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入院2

  • ジャンル:日記/一般
10日も入院じゃ、さぞかし時間がたっぷり在って・・・と思いきや、人間と言うものは不思議で、身体が衰弱すると脳もあわせて休止活動に入るようです。
 
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24時間外す事無く、点滴で薬を入れる。
常に意識は朦朧としつつ・・・
 
そんなのが6日ほど。
 
熱が下がり始めた頃にやっと、暇をもてあます状態になりましたが、今度は薬のせいもあり全身が痒くて全く眠ることが出来ない状態。
 
特に深夜2時頃(副交感神経が働く時間)から明け方に掛けて酷く、ボーっとしながらアイスノンで痒いところをひたすら冷やす作業を。。。
(あまりにも辛いなら眠ってしまう薬も出してくれるといったが、それ飲むとどんどんケミカル体質に陥るから断った)
 
まぁ、ステロイド使ったから仕方ないか・・・と諦め、どうせ起きてるんだからDVDでも見ようと思い、ゴッドファーザー3部作(正確には2部+1外伝で在ると言う)を連続で制覇しましたw
 
いや、素晴らしかった。
地獄の黙示録といい、コッポラの映画は外しが無いですね。
 
兄が見舞いに来てくれ、「入院中はゾンビ映画に限る。ただ、ゴットファーザーを借りたのなら文句は言わん」と訳のわからんことを言いながら、なぜか「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」の22.23巻を置いて行った。。。
 
ファーストガンダムの新解釈・・・とか言う話を始めると、この手のネタは終わらなくなるので絶対にfimoでは触れないが、全23巻の最後の2巻を持ってきた辺りが、まさに意味不明な兄なのである。
 
ちなみに入院2日目に姉が見舞いに来て、「うわ~気持ちわり~w」と言って、写真を撮って帰って行きました(爆)
 
 
後はず~っと、窓から空を見ていた。
 
 
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深夜に雷鳴が轟き、森に雨が降る。
夜が明け、雲が去り、地上に日の光りが降り注ぐ。
 
12時間ぐらい、雨の降り始めから、雲が消えるその時までを、ぼけ~っと眺めていた。
埼玉で竜巻被害が出たときにも、同じ雲の筋に居る自分を不思議にとらえていた。
 
病室でポツ~ンと、何を考えるわけでもなく、ただただ流れる雲を眺め、そこへシンクロしていく。
今だから思うが、けっこう危なかったかもしれない。
 
唯一、夕方に遊びに来る家族との時間だけが、人としての感覚が戻る時間。
 
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入院から7日目。
相変わらず血液検査の結果が悪い・・・と主治医の話だったが、やっとココに来て「いいかげん退院したい」という気持ちになってきた。
 
その切欠は、嫁様の一言。
 
「ツララから荷物が届いているよ」
 
 
この時から、やっと現世に心が帰ってきた。
 
仕事、大丈夫だろうか・・・
取材、間に合うだろうか・・・
RTF、何をやろうか・・・
 
ただ、まだまだ文章を書くとか、仕事を組み立てるとか、そういう指向回路の芽は出てこない。
 
漠然と、ただ時間が流れていくのが不安になるだけだった。
 
 
「先生、明日帰っても良い?」
 
 
「何言ってんの?血液検査の数値が戻るまで、退院なんて出来るわけ無いじゃんww」
 
 
 
 
つづく

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