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▼ 小泊クロマグロ釣行記とタックル
- ジャンル:釣行記
- (クロマグロ, Laulau8.3GT-S, クロマグロタックル)
2016年某日。
ずっと憧れ続けてきた青森県竜飛崎でのクロマグロゲーム。
年末のクロマグロ特番に端を発し、自身の中にずっといつかは、と思わせていたクロマグロ。
関東では伊豆大島近海でゲームは成立するが、今まではジギングで5kgのメジまでしかキャッチしていない。
伊豆大島に2回ほど遠征して1本のキャッチ。
他に2016年はキハダマグロゲームで自作ルアーに海面爆発するもキャッチに至らず燻っていた。
クロマグロのキャスティングゲームが成立するには海面にクロマグロが回遊していること、そしてそこに船でアクセスするまでボイルが継続、もしくは鳥が旋回していること、そしてそこに上手くキャストすることが最低条件である。
このチャンスが一日に数回しかない上に、そこから誘い、喰わせるまでの確率も非常に低い。
そこで掛けたとしてもあげられる可能性も著しく他のゲームに比べて低い。
でもそれを凌駕するエキサイティングなゲームがそこにはある。
そんなクロマグロゲームにチャレンジすることが出来た。
今回乗船したのはBRABUS。
太郎丸などを有する船宿の一隻だ。
竜飛崎にあるこの船宿で年間にキャッチされるマグロの数は今年で20本ほど。
可能性としてはかなり低いゲームだ。
今回のメンバーは僕を含めて4名。
通年マグロを追いかけているメンバーに入れてもらえた。
昨年相模湾で60kgオーバーのキハダをキャッチしたメンバーもいる。
そのメンバーで東京から竜飛崎を車で目指した。約9時間ほど。
到着初日は大荒れの時化。
風速15mは超えるほどの大荒れだったので釣りは中止、車で竜飛崎を目指す。

船長曰く状況魚がいればマグロが跳ねているのが見えるとのこと。
日本海と竜飛崎から海峡を望む。綺麗だ。
思っていた以上に深い青の海に北海道を望む。
目視でわかるほどの海峡の流れに感動を覚えながらも翌日の出船に備えて船宿に戻る。
各々タックルを準備する。

夏のシーズンは待ちの間にジギングやタイラバをしたとのことなのでその準備をしていく。今回の釣行には下記のタックルで挑んだ。
KING OCTOPUS Laulau83GT-S(5pcパックロッド)
SHIMANO STELA SW18000HG(+夢屋20000MAX)PE8号リーダー170lbs

*…ドラグ12kg設定
パックロッドでもこれだけ身体を預けられる。
Carpenter BlueChaser80/35
SHIMANO TWINPOWER SW12000HG PE6号 リーダー130+200lbs
パックロッドでマグロが獲れるかのテストも今回の釣行では兼ねている。
100kg級のナマズや40kgのナマズで何度もテストを繰り返して来た。
あくまでも楽しく小型の10kg以下の魚から大型の100kg級までを獲るためのロッドであるため、ティップが少し柔らかい。
マグロでそんなロッドが使えるかと聞かれたことがあるが、ファーストランの間はドラグが出っぱなしなのでそこで合わせをしても意味がないし、ランが止まったあとにスプールを押さえてロッドを水平にしたあとに合わせを食らわせてやればいいだけ。
それでブレイクする魚はそもそも獲れないしシステムがおかしいはず。
重視したのはどんなターゲットでも楽しく釣りが出来ることと。
小さいルアー(シンペン)からダイビングペンシルまで幅広いルアーをキャストし、アクションさせることが出来るティップだった。
35gのオズマも軽快に投げられる。
一方で100kg級のナマズでも受け止められるバットパワーがある。
但し専用ロッドではないため、クロマグロは50kg程度までは安心してとれるがその先は未知だと感じている。
初期ドラグ設定は7.5kg。ここから徐々に締め込んでいって10kg位で様子を見ながらファイトをしていくことにした。カーペンターはPE6号なので様子をみながら。
夏場の大間はシイラパターンだったらしいが、遠征時はイワシパターン。自作のダイビングペンシルとCB ONEのオズマ35gで勝負することに。CB ONEのオズマには少し細工をしておいた。
入念にFGノットを自作の締め込み棒で締め上げてセッティング完了。ルアーとの結束は泳がせで有名なシマヤ釣具の方のツト結び。
これで100kgのナマズを獲ってきたのでこれでいく。
海外遠征ではボート上でのFGやノットの結び直しは日常茶飯事なので簡単なことが求められる。
そして翌日。8時から出船。小泊港から竜飛崎を超え、ポイントを目指す。


