ターニングポイント2 http://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 開幕しました http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvjb2e2c8 2018-02-16T19:39:00+09:00


]]>
工藤
ハンドメイドルアー 手順書4 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcv559na4p 2018-02-13T00:00:00+09:00  
前回までに、ある程度の形状はできた。
思い立ったら手を付けて数時間で形ができ、下地処理して一晩寝かす。
翌日にスイムテストして、OKならば塗装工程に入る。

 
【3 塗装工程】
 
  1. ベリーと背中を中心に白く塗る。
カラーの染まりが悪いので下色を塗る。
塗料は自動車用の「キャップにハケが付いている補修用塗料」を使う。


乾燥が超速いので、何度も塗りなおしているとあっという間に厚みが出来てしまう。塗るときは一気に一筆書きの気持ちでやる。


下地(コーティング)ができてないとバルサが吸い込んでしまうので、その時はマニュキアのベースコートを使う。
 
 
  1. 塗装面を平らにする
ハケで出来たムラを、ペーパーでならして平らにする。


Rの角部などは下地(バルサ)が出やすいので気を付ける。
もしも出てしまったら、ベースコートを使って補修。
 
ちなみに、バルサが出なければ気にしない。
というか、凸凹はそれなりにあるので、全面をきれいに仕上げるのは慣れるまで難しい。
 


気に入らなければ何度もやり直し、最後に乾燥。
下地までの削りをちゃんとやってあれば15分。
逆にココまで手を抜いてくると、凸凹直すのに半日。
 
3 背中の色を塗る
マニュキアで好きな色を塗る。
ダイソーで100円で十分。


 
ただし、多少の相性があるので、できればベースコート・色・トップコートはメーカーを合わせておくことが無難。
 
 
4 リップを付ける
ブランクにリップ差込口を付ける。
ナイフはコケるので、精密ノコギリが便利。
最初にフロントアイ側の位置と角度を決め、次に裏を切ると角度で失敗しにくい。
そこに、サーキットボードからリップを切り出して差し込む。
ノコギリがない場合は、サーキットボードの直線部でギコギコやる手もある。


 
ココで一回、お風呂で泳がせる。
問題が無かったら、接着剤を流してパテで埋める。
 
なお、ヒケが激しい時は、オガクズ&接着剤で穴を埋めておく。
 
5 アルミを張る
使うのは、水道工事用のアルミテープ。
 

薄くしたいなら、アルミ箔とスプレーノリが良いけど、けっこう難しいうえに下地の手抜きがもろに出てしまう欠点も・・・
 
ブランクにマスキングテープを張って型を取る。
 

 
はがしてアルミテープに張りつけて、左右の両面分をカットする。
 

好きなように貼る。
水道用テープは厚みがあるので、失敗しても張り直しはできる。
 
 
側線はボールペンで適当に。

6 目を貼る

とりあえず最初は、市販品の2Dのアイがおすすめ。



つまようじの先端に付け、左右均等になるように頑張る。
ちなみにシェイプでミスっている(手を抜きすぎる)と、左右が対象に付かないので困ると思う(笑)
 

 
どんな形でも、目を入れると途端にルアーに見えるから素敵。


7 コーティング
アルミの境目、目の周りを中心にベースコートかトップコートを塗る。
ラメ入り塗料やラメの粉末もここで使うと、アルミの境目を消しやすい。


背中とベリーにラメを入れた後に、トップコート(100円)をハケで全体に塗り乾燥させる。



この最後のコーティングを、2液のエポキシ接着剤でやるのもOKだけど、その場合はマニュキアをしっかり乾燥させてからやる。
じゃないと下地が乾かなくなる。
 

そして最後の乾燥。
かなりしっかり乾かすのだけど、正直いつまでも匂いは出るので24時間程度。
なお、ストーブやドライヤーで熱を入れるのは危険。
バルサ内部の空気が膨張するために、まだ弱い皮膜に風船のような気泡が発生してしまう。
 
 
これでとりあえず完成。
削る、下地、乾燥、塗装、乾燥の手順で、2日もあればできると思う。
当たり前の話しだけど、今回紹介した手順は「完ぺきなハンドメ」からは程遠い作り方で、私の中では「思い立ったから形を作っておきたい」という時や、来週釣りに行くからちょっと作るかなぁ~という時のやり方だ。
だからスピードが最も大事な作り方であり、強度や見かけの問題は無視している。
ちゃんとやるなら、もうちょっとちゃんとやるときもある(笑)
そこは、ターゲットやヤル気に合わせ、臨機応変に。
 
