ターニングポイント2 http://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) 一息つきに http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvxp9ycoy 2018-07-13T00:00:00+09:00  
自分の処理能力を上回る量が、次から次へと積まれていく。
それが、時間軸での量ならば良いのだけど、今回のそれはちょっと違う。
 
脳みその処理能力を超えた仕事が上積みされていく悲劇。
 
持っている情報をかき分けながら、答えに近づくしかないのだが、正直言って今ピンチなぐらい迷走中。
 
自分で何とかなる範疇と、自分の力が及ばない部分の問題が混在していて、その層別を頭の中でやり切れてない。
 
とりあえず一回、落ち着く為にも釣りに行った。
この先の数日を稼ぐために、1日を使ってリフレッシュ。
 
夏休みの宿題を、直前まで残すタイプの人間がいう事だw
 
会社を定時に脱出して新河岸川。
まだ明るい時間なので、岸際のオーバーハングの下へダウンでタピオスを流し込むと、ブッシュのブラインドでは見えない位置で、激しく捕食音が鳴り響く。
 
結果、巨大な何かをバラシて終了。
全く魚体を見る事が出来ずに、フックが伸びてしまった。
 
まぁ良いや。
スッキリしたから。
あ、俺、結局、夏休みの宿題をやらないタイプww
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工藤
増水 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvjc7ygx6 2018-07-10T00:00:00+09:00 ほんのポツリとでも雨が降れば、夜中に少しでも様子を見ておこうとロッドをもってポイントへ立った。
 
中旬になりやっと一匹目の小さなスズキが釣れ、あぁやっと今年も登ってきたなと胸をなでおろす。
 

 
際へ丁寧に入れて、やっと食ってくれた感じ。
その後もたまにポツリと釣れては、さらに上流へとエリアを広げていき、また反応のない日々が続く。
 
この川の釣りは、いつまでたっても解からないことばかり。
ただの釣り人として結果と向き合っているだけではあるが、その時間は仕事の事も忘れて街中の小さな自然に身をゆだねている。
 
7月に入り梅雨明け後に始まった集中豪雨。
今日もニュースでは、災害情報が報道されている。

被害にあわれた方々へ、お悔やみを申し上げます。

その大きな被害内容に心が痛むし、人間の無力さを痛感もする。
また、過去に遠征で訪れた川の氾濫を知り、あの時に訪れた街の変わり果てた姿をTVで見て、驚きを隠せない。
数年前の鬼怒川氾濫の時の光景が頭をよぎる。

 
でも、そんな感情を持っていながらも、川の釣りを知っている釣り人は、増水を一つのチャンスとして認識していると思う。
実際に私も、そういう時はかなり注意深く水位を監視して、川へ足を運んでいる。
 
ただ、ここ数年の雨の降り方は、かなり読み取りずらく感じているのは私だけだろうか。
雨雲レーダーの発達や、メッシュが細かくなったことでのピンポイント情報の入手しやすさは格段に上がったけど、水位の上昇と減少のタイミングがいまいち合わないことが増えた気がする。
 
これは実際に、排水や保水能力に影響するエリアの、街の開発具合によってかなり左右されている。
新河岸川でも支流の柳瀬川上流にある、ある街での河川改良工事の影響をもろに受けて、水深が無くなったことで増水タイミングが著しく速くなった。
しかも、途中にある公園と堰の影響で、降った量に比較しないのもかなり厄介。
それなりの雨が降っていてもまったく増水せず、ある量を超えると排水が追い付かずに一気に上がってくるのだ。

まぁ、難しいから安全マージンを多めにとって釣りにはいくのだが、もし川へ行ってみたいと思う人が居るならば、最低でもヤフーの雨雲レーダーぐらいはアプリを入れて釣行してほしい。
上流の降雨があるのなら、たとえ今は平気でも絶対に中州へ渡らない位置で、安全を優先した釣りを。
 
何もこんなタイミングで釣りに行かなくても・・・と思うだろうが、其れでも釣りに行きたい奴は釣りに行く。
私も、そのうちの一人だから否定はしない。

ただ、一般的に理解される行動ではないことは、きちんと解かっているべきだ。

ならば、余計な事故を起こさずに、ちゃんと家に帰って来る。
これは、非常識な釣り人の義務なんだと思う。

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工藤
暴風シロギス http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvzcawcfm 2018-07-06T00:00:00+09:00  

