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ファウベー@ぼら吉

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世界自然遺産 ロウニンアジ/GTを求めてⅡ

屋久島での滞在期間は5日間。

 

初日のGTフィッシングは不発に終わり、

2日目は縄文杉、二度目の訪問だ。台風直前の屋久島は雨。


トロッコ道を歩く。往復11時間。




雨のトレッキング、雨の縄文杉は杉の原生林が醸し出す


なんとも言えない雰囲気が最高だった。





 

3日目、4日目は島内観光。

海は大荒れだ。



フルーツ園。







ドラゴンフルーツ。竜が火を吹いてるみたいでしょ。



雨のあとはカニも散歩。



 

5日目はダイビング。キビナゴの群れ。




ダイビングの後に近くの川でルアーを投げてみた。


何度かチェイスがあり、X70でソゲを1枚。

先行者の人はヒラスズキとメッキを何匹か釣っていた。

 

この屋久島でも台風一過の川の中には

ヒラが入ってくるとのこと。


夕まずめに別の川にAPIAのAngelshooter

片手にハーフパンツで


関東では魚が付いていそうな場所でウェーデイング。

ハーフパンツのウェーデイングは海水と淡水の

混ざり具合を肌で感じやすいから魚の居そうな場所が

なんとなくイメージしやすい。

宿のご飯があるので短時間しかなかったが

キャストを繰り返す。

 

結局釣れなかったが、反対側でエサでヒラを狙っていた

親父が僕らがポイントを離れると車で追っかけてきた。

「おめーら、よくこのポイントわかったな」

(関東では普通ですが。。)


色々話を聞いてみると普段は台風一過

ヒラは川の中にいる
のが見えるとのこと。

おっちゃんと話をして宿へ。





屋久島に行くなら送陽邸へ。

何箇所も回ったが、ここがダントツ。

もちろん値段もそこそこだけど。

 

 

GTを諦められなくて実は4日目に船長にお願いしていた。

明日はGTリベンジだ。はよ寝よう。

6日目は朝8時から屋久島周辺でGTを狙うことに。

飛行機が17時35分に出発するので時間がない。





今回は台風一過だけあって白波のたつ中での


GTフィッシング。


諦めきれない思いで海へ出たが、何処かで諦めていた。

関東だったら絶対に船なんか乗りたくない状況。

 

ポイントに着いてキャストを開始するも中々GTが出ない。

脳裏に口永良部島での結果がフラッシュバックする。

 

口永良部でキャストの練習を大量にしたおかげで

キャストは万全。


最初のポイントで魚が出ない。

今回は口永良部で船長が使っていた

HAMMER HEAD Cherry pai180


も2つ購入して持ってきた。

 

Cherry pai180は凄く扱いやすいルアーだった。

細いボディが関係しているのか、

水かみもよくしっかりとダイブする。


70gと少し軽量だが、バランスが良いのかもしれない。

動きがビギナーでも生々しく演出出来る。

スプラッシュを出さずにダイブさせてウエイト。

ダイブトゥウエイトの繰り返し。

 

次のポイントは沈み根と磯、馬の背の絡み合ったポイント。

何回か流している間に相方のBlueFishの後ろで

スプラッシュ!!


屋久島でGTが出た!

水深20-30m。残念ながら後が続かない。

 

そして次の岬まわりのポイントでも魚が出ない。

ダメか。。

 

今回は半日なので6時間だ。

ポイント3箇所を回ってすでに4時間。焦り始める。

台風の巻き込み風のお陰でさらに白波が強く出始める。

GTの経験のない自分にとっては

「ルアーが見つけられないのではないか?」


とさらに不安がよぎる。

 

時間がないのでスプラッシュのあった

2回目のポイントで粘ることにした。


沖の磯と根回り、そして潮目が絡んだポイントだ。




この時点で屋久島でGTがヒットしていない時間14時間。

 

ポイントに上手く船を流していく。

恐らく風速は7m/secを軽く超えていた気がする。

 

そしてここだと思ったポイントにCherry pai

タチウオ
カラーをキャスト。

スラッグをとり、1アクション目に

ドンッ!

出た!!

 

釣り番組でしか見たことのないあのスプラッシュが

目前で繰り広げられた!

その瞬間、視覚がフレーム化し、

映像として頭に焼き付けられる。

 

思っていたより焦りもない。

落ち着いてやり取りを開始。

それと並行して船長が根から船を離しはじめる。

5分くらいドラグを出されながらファイトをする。

 

フッ。。

 

根に潜られた。痛恨のラインブレイク。

システムを組み直して

さっきスプラッシュのあったポイントへ


Cherry pai180ウメイロをキャストする!

