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▼ 大型プラグのシングルフック使用について
- ジャンル:日記/一般
- (雑記)
プラグに付けるフックをシングルにして極力魚体へのスレ掛かりをなくし、ファイト中に魚を制御しやすくして大型魚のキャッチ率を上げたい。
そのように考えてプラグ(主にトップウォータプラグ)にシングルフックを使用し始めて約3ヶ月経った。
この3ヶ月で大小の魚が複数釣れたし、使ってみなければわからなかったような発見が色々あったのでこの場通じてシングルフック化の実際を書いていきたいと思う。プラグのシングルフック化を検討中の方には参考にしていただければ幸いである。
なお以下に記述する内容は私個人の所感であり、科学的な根拠に基づいた考察では無いことに留意して読み進めていただきたい。
フックについては20cm以上のプラグにはチューンド管ムロ35号を、それ以下のサイズのプラグにはカットゴリラ8/0を使用した。アシストラインの長さはフックどおしの絡みを避けるためできるだけ短くしている。
なおルアーアクションの調整のためツインシングルも使用したが、ここでは基本的にツインシングルについては言及しない。
まず最初に私なりの結論を書くと、GTやイソマグロなどの大型魚をショアから狙う場合トリプルフックを使用するよりシングルフックを使った方がファイトは有効であると感じている。
しかしプラグのシングルフック使用はまだまだ未開拓の分野であり情報も真贋錯綜していると思う。
そこでシングルフックを使用してきて個人的に感じた使用感などを以下にまとめてみた。
〜フッキングする場所について~
同じサイズならシーバス程度の魚でもスレ掛かりと口にフッキングしたときの抵抗は大きく異なる(もちろんスレ掛かりの時の方が抵抗する)のはルアーフィッシャーなら経験的に承知していると思うが、10kgを超すサイズの回遊魚となるとその差はさらに際立って大きくなる。
それゆえショアビッグゲームではスレ掛かりさせずにファイトできるというのは釣人にとってかなりアドバンテージだ。
シングルフックを使用すれば口に掛かりやすくなり、ファイトがこちらに有利になるだろうというのがシングルフックにした一番の理由であった訳だが、実際どうだったのだろうか。
この3ヶ月間で釣り上げた魚15匹のうち口にフッキングしていた魚が14匹いて、そのうちの1匹についてはもう片方の針が体にすれがかりしていた。
つまり15匹のうち13匹が口のみにフッキングしてファイトしていたということになる。
ちなみにこの15匹のうち2匹は20kgクラスで3匹は10kgクラスである。
さて、この口へのフッキング率はトリプルに比べて良いのか悪いのか?
そもそもトリプルフック使用時にどれくらいスレ掛かりしていたのか記録していないので比較は出来ないし、サンプル数が少な過ぎるのだが、今のところシングルフックの方がトリプルフックを使用していた時より口のみのフッキングはかなり多くなったと感じている。
~フッキング率~
"シングルフックを使用するとフッキング率が下がる"と多くのメディアアングラーが語っておりそれが常識とされているが、本当にそうだろうか。まともに使ってもいないのに見た目の針数が減っているのでそのように結論づけたのではないのか。シングルフックを使い込んだ今はそのように思う。
この項についても先と同様にトリプルとシングルそれぞれでバイト数とフッキング数を記録して比較した訳ではないので感覚的なものになってしまうのだが、個人的にはトリプルとシングルでフッキング率はさほど変わらないと感じた。
~フックのホールド性~
シングルフックはプラグの標準装備のトリプルフックより太軸のものが付けられるので大型魚のファイトでも安心して使える。
トリプル(ガマカツの3/0,4/0)を使っていたときは強引なファイトをするとしょっちゅう針が曲がっていたが、シングルにしてからは針の曲がりは一度もない。
シングルフックは針外れのばらしも少なくなると言われているが、個人的にはシングルでもトリプルでもフックアウトでのばらしの経験が少ないのでよくわからなかった。
~魚は制御しやすくなるのか~
ここがこの記事の核心部だが、正直なところ今はまだシングルフックを使用することによってファイト中に魚を制御しやすくなっているのかはわからない。同じ魚を同じ体力的条件で釣ることが不可能だからだ。
肩透かしと言われればそのとおりだがこれについてはもっとたくさん魚を釣って長い目で見定めてゆきたい。
~ルアーアクション~