 
船宿は、大会にも協力をしてくれてきた、片瀬江の島の島きち丸さん。
 

 
あいにくの強風で、港口からすぐの場所に張り付いての釣りにはなってしまったが、和気あいあいと毒舌飛び交う楽しい釣りが出来た。
 


ここ数年、7月の第1日曜はシイラ大会の日だった。
参加者の笑顔と安全の為に一年かけて準備し、大会を終えた後の何とも言えない疲労感が心地よかった。
 
そんな大会も去年で最後となって、運営に携わってきたスタッフのみんなとも、顔を合わせる機会は随分と減った。
 
このシイラ大会に数年間携わり、自分としてはとても多くの事を学んだ。
規模の大きい大会という事もあって、スタッフのの出入りもそれなりにあった。
もちろん自分もそのうちの一人で、最初から頑張っていた実行委員長のハジ君から見れば、途中で参加した一人にすぎない。
たまたま、最後まで付き合っただけ。
 
途中で現れた人も、途中で去って行った人も、思う事があり参加し、思うようにいかないから去る。
思う内容は、人それぞれで。
そこに良いも悪いもないのだと。
 
ただ、一年たち仲間が集まって、笑いながら釣りをしていると、改めて学んだことの大きさに気が付く。
 
よく新しい事を起こす事での、人との出合いを語る人は多いけど、人との別れをきちんとできる人は少ないよね。
 
疎遠も絶交も、会わなくなるという意味では大した変わりはないのだけれども、やはりそこに至る道筋とかその後の距離とかってのは、出会いの素晴らしさと同じく人の結びの美しさ的なものがあるべきではないかと。
その姿は、自分の姿を映す鏡でもあるし。
 
粗末にしちゃダメだよね。
巡り逢わせってのは、またいつやって来るかもわからないし。
 
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工藤
まだ居ると思ってますが(ヒラスズキ南限を追う旅28) http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvirfj8y4 2018-07-03T00:00:00+09:00 前回の続き
 
渡嘉敷島を発った船は、一時間半ほどを掛けて沖縄本島の泊港へ着く。
オープンデッキに出て、海をずっと見ていた。
 
慶良間諸島と沖縄本島の間には、深い海と速い潮がある。
シイラの一匹でも居て良いものかと思うが、何も魚を見つけることなく本島のリーフエリアにフェリーは滑り込んだ。
 
これにて今回の遠征は終了となる。
 

 
下船して那覇空港(車で数分の近さ)へ向かう間に、最後のソバを食べた。
 
実は10年ほど前に、久米島のリーフでもヒラスズキを狙ったことがあるのだが、その時に思っていたのは単純に黒潮水域のスズキの生息であり、黒潮を跨ぐ生態系の変化を意識していなかった。
 
確率とは確定の比率ではあるが、統計学は実は0と1の違いには当てはめる事が難しい。
定められたサンプル数があり、その数値から求めるバラツキと幅には効率的ではあるが。
 
釣りにおける数値化の無意味さは、そのまま釣りと言う遊びの魅力とも直結していると思う。
どんな魚種の釣りでも、それぞれの楽しさがあるのだけど、スズキの魅力は生活圏への身近さによる釣果にある。
大きいとかたくさん釣れると言うのはその後の付属で、土地それぞれのスズキの魅力を持つことが、より多くの釣り人を魅了してきたのではないか。
 
そして遠征とは、その土地の魅力を楽しむもので良いと思い、日本各地へ出向いてきた。
 
沖縄のスズキの魅力は、「ひょっとしたら釣れるかもしれない」であり、居るとか居ないとかは学者先生にお任せする内容なのだ。
 
居るが前提で、釣りに来ている。
御縁と腕前が揃ってないので、釣れていないだけ。
そう考えれば、いたってシンプルな話しであり、まだまだ準備が足りないのだなと。
 
次回はいつか、まだ決まってない。
ただ、本島と離島を見て周り、なんとなく絞り込みはできている。
あとは何か、もうひとかけらのピースが揃わないと、結果には結び付かなそう。
 
それが何なんか。
たぶん気持ちの問題かと。
 
その準備を今から始めようと思う。
次回行く時は勝負掛け。
 
おしまい
 
今回の遠征第1話

■サポート&協力
ロッド Tulala Huerco
ルアー ハルシオンシステム ニコデザイン KET
ウェアー アングラーズデザイン
ボート マリーナリトルオーシャン
ステイ 瀬底島 茉莉花瀬底
    渡嘉敷島 ペンションマリンパレス 
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工藤
後悔なく(ヒラスズキ南限を追う旅27) http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvpwerni4 2018-06-29T00:00:00+09:00 前回の続き
 
泣いても笑っても、今日の午後に島を立つまでがラストチャンス。
沖縄でシーバスを釣るために来た渡嘉敷島。まずは一周キチンと見てみたいなと思い、軽トラックを片っ端から藪道へ突入させる。
 
