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▼ ロッド選びのイロハ ただ巻き速度はリールだけではなく
- ジャンル:釣り具インプレ
前回からの続きです。
ルアーを一定速度で巻くことは大切ですよという話しでした。
そのためにはステラを買うだけではダメですよと・・・の続き。
なぜならば、ほとんどのフィールドで、水は流れているからです。
ラインが水に着けば、ルアーよりもラインが先行して流されます。これを積極的に利用してラインがUの字を書いた位置でルアーの向きを変えてアクションを変化させ、その位置を明暗部や魚が待ち構えている位置に持っていくのが一つのテクニックとなります。
ラインをたるませればU字と言われるし、張り気味で流し込めばドリフトなんて言われてます。
その際のラインコントロールは、前出しましたが長いほうがやりやすいです。
ロッドの強さは使うルアーのコントロール性で求めます。
私は昔、干潟でそういう釣りに拘った結果(PE1号で16gの表層系ルアーをゆっくり使う)、本流トラウトで用いる9f後半のブランクを使っていました。
今は汎用性と強さ、この後に記す魚とのやり取りとのバランスで、Tulalaで作らせてもらったハーモニクス89を使っています。
しかし流れの強い川ではパワーが足りない(ルアーの受け止める水流が強く、ロッドが入りすぎる)ので、次の91を作っています。
91は89のロング化&パワーアップバージョンですが、ストロングロッドではありません。
ルアーウェイトは89では14gを中心にしていましたが、それより若干上の20gあたりです。
それで丁度良く「曲がって」「止められる」というコンセプト。
まぁ余談です。
さて、変化する流れの中の、速度のコントロールに「長いか短いか?はどう影響するか?」ですが、これは」流れの強さに合わせていくのが良いかと思います。
流れが速い場合は、それに合わせてロッドの向き(ラインの向き?)を追従させることが必要になります。
要するに、一点の立ち位置からキャストし、巻きながらルアーが下流へ流されるならば、ロッドティップをそっちに向けていく事になります(例外はあるけど)。
半扇状にルアーは回収されるイメージですが、現実的には「し」の字か「U」の字になるはずです。
この傾向は流れの強さで異なる為に、強い流れの場合は長いロッドの方が比較的追従させやすいので、リトリーブ速度(リールを巻く速度ではなく、ルアーが泳ぐ速度)は安定します。
しかしこれはもちろん、理屈だけの話しです。
現実的に流れが強けりゃ、もはや同じ速度で巻く理由がありません。
では弱い時はどうなのか?
最低限の長さを持っていれば、短い方が速度はキープしやすいです。
特にラインが一直線になった状況での「ほんの僅かな数ミリのブレ」が命取りの場合は、軽量である程度の柔らかさを持つレギュラーテーパーの短いロッドは非常に使いやすいです。
その上で、好みでどちらに振っていくかです。
以上で、ロッドの長さが「ルアー操作に与える影響」を中心に話を進めました。
おそらく初心者はちんぷんかんぷんでしょう。
逆に「あぁそうだよね」と思う人は、ある程度の「自分のやっている釣りがイメージできている」と思います。
そして「全部話すには無理があるよね」と、上級者の人たちは思っている事と思います。
えぇ、私も、書き始めて後悔しています(笑)
ロッドの話なんて、いったいどこまで話して良いのか・・・
使いやすさとは、フィールドで使い分ける必要がありますが、それはアングラーのスタイルや技能とのマッチングも含めての話しなのです。
いい例が小河川でのシーバスです。
ロッドが長かろうが短かろうが、フルキャストでは対岸に届く様な河川。
足元はボサが広がり岸際には立てない為に、一歩下がった場所から対岸のピンポイントを狙う必要がある場合、果たしてロングとショートはどっちが良いかです。
キャストアキュラシー(精度)はショートロッド(Tulalaならグリッサンド77や72)ですが、私はこういう場所ではやや長めを好みます。
なぜならば、ルアーピックアップでギリギリまで攻めたいからです。
手前のボサの上から、手前の流れを最後まで引きたいので、長めのロッドで提灯釣り状態まで粘る事が出来ます。
また、次の章でも記しますが、魚が掛かった後に100%抜き上げをする場合は、同じ強さならある程度長いほうが成功率が上がります。
キャスト精度は落ちますが、最終的にキャッチ率は上がります。
この手の話しは、テトラや立木がある場所でも同じことが言えます。
まぁ詳しくは次回の「長さが影響する魚を掛けた後」にしますが、人によっては「キャッチについては掛かった後に考える。まずは掛ける為にはアキュラシー重視でショートロッド!」と言う人も。
そのスタイルが良い悪いではなく、ですよ?
