ターニングポイント2 http://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) 紅葉の渓谷スズキ http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvwwxhja4 2018-11-20T00:00:00+09:00 前回のつづき
 

と、いうことで、寝た。
むっちゃ寝た。
しっかりと11時間。
 
もともとよく寝るタイプ。
遠征行くと「あんた、全く寝ないね」と、同行者からよく言われるが、実は隙を見てすぐに寝るから釣りが続くのだ。
 
移動の隙に30分
時合い待ちで15分
友達がコンビに寄ってる間に10分
 
それをちょこちょこ組み合わせる事で、遠征はシッカリと釣りをすることができる。
だが最近は、そのちょっと・・・が、気が付くと朝になってたり・・・も(汗)
 
今回の釣りは、実釣時間は長くても3時間しかないし、狙うべき時間も明確になっていることから、恐らく「間が持たない=眠い」なんて言う感覚は全くないと思う。
「ちょっと近所に釣りに行く」とは言えない距離を走り、到着後に即ポイントへ入り、集中状態での3時間を終え、定刻9:30までに埼玉帰着という、まるでトーナメントのようなスケジュール。
 
珍しく、「何が何でも魚を釣りたい」という楽しさも加わり、その為には第1条件で「寝不足はありえない」と考えた。
それが昨晩の11時間睡眠。
 
翌朝8:30出社。
仕事を終えて17:30に社を出て帰宅し、さっさと食事をして子供とお風呂に入り、子供より先に寝る。
 
24時に起床、そして出発。
 
こういう時はたいてい車をぶっ飛ばして・・・なんて思うだろうが、今回ほど集中した状態になってくると、じつはあまり無理をして急ぐことをしない。
それよりもイレギュラーが発生する確率を減らす事。
全体的な空間をコントロール下に置くイメージで、ゆっくりそれなりの速度で疲れずに、なおかつ休憩を取らずに、目的地に到着することを優先する。
 
結局、それでも予定時間を少し超えて現着したのは、途中の濃霧の影響で速度を落としたことによる。
でも、疲れていないってことはすごく大事だし、時合いには十分まだ余裕がある。(そういうロスを考慮して計画を立てている)
 
駐車場にはTAKEさんが、仮眠を取りながら待っててくれた。
彼の方が家から全然近いのに、ココで「待っててくれた」という事が本当に嬉しい。
「先に入ってるね」もできるし、「着いたら行くね」もできるのに・・・だ。
 
挨拶をしてさっそく準備をし、10分後に水辺に立った。
1ヶ月に、目の前に答えがありながらも、肺炎で諦めたそのフィールドを前にする。
まだ完治したわけでは無いが、ココからの三時間は全力集中して魚を獲りに行く。
 
さて、この川。
人はあまり来ないし、魚も年がら年中居るわけでは無い。
それでもある一定の条件が揃えば、かなり良い釣りが出来る事が、この3年で見えてきた。
もちろんそれは私ではなく、TAKEさんが時間と労力を使って導き出したものだ。
 
たまたま通りがかった時に目を付けて、最初に手を出すときから相談し、その後も色々と話をしながらやってはきたが、埼玉からそう高い頻度で通うわけにはいかない距離にある。
今ではすっかり「TAKEさんの所へ遊びに行くね」的なノリになったが、正直、この川はその情報が無ければ、かなり難しいかもしれない・・・と思う。
 
一般的なシーバスが狙える川の中では、例が無いほど浅いのだ。
しかも、砂利や砂底ではなく、そこはハードボトムと立木が絡む。
もう一つおまけに言うと、立ち位置的にダラッとしたダウンの釣りが成立しない。
ゆえに時合い、そして使えるルアーがかなり限られてくる。
 
あるレンジ、一定の距離で食わせなくてはならないアクション、そして降雨ですぐに濁りが入る河川。
たぶん、そういう条件が、釣り人の足を遠ざけてきたのかもしれない。
それは自身も3年通ってなんとなくは見えてきている。
 
TAKEさんから直近の状況を聞いて、あとは自分なりにゲームを作っていく。
何か所かしかない立ち位置(これはウェーディングをしたとしても、地形的に成立するポイントが少ないからこそ)を、水位変動に合わせてアドバイスをもらいながらずらしていく。
 
ボイルは起きないが、必ず魚は居ると信じてキャストをする。
 
少し離れた位置で、TAKEさんが一発獲った。
ここ数日は、まとまって釣れる感じではなく、ポツポツと朝まで拾える感じだという。
ただ、やはりキモはある。
 
ある程度ルアーを絞ってローテーションをすることにした。
ゴッツォ12(F)と15(HIF)、そしてバボラ(F)。
ただ、ルアーサイズにもこの場所はシビアなイメージがあり、去年の釣りでもルアーサイズを落とすと口を使う事が多々あった。
 
まもなく森の隙間から除く東の空が明るくなりだしたので、ゴッツォ15をローテから外し、12のカラーローテをする。
基本、朝マズメはゴールド系が強いけど、かなり濁りのある川なので抑えでパールホワイト系と回す。
 
この時点でTAKEさんが魚を獲った。
こういう展開は焦りが顔をだす。
アレかな?コレかな?と、リズムが悪くなっていくのだけど、あとは自分一人の問題なので、とにかく迷わずに自分の釣りを通す。
 
水位が落ち着いたところで夜が明け、やっと一回目の反応を取れた。
どうも今回は、反対岸のギリギリにルアーを入れ、かなり短い距離で食わせないといけない様子。
明るくなって、そこへルアーを通せるようになってきた。
 
ゴッツォ12(F)のゴールドに戻し、良い所へ入ったな・・・と思ったときに、痛烈なバイト。
 
フルキャスト先のフッキングはかなり甘くなるので、寄せの最中で魚が手前を向いている時に追い合わせを一回。
それをきっかけに暴れて下流へ走るが、バットでためて一回魚を浮かせてみる。
 