しかしこの島、じつは島の中央を横断する道以外に、車で海辺にアクセスできる道がない事が発覚。
来島前に航空写真で調べてきたポイントは、ことごとく「山をひたすら歩いてでしかアクセスできない」という現実があった。
 
航空写真の落とし穴で、標高までは解からないのだ。
遠征ではよくある事だけど。
 
その中から、アクセスが容易な場所を絞り込み、実際に行ってみてフィールドに立ってみる。
 

 
温排水が絡むシャローの先にある、リーフの外へ張り出した岬。
シーバスの条件的には、かなり良いと思われる。
 


タックルはハーモニクス11fにPE2号。
バボラやGozzo15をケースに入れて、伊豆の磯に立つイメージで渡ってみた。
 
遠征先でも、自分の釣りの軸をブラさずにできるか。
その為のタックルを持っているか。
 
自分にとってのハーモニクス11fは、そこが開発のテーマだった。
何か特別な特徴を持たせると、良い時は良いけど合わない場所では使い物にならない。
 
不確定の中に可能性を見出す遠征においては、道具が普通であることが大きな武器になる。
 

 
サラシは薄いけど、どちらかと言うと磯マルのポイントっぽく、リーフエッジや沖のカレントを軸にキャストを繰り返す。
 
しかし反応は取れない。
足元を熱帯魚が泳ぐ姿を見て、少しくじけそうになる。
 
気持ちを切り替え、島唯一の河川と言って良い、小さなクリークへ移動。
 


ボラが危機感無く群れているのを見て、ココはタイミングで入るかも知れないなと思う。
最下流の橋の下で、タピオスに一回メッキらしきチェイスがあったけど、シーバスではないので今回はスルー。
 
トンバラ現象で渡れる島に伸びる瀬に立った。
 

 
ただの浅い瀬ならば無視したが、深い港口にあるこの位置が気になったので、真ん中あたりまで渡ってブレイクを丁寧に流す。
Gozzo15にHiFができたことで、最近は三浦でよくやる釣りを試すが、全く反応がない。
 
一瞬、さっきのメッキを釣りに行こうかと思ったが、やはり今回はスズキ狙いで通すことにした。
あっちもこっちも手を付けたところで、たぶんこの釣りは後悔しか残らない。
 
スズキでやり切る。
 


その後もいくつかのポイントを触りながら、核心部を求めて島をさまよった。
それこそ、お昼ご飯を食べる事も忘れ、軽トラックを走らせてはロッドを振る。
 
しかし、スズキは釣れない。
やがて時間的には最後のアタックとなり、選んだ場所は水道向きの美しいビーチ。
 


ココは水深があるシャローが続き、その先には島と島の間を流れる水道があるため、しっかりとした変化のある流れが出そうな場所。
自分の中のスズキ釣りのベースにある、三番瀬でのウェーディングと同じことが出来そう。
 
あんなに苦戦してきた湘南で、結局安定して魚が釣れるようになったのも、東京湾の釣りが出来る場所に絞り込んだことが大きい。
それと同じく沖縄の離島でも、自分のスタンスが通せる場所で強気にゲームを組み立ててみた。
 
タピオスを風に乗せてフルキャストし、流れを横から受けるコースを選ぶ。
 
スライドしながら大きくU字を書いてくる。
これを輪切り的にシャローで展開していくと、必ずどこかにその流れが息つく場所がある。
 
狙いはそういう場所の手前。
 

 
ちゃんと釣れた。
ちょっと狙ってない魚だけど。
 
そこでタイムアップ。
俺、頑張った。
取材じゃないのに、こんなに集中したの久しぶり。
 
砂浜に上がり、とっておいたオリオンビールを開けて喉を潤す。
 
終わりかな。
 
釣り具をかたずけ、一緒に行動していた茉莉花瀬底のオーナーの運転で宿へ戻った。
 
う~ん、終わりかな。
 
今回のやり方を数回繰り返せば、ひょっとしたらいつかスズキは釣れるんじゃないかとも思う。
それぐらい、この島のスズキっぽい場所は回る事が出来た。
いれば必ず、どこかで食うはず。
 
