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ロッド選びのイロハ ファーストテーパーとは

  • ジャンル:日記/一般
テーパーについて

まずはロッドの曲がり方について、一般的にファーストテーパー、レギュラーテーパー、スローテーパーという言われ方がありますので、それの説明をしたいと思います。
 
・ファーストテーパー
昔風に言うと、先調子と言われるテーパーの事です。
ロッドの曲げ方向へ負荷をかけた際に、ティップに近い側によく曲がり、ベリーからバットへの曲がりの移行が遅い物の事を言います。
これが極端になると、エクストラファーストとか呼ばれます。
要するに、バット(根本)から中間までは曲がらずに、先っちょだけ曲がる竿のことです。
バットが強いのはどのテーパーデザインでも同じですが、キモはベリー(先っちょのすぐ下)の硬さです。
ココに硬さ残るほど、曲がる先端部との差異が大きく生まれ、ファーストテーパー化していきます。
 
このテーパーの特徴は、曲がりのストロークが少ない事です。
ですから、キャストではちょっと癖があって、ショートストロークでの早いキャストになりがちです。
バット~ベリーがまだらないので反発を出しにくく、スイング速度を上げると距離が伸びる傾向があるので、どうしてもシーバスルアーぐらいの重量だと、クイックなキャストになっていく傾向があります。
それが良いか悪いかは別ですが。
 
次にリトリーブに関してですが、ラインを動かそうとする際にロッドが手元の動きを吸収しないので、ルアーの操作がしやすい傾向があります。
これはフッキングに関しても同じことが言えて、「遠くで針を刺す」には非常に優れています。
またこの手のロッドは高弾性になりがちなので、感度のよさと強さを兼ね備えている事から、吸い込み系のバイトへのレスポンスも良く、特にワーム等の「止まっているルアーに口を使わせた際」の使い勝手は抜群で、一瞬で針を掛け、ストロークせずに一気にストラクチャーから引きはがす必要がある釣りでは重宝します。
とにかく全ての力が伝わりやすいので、感度が良いとも表現する人が多いです。
 
しかしこれらの特徴は全て、逆にデメリットとなる場合があります。
まず、キャストにおいてはストロークが少ない為に、ルアーの対応できる重さが狭くなりがちです。
長さの話しでも書きましたが、遠心力ではなくロッドの復元力を使ったキャストの為には、まずはブランク全体を曲げる必要がありますが、ブランクに対してルアーが軽量の場合はそれがほぼ出来ません。
またロッドのパワーを曲がらないベリーからブランクで合わせこんだ場合は、柔らかすぎるティップが搭載された使いにくさが出ます。
この現象はリトリーブでも言えるのですが、ティップにルアーの引き重り感を合わせると、明らかに硬いロッドとなる為にバイトをはじく傾向があります。
魚の吸い込みを妨げるというより、中間にある糸の張り加減が難しいのです。
波や風などのラインを弛ませる現象は実は非常に有効な誘いを生んでいますが、極端なファーストテーパーになるとティップの曲がりを使い切ってしまい残りの硬いベリーで糸の弛みを切ってしまうような状態になりがちです。
要するに、タダの硬い竿になっていると。
こうなると、ピンと張っている糸は、ルアーが魚の口に入りにくくなります。
 
私はこの現象を、リトリーブやロッドの角度で打ち消しますが、それは条件的に行えない時がありますので、やはりちょっと難しさは出ます。
ヒット後は、身切れが増えます。
この対策はドラグを出すしかありませんが、そもそもファーストテーパーを選ぶ理由が私の場合は「掛けて引きずり出す」なので、この「ドラグを緩める」という行動はかなり抵抗感があります。
良いところを生かせないのでは、そのロッドを選ぶ意味がないのです。
そこでレバーブレーキとか、ベイトタックルのクラッチを切るという手段もあります。
しかし、硬い竿は魚の口にも堅さをダイレクトに伝えますので、魚はより暴れる方向になり、ますます身切れやバレやすくなる傾向にあります。
 
実際私も昔は相当悩みました。
その結果、針を大きくして無理矢理寄せるという解決策を取りました。
まぁ、それが正解かはいまだにわかりませんが、少しバラシ率は下がりました。
また、気持ち長めのロッドを選ぶのも有効です。
曲がらない加減が一緒なら、長ければストロークが増やせます。
極端な話ですが、ヒラで使う11fのブランクは明らかに9f台にすると硬すぎるのです。
しかし、その11fを遊びで干潟で使うと、意外なほどバレませんでした。
 
まぁそんな事もあるよ、程度です。
 
では次にレギュラーテーパーはどうなのか?です。
 

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