【白衣のＫＡＪＩさんソルト日誌】大分Sebass～始まりを告げる一発目～

(昨日は寒かった訳だ)
出典：気象庁ホームページ

特に今冬は暖冬で暖かい日が多く、冬という季節感が薄いこともあって、雪を久々に見て改めて冬だなと季節を感じた日となった。

とは言うものの寒さは本当に厳しい。皆様風邪にはお気をつけ下さい。

さて、昨夜僕は宮崎遠征を終え帰宅。

既に昨夜から冷え込みは始まり、帰宅途中は山間部を中心に道路の凍結が目立っていた。

運転には非常に気を遣っての帰宅となった。とりあえず、無事に到着し、ホッとしている。
楽しかった宮崎の話しは後日ゆっくりと。

今回は今月１０日くらいの大分市内河川の釣行の話し。

北九州遠征から戻った数日後だったと記憶している。

低水温期であるものの、早い個体ならば徐々に河川に戻り始めてもおかしくはない時期。

正直過度な期待はせずに河川へと向かった。

向かったのは下流の明暗部。
ウェーディングしたかったが、満潮前後で入れず、上からの釣り。
満潮潮止まり付近で、上げはほぼ止まり、表層には川の流れが出始めていた。

状況としてはボイルもなければ、ベイトの姿も確認できない。

冬の河川はやはり生命感は乏しい。しかしながら、見た目とは異なりしっかりと魚が入っていることは多々ある。

表層に出たうっすらとした流れは下げに入り、時間の経過と共に徐々に速い流れへと変わっていった。

シーバスの基本的な狙い目の１つのタイミング。所謂下げ１発目。

先に投げた明暗部上流側は今一つパッとせず、下流側へと立ち位置を取った。

橋の常夜灯が作る明暗と流れが橋脚に当たることで生じるヨレ。

ここを狙う。
レンジは上から探ってみる。

サルディナ127Fやsasuke120烈波、komomoSF-125等々のフローティングで明暗やヨレの中を通していく。

しかし、全く反応はなく、生命感も感じられない。
まだ厳しいか?とも思ったが、何か引っ掛かりを感じた。

何か直感的なもので、確かな理由も無かった。

少しアクションを変える意味と飛距離でマリブ78をチョイス。

下流側の明暗とヨレが重なる部分にルアーを撃ち込み、少しフォールさせていたその時にいきなりのヒット。

かなり小さくあっさりと抜き上げた。
手応え通りにセイゴ。

欲を言えばデカイのが欲しかったが、2016年の2本目。大分での今年最初のシーバスキャッチとなった。

まずは今年も大分で魚を出せ、今年の大分シーバスが始まったなという感じ。

この1本はヒントになり、後日またタイミングを変えて入り直してみた。

この日はそれっきり、ボトムの可能性も視野に入れ、鉄板でボトムを探ったが全く手応えが無かった。

ただ魚が居たのは事実であり、今後楽しみになった。

釣っただけ良しと思い、自宅近所にライトゲームへと移動。
自宅近所のポイントは以前はメバルの良型爆釣ポイントだったのだが、今冬は１度も釣っていない。

ただ、自宅からすぐのポイントながら、メバルを除いてもカサゴやソイ、本チヌ、キビレ、アジ、キス、マゴチ、メッキといった一年間を通して様々なターゲットが存在し、ライトソルトを存分に楽しめる。

ここに行く度に僕はなんていい場所に家を借りたんだとつくづく思う。

翌日仕事の為にリミットは30分。ここで用いたルアーはHanebix custom2.5gのみ。

リアルなフォルムとハネが生み出すスローなフォールがこの浅いポイントでは効きやすい。

それでもこの時は水位がまだ高かった為にしっかりと沈めて使った。

狙いはカサゴかチヌ。
しっかりと沈めてボトムを細かく取りながらやっていった。
すぐにアタリがあると思ったのだが、意外に渋め。

２投しては数歩移動という感じでコースを変えていく。

20分以上アタリが無かったが、何とか最後に良型20cm中盤のカサゴをキャッチ。

キャストしてテンションフォールでボトムを取った際にヒットした。

このサイズになるとなかなかに強烈な引きで、カサゴは楽しませてくれる。

この日はこれでストップフィッシング。

シーバスとライトゲームの２本立てだったが、魚が出て楽しい釣りとなった。

【Seabass Tackle Date】

Rod　
TIEMCO Jumping Jack Zele93S

Reel SHIMANO 14STELLA C3000

Line 山豊テグス　ストロング８ 1.5号