルの超スローなリトリーブでも、少なからずラインに引かれる影響を受けて、ルアーは何らかの非生物でない(ゴミではない)かのようなアクションを起こしています。このテクニックが流下する餌を捕食するシーバスにとって非常に有効であることは周知の事実かと思います。
別の例で言えば、近年流行りのストレート系のワーム。これは柔らかい素材のためテールが微振動を起こしますが、基本的にはノーアクション。スーッと泳ぐ油断したカタクチイワシをイミテートしたルアーであることは有名です。
そうです。
このHonestyはプラスチック製のストレートワームなのです。
勿論しっかりと動くルアーでもシーバスは釣れるのですが、動くことで反応しない魚に口を使わせる唯一無二のフォローベイト。
それがこのルアーの本質であると考えています。
最初の話に戻りますが、確かにバチ抜け時には泳ぎの弱いルアーが有効であることは事実なのですが、それはこのルアーの活躍するステージの1つでしかない。なので、消費者に先行して偏ったイメージを持たせてしまうことは非常に勿体無いな、というのが個人的な感想だったりします。
では、このルアーの活きる場面はどのようなところか?
私の良く使うシチュエーションは以下の4つで、このような状況の時に定番のルアーで探った後、フォローとして入れるようにしています。
①ダウンストリームの釣り
②水の澄んでいる状況
③ベイトが小さい時
④デイゲーム
①に関しては、泳がないという特性を言い換えるなら 『流れを受けても暴れない』 ということです。
写真のシーバスは2010年11月末 初冬の荒川河口部にて釣った魚です。

ご存知の通り荒川は水量が多く、大潮の下げの時間は、まさに激流。
その中でダウンの角度でしか引けない位置にある岩盤を、定番のシャローランナーで探った後もノーバイト。ルアーが水を受けすぎて暴れてしまっていることを想定して、Honestyへスイッチ。結果、見事76cmの良型をキャッチできました。
②に関しては、よく泳ぐルアーは濁りの時にはしっかりと振動を発生させて頼りになるのですが、澄潮の時は魚に嫌われる原因となることも事実です。そういった状況の時に、このノーアクションが抜群に効果を発揮することがあります。

写真では分かりませんが、この時は水の透明度が高く他のルアーでは反応を取れない中、キャッチできたシーバスです。
③に関してですが、アクションをしないということはルアーからの振動が小さいということで、シルエット以上にシーバスに与える印象は小さな餌なのではないかと考えています。事実このHonestyを使用すると125センチでも良くセイゴが食ってきます。
最後になりましたが④
デイゲームにおいてストレートワームの効用は有名かと思いますが、同様にHonestyは日中のシャローを回遊するシーバスにも見切られにくく、有効な食わせの手段になります。また、シャローランナーは、デットスローを前提に設計されたものが多いので、逆に言えば、早引きでは暴れてしまいます。このルアーに関しては、早引きでもアクションは変わることなく、スーッ と抜けてきます。
写真のシーバスは初夏のデーゲームにて、トップで水面を叩いた後にフォローで入れた95で獲った1本です。

ん?
おおっと失礼。写真を間違えてしまいました。

他のルアーにはない、ノーアクション。
最初にこのアクションを見た時には、とっつきづらいのは事実なのですが、使い込むほどに外せなくなる憎いヤツ、Honesty
機会あれば是非ともお手に取ってみて下さい。
使いこなせば、きっと、このルアーでしか獲れない魚を連れてきてくれることでしょう。
今回で第5回目となりました。
さて、何度か釣行記のログにも登場していますが、今回はまさに 『スーパーサブ』
私のボックスから年間1群を外れることのない、超実力派のシャローランナーを紹介したいと思います。
~第4回 Honesty125 Honesty95 ~

