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▼ 泳がせカンパチ 2021-2
- ジャンル:釣行記
- (カンパチ)
先日、堤防にてカンパチを上げて以来調子に乗って毎朝夕メアジの泳がせ釣りを行っていたが、全く反応がなかった。
釣れてからしばらくは柳の下のドジョウを狙って職場の人が来ていたが、最近の寒さとつれなさに根を上げてこなくなってしまった。
これといって人より秀でたところのない私だが、好きなことに対する執念深さだけはだいぶ長じていると思う。
今回は正に粘り勝ちだった。
1/14
午後5時ころ堤防へ。
餌となるメアジは昨日の夕方にサビキで釣り上げたものを生け簀にキープしていたので、すぐに釣り開始。
ここ2~3日は寒波の影響で雨が降り、風も強かったが、当日は微風で小雨。
釣り開始から10分ほど経過した時、港の出入口付近を泳いでいたメアジの挙動がおかしくなった。
びくびくと身悶えては素早く泳ぐ。
捕食者から逃げ回っているのだ。
様子を伺っていると手持ちの竿がグーと入った。
合わせを入れると同時に魚が走りはじめ、ラインが引きずり出される。
ドラグ値が低いとはいえ、魚はかなりスピーディーかつ重量感のある引きをする。季節外れのGTだろうか?
放っておくと彼方まで行きそうだったので、ハンドドラグでプレッシャーを増してやると意外とあっさり魚は止まった。この隙にドラグを増し締めして魚を寄せる体勢を整える。
ライン回収段階にはいるとこれまたすんなりよってくる。最初の走りの割にそれほどのサイズではないのかもしれない。
遠くにいた若者が魚とファイトしているのをみて駆けつけてくれた。これでランディングも安心だ。
魚が見えた。
なかなかの型のカンパチ。
若者は堤防からチョコンと出て、海面まで続いている梯子様のステップを下り、魚をハンドランディングしてくれた。10kgはありそうな魚を片手にもってステップをよじ登るのはかなり大変そうだったが、若者は嫌な顔ひとつ見せなかった。ありがたい。
後に計量すると、カンパチの重量は11.5kgだった。
ついでに若者に写真撮影も併せてお願いすると快諾してくれたのだが、撮れていたのは写真でなく動画だった。
本人のいる前で確認したときに写真でなく動画になってしまっていることに気がついていたのだが、なんとなく「厚かましいかな?」と思い、再撮影は頼まなかった。
最近では、釣れた魚のことは自分だけが知っていればいいという感じになってきているので写真の良し悪しは昔と比べるとどうでもよくなってきている。
大物釣りは魚を通じた自分との闘いであり、他人との競争でなければ自己顕示欲の発表会でもない。撮影テクニックを駆使して必要以上に魚を大きくみせるような人間にはなりたくない。
それでも少し残念さを感じつつ、私は若者から返却された携帯電話をそっとジャージのポケットに入れた。

釣れてからしばらくは柳の下のドジョウを狙って職場の人が来ていたが、最近の寒さとつれなさに根を上げてこなくなってしまった。
これといって人より秀でたところのない私だが、好きなことに対する執念深さだけはだいぶ長じていると思う。
今回は正に粘り勝ちだった。
1/14
午後5時ころ堤防へ。
餌となるメアジは昨日の夕方にサビキで釣り上げたものを生け簀にキープしていたので、すぐに釣り開始。
ここ2~3日は寒波の影響で雨が降り、風も強かったが、当日は微風で小雨。
釣り開始から10分ほど経過した時、港の出入口付近を泳いでいたメアジの挙動がおかしくなった。
びくびくと身悶えては素早く泳ぐ。
捕食者から逃げ回っているのだ。
様子を伺っていると手持ちの竿がグーと入った。
合わせを入れると同時に魚が走りはじめ、ラインが引きずり出される。
ドラグ値が低いとはいえ、魚はかなりスピーディーかつ重量感のある引きをする。季節外れのGTだろうか?
放っておくと彼方まで行きそうだったので、ハンドドラグでプレッシャーを増してやると意外とあっさり魚は止まった。この隙にドラグを増し締めして魚を寄せる体勢を整える。
ライン回収段階にはいるとこれまたすんなりよってくる。最初の走りの割にそれほどのサイズではないのかもしれない。
遠くにいた若者が魚とファイトしているのをみて駆けつけてくれた。これでランディングも安心だ。
魚が見えた。
なかなかの型のカンパチ。
若者は堤防からチョコンと出て、海面まで続いている梯子様のステップを下り、魚をハンドランディングしてくれた。10kgはありそうな魚を片手にもってステップをよじ登るのはかなり大変そうだったが、若者は嫌な顔ひとつ見せなかった。ありがたい。
後に計量すると、カンパチの重量は11.5kgだった。
ついでに若者に写真撮影も併せてお願いすると快諾してくれたのだが、撮れていたのは写真でなく動画だった。
本人のいる前で確認したときに写真でなく動画になってしまっていることに気がついていたのだが、なんとなく「厚かましいかな?」と思い、再撮影は頼まなかった。
最近では、釣れた魚のことは自分だけが知っていればいいという感じになってきているので写真の良し悪しは昔と比べるとどうでもよくなってきている。
大物釣りは魚を通じた自分との闘いであり、他人との競争でなければ自己顕示欲の発表会でもない。撮影テクニックを駆使して必要以上に魚を大きくみせるような人間にはなりたくない。
それでも少し残念さを感じつつ、私は若者から返却された携帯電話をそっとジャージのポケットに入れた。

- 2021年1月14日
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