朝もやの川面で、派手にテールウォークをするその姿に見惚れる。
まずまずのサイズなので丁寧に寄せて、最後の攻防をしのぎオーシャングリップでキャッチした。
 
朝日が対岸の紅葉を染め出す。



この写真を撮りたいために、短時間勝負を覚悟してここまで来た。
 
ヒレを傷つけたくないので、ネットは極力使わない。
スタジオオーシャンマークの、長いフィッシュグリップが活躍。
 
TAKEさんが満身の笑みで「ホッとしたよ~♪」とこぼす。
ごめん、1ヶ月も掛けちゃった。
 
その後、まだ反応があるので、思い思いにルアーを入れていく。
バボラ(F)で超絶に良いサイズを掛けて、最後の最後、ランディングの浮かせで無理をしてしまいフックが折れた。
 

 
フックが折れるには色々と理由があるだろうが、まずは自分の技術不足のせいにしておきたい。
その上で、もう一度システム全体を考え直すと思う。
なんせ、スタッカート89で新品フック折れは初めてなので。
 
もちろん獲れれば良かっただろうけど、それ(その釣り)はまたの機会という事で。
今回は何よりも、TAKEさんの誘いが無ければ、恐らく1年は念が残る事になったであろう釣りがクローズできたこと。それを喜んで終わりにしたい。

たとえ、翌日にランカーラッシュが来たと聞いても(笑)
 
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス スタッカート89
リール シマノ レアニウム4000
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー ハルシオンシステム ゴッツォ12(F)
ウェーディングギア アングラーズデザイン
ランディングギア スタジオオーシャンマーク
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工藤
リベンジ紅葉スズキ http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvsi8v9gc 2018-11-16T00:00:00+09:00 そもそも最初に具合が悪くなったのは、北関東河川の遠征釣りからだ。
 
風邪気味でも無理していって、帰りの常磐道でこりゃアカン!と思い、その翌日には高熱が出始めた。
そしてその翌週には仲間とまた遠征に行って、完全に肺炎に負けた釣りをした。
http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvfzwp96r
 
美しい紅葉と友人が釣るスズキを眺めながら、水に入る事すらできずに予定を早めに切り上げて埼玉へ帰ってきた。
 
もちろん後悔はしていない。
ただ、死にそうな状態で釣りすることが、カッコいいとも思ってない。
全て自己責任での遊びなので、どこまでやるかは自分で決める事だと再認識した。
 
ただ、あの時の美しい紅葉は目に焼き付いていて、もちろんそこで自ら釣り上げたそれなりのスズキの写真を撮りたいなと強く思った。
 
紅葉での川スズキ、実はなかなか難しい現実がある。
というのも、関東の河川では、あれだけの渓谷美でスズキが狙えるところは、それほど数が多くない。
また、その多くは北へ行かなければならない。
しかし川のスズキの多くは、紅葉の時期になればとうぜん上流域から姿を消し、中流や下流へと移って行ってしまう。
今回の川は、そういう意味では結構奇跡的な位置にある。
しかも朝マズメで狙えるのだ。
 
あれから約1か月。
土日は何気に予定が詰まっているので、もう今年は紅葉をバックに渓谷のスズキは撮れないかな・・・と諦めていたところに、TAKEさんから電話が入った。
 
あの後も足を運んでいる彼から、釣果を含めいろんな会話をしたのだが、次にいつ来れるかの話しになった。
まぁ、もっとはっきり言うと、今週の土曜朝はチャンスだよ!という話しだ。
 
ちなみに木曜の昼の話しで、その時点で土日は予定がある。
特に土曜は8時には嫁様に車を貸す予定で、絶対に「釣りに行って帰ってこなかった」という事は許されない。
そもそも、その嫁様の予定も、琴の会で楽器を運ぶためのもので、我が実家の鬼みたいな姉も絡む話。
嫁様の軽じゃ17弦(一番デカい琴)が詰めないから、お前の車を差し出せ・・・と。
 
体調もまだまだ回復していないこともあり、TAKEさんが魅力的な釣果の話しをしてくれたが今期は見送るつもりで居た。
もちろん、行きたいけどね。
 
が、しかし、ある一言で「行く!」と思わず言葉が出てしまった。
 
「真っ赤っかだよ、紅葉♪」
 
魚がデカいとか、たくさん釣れるよりも、その言葉でイチコロだった。
何とかするから後で連絡するね!と言って電話を切った。
 
言ったあとから悩む。
埼玉からポイントまで、深夜なら2時間半。
問題は帰り。
朝マズメに釣って撮影して、8時に変えるとなるとちょっと無理がある。
帰宅後に嫁様へ改めて「絶対に車が必要な時間」を聞くと、9時30分だという事が判明した。
それまでに、釣り具を全部おろして明け渡せば良い。
 
という事で、頑張れば6時30分まで釣りが出来る。
体調を考えると、金曜に仕事を終えて速攻で寝て、25時に出れば3時半着。
準備してエントリーが4時だとしたら、2時間半はロッドを振ることができるはず!
結果が出るかは解からないけど、2時間半なら今の体調でもフルで集中する自信はある。
 
そして、15分で撤収すればギリギリ間に合うという計算。
問題は、首都高(特に中央道合流)と外環の渋滞だけど、下道を駆使すれば何とかなるような気がする。
 
さっそくTAKEさんへ連絡し、明後日(土曜)3時半合流の約束をした。
 
実は今秋は、しっかりとスズキを狙うつもりで居た。
その皮切りが先月の紅葉スズキだったのだけど・・・結果的には惨敗だった。
 
そして今回、その挽回のチャンスが巡ってきた。
まさにリベンジ 肺炎 紅葉スズキの釣り。

タックルのチェックを早々にし、明日からの寝不足に備えて早めに眠ることにした。
 
つづく
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工藤
シーズンイン http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvbhr4njr 2018-11-13T23:03:00+09:00  
今年の秋は肺炎で出遅れた!と思いきや、どうも例年より進行が遅れている気配。
今年は秋の一番狙いやすい潮(潮位)が、例年より後に来ているからかもしれないね。
 