ぜひ皆さんも、自分のヤル気に合わせて、色々と試してみてください。
 
さて最後の仕上げ。
フィールドでのスイムテスト。
 

 
家族に「散歩へ行こう♪」と適当なことを言い、近所の川へ。
 
最後にできる事は、アイチューニングとリップの形状変更。
角度でNGの場合はもうどうしようもないので諦める。
 


そのほかに、ウェイトバランスを少し変えたりすることもやる。
今回5個まとめて作って、それぞれにリップやウェイト位置に違いがあるので、それをアクションで確認しながら、それぞれ影響度を感覚としてつかんでいく。
この繰り返しで、製品を買うだけでは絶対にわかる事が出来ない「ルアーの何か」が少し見えてくる。
とにかく最初はうまくいかなくてもいいので、ある程度数を作るのがお勧め。
 
やってりゃ、そのうち泳ぐのができるから。
 
 
お終い。
 ]]>
工藤
ハンドメイドルアー 手順書3 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvtg6y66f 2018-02-09T00:00:00+09:00
【2 内部構造・下地工程】
 
ルアー内部構造(ワイヤー・ウェイト)を入れて張り合わせ、最終形状を作り塗装の下地を作る
材料 ワイヤー ウェイト Rプライヤー ボール盤 棒ヤスリ エポキシ(2液)接着剤 瞬間接着剤 パテ 精密ノコ刃
 
1 ベリー側に、ウェイトを入れる位置を決める

私の基本は、全長の中心から半径分前側ズラシに単発で1個(ベリーアイ無し)。
また、ルアーの最大浮力点(フック込みの感で)の中心に置く。
個人的にこの重心決めが、ハンドメイドルアーで一番面白いところだと思う。

考慮する点は、ベリーアイの位置とフック重量。
ウェイトより前側にベリーアイを置くのか、それとも後か。
もしくは小さいウェイトで両側に挟むか・・・もあり。
形状が千差万別なので、「ここに置くのが正解」なんてものは当然ない。
お好きな位置にどうぞ。
 
2 ウェイト直径分の穴を、側面から開ける
普通はブランクを割って、中にウェイトルームを作るけど、左右に対してのセンターを出すのが難しいので外から開ける。
私はめんどくさいので、ボール盤を使って開けているが、ほんとはリューター使用がお勧め。



ボール盤が無くてリューターでやる場合は、ベリーから穴をあけるのもあり。(ダイソーで売ってる)
とにかくハンドメで最初につまずくのがこのウェイトとワイヤー。
そこでくじけるのは嫌なので、外から開けてあとでふさぐという事にしてしまう。

ちなみに、ここで表面に出たバリ分の凹みは後でパテで埋めることに成る。
そうすると、重量バランスは崩れやすい。

考慮する点は、ベリー側のシェイプでウェイトが出ないようにすること。

出てしまうと、後の塗装工程でものすごく苦労する。
 
3 ウェイトを入れてみる
仮入れなので、接着はしない。
深さ・位置・持った時の重さ、色々と感じておく。


ある程度慣れてくると、この段階で製品イメージが浮かぶようになる。


ぎゅっとして、へこませてセンターも見ておく。
なお、センター出てないと思う時は、修正しながら彫りなおす。

4 前工程でできたブランク(ルアーの形をした板2枚)を剥がし、アイになるワイヤーを切る


ベリーアイが無い場合は、全長×1.5の長さ ベリーアイがある場合は、適当。
 
5 フロントアイを作る
ブランク頂点部に親指を合わせ、Rプライヤーで曲げていく。



端は抜け方向へ鍵状に曲げておくと壊れにくい。
ステンレスワイヤーには硬質と軟質があるが、5cm以下のルアーは軟質0.8mmで十分。
また、ターゲットにもよるので、お好きにどうぞ。
ちなみに、今までに軟質ワイヤーを使って、シーバスにちぎられたことは一度もない。
 
もしも今後もハンドメを作るつもりなら、ちょっと高いけどこのプライヤーだけは買って損は無し。


6 ベリーとテールアイを作る
フロントアイと同じく、プライヤーで曲げて作る。


ただし、ウェイトが入る予定の位置からは、ちゃんとずらしておく。
慣れないと難しいと思うけど、軟質ワイヤーなら意外と簡単。
冶具を作る方法もあるが、そもそもブランク作成がばらつくようでは意味がないので不採用。

ルアー形状や欲しいアクションにもよるが、出来るだけ背中側にワイヤーを通さないようにする。
私の場合は、できればウェイト上部ギリギリ狙い。
これは、ワイヤー自体がウェイトと同じく重量物なので、マスの集中化を狙ってるから。
まぁ、そこの考え方は人それぞれ。
浮き姿勢は、最終的にフック入れた重量で決まるのだけは、頭の片隅に入れておく。
 