今まで掛かった後のことを中心に書いてきたが、魚がルアーに食いついてこなければファイトは始まらない。故にシングルフック化に伴うルアーアクションの変化は気になるところだ。
これについてはもともとアクションしないポッパー以外ではほとんどアクションが大きくなった。
私としてはルアーアクションが多少大きくなったところで構わないのだが、どうしてももとのアクションに近づけたいなら方法は
・プラグをウッドにする
・ツインシングルにする
などがある。
ウッドプラグはプラスチックのそれと比較して水絡みがいいのでアクション変化は少なかったように感じた。
次にツインシングルであるが"そもそも2本にするくらいならトリプルでいいのでは"とも思うし、"スレ掛かり抑止"という目的から離れてしまうので荒海でシングルの大きいアクションだとルアーが暴れて釣りにならない時に奥の手として使うくらいが良いと思う。
いずれにせよアクションの変化は間逃れないのでそれが嫌ならフックはトリプルを使用した方が良い。
さて、ここまでシングルフックを使用してきて感じたことをつらつらと書いてきた。
核心部分である魚の制御についてはわからなかったが、フッキングする場所、フッキング率、フックのホールド性等だけで考えてみてもシングルフックはトリプルと同等かそれ以上の水準にあると感じた。
このことから私はショアからの大物釣りではトリプルフックよりシングルフックを使用するほうがより有効であるという結論に達したのである。
個人的にシングルを使っていて最も驚いたのがフッキング率。予想していたよりも全然掛かりが良い。口へのフッキングやホールド性の向上については使う前から予想出来ていたがフッキング率が良いのは嬉しい誤算だ。
大きなシングルフックがデーンと装着されているといかにも掛かりにくそうでネガティブな印象を与えるが根気よく使っていればきっとその実力がわかるはず。
最後に、シングルフックを使用しているのはいかにも通なエキスパートの印象があり敷居が高く感じてしまうが、シングルフックを導入しようか迷っている方にはとにかくでたらめでも良いから一度使ってみることをおすすめする。実際に使ってみないとわからないような微妙な長所と短所があるからだ。
そしてその上で必要がなければトリプルに戻せば良いし、自分の使用方法にマッチすればシングルにすれば良いと思う。

そのように考えてプラグ(主にトップウォータプラグ)にシングルフックを使用し始めて約3ヶ月経った。
この3ヶ月で大小の魚が複数釣れたし、使ってみなければわからなかったような発見が色々あったのでこの場通じてシングルフック化の実際を書いていきたいと思う。プラグのシングルフック化を検討中の方には参考にしていただければ幸いである。
なお以下に記述する内容は私個人の所感であり、科学的な根拠に基づいた考察では無いことに留意して読み進めていただきたい。
フックについては20cm以上のプラグにはチューンド管ムロ35号を、それ以下のサイズのプラグにはカットゴリラ8/0を使用した。アシストラインの長さはフックどおしの絡みを避けるためできるだけ短くしている。
なおルアーアクションの調整のためツインシングルも使用したが、ここでは基本的にツインシングルについては言及しない。
まず最初に私なりの結論を書くと、GTやイソマグロなどの大型魚をショアから狙う場合トリプルフックを使用するよりシングルフックを使った方がファイトは有効であると感じている。
しかしプラグのシングルフック使用はまだまだ未開拓の分野であり情報も真贋錯綜していると思う。
そこでシングルフックを使用してきて個人的に感じた使用感などを以下にまとめてみた。
〜フッキングする場所について~
同じサイズならシーバス程度の魚でもスレ掛かりと口にフッキングしたときの抵抗は大きく異なる(もちろんスレ掛かりの時の方が抵抗する)のはルアーフィッシャーなら経験的に承知していると思うが、10kgを超すサイズの回遊魚となるとその差はさらに際立って大きくなる。
それゆえショアビッグゲームではスレ掛かりさせずにファイトできるというのは釣人にとってかなりアドバンテージだ。
シングルフックを使用すれば口に掛かりやすくなり、ファイトがこちらに有利になるだろうというのがシングルフックにした一番の理由であった訳だが、実際どうだったのだろうか。
この3ヶ月間で釣り上げた魚15匹のうち口にフッキングしていた魚が14匹いて、そのうちの1匹についてはもう片方の針が体にすれがかりしていた。
つまり15匹のうち13匹が口のみにフッキングしてファイトしていたということになる。
ちなみにこの15匹のうち2匹は20kgクラスで3匹は10kgクラスである。
さて、この口へのフッキング率はトリプルに比べて良いのか悪いのか?