秋の釣りを川で過ごす釣り人には、そういう年間の流れをシッカリ追うタイプが多い。
なぜならば、河川ほど季節によって「釣れる」「狙える」がはっきりするフィールドはないからだ。
 
ある一定数の居つき。
 
そういう魚の釣れ方は、淡水域には存在しない。
だから、その流域で勝負しているアングラーは、季節の進行には神経質になる。
特に晩秋における「釣れ無くなる間際」は、その一年のシーズンの終了を告げるだけに、必要以上に敏感になる癖がある。
 
私は、そういう釣り人が好きだ。
 
狙おうと思えば365日×24時間の釣りが成立するようになってしまったスズキ釣りにおいて、秋の月に刹那的な思いを乗せる事が出来る釣り人。
もちろん、川の釣り人の特権ではないんだけど、ある意味でヒラスズキのような条件に対するシビアさがあり、なおかつ外洋に比べてパターンでの絞り込みが成立しやすい川の釣りは、一度覚えると病みつきになる。
 
そしてこの釣りの中毒性は、ウェーディングにあると思う。
磯の釣りは自然との対峙、それに比べるとウェーディングは同調に近い感覚を得る。

おそらくどんな釣りよりも、魚の距離が近い。
 

 
タピオスのフローティングを使うのも、この距離感にある。
近くで取れる魚を、まずはきっちりと仕留める。
その為には、追尾させるのではなく、速い段階で口を使わせることが大事。
飛距離が大前提の昨今のシーバスルアーとは、タピオスは根本的に求めるものが違う。
 
仮に7cmのミノーを、猛烈に飛ぶ仕様にしても、それはただの小さなシンペンと同じものになってしまう。
それが悪いかというとそうでもないが、他に代用品はいくらでもある。
7cm(とは限らないが)の問題は、リップの掴みと飛距離の半比例にある。
ただ、小さくなるほど、その問題の比率は上がっていく。
なぜならば、重心移動可能なウェイトの、可動範囲の狭さと最終重量の幅の狭さによるから。
速い話、ある程度の体積があって、ある程度の重さのウェイトが詰めれば、それなりにミノーでも飛ばすことはできるからだ。
体積(空間)=浮力であり、浮力が無いならリップ(や、形状)で泳がせるしかない。
だけど7cmのボディーには、そんな余裕はないのだ。
 
タピオスのシンキングは、個人的にミノーとしてのアクションでは限界ギリギリの「動かない側」のアクションにした。
それで得たのは、7cmのミノーとしては今までにない、超安定した飛行姿勢と飛距離。
川の流れのある所で使うアングラーの中には、「水に引っかけられるシンペン」という人までいる。
対し、フローティングは、タピオスの形状から生まれる本来の「一番魚の反応が良いアクション」を追求した。
追求って簡単な言葉だけど、ちょっと「そこまでやる必要あるの?」な部分までやった。
テスト段階で比較テスト(サンプルを渡してのコメント取り)をやっていた時に、「違いが判らない」というアングラーもいたのだけど、個人的には最後の最後に「ヌルヌル」の表現でかなり葛藤をしたものだ。
 
まぁ、まさかの「色でアクションが違う」というオチも付いたけど(笑)
 
今回の川は、タピオスでひたすら近場をさらい、ある程度釣った後にほかのルアーに変えた。
バボラ、Gozzo12&15、飛豚サーペンタイン、ペニーサック99(MOKKA)、ペニーサック、チキチータ、イナセ等々。
そして、名前は伏せるが他社製品も。
 
ヒットの数はタピオスがダントツではあったが、それでも変えた理由はすごく単純」で、どうも大きいスズキが混じって要るっぽい感じがしたからだった。
 
タピオス、キリがない。
とにかく一本の魚をとりに行く時は良いけど、ある程度の魚が居る中でデカいのが混じっている時に使う意味がない。
 
 
バボラのフローティングが、サイズ的には最も良かった。
 


バイトの数は、意外かと思うかもしれないけど、ペニーサックがダントツ。
ただ、乗らない。
あのルアー、乗らないサイズは小さいのだ。(と、思わねば使えないw)
 
それに対し、バボラはバイト=フッキングだった。
その上で、他のルアーよりサイズは良い。
サイズが大きくレンジを上げられるGozzo15の方がヒットは多いけど、魚のサイズは少し下がった。
 

 
ちなみに、2~30匹くらい掛けた上での話しをしているのだが・・・その中で迷いを生むルアーが一つ。
それはペニーサック99MOKKA。

これ絶対にいいよな・・・と思い、クロスで入れて掴みだした時に強烈なバイト!
今日イチなのはすぐに判った。
 
最後のキャッチの時、少し強引に浮かしに行ったら、スッとテンションがロッドから消えてしまった。
おや?ラインが切れた感触はなかったけど・・・・と見たら、久しぶりのスナップ伸び。

ルアーチェンジの一発目でロストなので、ひょっとしたら・・的な思いはある。

だとしても、バボラが良かった。
最近なんとなく、このルアーの使い方が判ってきた。
アクション的にはロール機軸の為、どうも弱い感じを受けてしまい、巻き速度が上がってしまう事が多かったのだけど、思った以上の極低速域でもほぼ変わらずにアクションをしている事に気が付いた。
 