「その釣り人のバックボーンは何なのか」がだいぶ影響します。
そして、たぶんその考え方の違いが最も大きく表れるのが、次回から書く「長さが影響する、魚を掛けた後」の話しなんではないかなと。
つづく
ルアーを一定速度で巻くことは大切ですよという話しでした。
そのためにはステラを買うだけではダメですよと・・・の続き。
なぜならば、ほとんどのフィールドで、水は流れているからです。
ラインが水に着けば、ルアーよりもラインが先行して流されます。これを積極的に利用してラインがUの字を書いた位置でルアーの向きを変えてアクションを変化させ、その位置を明暗部や魚が待ち構えている位置に持っていくのが一つのテクニックとなります。
ラインをたるませればU字と言われるし、張り気味で流し込めばドリフトなんて言われてます。
その際のラインコントロールは、前出しましたが長いほうがやりやすいです。
ロッドの強さは使うルアーのコントロール性で求めます。
私は昔、干潟でそういう釣りに拘った結果(PE1号で16gの表層系ルアーをゆっくり使う)、本流トラウトで用いる9f後半のブランクを使っていました。
今は汎用性と強さ、この後に記す魚とのやり取りとのバランスで、Tulalaで作らせてもらったハーモニクス89を使っています。
しかし流れの強い川ではパワーが足りない(ルアーの受け止める水流が強く、ロッドが入りすぎる)ので、次の91を作っています。
91は89のロング化&パワーアップバージョンですが、ストロングロッドではありません。
ルアーウェイトは89では14gを中心にしていましたが、それより若干上の20gあたりです。
それで丁度良く「曲がって」「止められる」というコンセプト。
まぁ余談です。
さて、変化する流れの中の、速度のコントロールに「長いか短いか?はどう影響するか?」ですが、これは」流れの強さに合わせていくのが良いかと思います。
流れが速い場合は、それに合わせてロッドの向き(ラインの向き?)を追従させることが必要になります。
要するに、一点の立ち位置からキャストし、巻きながらルアーが下流へ流されるならば、ロッドティップをそっちに向けていく事になります(例外はあるけど)。
半扇状にルアーは回収されるイメージですが、現実的には「し」の字か「U」の字になるはずです。
この傾向は流れの強さで異なる為に、強い流れの場合は長いロッドの方が比較的追従させやすいので、リトリーブ速度(リールを巻く速度ではなく、ルアーが泳ぐ速度)は安定します。
しかしこれはもちろん、理屈だけの話しです。
現実的に流れが強けりゃ、もはや同じ速度で巻く理由がありません。
では弱い時はどうなのか?
最低限の長さを持っていれば、短い方が速度はキープしやすいです。
特にラインが一直線になった状況での「ほんの僅かな数ミリのブレ」が命取りの場合は、軽量である程度の柔らかさを持つレギュラーテーパーの短いロッドは非常に使いやすいです。
その上で、好みでどちらに振っていくかです。
以上で、ロッドの長さが「ルアー操作に与える影響」を中心に話を進めました。
おそらく初心者はちんぷんかんぷんでしょう。
逆に「あぁそうだよね」と思う人は、ある程度の「自分のやっている釣りがイメージできている」と思います。
そして「全部話すには無理があるよね」と、上級者の人たちは思っている事と思います。
えぇ、私も、書き始めて後悔しています(笑)
ロッドの話なんて、いったいどこまで話して良いのか・・・
使いやすさとは、フィールドで使い分ける必要がありますが、それはアングラーのスタイルや技能とのマッチングも含めての話しなのです。
いい例が小河川でのシーバスです。
ロッドが長かろうが短かろうが、フルキャストでは対岸に届く様な河川。
足元はボサが広がり岸際には立てない為に、一歩下がった場所から対岸のピンポイントを狙う必要がある場合、果たしてロングとショートはどっちが良いかです。
キャストアキュラシー(精度)はショートロッド(Tulalaならグリッサンド77や72)ですが、私はこういう場所ではやや長めを好みます。
なぜならば、ルアーピックアップでギリギリまで攻めたいからです。
手前のボサの上から、手前の流れを最後まで引きたいので、長めのロッドで提灯釣り状態まで粘る事が出来ます。
また、次の章でも記しますが、魚が掛かった後に100%抜き上げをする場合は、同じ強さならある程度長いほうが成功率が上がります。
キャスト精度は落ちますが、最終的にキャッチ率は上がります。
この手の話しは、テトラや立木がある場所でも同じことが言えます。
まぁ詳しくは次回の「長さが影響する魚を掛けた後」にしますが、人によっては「キャッチについては掛かった後に考える。まずは掛ける為にはアキュラシー重視でショートロッド!」と言う人も。
そのスタイルが良い悪いではなく、ですよ?
「その釣り人のバックボーンは何なのか」がだいぶ影響します。
そして、たぶんその考え方の違いが最も大きく表れるのが、次回から書く「長さが影響する、魚を掛けた後」の話しなんではないかなと。
つづく
- 2020年8月4日
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