7 仮合わせ
ブランク・ワイヤー・ウェイトを合わせ、万力で挟んで仮合わせをする。
万力がない時は、気合で指で挟む。
   
挟み込むときは捨て板を入れる事。
これをやると、ワイヤー部分のバルサがつぶれて、嵌め込み位置が決まる。
よって、次工程の接着工程でズレ・偏りのミスを防げる。
ただし、万力で締めすぎるとバルサの繊維がつぶれるので注意。

アイのセンターが出ていることを確認する(片潰れでたまにあるので注意)。
   
8 接着
前工程の確認と修正をしたものを、瞬間接着剤で貼り合わせる。
僅かな浮きを利用する。

最初にベリー側へ塗って接着し、背中側を後から張り付ける。
指とルアーがくっつくと、バルサをはがしてしまうので注意。
当たり前の話をすると、売り物レベルで作りたいならブランク最終削りの後にワイヤー入れて接着するべき。
ウェイトはもちろん、外から穴開けたらダメ。
私のルアーは、そこの外観は度外視なので、工程削減の為にここで接着してしまう。
 
9 穴埋め
ウェイトを入れた穴を、2液のエポキシ接着剤で埋める。


あまりにも埋め戻し量が多い場合は、ヒケ(乾燥後に出る凹み)防止の為、第1工程で出た削り屑を入れて瞬間接着剤を流す。

ただし、重量が狂う元になる可能性が十分にある為、再現性を考えるなら注意が必要。
   
10 パテ付け
穴埋めした部分にパテを付けておく。

  
11 シェイプ(厚み)
厚み方向のシェイプを、棒ヤスリでする。
もちろん、ナイフでも良い。

ここまでのブランクは、高さ・横方向の2次元だったものが、この厚みのシェイプで3次元方向の形になる。
使ったバルサ板の厚みが均一であることを前提とすれば、ここからの削りで泳ぎのバランスが崩れるか生きるかが決まる。
最初に棒ヤスリで大きく面を出しておくと、失敗しにくい。

順番は、テール側右→テール側左と削り、左右均等かを確認し、次に頭側を作る。
その後に、ボディーとテーパー部のつなぎを紙ヤスリで左右を均等にならしていく。
ルアー正面から見た場合に、卵型や逆三角形型を狙う場合は、次工程のR付けの時の削り幅を残した量にしておく。
 
12 シェイプ(R付け)
ベリーや背中側、棒ヤスリでできた傷・角を紙ヤスリで落とす。
紙ヤスリは400番程度
出来るだけ、ワイヤーを削らないようにする。
特に背中側の左右均等は、泳ぎにダイレクトに影響するので、様々な角度から確認して整えておくようにする。
 

13 塗装下地1
削りカスを出来るだけ吹き飛ばす。
出来栄えは、肺活量による。
ブランク合わせ部や傷・凹み部にパテを塗り、乾いたらヤスリで落とす。

 
14 塗装下地2
2液エポキシ接着剤をブランク全体に塗る。(ダイソー製。これを使う事で、めんどっちいドブ漬け工程を大幅にカットできる!)
出来れば全体に薄くムラが出来ないように塗るが、たぶん難しいと思うので、乾いた後に600番で軽くシェイプ。
ちなみに、瞬間接着剤で代用も可。(ダイソーの使い切り5個入りが便利)
 
15 塗装下地3
白の缶スプレーで、ブランクを塗る。
凹みの確認をし、パテ(エポキシ)を塗っておく。
また、後工程で削り修正が無いという自信があるなら、下色を塗っても良い。
 
16 リップ取り付け部を作る
精密ノコ刃を使い、顎の線に合わせてカットを入れる。
1mm幅でカット。
この時の角度が、リップ角を決めてしまうことになるので、よく考えて切る。
後からパテとアルミを貼るので、サイド(顔)の部分も傷を入れてよい。
削った後に、瞬間接着剤で防水処理をする。
 
17 リップ作製
今回はサーキットボードを使用。
はさみで切れるので、お好きな形に。
同時に、左右均一形状が確証できる、テスト用の台形リップ(簡単だし角度も間違いにくい)を作っておく。
 
18 スイムテスト
まずはテスト用リップでアクションチェック。
ここでちゃんと泳がない場合は、「リップのせいではない」ので、ブランクのどこかに修正を入れる事になる。
ミノーはとにかくリップの影響が強く出る。
ブランク完成後にリップを付けてしまうと、ブランクとリップのどちらが悪いかが解りにくいので、単純なリップでテストをする。
ウェイトバランスやセンター確認をしたら、次の塗装工程へ。 
なお、修正についてはあえてココには書かない。
各工程をそれなりに間違わないでやれば、「まったく泳がない」はたぶん無い。
あるとしたら、「浮力に対して重すぎる」とか、「形状が奇抜すぎた」とかだと思う。
「重すぎる=距離やレンジを狙った・・・」とか、「形状奇抜=何かしらの意図をもって作った」とか。