速度、アクション、レンジ
 
これら、ルアーにおける性能のバランスが、思った以上に低速域なんだなと思った時に、とても使いやすいルアーとなってBOXの中で輝き始めた。
 
大きい魚ほど、スローにジットリ。
やはりそれができるルアーは強いね。
キャッチできてないけど、ペニーサック99も同じ方向で、もっと強い。
 

さて、ハイシーズン開幕っぽいので、こっから1月までしっかり狙って行こうかと。
自分のかなでは、次の潮が淡水がらみ最後。
干潟も絡めて、今期はシーバスを楽しむつもり。
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工藤
餌釣りで判る http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvtija3gu 2018-11-09T00:00:00+09:00
仕事もそうだけど、「できている事」を人へ伝えて行く時、ロジックを理解していないと言葉にすることはとても難しい。
また、相手は人間。とうぜん疑問に思う事は質問をしてくることもあり、伝え方が未熟であるほど、その質問(返し)の量は増えていく。
 
凪チンは小学4年生。
きちんと疑問を持ち、言葉をつなげることができる年になった。
 
昨晩のカサゴ釣りでの、「ボトムを取る」「あたりを感じる」という為の様々アクションを言葉で理解したという事は、釣り人として大きな収穫である事は間違いない。
ホント、友人たちには感謝だ。
 
ゆえに、もう一つ、このタイミングで教えたい事があったので、翌日の午後は釣り堀に足を運んだ。
 
場所は、サーキット秋ヶ瀬からすぐ近くの釣り堀。
長期戦になるので、おやつをシッカリ買い込んでいく。
 
いつもは子供用の金魚池なのだけど、今回初めて大人が沢山いるコイ池へ入った。
これで半日ガッツリと。
周りはマイタックルばかりのなか、唐辛子浮きのレンタル竿を一本借りて、二人で交換しながらの釣りをする。
 
さて、コイ釣り。
しかも釣り堀。
意外と簡単な釣りと思うかもしれないが、これがけっこう差が出る釣りだったりする。
 
まず私が棚取りをしてから一匹釣り、その後は凪チンに竿を持たす。
餌付けはやってあげて、自分でやってみな、と。
 
そ~っと竿を下げながら糸をたるませて、ティップの真下に浮きが来る状態でアタリを待つ。
 
餌が落ちると浮きが浮く。
魚が餌を吸えば、浮きが下がる。
下がった時に糸を引いて、針を口に掛ける。
 
たったこの三つだけ。
だけど、これだけの事をしっかりとやる為に、餌をどうやってつけるか。
また、なぜ遠くへ振り込む必要があるか。
 
そういう事が出来ないと、恐ろしく差が出てしまうのが、この釣りの面白さ。
 
最初はなかなか難しいけど、一つ一つ言葉で教え、それを目の前で実践することで、理解し自分でもやってみようと思ってくれる。
そうやって、やっと掛けていく事ができるようになった。
 


ウキの動きから水中を想像する。
今の動きは食ったのか?それとも触ったのか?
 
釣りはどこまで行ってもイメージの追求であると思う。
たとえサイトフィッシングでも、それは変わらない。
 
餌釣りの難しさであり面白いところは、投げて巻いてくるルアーに比べ、ほっといても掛かってくれないところにある。
特に年がら年中釣られている釣り堀のコイは、針に触らずに餌を吸う事は得意技なので、常に考えてイメージと釣果を合わせていく事が必要になる。
 
イメージ通りに掛ける。
それを褒めれば、かってに当たり前に変えていく。
 

 
たった半日で随分と様になってくるものだ。
 
ちなみに今日の釣りのコツは、ボトムべったりで若干ウキ下ながめ。
振り込んで少し引いてウキにテンションを掛け(餌をボトムに引っかけて、斜めに糸を張るイメージ)、最初のあたりは全部見逃すのが正解。
待って待って、ツンっ!も待って、ジワ~ってのがアタリ。
フォールで寄ってから、底の餌を群がってつつきまわすのがウキに出ちゃうから、それを全部無視。
餌が減ってひと段落してから、底を切るように持ち上げるアタリを待つイメージ。
ヘラウキならね、そういうのも見分けられるかもしれないけど、なんせ唐辛子浮きは難しさがある。
 
その為に、まずは真っすぐ遠くへ餌を入れる。
これが出来ないと始まらないのだが、その後のウキの動きのイメージを教えながら、ゆっくりと楽しみながら釣りをした。
 
最後は、自分でタモ入れもやるようになった。
ただ、肝心の餌付けは、私がやっているので、まだ「一人で釣りが出来る」とは言わせないのだ(笑)
 
それでもかなり上達した。
教えるという事の最高の報酬は、最高の笑顔で嬉しさを伝えて来てくれる事だ。


 
かなり渋めだったこの日に、これだけ釣れたら立派なもんだ。
そして、教える側としてもとても勉強になった二日間だった。

昨晩のカサゴでは、ボトムを感じる事と糸の張り、そしてロッドに来るバイトの衝撃を感触でとらえた。
今日はコイ釣りで、ウキの動き一つで魚の行動をイメージし、視覚からの情報を行動に移し、針を積極的に掛ける事を学んだ。
 
まぁ、あとは反復が大事なんだけど、そこは仕方ないかね。
 
次回は超絶真冬にでも連れてこよう(笑)
さすがにウキは持ち込みで!
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工藤
初めて、釣りを覚える http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvrr7mpbv 2018-11-06T00:50:00+09:00  