初めての龍飛での釣りに胸が躍る。200kg級のジャンプもみたい。

船を走らせながらマグロを探していく。
鳥はちらほらと見えるがまだボイルはない。今回はイワシ付きのマグロだ。
ポイントについて30分ほどしてようやくまとまった鳥山を発見。
BRABUSをフルスロットルで走らせる。
スピードを落としてボイルの射程圏内からオズマをフルキャストするも反応なし。
他の船がヒット!ファイトをしている。あとで聞いた話だが40kgのマグロだったらしい。
年配の方がヒットされたみたい。羨ましいが、チャンスがあることがわかって一同テンションがあがる。

また鳥山を探しては打っていく。3時間ほどそんなことを繰り返していく。
そんな時、あまり大きくない鳥山が出来た。そこに近づきキャストを開始。
オズマをキャストしてフリーフォールさせると船の惰性でたるんだラインにクイクイッ!とした反応が。
おそらくオズマに細工をしたせいでこんなあたりが出た。すかさず合わせる。
キングオクトパスのLaulau83GT-Sが勢い良くしなる。マグロだ!
ヒット!!!!
ファーストランを交わしたあとに追い合わせをいれる。
ドラグがジリジリ出されていく。
フロントデッキの後ろからミヨシに移ってリフティングしながらファイトをする。
常にテンションを掛け続けていく。ファイトタイムは約3分ほど。
上がってきたのは10kgちょいの本メジ、クロマグロだ。
自分にとっては、小さくても竜飛崎初釣行での大切な1本。


メジでもパンパンに膨れあがっている。

めちゃくちゃ嬉しい!自分が関わったロッドで、オズマに仕掛けをしてとれた1本だ。
この仕掛けが効いたのかもしれない。
感無量だ。本来であればリリースサイズだが、出血が酷いためキープをすることに。

本当は誘い出しで出したかったがこの1本は嬉しい。ロッドのテストには小さすぎるが幸先よいスタートだ。
また鳥山を追いかけていく。最近は午前中がよいらしく鳥山はちらほらと発生するがすぐに沈んでしまう。午後になっても鳥山が散発的に発生するので追いかけるも不発。
今回は釣り百景の取材で松岡さんが取材、ヤマガブランクスのテスターの方も来ておりマグロ用の特殊なフックシステムも教えて頂いた。
僚船でも30kgのマグロが釣れた。帰港後みんなで僚船で釣り上げた30kgのマグロを頂くことに。