そういうチャレンジをしたという事は、その作り手の意思の上での話しなので、修正も楽しんでもらえるものだと考える。
まぁ、ハンドメイド作る時点で、売ってない何かを作りたいという事ではあるので、チャレンジと失敗は絶対にするけどね。

ゆえに、お勧めなのが、まずはものすごくスタンダード(基本)なミノーを作ってみる事。
そのスタンダードとは何か?と言うと、私は諸先輩方が作ったものだとは思っていない。
なぜならば、そういうったものもすべて先輩たちが必死にトライ&エラーをして「自分の物」を作った過去のものだから。
 
スタンダード(基本)ひっくるめ、自分で見つけましょう。
それを何個も作り、「何を変えたら、何が変わった」を積み上げましょう。
その際に、「変化点は1か所」にするのが大事。
先ほどのリップでもそうですが、「何処が何に、どれぐらい影響をする」という基準を自分で作る必要があるから。

もちろん、一つの変化を起こす可能性は、複数の要素の集まりなのだけど。
 

つづく

次は塗装工程
   
 
 ]]>
工藤
ハンドメイドルアー 手順書2 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcv3f47zcm 2018-02-06T00:00:00+09:00  
【1 削りだし工程】
ルアーのもとになる形を決め、部材から削り出す
材料 バルサ3mm ボールペン 棒ヤスリ 瞬間接着剤 両面テープ ナイフ(もしくは電動糸鋸)
 
1 作る物を決める
大きさ・レンジ・形・アクション等、作りたいものを最初に決める。 
必要に応じて紙に書きだし、出来るだけ完成イメージを明確にする。
 
2 バルサにアウトラインを書く
それなりに適当
 
3 アウトラインに沿って切り出しをする
これが、同じものをまとめて作る際のマスターとなるので、ちょっと大事。
 
4 マスター寸法を測り、5~10%程度の余裕をもって長方形に切り出す

ルアーのフロントアイからテールアイ方向へ木目を揃える
ナイフで切り出す場合は、垂直に刃を入れる。
今回は5個のミノーを作るので、10枚の切り出し。
(&後から違うパターンも作りたいので、合計20枚の切り出し)
のちの工程で、ばらばらになるとバルサの目が揃いにくいので、番号を振っておくと便利。
 
5 マスターを用いてアウトラインを引き、余剰分をカットする

ラインぎりぎりを狙えば、後工程のシェイプは楽。
削りすぎて小さくなった場合は、再利用不可となる。
どっちもどっちなので、自分の技量に見合った削りをすること。
ただし、ルアーの底面になる部分だけは、丁寧にアウトラインギリギリで切り出す事。
 
この工程はカッターでも十分できる。
また、電動糸鋸を引くと条件によりバリが出るが、後に削る部位なので気にしない。
 
6 10枚(マスター含み)のバルサを、両面テープで張り合わせる


切り出し時のバラつきによる最小部位が、マスターよりも小さくない(へこまない)事を確認。
テープをケチると後加工で動いてしまいやりにくい。
テープを使いすぎると、剥がすときにバルサを持っていく事がある。


どっちもどっち。
ごく少量の瞬間接着剤でも可能だが、小さいルアーには向かない。
必要に応じて、万力で挟み込むが、その際に一枚捨て板を両脇に入れて凹みを防ぐ。
なお、張り合わせ時は、次工程の「基準面を作る」を考慮し、底面合わせが基本。
 
7 基準面を作る
この先の削り工程は、10枚の板を均一に加工する為に、平らな机の上で固定して行う事が望ましい。
その為に、まず最初に基準面(机と接する)となるルアー底部を平らに加工(削る)する。


基準なので、とても大事な作業。
 

8 上部面の切削
机と板の間に異物がないことを確認し、フラットになった状態で棒ヤスリでマスターに合わせて削る。

(写真ミスってない)
ルアーに対し、出来る限り水平・直角・平行を保つこと。(10枚を均一に作る為)
 
9 フロントアイ部分の切削
前面を正面から確認し、合板(5個分10枚)の両端の大きさが同じになっていることを確認する。


特にフロントアイ部位の線と背中の線が平行に見える事が大事。
なってない場合は、前工程からやり直す。
問題ない場合は、フロントアイとリップの間(顎の部分)を水平に棒ヤスリで削る。
アイの頂点と、底部の線が平行になるようにする。
 