 
もうこのネタはいいかw
 
とりあえず、回復方向へは進んでいるらしいので、ボチボチとリハビリがてら凪チンでも連れて釣りに行こうかと企む。
 
凪チン、11/3で10歳になった。
子供の成長は本当に速いな。
下の子のマナが3才で、ちょっと前までは凪チンもこんなんだったのになぁ。
 
そりゃぁ、私もおっさんになるという事か。
 
さて、リハビリなので無理な釣りはなしという事で、何釣りに行こうかなぁ・・・と釣り部屋の片づけをしながら考えた。
実は先日、家族でビン沼へ散歩をしに行って、ちょっとノベ竿を出したら思いもかけない大物が掛かり、残念ながら逃してしまったという事があった。
止めりゃぁ良いのに、その後にムキになって夕方まで子供を連れて何か所か周り、結局ボウズで夕日を浴びる事になった。
 
だから、次に釣りにつれていくなら、釣れる釣りに行きたいなと思っていた。
 
この時期に釣れる釣りは夜のシーバスだけど、いくら凪チンが大きくなったからと言っても小学4年生だ。
さすがに夜のウェーディングとか川に連れて行く気はしないので、なんかいい釣りないかなぁと適当に過去のブログを見ていたら、コレいいかも!というのが目に入った。
 
それはアジ釣り♪
魚が居れば反応はあるし、釣り味も食味も申し分ない。
なによりも、足場が良くて手すりがある場所でやるから、凪チンの夜釣りデビューにはもってこいかと。
 
さっそく友人に電話をして最近の様子を聞いてみると、なかなかつれない回答が帰ってきた。
まず、最近はイカばっかりで、釣れるかどうかわからない。
そして、なんとなくワカサギに行きたい気分なのだと。
 
いや、それは困る。
出来ればワイワイで行きたい!という話しで、ちょっと我が儘を言って、一緒に行くことにしてもらった(笑)
 
友人は昼仕事があるというので、終わってからの合流。
無理して付き合ってもらうので、車と高速代は出すからと、我が家で集合となった。
 
とりあえず迎えが来るまで凪チンには宿題を終えてもらい、あとはできれば少し寝て欲しかったのだが・・・興奮して寝るどころか釣り具をいじりだす始末。
 
まぁ、仕方ないか。
 
数時間後に合流して、首都高経由で横浜方面へ。
去年の今頃に良かった場所へ向かったが、やはりクルマの中で、凪チンは寝に入った。
そりゃぁそうだ。
21時過ぎたら小学生は寝る時間か。。。
 
22時に一か所目のポイントへ到着。
とりあえず様子見なのだが、凪チンを起こそうとしたが頑固に起きない。
 
こりゃぁ最後までダメか?と思い、とりあえず寝かしておいた。
クルマも近く、安心してできるポイントで良かった。
 
沢山の釣り人が居るなか、何とか隙間があったので入れてもらった。
なんとなくいいポイントではあるが、周りも釣れてない上にこっちも全く当たらない。
 
途中で釣り人と世間話しながら様子を聞くと、最近はさっぱりらしいとか。
 
こりゃぁ厳しいか?と思いつつも、粘っっている間にもう一人、友人が顔を出しに来てくれた。
 
よし、場所を変えよう!
と、車に戻ると、凪チンも起きたの、今夜の本命ポイントへ。
 
そこは私は初めての場所。
ざっくり概要を聞くと、カサゴも狙えそうなので、凪チンにはボトムを取りやすいようにジグヘッドも大きくしたものを渡した。
 
今夜のタックルは、アジは1.2g、カサゴは3gのオフセットといった感じに合わせた。
繊細なバイトを取りに行くアジは、Tulalaのグリッサンド56にシマノ1000番とエステルライン。
糸の扱いの部類では、かなり繊細な扱いを求めるので、横風の在る今夜の状態では厳しいのは目に見えている。
しかも中層の釣りは、正直言ってまだ早いと思っている。
 
そこで、凪チンには、まずはボトムを獲る釣りから教えたいと考えていた。
魚のあたりと、ボトムタッチの違い。
これが判ると、途端にルアーを扱うイメージが出来上がるのは、散々初心者にブラックバスを釣らせてきた時に知っていた。
渡したタックルは、フエルコの511sにシマノ1000番、そしてPEの0.4号。
 
ただ問題は、物事を教わるという事に対し、実の親子というのはけっこう具合が悪いことだ。
ぶっちゃけ、いう事をあまり聞かない(笑)
 
という事で、基本的に釣りの時は、本人が聞いてくるまであんまりこちら方手取り足取りは教えないようにしている。
投げる、巻くという基本動作はもちろん教えるが、細かいところは特に教えない。
 
今夜はちょっと難しい釣りになった。
アジは、たぶん居る。
なぜなら、たまにぽつんと。
 
だけど、相当喰わないらしく、カサゴ狙いのボトムギリギリと、中層を意識するレンジの境目を、じっとり巻けた時にだけ反応があるレベル。


写真は後撮りで、アジがポカ~ンとなってるのは愛嬌w
 
これは今の私の技術では、追い切れてない感じがした。
ジグヘッド、もしくはスプリットで微妙な調整が必要だと思う。
 
諦めてボトムを触っていくと、カサゴはちょいちょい釣れるので、凪チンはどうかと思うと、なかなかキャストにも一苦労な様子。
まぁ、軽いリグは難しいよな・・・と、毎キャストで励ましたり褒めたりで飽きさせないようにしていると、友人が釣りを辞めて凪チンに声をかけてくれた。
 
投げた後に、ボトムを獲り、そこで動かす。
 
これ、なかなか教えるん難しいネタなのだが、横で聞いていて感心するほど上手い教え方をしていた。
話しを聞くと、月一で小学生に税金の仕組みおしえているとか(笑)
 
その直後、凪チン、会心の一撃の合わせを入れてカサゴを掛けた!
 