でも、私はこの島に住んでいるわけでは無いので、さすがにそれは厳しいか。
 
どうなんだろ。
少し時間を空けて、考えてみる必要があるかも知れない。
 
沖縄にスズキは、全くいないわけでは無い。
それは解かっている。
 
ただ、自分で釣りたいだけの我が儘なのだ。
 
 
宿に戻り大急ぎで荷物をまとめて、本島へ帰る為のフェリー港へ向かう。
締め切りギリギリで滑り込むところで、呼び止められた。
 
昨日一緒に釣りをした、漁師のおいちゃんが見送りに来てくれたのだ。
 
「また必ず、きなさいよ」
 


幾つかの約束をして、島を発った。
 
 
つづく
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工藤
豊かな海(ヒラスズキ南限を追う旅26) http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvbekn5ie 2018-06-26T00:00:00+09:00 前回からの続き
 
 

当たり前と言えば、当たり前の話をすると、飲み始めの時間が遅ければ、お開きの時間も遅くなる。
 
日没遅い→夕マズメ遅い→諦め悪い→遅くから宴会→もう朝だよ
 
今回の宿のオーナーと家族、瀬底のオーナー、そして謎の漁師さんと、釣り人。
呑み会は続き、やがて明日の話しに。
 
あなたは明日、何、釣る?と聞かれたので、スズキを釣りたいのだと答えた。
そうかそうか、じゃぁ、どこやるかねぇ。
 
ちなみにこの漁師さん、東京にしばらくいた経験もあり、スズキも知ってるしルアーも結構好きだとか。
 
なんだか良く判らない間に、明日は船を出してくれることになった・・・ようだった。
 
何時に出るぅ?
あなた達の好きな時間で良いよ。
 
オーナーやその彼女さんも一緒に乗るので、出船時間はご自由に。
そして帰港時間もご自由に。
 
朝は絶対に誰も起きないという事で、ゆっくり9:00スタート。
彼女が夕方16時のフェリーで帰るという事で、帰港を15:30にすると決め、この夜の呑み会を終える事になった。
 
一瞬朝マズメも考えたが、2~3数時間後には朝マズメなので諦めた。
 
翌朝は気持ち早めに起床して、タックルの準備。



酒がぬけないので、送迎付き。

みんなは餌釣りだけど、行きと帰りにGTや磯ンボが付く沖磯をやらせてくれるとか。
もちろんキャスティングGTのタックルを今回は持って来ていない。
一番強くてTlalaのバリトーノ93に昔ステラの16000番。
これにPEの4号を巻いてきた。
 
正直言って、磯でGTを本気で獲りたいならPE4号は無理がある。
磯の形状にもよるけど、8号以上は欲しいところ。
特にGTはバイト直後に根に入るから、遊ばせて取れる魚ではない。
よってPE8号での止めに行く釣りになってしまうのだが、この太さの糸でそこそこの距離を投げるには、それなりの重さのルアーになって、それ相当にヘビーなタックルになる。
 
で、普段そんな釣りをやってない人間が、フルタイムでキャストし続ける事が出来るとは思えないのだ。
 
だけど、それでも、旅の中で釣りをしていく時、どうしても釣りたい魚が居るけど手を出せないっていうのは、ちょっと寂しいと思う。
 
そこで、PE4号の釣りかなと。
この絶妙な中途半端さが、じつは大物なんでもロッドの下限値。
 
シーバスにはちょっとパワーが強いかもしれないけど、糸に任せてゴイゴイやるにはちょうど良いので、ハードストラクチャーな場所では結構重宝している。
15kgぐらいまでなら何とかなるか的なロッド。
 
ほんと、何が出るか分からない遠征にはお勧めなのだ。
 
そんなバリトーノ。
数時間後、素敵な餌釣りロッドになった。
 


80号まで対応可。
もちろんオモリのことね。
水深60mのボトムで、イカタンをかじるカワハギのバイトも判るとは。
 

重いオモリの釣りでは、さすがに長くて使いにくい。
でも、掛けた後は面白い。
ただ、大雨で死にそうに寒い中、ロッドを持ちっぱなしはきつい。

ちなみにGT は1時間ほどやった。
それで釣れる時もあれば、釣れない時もある。
慶良間の一級ポイント3箇所もうてりゃ、それで満足かなと。
 
それよりも餌釣りが面白すぎた。
仕掛けを変え、棚を変え、餌を変え。
そういう工夫がしっかりと早く結果に出てくるところが、餌釣りの楽しさ。
 
ご飯を食べるのも忘れて楽しんでいたが、漁師の船頭が「あと30分が限界だね」と伝えてきた。
 
突然波向きが変わりだす。
南西の風と北東のウネリが喧嘩をしだしたので沖を後にした。
とにかく島影へ逃げるので、帰港ルートが変更されるから、その分だけ早上がり。
 

十分釣ったでしょ。

無事に港へ着きみんなで片付けを終えてから、夜の宴までは少し時間があるので、漁師さんの車を借りて港へまた釣りをしに行く。
 
昨日のあのサメ、余ったイカの一本掛けで一発だろうと。
(ちなみに在庫1本なので一発勝負。これぞ男の釣り)