10 テールアイ部分の切削
フロントアイと同じく、各線を合わせるイメージで行う。
 
11 両面テープをはがす
この時に、工程4で番号を書いておけば、ばらばらになっても組み合わせが解る。
番号を書いていない場合は、組み合わせごとに張り合わせておく。
 
ココまで、ざっくり1時間。  
 
 第1工程まとめ
ここまでが最初の工程。
もしも同時複数生産をせず一個取りで作る場合は、工程4~7は要らない。
   
ちょっと補足。
バルサは部位によって密度にばらつきが多い(比重が違う)のはよく知られている。
その為に、できるだけ近くの部位から、右・左の面を取り出すことで、重量バランスを合わせやすくなる。
もっと精度を上げるなら、重量測定を行って組み合わせを作るのが良い。
当然、左右の重さ・体積が同じならば比重も同じになり、ルアーもまっすぐ泳ぐ。
また、この後を含めた全ての工程で(芯センター)が出ていると、流れで破綻しにくくなるので大事。
正直、形状云々言うのは、まずこれ出来てからかも・・・
   
この次は、内部構造と切削2
ここまでの工程で出たバルサの削り屑は捨てないで保管する事。

つづく]]>
工藤
ハンドメイドルアー 手順書1 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvmuhue67 2018-02-02T22:26:00+09:00 ちょっと思いつく形があったもので。
 
 
 
ハンドメイドルアーって、どういうイメージを持ってる?
自分には無理とか、一部の人の楽しみ方とか、もしくはものすごく高額で手が出ないとか・・・
 
まぁ、ネットの情報を見る限り、敷居が低いという雰囲気はないね(笑)
でも、ちょっとしたコツと、最近の優れた100円ショップの力を借りると、意外と誰にでも作れるものだったりもするのだ。

ハンドメイドルアーには二つの楽しみ方がある。
自分で作る楽しみと、買って所有欲を満たす楽しみ方。
 
どちらも楽しいものだとは思うけど、ぜひ一度は自分で作ってみる楽しみを味わってみてはいかがだろうか?
 
もちろん、高額で取引されているようなものは、一朝一夕ではできるわけがないけど、とりあえず「想像したものを形にして、魚を釣ることができる」というレベルは簡単にできたりする。
 
私もずいぶん昔から、遊びで作ってきているけど、やっぱり自分でこさえたルアーで魚を釣るのは、難しい理由をつけなくても楽しいものだし、一つ釣りの奥深さにも気が付くきっかけに成ったりも。
 
簡単でいて難しい。
難しいようで、実は簡単。
まぁ、遊びってのはそういうもんかもしれないしね。
 
次回から、私が良くやっている「簡単なハンドメイドルアーの作り方」を数回に分けて公開していきます。
ぜひ、遊び程度でトライしてみてください。
 
で、「上手く行かねぇじゃねぇか!」と、うなって戴ければww
 ]]>
工藤
旅人も二種類 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvx6gvy7o 2018-01-30T00:00:00+09:00 愛国心とは、自分の国家に対し抱く愛着や忠誠である。
 
こう書くと、大した違いを感じないかもしれないけど、実は結構大きな意味の差を感じる。
 
戦後(GHQ)の教育で学び育った私たちは、愛国心というものにはある意味でアレルギーを抱いている。
 
日本が歩んだ昭和初期から始まる戦乱への大義に、当時の国家が手段として愛国心を用いた事実(これも本当なのかは解らないが)があり、戦後教育ではそこに悪というレッテルを張られ、「今後日本が戦乱を招かないために、愛国心は持ってはならない」という教育方針のもとに今まで生きてきた。
 
これが昭和に教育を受けてきた人の大前提として、以下に続いてほしい。
 
さて、実際に日本各地、そしてたまに海外での釣りをしてきて思うのだが、日本という国の釣りの文化は、かなりの奥深さを持っていると感じている。
本当はこんな所へ記すほど浅はかなものではないし、政治の色を抜いての文章にはかなり無理もある話(国家と政治は切っても切り離せないのでね)なのではあるが・・・
近代の釣りの象徴であるルアー、そしてシーバス釣り一つにおいても、実は土着の技法や考え方が様々にあり、方々を旅してその土地の釣師から聞く話にはいつも新しい発見というか「なるほどねぇ」と思わせてくれるネタが豊富に練り込まれているものである。
 
でも、実はこれ、国という一つの枠で見ると、見落としてしまう僅かな事実なのだ。
県という枠すらも、邪魔になる。
 
では国とは・・・
ナショナリズムという言葉は、そもそも世界はいくつもの統治国家によって分断されていることが前提の言葉になっているが、個人的にはこの考え方は好きではない。
 