 
親の小言より、他人のアドバイス。
これ、ポケバイのちびっこを見ていた時からの、成長させる絶対的条件(爆)
いや、ほんと、釣りあげた時の嬉しそうな笑顔ったら。
 

いつもの大人たちだけなら朝までコースだけど、これにて納竿とした。
久しぶりの夜風で、期間もちょっと厳しくなったし、小学生にこれ以上は厳しという事。
 
今回付き合ってくれた仲間に、本当に感謝。
おそらく凪チンには、素晴らしい思い出になったに違いない。
きっと数年後、もしも釣りを好きになっていたら、今夜は大きなターニングポイントになったに違いない。
 
翌日の我が家の晩飯には、カサゴの刺身と素揚げが並んだ。
 

 
教えてもらった通りにやったから釣れたのだと、私の友人の事を嬉しそうに母親に話す。
そうやって積み重ね、大事なものを見極められる人になって欲しいと、親として。
 ]]>
工藤
2018秋の遠征 肺炎はつづく http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvzc6n3hb 2018-11-02T00:00:00+09:00 今回の川は、都市部からある程度離れていて、しかも温泉などは何もない。
都市部方面とは逆の方向へしばらく走ったところに、唯一の健康センター的な施設があり、そこで昼は仮眠をするつもりで居た。
 
肺炎という事もあり、体を温めて体をまっすぐにして寝たいので、釣り場から上がって満身創痍の状態だけど、ひと踏ん張りでその施設に向かった。
 
が・・・
しかし。。。
 
オープンまであと2時間とか(涙)
 
よし、街へ行こう!という事で、またそこから数十分走って、確かここに銭湯が・・・
 

 
理想的な銭湯ではあったが、やってないんじゃ入れない(涙)
 
結局、漫画喫茶で寝るといういつものパターン。
最近の漫画喫茶、室内のライトが明るめ(防犯目的かね?)で、ちょっと寝にくい。
でもシャワーもあるし、体はまっすぐになるので、車よりかはいいか。
 


今回は、マンガは少しにして、さっさと寝た。
 
 
夕方に移動。
体調は悪化しているが押し通す。
その様子にタケさんも気が付いているが、「もうやめよう」とは言わない。
 
それは自分で判断することだ。
 
恐らく今夜が最後。
朝を迎えた段階で、渋滞開始前に埼玉へ行かないと、そのまま倒れて起上れない気がした。
 
そこまで無理して釣りしても・・・
と、言われるだろうし、バカなやっと言われたら否定はしない。
そもそもそういう姿の醜さも承知をしている。

それでも、今夜の川でロッドを振りたかった。
 
掛けた時間の、意地以外の何物でもない。
だからギリギリ(帰る余裕を持った)の線が、今夜~朝マズメだと判断をしたのだ。
 
満潮からの下げ、干潮潮止まり、そして満潮がらみの朝マズメ。
干潮は釣りをせず、下げと朝マズメが勝負所。
それ以外はできるだけ体を休めるのに徹した。
 
強い水押しの中で、まどろみながら数時間ロッドを振った。

そうやって得た結果は、3バイトのみだった。
朝マズメ、すでに体が水に入ることを拒否している。
一本、際で完全に掛けた魚もバラしてしまった。
 
昨晩からの魚の動きにシフトできているタケさんは、きちんと結果を残した。
 

 
紅葉をバックに美しい魚。
本当に大事にしたいフィールドだ。
 
写真を撮ってリリースしたスズキの、背びれがひっかいて作る水の揺らぎすら、美しく感じた。
 
釣りは、良い時間に良い場所に立つことが大事。
やはりこの朝マズメが、体力の限界だと思っていて正解だった。
 
気持ちを察し、最後まで付き合ってくれたタケさんにお礼を言って、フィールドを後にした。
 
そして無事に埼玉に戻り、安心してぶっ倒れた。
 
 
今回の旅で、途中に3人のローカルアングラーと話をする機会があった。
みんな良い人だったし、何よりもフィールドを大事にしているのが伝わってきた。
 
これは、情報を発信する側の身分として、ものすごく矛盾をしている話しなのだけど、フィールドを守るという事は、人が来ないという事でもある。
 
関東近郊でも、「素晴らしいフィールドだから、沢山の人に来て欲しい」と声高にしたことで、結果心無い釣り人がたくさん来て、釣り場として成立しなくなった場所は結構ある。
 
ゴミや夜中の話声や車のドアの開け閉め。
私有地の通過も、たまになら許される事でも、毎日毎日では地元の住民も我慢できるはずもない。
また、漁具への破損などはもってのほか。
 
気を付けてくれる人は、いくらでも居るのだけど、ではその人が心無い人を絶対に呼ばないか?というと、それは保証できることではない。
 
良い魚、いい写真を見れば、そこは何処だろうかと探りたくなるのは、釣り人の性としては当たり前だと思う。
なかには「あれ、どこですか?」と、聞く人も要るだろう。
 
もちろん答えれる時もあれば、答えられない時もある。
その答えの範囲も、川の名前なのか、地方なのか、県なのかは、その時々で異なる。
 
その程度は、そのポイントの秘匿性で使い分けている。
今回に限って言えば、出来れば何も言いたくない。
それぐらい、あっという間につぶれる可能性のある川であり、地元の人たちはとても大切にしているという想いを知ったからだ。
 
デイの写真は、この川を知る人ならば、あぁあそこか!と気が付くと思う。
それは良いのだ。
その場所を知る人が、その場所の釣果情報を得る事なので。
 
いつも思う。
できれば、他人に場所を聞く前に、まずは自分の足で探して欲しいと。
それで得た釣果は、情報で動いた結果とは、ピンとキリほどの差があり、それこそが釣りの醍醐味の一つなのだから。
 
 おしまい
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工藤
2018秋の遠征2 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvjnnwgxw 2018-10-30T00:00:00+09:00
アクアラインを渡ってから少し休憩をして、予定よりも少し早い時間にタケさんと合流した。
ホントは今回の遠征は、一台の車で移動をする予定だったけど、「肺炎はうつる」という事で申し訳ないが常に2台での移動となった。
 