そもそもトリプルフック使用時にどれくらいスレ掛かりしていたのか記録していないので比較は出来ないし、サンプル数が少な過ぎるのだが、今のところシングルフックの方がトリプルフックを使用していた時より口のみのフッキングはかなり多くなったと感じている。
~フッキング率~
"シングルフックを使用するとフッキング率が下がる"と多くのメディアアングラーが語っておりそれが常識とされているが、本当にそうだろうか。まともに使ってもいないのに見た目の針数が減っているのでそのように結論づけたのではないのか。シングルフックを使い込んだ今はそのように思う。
この項についても先と同様にトリプルとシングルそれぞれでバイト数とフッキング数を記録して比較した訳ではないので感覚的なものになってしまうのだが、個人的にはトリプルとシングルでフッキング率はさほど変わらないと感じた。
~フックのホールド性~
シングルフックはプラグの標準装備のトリプルフックより太軸のものが付けられるので大型魚のファイトでも安心して使える。
トリプル(ガマカツの3/0,4/0)を使っていたときは強引なファイトをするとしょっちゅう針が曲がっていたが、シングルにしてからは針の曲がりは一度もない。
シングルフックは針外れのばらしも少なくなると言われているが、個人的にはシングルでもトリプルでもフックアウトでのばらしの経験が少ないのでよくわからなかった。
~魚は制御しやすくなるのか~
ここがこの記事の核心部だが、正直なところ今はまだシングルフックを使用することによってファイト中に魚を制御しやすくなっているのかはわからない。同じ魚を同じ体力的条件で釣ることが不可能だからだ。
肩透かしと言われればそのとおりだがこれについてはもっとたくさん魚を釣って長い目で見定めてゆきたい。
~ルアーアクション~
今まで掛かった後のことを中心に書いてきたが、魚がルアーに食いついてこなければファイトは始まらない。故にシングルフック化に伴うルアーアクションの変化は気になるところだ。
これについてはもともとアクションしないポッパー以外ではほとんどアクションが大きくなった。
私としてはルアーアクションが多少大きくなったところで構わないのだが、どうしてももとのアクションに近づけたいなら方法は
・プラグをウッドにする
・ツインシングルにする
などがある。
ウッドプラグはプラスチックのそれと比較して水絡みがいいのでアクション変化は少なかったように感じた。
次にツインシングルであるが"そもそも2本にするくらいならトリプルでいいのでは"とも思うし、"スレ掛かり抑止"という目的から離れてしまうので荒海でシングルの大きいアクションだとルアーが暴れて釣りにならない時に奥の手として使うくらいが良いと思う。
いずれにせよアクションの変化は間逃れないのでそれが嫌ならフックはトリプルを使用した方が良い。
さて、ここまでシングルフックを使用してきて感じたことをつらつらと書いてきた。
核心部分である魚の制御についてはわからなかったが、フッキングする場所、フッキング率、フックのホールド性等だけで考えてみてもシングルフックはトリプルと同等かそれ以上の水準にあると感じた。
このことから私はショアからの大物釣りではトリプルフックよりシングルフックを使用するほうがより有効であるという結論に達したのである。
個人的にシングルを使っていて最も驚いたのがフッキング率。予想していたよりも全然掛かりが良い。口へのフッキングやホールド性の向上については使う前から予想出来ていたがフッキング率が良いのは嬉しい誤算だ。
大きなシングルフックがデーンと装着されているといかにも掛かりにくそうでネガティブな印象を与えるが根気よく使っていればきっとその実力がわかるはず。
最後に、シングルフックを使用しているのはいかにも通なエキスパートの印象があり敷居が高く感じてしまうが、シングルフックを導入しようか迷っている方にはとにかくでたらめでも良いから一度使ってみることをおすすめする。実際に使ってみないとわからないような微妙な長所と短所があるからだ。
そしてその上で必要がなければトリプルに戻せば良いし、自分の使用方法にマッチすればシングルにすれば良いと思う。

- 2016年11月5日
- コメント(5)
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