良いか悪いかわからないけど、あえて線を引くならば、宗教による文化圏の違いこそが、ナショナリズムの原点(境界線)である。
 
我が国においてはどうか・・・を考えると、実は自分が派閥に属す宗教観を持たないので文章に起こすのは難しいのだけど・・・一つはっきりしていることは、日本も山一つを挟み、明らかに文化、生活が異なるものをたくさん見てきた。
また、島の固有文化はかなりはっきりと目に見る事が出来た。
 
文化は人。
そして、そこに住む釣り人の思想も変えていく。
ん?変えていくではなくて、生み出すという事かもしれないが。
 
そんなことを想いながらここ数十年の旅をして思ったのは、郷土愛というものは実は自分が生活してきた場所のみに生まれる感情ではないのだという事だった。
むしろ、その時々の自分の置かれる状況によって、「ここで生きてみたい」とおもう地域へこそ愛郷心のようなものが芽生える事が多々あった。
それは愛郷心ではなく、実は憧れだったりもするかもしれないが、定義での「愛着ないし忠誠心」を重んじるなら、じつは地元の川よりも愛した川は日本各地に散らばっている。
 
土着の民と旅人の違いかもしれないけど。
 
最近、世界へ出る釣り人が多いと聞く。
実際に私の周りにもそういう友人も多い。
 
帰ってきてからの土産話も楽しい。
 
ただ、そういった友人たちの話を聞いて残念でならないのが、自分の住む地域の文化すら理解せずに、海外へ飛び込んでいき「世界を知った」様なつもりになっていることだ。
 
特に、先祖がその風土で生きていく為に要した思想も理解しようとせずに他国(地域)の空気に触れて刺激を受け、それが洗礼を受けたかの如く悟ってしまうのを見ると「それで良いのかい?」と思ってしまう。
 
あの国はすごい
あっちの国もすごい
 
じゃぁ、日本は何がすごい?と聞くと、そういう輩に限って「日本はアレが悪い、これが悪い・・・」と答える。
 
ありゃ、単純に自分の現状への絶望から、海外へ逃げただけかい。
ならいっそ、その国に生まれ住み、そこで商いしてみろ。
 
まるでシイラもやったことがないのにマグロに挑んで、オフショアの何たるかを語る釣り人のように見えてしまう。
 
私自身も、僅かだけどキリスト教圏と仏教圏、そしてヒンドゥー教圏にて釣りもしてきた。
素晴らしい景色、文化、魚との出合いもあった。
 
その中で一番印象に残っているのは、バリ島から船で渡った小さな離島の、そこで行われていた山に来ていた海の神様を、もう一度海へ帰す為に祭りの風景だ。
あまり観光客は参加させてもらえないのだけど、なぜか参列に並んで一緒に小さな寺院へたどり着き、豊かな生活(安全と豊漁)への感謝を神へささげる儀式を行ったときに、頭に浮かんだのは伊豆の八幡港で見た際だった。
 
あれは、日本各地で行われているお盆の行事、御霊を迎え返すのと本当に酷似していて、ひょっとして海洋民族というのは、宗教のルーツを超越しているんじゃないかとさえ想いを張り巡らせた。
 
見たこともない魚を釣る。
それは楽しい事に間違いはない。
 
遠くへ行く。
旅人としての本能であるから、否定はしない。
だけど、もう少し、足元にも目を向けた後に、遠くの文化へ触れてみてはどうだろうか。
 
もちろん、人と比べての「俺の方が凄い秘境へ行ったんだ」とか、「秘境・怪魚を語ったマニュアル商売」という輩には用のない話ではあるのだが、もしも純粋に釣り人として異文化に触れていみたいと言うのならば、日本は半島や分水嶺を一つ挟んだだけで、釣りも変わり文化も違ったりするものである。
イワナなんかは、DNAが違ったりもする。
 
そこで何に気が付くか。
繊細な、何か。
 
それが旅人としての慣性であり、楽しみ方の奥深さでもあると思うのだ。
 
ぜひ、今海外の釣りに目を向けているアングラーには、その前に日本という国土の釣りをきちんと見てから旅立ってほしい。
郷土愛も持てなけりゃ、愛国心も減ったくれもない。
 
海外や地方へ行って、「お前の国(街)には、どんな釣りがあるんだい?」と言われた時に、胸を張ってこたえられるかね?
 