マグロのエキスパートたちの話を聞きながら龍飛のクロマグロを語り合った。最高の1日だった。
翌日の天気予報では時化のため1日しか出船出来なかったが最高の竜飛崎初釣行となった。
来年は2回竜飛にいくことを決め帰京。
10kgのマグロに加え、現場の雰囲気、現場のタックルシステム、理論などを肌で感じることが出来たのが最高だった。
次回はPE4号タックルも持ってこよう。
50kgを掛けて獲るまで竜飛崎通いは終わら無さそうだ。今回のオズマにした細工は夏の相模湾で再度テストをして結果が出たらまた青森でテストをしたい。
それまでは秘密にしておこうかなと。
追伸
現在太平洋クロマグロは初期資源量の2.4%まで低下しており、早期の対応が迫られている。遊漁でも今年からは30kg以下のクロマグロはリリースが義務付けられている。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/y_kuromaguro/kyouryokuirai.html
早くに資源回復を実現し豊かな漁場で豊かな釣りがしたい!
ずっと憧れ続けてきた青森県竜飛崎でのクロマグロゲーム。
年末のクロマグロ特番に端を発し、自身の中にずっといつかは、と思わせていたクロマグロ。
関東では伊豆大島近海でゲームは成立するが、今まではジギングで5kgのメジまでしかキャッチしていない。
伊豆大島に2回ほど遠征して1本のキャッチ。
他に2016年はキハダマグロゲームで自作ルアーに海面爆発するもキャッチに至らず燻っていた。
クロマグロのキャスティングゲームが成立するには海面にクロマグロが回遊していること、そしてそこに船でアクセスするまでボイルが継続、もしくは鳥が旋回していること、そしてそこに上手くキャストすることが最低条件である。
このチャンスが一日に数回しかない上に、そこから誘い、喰わせるまでの確率も非常に低い。
そこで掛けたとしてもあげられる可能性も著しく他のゲームに比べて低い。
でもそれを凌駕するエキサイティングなゲームがそこにはある。
そんなクロマグロゲームにチャレンジすることが出来た。
今回乗船したのはBRABUS。
太郎丸などを有する船宿の一隻だ。
竜飛崎にあるこの船宿で年間にキャッチされるマグロの数は今年で20本ほど。
可能性としてはかなり低いゲームだ。
今回のメンバーは僕を含めて4名。
通年マグロを追いかけているメンバーに入れてもらえた。
昨年相模湾で60kgオーバーのキハダをキャッチしたメンバーもいる。
そのメンバーで東京から竜飛崎を車で目指した。約9時間ほど。
到着初日は大荒れの時化。
風速15mは超えるほどの大荒れだったので釣りは中止、車で竜飛崎を目指す。

船長曰く状況魚がいればマグロが跳ねているのが見えるとのこと。
日本海と竜飛崎から海峡を望む。綺麗だ。
思っていた以上に深い青の海に北海道を望む。
目視でわかるほどの海峡の流れに感動を覚えながらも翌日の出船に備えて船宿に戻る。
各々タックルを準備する。

夏のシーズンは待ちの間にジギングやタイラバをしたとのことなのでその準備をしていく。今回の釣行には下記のタックルで挑んだ。
KING OCTOPUS Laulau83GT-S(5pcパックロッド)
SHIMANO STELA SW18000HG(+夢屋20000MAX)PE8号リーダー170lbs

*…ドラグ12kg設定
パックロッドでもこれだけ身体を預けられる。
Carpenter BlueChaser80/35
SHIMANO TWINPOWER SW12000HG PE6号 リーダー130+200lbs
パックロッドでマグロが獲れるかのテストも今回の釣行では兼ねている。
100kg級のナマズや40kgのナマズで何度もテストを繰り返して来た。
あくまでも楽しく小型の10kg以下の魚から大型の100kg級までを獲るためのロッドであるため、ティップが少し柔らかい。
マグロでそんなロッドが使えるかと聞かれたことがあるが、ファーストランの間はドラグが出っぱなしなのでそこで合わせをしても意味がないし、ランが止まったあとにスプールを押さえてロッドを水平にしたあとに合わせを食らわせてやればいいだけ。
それでブレイクする魚はそもそも獲れないしシステムがおかしいはず。
重視したのはどんなターゲットでも楽しく釣りが出来ることと。
小さいルアー(シンペン)からダイビングペンシルまで幅広いルアーをキャストし、アクションさせることが出来るティップだった。
35gのオズマも軽快に投げられる。
一方で100kg級のナマズでも受け止められるバットパワーがある。
但し専用ロッドではないため、クロマグロは50kg程度までは安心してとれるがその先は未知だと感じている。
初期ドラグ設定は7.5kg。ここから徐々に締め込んでいって10kg位で様子を見ながらファイトをしていくことにした。カーペンターはPE6号なので様子をみながら。
夏場の大間はシイラパターンだったらしいが、遠征時はイワシパターン。自作のダイビングペンシルとCB ONEのオズマ35gで勝負することに。CB ONEのオズマには少し細工をしておいた。
入念にFGノットを自作の締め込み棒で締め上げてセッティング完了。ルアーとの結束は泳がせで有名なシマヤ釣具の方のツト結び。
これで100kgのナマズを獲ってきたのでこれでいく。
海外遠征ではボート上でのFGやノットの結び直しは日常茶飯事なので簡単なことが求められる。
そして翌日。8時から出船。小泊港から竜飛崎を超え、ポイントを目指す。