 

白波たつなかさっきも出た。

絶対にでるはずだ!


2アクション目で、ドンッ!!!

 

出た!
 

ドラグを調整しながらGTを根から引き剥がす。

船長は根から船を徐々に離していく。

船の揺れが半端じゃない。。

 

GT初心者の僕はロッドをがっつり握ってしまっていた。



当たり前のように握力が奪われていく。

ラインを出されては巻き取り、風で岸側に寄せられては

船を沖にだす。の繰り返し。

 

ほぼ握力も腕力も奪われてほとんど力が入らない。

ラインのカラーがほとんど変わらない。

Syota君も苦笑い。







時間にして15分。ポイントから1kmほどのところで

ようやく魚体が見えてきた!

 

後少しだ。

何が辛いって、ものすごいデカイ魚体を掛けた状態で

1kmも移動したことだ。

 

腰が痛すぎる。。

もう力は何も入らない。海に落ちなくて良かった。
 

 

最後の力を振り絞ってネットイン。

やった、ついにGTを手にすることが出来た!





 

いつも雑誌やテレビでみていたGTだ。

水を掛けて魚体を保護しながら夢の膝持ち。



小さい頃から夢見た魚で夢のポーズ。


辛すぎて眉間のシワがとれないが。。

 

もう動けない。あとは相方に釣ってもらおう。

一応ラインをチェックしながら相方のキャストを見守る。

 

さっきヒットしたポイントで相方がキャストをする。

2回ヒットした自分にはヒットポイントが見えていた。

「あそこにキャストしてみて」

その言葉の通りキャストするとBluefishの後ろで

ボシュっ!

 

GTだ!


が、乗らない。

 

今更だが、誘い出しについて色々考えた。

クロマグロの時速約80km/h

ヒラマサの時速50km/h

 

で、ネットで調べてもGTの時速は出てこないので

尾びれのイカツさから時速65km/hとしよう。

 

そうするとGTの秒速は約18m/sec

マグロは22m/sec

ヒラマサは13.8m/secとなる。

 

例えば水深50mの場合、GTだと2.7秒。

マグロだと2.2秒、ヒラマサだと3.6秒となる。

 

着水からの”なんだ!?なんだ!?”から

ルアーを動かしたあとの”お!?”にGTが変わって

から2.7秒後にドカン!!となるはず。

 

とすると、ラインスラッグをとったあとの2回目

のアクションあとのステイでドカンとなるはず。

 

そんなことを色々考えていたら体力が戻ったので

もう一度キャストを開始してみることにした。

2回も同じところで出たからか

この時には魚が見えている
気になっていた。

 

ルアーは先程のヒットルアー、Cherry pai180。

狙っていたポイントにキャストをし、2アクション目に


バッシュっ!!


ドンっ!!
 

また出た!!今度はさっきよりも小さい。

さっき動かなかった身体が動く。

徐々に引き上げていく。

 

今回は余裕があったのでムービーを撮ってもらってた。

但しもう素人ファイト満載&身体ボロボロで

見てもらうのには忍びない感じですが。。



こいつも無事にネットイン。




今回はまともに笑えた。本当に至福の時だった。





シーバスでは味わえない魅力と強い引き。

最高以外の何ものでもなかった。

 

相方はこのあとも続かず。

もう一匹出せる気がしたが、時間がないため

屋久島のGTフィッシングを終わりにした。

最高の時間だった。

 

32歳、最後の夏休み。

最高の夏休みになった。

--


今回のGTで使ったルアーたち。

 Carpenter BCγ75-190
                 Bluefish100
                 Bluefish120
                 鮪郎110−175
 Hammer Head Cherry pai180(ウメイロ、タチウオ)
 Fisherman Crazy Swimer

そしてルアーをタックルに整理するのはこれ。
ER巣山技研のPullBoy




写真はブルーソード80S

GTルアーでもギリギリ装着可能。
タックルでフックが絡まなくなった。
そしてシンプルな構造だからフックが錆びにくい。

あとこれから楽しみなのはKZ worksのルアー。
シュリガーラ90TNSとブルーソード80S。
ブルーソード80SはGTでもマグロでも使いたくなる
シチュエーションが多そうだ。

もう釣り行きたい。。

 

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