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シンキングペンシル初心者にオススメしたい港湾部青物用ルアー

どうも。
4月以降セイゴを含めたヒラスズキを釣っておらず、禁断症状からか白昼夢で磯のサラシが見えてくるネコ助です。


さて、前回は青物トップ初心者にオススメしたいトップウォータープラグとそのアクションを記述しました。
今回は、トップではミスバイトが多く、ジグやバイブレーションの早巻きに反応しない時の救世主、シンキングペンシルのオススメをこれまで私が使用してきたモノたちを私見とともにご紹介します。




初心者にオススメしたいシンキングペンシル

1 ジャンプライズ ぶっ飛び君95S


出典 ジャンプライズHP

誰もが一度はその名前を聞いた事があり、初心者でも「持ってはいるけど使い方が…」なんて事もあり得る程有名なシンペンです。
個人的にはシンキングペンシルの常識を変えたルアーと認識しておりますが、それはこのサイズとボディにあります。

ジャークとスロー、高速を含めたただ巻きに対応し、フォール時には力尽きたベイトのような動きを演出、一口サイズという事も相まってミスバイトがほとんど無いのが特徴です。

私はウネリが入った厚いサラシの下からヒラスズキにアプローチをする際に主に使用しますが、正直青物の方が良く釣れます。

フックをマル秘チューンする事で、ヒラスズキのショートバイトにも対応できるらしい(まだこのチューンで〝釣った〟と言えるおヒラさんに出逢えていないのが事実)のですが、青物も吸込みバイトであるあたり有効だと思います。

欠点としては、特定のカラーが人気過ぎるのか方々で常に欠品している事。小型で重量があり、空気抵抗も少ない為、ライントラブルやキャストミスをすると、ハイエンドPE2.5号でも高切れバイバイしてしまう事です。



2 シマノ オシアペンシル115HS


出典 シマノHP


対青物シンペンと言えばコレと言われる位有名過ぎるシンキングペンシルです。
実際、先掲したぶっ飛び君より少し大きく、後方重心のため良く飛びます。
磯のシンペンの代名詞的存在で、クセが無く初心者でも扱いやすく、価格もそこまで高価ではなく、何処に行っても売っているのが優等生である証です。

弱点としましては、ロックウォークですら高強度ボディなのに対し、昔ながらのABS製で簡単に破損、破断します。
地元鹿児島の佐多岬でデカンパチと綱引きした際に、半分千切れて返ってきたなんて事も…。


3 ジャンプライズ 飛びキング105HS



出典 ジャンプライズHP

元々サーフのヒラメ用として開発されたものですが、ジグ並みに飛ぶ抜群の飛距離と、ジグよりもスローに中〜低層を攻める事が出来る「ジグミノー」の異端児的存在。
しかしながらシンペンの基本動作であるただ巻きもジャークも難なくこなす優等生です。

欠点としては、生産数が少ないため店頭で余り見ない事、箱出しの状態では青物に対して装備が貧弱で、フロントにはアシストフックを追加し、リアフックはSPMH#3クラス、もしくはフロント同様のアシストフックに交換しなければなりません。



4 ダイワ モアザンソルトペンシルS


出典 グローブライドHP

TDポッパーを使用した事があるアングラーなら、この形をみて「ああ」と思うでしょう。
サイズアップし、ソルト仕様に変更されたそのものです。
口と鰓部分に空気が入る空間があり、唯一バブルを纏う事が出来るシンペンです。
ショアからのシンペン黎明期からあるルアーで、ひょっとしたら持ってはいるけど使った事が無いというアングラーも居るのではないでしょうか。
実際、私もヒラスズキ用に購入し、サイズが大きいという事もあり、長年使いあぐねていました。
しかし、ダイビングペンシルを使いこなすようになり、誘い出しとアピールの大切さを理解してからは、手の1つになりました。

欠点としては、シルエットが大きく、この中で1番飛距離は短いです。
また、付属されているフックが太く、ショアからの使用であれば、SPMH#1もしくは#2と相性が良く、交換を要します。



いずれのシンキングペンシルも、私が主軸とする釣りが磯でのヒラスズキという事もあり、青物専用からすればサイズ的には小さく、アピール力は下がるかもしれません。
しかし、港湾部に入ってくる青物たちが捕食するベイトのサイズを考えると、120mm以下のモノが近く、また初心者であっても使いやすいです。


シンキングペンシルは
・トップウォーターに反応するとミスバイトばかりでヒットに持ち込めない
・追っているベイトが小さく、また、バイブレーションやジグの早巻に反応しない
・周りがジグやバイブレーションばかりを投げているが、他者と違うアプローチをかけたい
これらの状況だけではなく、トップウォーターのフォローベイトとしても使用できます。


トップウォータープラグを使用する際は、1つケースに入っていると、追ってきても喰わせられない青物への必殺技として使用できる事もあるでしょう。

次回は、これらシンキングペンシルの青物での基本的な使用方法を説明します。

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