 
あ、そうそう。
ある意味でやり切った友人が、南の島でカジキ漁師をやっているのだが、去年関東へ帰ってきたときに食事をした。
んで、その時に「タピオスのフローティングで、南の島でなんか釣ってみて」なんて言う話をした。
 
後日画像が送られてきた。


 
キハダマグロだそうだ。
カジキの餌にするのだとか(笑)
 
何がウケるって、元記者のくせに、写真に日付入れる事か(爆)
 

 ]]>
工藤
FSの楽しみ方 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcv29cxfs4 2018-01-26T00:00:00+09:00 昨日はお忙しい中、ジャパンフィッシングショー、ジョイクラフトブースへお越し戴きました皆様。
僅かな時間でございますが、Tulalaブースにてお話をさせて戴きました皆様にも、御礼申し上げ致します。
ありがとうございました。
 
また、参加されました各メーカーの皆様、そしてご挨拶戴けました各社テスターやアングラーの皆さま、お疲れさまでした&ありがとうございました。
 
 
さて、今年のフィッシングショーには、土日の二日間をジョイクラフトブースにてお手伝いをさせて戴きました。
休憩時間にはTulalaの方へも顔を出し、少ないですがアングラーさんともお話をさせて戴きました。
 
フィッシングショーは通年の行事となっておりますが、毎年各社ともに新製品や企画を前面に押し出しての一大イベントとなってます。
一般アングラーからの視点でいえば、普段なかなか会話が出来ないメーカー各社や関係者と、目を見ての会話ができる貴重なチャンスとなっております。
これは逆に言えば、メーカー側もお客様と会話が出来る貴重なチャンスでもありますね。
 
今回もブースへ足を運んでいただいたユーザーさんから、たくさんのご意見やご要望を戴く事が出来ました。
我々物を作る側の人間は、どこを向いて商売をしていくのかを、改めて認識させてくれるのもこのショーの良いところだと思います。
 
今後の製品作りに生かしていけるかどうかは、もちろん各メーカーさんの考え方ですが、大なり小なりこのショーで頂けたご意見ご要望は、今後のプロダクトに影響を及ぼす事は間違いのないことです。
昨今、仕事では「口頭よりもメールが強い」と言うのが日常ですが、やはり熱意や生の声を拾う(伝える)には対面での会話が一番。
 
ぜひ、ユーザーの皆様も、今後のフィッシングショーなどでは大いに言いたいことを、各メーカーへ想いをぶつけてみてはいかがかと思います。
 
 
おまけ
 
今回のFSであっちこっち見て回って、これ面白いなぁと思った物を紹介します。
 
・ Tulalaブースのダイハツコンセプトカーにくっついていた、ボンバダTERUさんのチタンロッドケース
 

 
最初話を聞いてアホかと思ったけど、よく見ると随所に細かい職人の技術が光ります。
こ、これは・・・チタンマフラー作ってるのといっしょじゃないかと・・・って話をしたら、やはりそういう所でやってましたw
「焼き色に関しては、個人の自由でやってください」とのことでした。
 
 
・ゼナック社の日本工芸品なロッド
 

 
日本各地の工芸品に見られる技術を、二本のロッドに集約してあります。
一見派手で気を引くのは金箔のブランクですが、個人的に特に注目したのは、寄木細工のグリップエンド。
もちろん普段使いでは現実味はありませんが、コンセプトロッドってこういう事だよなぁ~と思いました。
 
・天竜社のカーボン西陣織
 
写真撮ってないので残念ですが、天竜のロッドにカーボン素材を用いた西陣織を随所に使ったものが在りました。
ガイドの部分やグリップ周りに使われていますが、久しぶりに「これは所有欲をかき足られるなぁ・・・」と、まんまと罠にはめられました(笑)

ぜひ、大阪で見てください。
 
 
まぁ、各社色々と、楽しかったです。
 
そうそう、釣り風景の写真コンテストの展示が毎年あります。
 

 
じつはこれ、毎年楽しみにしております。
ピンポンダッシュみたいな企画の人たちは目もくれてませんが、ぜひ一度足を止めてゆっくりと見てみてはいかがでしょうか。

さぁ、今年も釣り楽しむぞ!って気分になれますよ♪
 ]]>
工藤
2018年 フィッシングトリップ 西湘2 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvumxvyv4 2018-01-23T00:00:00+09:00  
新年は実家で迎えました。


