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Tulalaハーモニクス11fの、ちょっとしたこだわり

  • ジャンル:釣り具インプレ
Tulala ハーモニクス11は、今年の冬に発売される予定です。
順調に行けば11月との事。
 
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まぁ、順調に行けば・・・ですw
 
今回の11f開発は、磯のヒラスズキに的を絞ってのロッド作りとなりましたが、少し作る際にこだわった部分がありました。
 
以前も少し書きましたが、磯でのロッド破損軽減策を具体化しようと思って、プロダクトの段階でアイディアを入れ込みました。
 
磯でロッドを壊す理由の一つに、じつは移動時(たたんだ状態)のティップセクションの突出があります。
 
通常の11fの2ピースは、折りたたんだ状態でバッドセクションとティップセクションの長さは「同じ」なのが普通です。
まれにものによってはティップセクション側のほうが長い場合もあります。
 
簡単に言うと、細く弱いティップが、強いバットよりも出っ張る状態で、磯や崖や山道を移動することになります。
 
じつはこのはみ出した部分が、非常に破損の確率が高いのです。
目に見えない破損がなくても、カーボンブランク内部をかなり攻撃してしまい、キャスト時や引き波に魚が入った時などの高負荷時に破損したりします。
 
また、ティップがはみ出さないように下側を出っ張らすと、ピースつなぎ目を地面に付いた際に強い衝撃を与えてしまうことになります。
 
ちなみに、ロッドが折れる時って、数か所がいっぺんに折れることがありますが、あれを超スローで見ると「一か所が破損した際に反動で別の場所が折れている」ことが意外と知られていません。
 
ロッドの高弾性カーボン素材の破損ていうのは、想像に絶する衝撃を発生させているのです。
 
さて、今回の11fで、そこを少しまじめに考えた結果、ティップセクションをあえて「少し短め」に作りました。
 
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上側

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下側
 
この日の場所は、山を抜けない長いゴロタの為にグリップエンドを岩に付くことを想定して「ティップの高さを合わせて下側を余らせるたたみ方」にしました。

この釣りを始めた時から、ず~っと思ってました。
 
ヒラスズキは、道なき道を進むこともあり、ロッドを杖のように使う時もあります。(勧めませんがw)
 
そんな時に、できるだけ破損を減らしたいな・・・という思いです。
ただでさえヒラ竿は割高ですからね。

おかげで曲がりのセッティングは時間かかっちゃいましたが、破損率は確実に減っていると思います。
 
どうでも良い人にとっては、どうでも良いのですが、エクストリームなフィールドへ行くと、こんなちょっとした小細工が大きく結果を変えることになります。
 
今回のロッド、そういう意味を分かっているアングラーに使って頂きたいモデルだと思っています。

 

お店に並びましたら、ぜひお手に取ってみてください。
曲がり方はもちろんですが、ガイド位置やグリップ長など、フィールドベースで色々と仕込んでありますので♪
 

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