今回は体調が悪いのに無理してでも遠征を押し通したのは、ちょっと迷惑かも知れないなと思いつつ、それでもどうしてもこの秋の一番おいしいタイミングをこの川でやっておきたかった。
去年は何度か通って、少し川の感じがつかめたのもあるし、その後もタケさんがある程度の頻度で足を運び、良い釣りを何回かしているのを聞いている。
 
なんとなく、この遠征を外すと、積み上げたものが崩れちゃうような気がしてならなかった。
時系列での積み上げだけではなく、気持ちの上での積み上げが。
ただ、体調の悪化は紛れもない事実なので、2泊3日は恐らく無理かもしれない。
今夜、そして明日の夜をやって、そのまま埼玉へ帰る可能性が強い。
そうすると、長期遠征というよりも、いつもの短期勝負になるかなぁと。
 
そんなことをぼんやりと思いながら、車を走らせて目的の川へ向かった。
 
夜の直前に駐車ポイントへ到着し、いったん橋の上から川面を見て、狙いを話してからポイントへ向かう。
 


遠征でいちばん楽しい時間。
 
この川はタイドが影響するけどかなり浅いので、満潮前後が狙い目となる。
そうすると大潮周りでは必然的に夕マズメ以降の下げか、朝マズメ前後が勝負どころとなる。
 
第1夜目の下げの場所は、最近タケさんが発見したという新しい場所を見に行くことにした。
ちなみにこの発見とは、釣れる場所の発見ではなく、川へ降りられる場所の発見の事を言う。
というのも、この川、かなりのV字谷になっているため、人が川岸に近寄れる場所がかなり限られている。
その為、計画では昼間にゴムボートでエリア全体を探ってみる事も検討していたが、これも肺炎のおかげで計画遂行は困難と判断した。
 
竹藪に囲まれた崖を降りて、幾ばかしのテトラとそこに流木が突き刺さるポイントへ。
谷の底を滔々と流れる川はヒッソリと静まり返り、森の黒が星明りの夜空に覆いかぶさっている。
 
これは足元かも知れないな・・・
ライトを小さく焚いてルアーを付け、黒い川にそっと流し込む。
 
しかし反応なない。
 
足元を確認する為、手のひらで絞り込んでライトをつけ、川面に光を落とさないように後ろを照らす。
クラッと来て、隣のテトラへ片足を飛ばすが、間に合わずに半身コケた。
すると、25cmを超す大きなハゼが、テトラの隙間に堆積した砂へ腹を付け、エラを動かすたびに砂煙が立つのが見えた。
 
狭く四角い、微妙にフィッティングの悪いテトラの足場。
万が一の事も考えて、釣り的にはマイナスだけど2歩下がった場所にある、平面が大きい護岸に移る。
 
腰を添えて数時間ほどキャストしてみるが、残念ながらめぼしい反応はなく潮が大きく下げたところで一度上がった。
 
干潮付近は思い切って河口へ移動。
しかしこちらもいまいちな様子で、いったん上がってから食事をして、上流の本命ポイントの満潮まで仮眠をとることにした。
 
潮があげて来るまでの数時間。
薬のせいもあって、かなり深い眠りに着けた。
 
朝マズメ前のアラームで目を覚まし、タケさんを起こしてポイントへ向かう。
体は鉛のように重たいが、今回の遠征の最初で最後の勝負所と思い、気を引き締めてウェーディングをした。
 
左から右へ、黒い川は流れる。
2日前の雨の影響から、かなり流れは太い。
まぁ、川の釣りなのでソコソコの流れは歓迎ではあるが、ゴミがかなり多いのが気になった。
 
ペニーサックを入れて様子を見るが、立ち位置上の問題で流れを受けすぎる。
バボラのフローティングに変えて少し様子を見ていると、うっすらと空が明るくなってきた。
そして、みるみる間に水位が下がりだす。
 
バボラではボトムをするので、Gozzo12のフローティングへ変えた数投後にバイトが出た。
ルアー云々ではなく、たぶん朝マズメのモーニングの始まり。
 
何回かの空振りの後にゴスッと乗った。
 


目指しているサイズではないけど、嬉しい一匹。
 
その後、谷間に日がさしてから、紅葉が始まった渓谷の美しさに気が付いた。
いいねぇ、こういう所でシーバス釣りたかったんだよね。
 

 
紅葉シーバスってなかなかできないのよね。
この川は、流域が短くすぐに渓谷になるから、川にスズキが居る時期と紅葉をシンクロさせることができる。
 
実はこの直前に今日一サイズを掛けたんだけど、なんかぎこちないファイトの末にポロリした。
最後、ちょっと強引すぎたなぁと。
だけど、強引に行かなかったら遣られちゃったんだろうけどね。
 
ここ数年、そういう部分の歯切れの悪さが少し目立つかな。
 
水から上がり、寝床を探しに移動をした。
 
つづく
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工藤
2018秋の遠征準備 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvfzwp96r 2018-10-26T00:06:00+09:00 2泊3日で狙いは川のシーバス。
これは絶対に動かさない。
というのも、秋は色々と釣り物が多く、あっちもこっちも狙っていると、結局どっちつかずで中途半端に終わる事が多いからだ。

