【白衣のＫＡＪＩさんソルト日誌】実釣～新感覚バイブFORMA ADICT～

何度見てもやはり桜は美しい。

そして、この桜が咲き誇る頃に僕は数年検証を繰返して見つけた春のランカーパターンがあるのだが、今年はそのポイントはどうも入れないようで、残念で仕方ない。

そこに入れない為に、どうやってサイズを出すか？日々考えているところ。

試行錯誤してるものの、それが、なかなか上手くいかないんだよね。

頭をフル回転させる日々が続きそうだ。

今回はこれも3月初旬の話し。
LITTLE JACKから新登場する細身のバイブFORMA ADICTのお試し釣行。

最終サンプルが届いたので、実力はいかがなものか？と試しに行った。

下げ7分からエントリーし、明暗とストラクチャーが絡むポイントに入った。

セイゴ、フッコだらけのポイントではあるが、逆にバイトを取りやすい分、ルアーの性能を見るのにはいいポイント。

下げ残りの状況から上げで使用してみた。

まず使った印象はバイブなのだが、波動が非常に少ないルアーという非常に特徴のある新感覚バイブとなっている。

これは以前メーカーサイドに僕が提案させて頂いたことで、波動の少ないバイブをお願いしていた。

具体的に言えばバイブなのだが、シンペンに近い印象を持つ物。

これは経験上ナイトゲーム時に波動を敢えて出さないようにバイブを使うと良く釣れたことから考えた。

逆に言えば、今までのバイブは意図的にフリーズさせて使うことも多かったが、最初から波動が少なければもっとシーバスは容易に釣れるんじゃないかと考えた。

そういった意図をメーカーに伝えていた。
ならシンペンでも代用できそうなものだがそれがまた違う。

バイブだから獲れる魚がいる。
まず単純に飛距離でもそう。

やはり基本的にはバイブの方が飛距離が出る。ミノー、シンペンでは届かないその先にシーバスが潜んでいることは多々ある。

そして、自重。
バイブはミノーやシンペンと比較すれば物にもよるが流れが強くても流されにくい。ということはバイトゾーンに長くとどまれる。

レンジにしても上から下まで任意のレンジを引けるのは勿論のこと、ミノー、シンペンで通しにくい或いは通せない下のレンジを攻めやすい。

他にも細かく言えば色々あるが、夜バイブを用いることで得られる僕が思う主なメリットとなる。

この日の使い方は至ってシンプル。
投げてロッドを立てて、スローに引いてくるだけ。但しレンジは一定になるようコントロール。

狙いは明暗と橋脚から伸びるのヨレ、水中の岩。

表層でもバイトが出たが、なかなか乗らず、深いバイトが出たのは中層付近。

15gではFORMA ADICTの明らかに細身のシルエットと波動の弱さが効いていた。

セイゴ、フッコと2本キャッチ。

22gはウエイト分フォールが速い為にこの時はまだ15gに分があるかと思ったが、これも中層をスローに引いてこの日の最大サイズの3本目を難なくキャッチ。

良い物ができたなと手応えがある釣行となった。
発売は5月予定。

非常に楽しみなルアーである。

もう少しすれば大分もデイゲームが面白くなってくる。
個人的にも早くデイでも使ってみたいとこだ。

という事で、今回のまとめ。

・Hit Lure
Little Jack 『FORMA ADICT(フォルマアディクト)』15g、22g

・効能効果

弱い波動と細身の小さなシルエットがシーバスに効く。

・用法用量

デイ、ナイト問わず様々な状況で御使用頂けます。個人的な推奨としては明暗部。又、他のルアーでなかなかバイトが出ないタフな状況下やスレているようなポイントでの御使用を推奨します。

通常のバイブとして、また比重のあるシンペン感覚で御使用下さい。

・相談すること
御使用方法が今一つ分からない場合は大分市内河川によく出没する梶原に直接お聞きください。

但し、大分市内以外をメインフィールドにする方、人見知りで声をなかなか掛けれないようなシャイな方はこちらのコメント欄やメッセージ、又はFacebookで御質問下さい。

※(注)まだFORMA ADICTは発売されていません。5月発売予定です。

【Tackle Data】
Rod
TIEMCO Jumping Jack Zele93S

Reel SHIMANO 10STELLA C3000
Line 山豊テグス　SWスーパーPE X8 1.5号