 

 
サメはなかなか現れない。
土砂降りの中、3時間。

今はまだ耐えるしかないのだ。
そして奴らが表れた時、鼻っ面にイカをカーブフォールさせれば。

やがて暗くなりだしたころ、再びの強い雨。
体力的にも限界かと思われたその時、やっと足元に一匹のサメが表れた。

チャンス!
いそいでサメの進行方向へ、イカ一本掛けをキャストした。

だが、
しかし、
なぜか、

イカはあさっての方向へ飛び「ペチャン」と音を立ててて落ちた。
針のついた糸は、真正面に音もなく漂う。

針、ちっちぇかなぁ・・・とは思ってたんだよね。
み切れかよ。

 
明日は19時のフライト。
 
つづく
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工藤
渡嘉敷キャスト(ヒラスズキ南限を追う旅25) http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcve6v3ysr 2018-06-22T00:00:00+09:00 前回はちょっと寄り道。
 
通常の観光客とは少し違うルートで渡嘉敷島へ向かう。

 
渡嘉敷島は、夕闇が迫る時間が関東よりも遅い。
 
慶良間諸島間を行き来する小さな船が、島の港へ入った時間は本島の感覚でいえば夕マズメの時間だった。
 

梅雨空の雲の隙間には、まだ傾きを見せない太陽がしっかりと見えた。
 

渡嘉敷島は、一言でいえば砂の白さが際立つ美しい島。



サンゴの島ではない為に、山肌は黒い岩盤や濃い緑で覆われていて、その隙間に真っ白なビーチが点在しているからだ。
 
海は透明で翠。
これも海底の白さゆえの美しさで、多くの観光客がこの海に心惹かれるのも納得がいく。
 
ただ、釣りの感覚でいうと、この透明感の高さはが、難しさに輪をかける。
 
栄養価の高い水は適度な濁りを伴い、それは生物相の豊かさを物語る。
また、ルアーを使って釣りをする場合は、見切られにくさにも直結するので、たいがいは普通の人が言う「海、ちょ~綺麗♡」は釣り人の「厳しそうだなぁ」と直結している。
 
ただ、全体的に難しい場所(時)は、ピンの良い場所が際だったりもするので、そこを見つけられるかが勝負どころ。
 
港につき荷物を下すと、数分後に今回の宿である「ペンション マリンパレス」のオーナーが車で迎えに来てくれた。
 

 
ビーチから徒歩2分の好立地。
しかも嬉しい外の水道もある。
この時も、地元の漁師さんが魚を下していたので、自由に使っていいらしい。
 
オーナーが若いので、いろいろと細かいところに気が回っている宿という印象。
前のオーナーから譲り受け、リフォームして開業したとか。
だから、中はかなり奇麗で快適。
 
夕食の時間を遅くしていたので、荷物をほどいて早速さっき船が付いた港でロッドを振った。
 


ゆっくりと暗くなり、そろそろ夕マズメかな?と言うタイミングで、足元にいた小魚に緊張感が走るのが見える。
 
航路のブレイクに、カスミが数匹回ってきて水面を意識しているが、今回はそれは狙ってないので手を出さない。
 
もう一回り闇が迫った時、足元を大型の魚が通過した。
 
来た!
シーバスか?
 
 
ん?
横ひねりで泳いでる?
 

 
サメだった。
外からきて、港の中へ入っていく。
 
まぁ、居るよな~と思い、しばらく眺めていると、1匹2匹では済まない数が、港口周辺を行き来している事に気が付いた。
 
まぁ、危険な種ではないっぽいが、房総の磯ではサメが出るとスズキが釣れなくなるのを何度も味わってきた。
 
今日は厳しいかもしれない。
 
やがて闇になり、食事の用意が出来たと連絡があったので、宿へ引き返した。
 
時計を見てびっくり。
21時を回ってた。
 
まだ19時ぐらいかと。
まぁ、西の遠征アルアルということで。
 
宿にもどると、さっき魚を下していた漁師さんが遊びに来た。
なんでも、道路向かいに住んでいるとかで、オーナーとは友人だとか。
 
こういう出会いも旅の楽しさの一つ。
釣り談議に花を咲かせ、じゃぁ改めて乾杯♪となった。
 
まぁ、こうなると、もう夜の釣りはないね。
ついでに、明日の朝マズメも怪しくなる
 
 
つづく]]>
工藤