特にヒラの誘惑が入ると、まず上手くいかないw
 
場所の候補は、北関東の河川か、もしくは一昨年あたりからタケさんと手を付けてきた川。
どちらも実績もあるし、何よりもメジャーになっていない河川というのが良い。


これだろう!というルアーも新しいのをおろした。

おそらく、この2本の川のポテンシャルは相当あると思う。
そして、地元のアングラーがひっそりと、大事にしている川でもある。
 
この「大事にしている」については、ちょっと今回の遠征で思う事が多かったので、またあとで改めて記すことにする。
 
さて遠征。
結局はタケさんと行く川にしたのだが・・・
 
実は遠征へ行く一週間前から、体調が著しくよろしくない。
 
どうも目眩がするので、体温を測ると微熱がある。
おやおや?と思い、一日に何度かの連続観測をすると、寝る時間帯にかならず38度を超えて高熱が出て頭痛がする。
 
ただ、それ以外はいたって普通。
食欲もあるし、鼻が出るわけでもない。
ただ、たまに、コホっと変な咳が出るのは気になっていた。
 
遠征前の水曜日に港湾で下を向いて釣りをしていたら、なんか引き込まれるような感覚があって怖くなり、出発前日の金曜日にかかりつけの近所にある医者へ行った。
 
この先生、なかなかアレな先生で、あまりここに詳しく書くと問題が起きそうなので書けないが、某大学病院の何かに何かアレしてしまい、開業医として10年ほど前に近くに医院を開きそれ以来の付き合い。
 
とにかく、はっきりものを言ってくれる。
特に薬の出し方に関しては、今までのどの医者よりも真面目に、そして的確に処方してくれるので、体調不良の時はまずはこの先生へ必ず相談するようにしている。
 
ベックを読みながら待合室で待つこと数十分。
呼ばれて診察が始まった。
 
症状を伝えると、まず言われたのが「出張先で夜遊びした?」だった。が、そこはちゃんと否定。
この先生、風邪で行くとまず治療拒否(体が回復期に入ったなら、お情け程度の薬しか出さない)されるのだが、今回の症状を聞いて何か思う事があるらしい。
かなり症状に関していろいろと聞かれ血圧や脈(100/分超えてる)を測った後に、コホっと小さくせき込んだのを見逃さなかった。
 
「あら、なんだその咳は。レントゲンを撮って良い?」と。
 
最近のレントゲンはデジタルだという話しで盛り上がり、チャチャッと撮影してモニターに映し出された肺の画像を見て一言。
 
うん、やっぱり肺炎だね。
どんズバだ。
せっかくだから、携帯で写真撮ってけば(笑)
 
いやいやセンセイ、そりゃマズイ。
あしたから2泊三日の車中泊で釣り遠征なんですが!
 
と伝えると、う~ん、そうか、どうせ行くんだったら、最善の処置はしておくか・・・という事で、そのまま処置室で抗生物質を投入。
 
細菌性の肺炎に効く抗生物質は2種類あって、オーソドックスな方をまずは入れるから。。
とにかく一発濃度上げとくけど、症状の進行が止まるか止まらないかは運だねw
その後は、コレ。
絶対に飲んでね!
 
遠征帰ってきたら、すぐにもう一度来てね。
そこでもう一回レントゲン撮って確認するから。
じゃぁ、遠征頑張ってw
 


たぶん普通は入院して抗生物質投入後に経過観察すんだろうなぁ・・・とか思いつつ(笑)
 
普通医者に釣りに行くから・・と言ったら「君は何を言ってんの?」って言われるだろうけど、この先生は「私が釣りで遠征に行く」という意味を知ってくれている、数少ない理解者だ。
レースやっていた時もそう。
普通は「絶対安静」と言われる怪我でも、「明日レースです」という意味を分かってくれる先生が居たっけなぁ。。。
 
という事で、肺炎アングラーとか馬鹿にされつつ、翌日にはタケさんと合流する為にアクアラインを渡った。
 
 
続く
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工藤
予定調和 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvk2burkn 2018-10-23T00:00:00+09:00  
基本的に私のシーバス釣りは夜の釣りなので、いつも見上げれば月や星がフィールドを照らしている。
もちろん曇りも雨もあるけど、それでも月や星が少しでも顔を出せば、今夜も月は奇麗だな・・・と思う。
 
フィールドへ到着し、ガイドへ糸を通し、スナップを結んでポイントへ歩みを進める時は、必ず空を見上げる。
 
少し時間がたてば、釣りへと気持ちは集中していくので、もちろん感傷的な部分よりも魚への想いが勝っていく。
 
河口から数10km遡った、R463を少し過ぎたところにある瀬を過ぎ、めったに人が渡らない住宅内にある橋の上流で息をひそめて時が過ぎるのを待つ。
 
去年の減水の時に見つけたピンスポット。
近づくのにどうしても川岸を歩くため、ポジションについてから気配を消す為に15分ほどの時間をかける。
 
ひょっとしたら、もうとっくに魚は居るかもしれない。
ひょっとしたら、15分ではまだまだ早いのかもしれない。
 
そんな葛藤をただ突っ立ったまま。
 
15分経ったかなんて怪しいもんだが、タピオスを上流側からV字で入れていく。
そのピンは、水中にポツリとある「何か」なのだが、水位が上がっても微妙に水面にヨレを出すので位置がつかめる。
 
たとえば橋脚のように大きめのストラクチャーだと、その上流側(流れのあたる側)に定位する魚を狙うという選択肢はあるが、ここの場合はそこまでは大きくないので、下流側のヨレで一発出ればいい。
 

 
想像通りの釣り。
アプローチ30分、実釣は数分。
支流の遡上限界と季節限定の釣りであるからか、解かっている釣りだけど飽きる事は無い。
 
 
釣れた後に、今日も月がきれいだな・・・と、また思う。
取材だろうが、トーナメントだろうが、プライベートの釣りだろうが、そこはいつも変わらない。
 
「釣りに来れる」という幸せをかみしめる時間。
夜風が肺にしみたのか、コホッと咳をしてフィールドを後にした。
 
■タックルデータ
ロッド ツララ ハーモニクス89
リール シマノ4000番
ラインPE1.5
リーダー25lb
ルアー KET タピオス
ウェアー ADモバイルレイン
フィッシュグリップ SOM
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工藤