実家できちんと挨拶をし、書初めも楽しむ。



日本の文化を楽しめない人間が、文化における釣りなんて語れるものだろうか。

その夜は兄の実家で新年会。
 
そして翌朝には湘南へ。
夜に久保田さんと合流。
 
まぁ、厳しいのは解かっちゃいるけど、少しゆっくりと久保田さんの釣りを見たいのもあって相模川と西湘へ。
 
技術の面、そしてそれに挑んでいた話し、今の想いとこれからの話し。
そんな会話をしながら、今年一年の事を色々と考えた。
 
初釣りということは在るけど、釣果云々ではないのはいつも通り。
 
釣りに何を求めるか。
そんな大したものではないかもしれないけど、やっぱり一つの道として追いたい姿がそこにある。
 
人は人。
自分の道はどこにあるか。
 
迷いながら今年も楽しんでいこうと思う。
 
地元アングラーさんからの楽しい話も聞け、楽しんでいたけど箱根駅伝が始まる前に帰路へ着いた。
あぁ、今年も年が明けたなと実感(笑)
 
翌日は家族と一緒に、昨日何も起きなかったサーフへ。
マズメ時に賑わっていたアングラーの姿は見えず、投げ釣りの人達が数人。
 
快晴の海原に向かってのフルキャスト、楽しいだろうなぁ・・・と思い、ロッドを出してチビどもと♪
 


これは原点だろ。
 

 
2017/18フィッシングトリップ お終い
 
 ]]>
工藤
2018年 フィッシングトリップ 湘南 http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvs2v8eow 2018-01-19T00:00:00+09:00  
お風呂から上がると、タケさんからの着信を確認した。
時計は21時過ぎ。
予定を聞くと、間もなくアクアラインらしいので、ちょうど良いと言えばちょうどいい。
 
ど干潮が23時過ぎ(前中潮)で、狙っているのはそのあげっぱなの回遊で入る魚。
毎年12月はこの釣りで良いサイズを上げてきているが、ひとつタコつぼの邪魔が無ければ・・・という条件も付く。
それと、魚の回遊は恐らく水位と地形ではなく、潮の差す時間だと思われるのだが・・・水位が下がらないとその立ち位置に長くいる事が出来ない。
 
仮にマイナス潮位の日なら前後で3時間は居れて、魚のタイミングは上げの潮が動き出して30分後なのだけど、今夜は最低潮位がプラスの20cm。
という事は、入れる時間はわずか30分ほどの可能性もある。
ただ、絶対に来ることは解かっている。
 
22:30
タケさんと合流。
時合いは逃したくないので、ササっと着替えてポイントへ入る。
 
すでに潮位は下げているので、まだ釣れないと思いつつもポイントへ入って色々と投げてみる。
 
先端、右の水路、そして左の潮目。
要素は色々とあるけども、やはり反応はない。
 
時間的に干潮を迎えた。
風は外洋を向いて右手から6m程度。
ただしその向きは、一番連れる位置に対して真正面でもあり、立ち位置を少し考える。
 
間もなく上げの流れが動き出し、あと少しで時合いの予定時間になった。
このタイミングでタケさんはベストポジションへ入る。
 
いや、さすが。
言ってないけど、そこに行くとは。
 
数分後、暗闇から雄叫びが上がるが、風が強くて何を言っているか分からない(笑)
まぁ、想像はつくが。
 
行ってみると、やはり掛けたらしい。
恐らくそれなりのサイズ。
ただ、水中の見えない岩に魚が頭から突き刺さってしまい抜けなくなり、あれこれやってる間にバレてしまったとか。
 
あぁ、あるね。
言わなかったけど、そういう何かが。
 
横でキャストさせてもらったら、着水してすぐにヒット。
ルアーはバボラのシンキング。
 
しかし直後にラインブレイク。
なぜか?メインラインの途中から。
 
これもそれなりのサイズ。
 
そして、時合いは終わった。
 
解かっていたけど、ワンチャンスの釣り。
ただし、絶対的にサイズが良い釣り。
 
この数年、じゃぁその魚が次にどこへ?を追ってきたけど、三番瀬と同じくその答えは見る事が出来なかった。
 
ただ、解かっていた魚に対し、掛けて切られるというのはアングラーの怠慢でしかない。
この場所でブレイクは初めてではあるが、準備不足があったのかもしれないなと反省した。
 
立てなくなったので、一度戻って仮眠後に、今度は際を回る魚狙いでずらした場所へ。
しばらくして、久保田さんが登場。
 
まぁ、厳しいと思っていたけど、やっぱり厳しい(笑)
でも、2017年はココで終わりにするつもりだったので、久保田さんにも付き合ってもらった形になるかな?
 
タケさん、久保田さん、今年も一年お疲れさまでした!
 
これにて2017年はお終い。
西湘でヒラメ(らしき生き物)をバラし、湘南でラインブレイク。
 
こりゃぁ。。。(笑)
 
つづく
 
■お知らせ
フィッシングショー横浜、土・日にジョイクラフトブースに居ます。
今年もよろしくお願いいたします。
 ]]>
工藤