春先~ Fimoの上部に貼られていた、バナー広告ですが 『バチ抜けには オネスティ!』
したり顔で小沼氏がフッコを抱えている、あの広告です。
個人的な感想を言うならば、勿体無い宣伝だな、と
このミノーの特徴を挙げるなら、ただ1つ。
全く動きません。
アクションしないことがアクション、つまりノーアクション。
割り箸のようにただの棒となって、スーッと水を切って泳ぎます。
レンジ的には水面下30センチ程度でルアーカテゴリーとしては、いわゆる「シャローランナー」に分類されます。シャローランナーに関しては、近年各種メーカーがこぞって製品を発売しているカテゴリーになりますが、コモモに代表されるようにヨタヨタと泳ぐローリング系か、グースのようにバタバタとお尻を振るウォブリング系、、、いずれにしても微弱な水流でもしっかりとアクションを起こすように設定されたルアーが多いのが特徴です。
では果たして、全く泳がないこのルアーは釣れるのか?という疑問が出てきますが、結論から言えば、Honestyは非常に良く釣れるルアーです。
慣れないうちは、しっかりとアクションしているルアーほど釣れるような錯覚を持ちがちなのですが、実際のところ『ゴミでない最低限の違和感』を与えることが出来ればシーバスはバイトしてきます。
例えば、デットスローのドリフト系のテクニック。ルアーをアクションさせるためのリトリーブではなく、糸ふけを取るようなレベルの超スローなリトリーブでも、少なからずラインに引かれる影響を受けて、ルアーは何らかの非生物でない(ゴミではない)かのようなアクションを起こしています。このテクニックが流下する餌を捕食するシーバスにとって非常に有効であることは周知の事実かと思います。
別の例で言えば、近年流行りのストレート系のワーム。これは柔らかい素材のためテールが微振動を起こしますが、基本的にはノーアクション。スーッと泳ぐ油断したカタクチイワシをイミテートしたルアーであることは有名です。
そうです。
このHonestyはプラスチック製のストレートワームなのです。
勿論しっかりと動くルアーでもシーバスは釣れるのですが、動くことで反応しない魚に口を使わせる唯一無二のフォローベイト。
それがこのルアーの本質であると考えています。
最初の話に戻りますが、確かにバチ抜け時には泳ぎの弱いルアーが有効であることは事実なのですが、それはこのルアーの活躍するステージの1つでしかない。なので、消費者に先行して偏ったイメージを持たせてしまうことは非常に勿体無いな、というのが個人的な感想だったりします。
では、このルアーの活きる場面はどのようなところか?
私の良く使うシチュエーションは以下の4つで、このような状況の時に定番のルアーで探った後、フォローとして入れるようにしています。
①ダウンストリームの釣り
②水の澄んでいる状況
③ベイトが小さい時
④デイゲーム
①に関しては、泳がないという特性を言い換えるなら 『流れを受けても暴れない』 ということです。
写真のシーバスは2010年11月末 初冬の荒川河口部にて釣った魚です。

ご存知の通り荒川は水量が多く、大潮の下げの時間は、まさに激流。
その中でダウンの角度でしか引けない位置にある岩盤を、定番のシャローランナーで探った後もノーバイト。ルアーが水を受けすぎて暴れてしまっていることを想定して、Honestyへスイッチ。結果、見事76cmの良型をキャッチできました。
②に関しては、よく泳ぐルアーは濁りの時にはしっかりと振動を発生させて頼りになるのですが、澄潮の時は魚に嫌われる原因となることも事実です。そういった状況の時に、このノーアクションが抜群に効果を発揮することがあります。

写真では分かりませんが、この時は水の透明度が高く他のルアーでは反応を取れない中、キャッチできたシーバスです。
③に関してですが、アクションをしないということはルアーからの振動が小さいということで、シルエット以上にシーバスに与える印象は小さな餌なのではないかと考えています。事実このHonestyを使用すると125センチでも良くセイゴが食ってきます。
最後になりましたが④
デイゲームにおいてストレートワームの効用は有名かと思いますが、同様にHonestyは日中のシャローを回遊するシーバスにも見切られにくく、有効な食わせの手段になります。また、シャローランナーは、デットスローを前提に設計されたものが多いので、逆に言えば、早引きでは暴れてしまいます。このルアーに関しては、早引きでもアクションは変わることなく、スーッ と抜けてきます。
写真のシーバスは初夏のデーゲームにて、トップで水面を叩いた後にフォローで入れた95で獲った1本です。

ん?
おおっと失礼。写真を間違えてしまいました。

他のルアーにはない、ノーアクション。
最初にこのアクションを見た時には、とっつきづらいのは事実なのですが、使い込むほどに外せなくなる憎いヤツ、Honesty
機会あれば是非ともお手に取ってみて下さい。
使いこなせば、きっと、このルアーでしか獲れない魚を連れてきてくれることでしょう。
- 2011年12月21日
- コメント(8)
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友人からオネスティもらったのですが
まだ針も着けてませんでした。
どうやって使うか
分からなかったので
たいへん参考になりました!
自分の中で動かないルアーは
釣れると思っているで
バチシーズンから使ってみますね。
因みに125なんですが針は何番使っておりますか?
魚屋 ムネ
東京都