初めての龍飛での釣りに胸が躍る。200kg級のジャンプもみたい。

船を走らせながらマグロを探していく。
鳥はちらほらと見えるがまだボイルはない。今回はイワシ付きのマグロだ。
ポイントについて30分ほどしてようやくまとまった鳥山を発見。
BRABUSをフルスロットルで走らせる。
スピードを落としてボイルの射程圏内からオズマをフルキャストするも反応なし。
他の船がヒット!ファイトをしている。あとで聞いた話だが40kgのマグロだったらしい。
年配の方がヒットされたみたい。羨ましいが、チャンスがあることがわかって一同テンションがあがる。

また鳥山を探しては打っていく。3時間ほどそんなことを繰り返していく。
そんな時、あまり大きくない鳥山が出来た。そこに近づきキャストを開始。
オズマをキャストしてフリーフォールさせると船の惰性でたるんだラインにクイクイッ!とした反応が。
おそらくオズマに細工をしたせいでこんなあたりが出た。すかさず合わせる。
キングオクトパスのLaulau83GT-Sが勢い良くしなる。マグロだ!
ヒット!!!!
ファーストランを交わしたあとに追い合わせをいれる。
ドラグがジリジリ出されていく。
フロントデッキの後ろからミヨシに移ってリフティングしながらファイトをする。
常にテンションを掛け続けていく。ファイトタイムは約3分ほど。
上がってきたのは10kgちょいの本メジ、クロマグロだ。
自分にとっては、小さくても竜飛崎初釣行での大切な1本。


メジでもパンパンに膨れあがっている。

めちゃくちゃ嬉しい!自分が関わったロッドで、オズマに仕掛けをしてとれた1本だ。
この仕掛けが効いたのかもしれない。
感無量だ。本来であればリリースサイズだが、出血が酷いためキープをすることに。

本当は誘い出しで出したかったがこの1本は嬉しい。ロッドのテストには小さすぎるが幸先よいスタートだ。
また鳥山を追いかけていく。最近は午前中がよいらしく鳥山はちらほらと発生するがすぐに沈んでしまう。午後になっても鳥山が散発的に発生するので追いかけるも不発。
今回は釣り百景の取材で松岡さんが取材、ヤマガブランクスのテスターの方も来ておりマグロ用の特殊なフックシステムも教えて頂いた。
僚船でも30kgのマグロが釣れた。帰港後みんなで僚船で釣り上げた30kgのマグロを頂くことに。


マグロのエキスパートたちの話を聞きながら龍飛のクロマグロを語り合った。最高の1日だった。
翌日の天気予報では時化のため1日しか出船出来なかったが最高の竜飛崎初釣行となった。
来年は2回竜飛にいくことを決め帰京。
10kgのマグロに加え、現場の雰囲気、現場のタックルシステム、理論などを肌で感じることが出来たのが最高だった。
次回はPE4号タックルも持ってこよう。
50kgを掛けて獲るまで竜飛崎通いは終わら無さそうだ。今回のオズマにした細工は夏の相模湾で再度テストをして結果が出たらまた青森でテストをしたい。
それまでは秘密にしておこうかなと。
追伸
現在太平洋クロマグロは初期資源量の2.4%まで低下しており、早期の対応が迫られている。遊漁でも今年からは30kg以下のクロマグロはリリースが義務付けられている。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/y_kuromaguro/kyouryokuirai.html
早くに資源回復を実現し豊かな漁場で豊かな釣りがしたい!
- 2017年3月21日
- コメント(4)
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