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▼ ルアー選びのイロハ12 ミノー6
- ジャンル:日記/一般
ルアー選びのイロハ12 ミノー6
まだまだ続くよミノーの話! なのだけど、いい加減きりがないので今回でミノーはおしまい。
・断面形状の違い
丸いか、■か◇か▽か
それぞれに自由な形で作ることはできますが、正面から来た水をどこどうやって受け流すかをイメージします。
また逆説的に、リップで受けた抵抗によってルアーが動いたときに、どのような信号を水中に発するかもこの形状で大きく変わります。
その際のフラットサイドとは、ルアーの側面にストレート部を持つ形状により、「面で押す」という発想があります。
一般的にフラットサイドは「アクションした時の反射が強く~」という解説を聞きますが、私的にはそれはあまり考えていません。
自分でプロデュースさせてもらったタピオスはまさにこのフラットサイド&フラットベリーでしたが、小さいアクションで一回のピッチでエッジが水をかき回す強さを意識しました。
ヒラヒラするとかフォールのユレなどはおまけみたいなものです。
まずは、ルアーは巻いてきたときに、どのように動き、どうやって水に信号を出すかです。
「動きにくいものを動かしたら、強く信号が出ますし、動きやすい(角がない)ものがいくら動いても信号は弱くなります」
これもお風呂で手の形をいろいろと変えて動かしてみると、イメージはつくかと思われます。
以前も書きましたが、ひとから見えるよく動くと、実際に水中へ起こしている波動(?)は異なるということです。
その目線で改めて、この図を見て考えてみてください。
仮に同じ面積の場合に、高さ、幅、などがもたらす影響は何なのか。。。。です。
これに次に説明する、ウェイト量と位置を加味して、ルアーのアクションを考えていきます。
・ウェイトの重さと位置
一番最初に書きましたが、ルアーのアクションは「浮力(体積)とウエイトの量・位置と形」で決まります。
そしてこのウェイトの量や位置は非常に大事なのです。
なんせルアーを作られるときには、まずは形が決まってから進んでいき、ウェイトが決まることで基本的なアクションが出来上がります。
ざっくり言えば、軽ければ動きも軽く、重ければ動きは重くなります。
まずは、水の比重に対して何グラムを搭載すれば浮くのか沈むのか。
もちろんその中には程度もあります。
ルアーを作るデザイナーは、「~~な状況で、~~をやれるルアーを作りたい」というフィールドから着手する人がほとんどです。
ですから、このウェイトの量=使われ方の決定は、かなり神経を使う作業です。
ただ、物理的な限界もあります。
近年では最も比重の高いタングステンという素材が使われることが多いですが、その理由は「飛距離hが欲しいから重くしたい。だけどいボディーの中に収めるためにはより比重の高いタングステンが良い」ということです。
また、重量位置が散乱しないことで同じ重さでもアクションに軽さが出やすいということもメリットとして挙げられます。
ただ、私が最近思っているのは、「ルアーは飛ぶだけが仕事じゃない」ということです。
じつは昔のタングステン未使用のルアーでも、いいルアーはたくさんあります。
近年の「飛ばすために重くして、泳がないからリップの水受けを増やす」ということで出る、強い水押しの重たいアクションのルアーばかりでは、それでは食わせられていない魚がたくさんいると思ってます。
ルアー選びをするということの中で、確かに飛距離は一つの基準ではあるのですが、私個人的にはそこの順位はそれほど高くはありません。
たぶん、シャローの釣りが多いからかもしれませんが。
それともう一つ大事なのが、同じ重さでも搭載する位置によってアクションが著しく変わります。
アイを引っ張られ、リップやボディーで水を受け流しアクションをしますが、そのアクションの支点になるのがウェイトの位置です。(重たい場所は動きたがらない)
私はこのアクションの違いには、かなり気を付けています。
ロールにも同じように腰の位置(回転の中心)の違いがあり、ハイピッチといっても腰位置が高けりゃ水をかき回す量は減るし、その逆もあるといえます。
「最大移動量はどうなのか」という部分を抑えておくことは大事です。
なお、「だからどっちが釣れる」ということはありません。
ただ、「今日はこれがいいみたい」は比較的おきます。
前出した、「同じようなルアーなのにどちらかのほうが圧倒的に釣れる」という場合は、意外とこのアクションの支点による質の違いなんかが影響している気もします。
これでミノーの要素の話はおしまい。
お店でミノーを買おうと思ったときに、そのミノーはどういうものなのかを考えるための、いくつかの要素でした。
だいじなのは、そのミノーが、どのようなアクションをするのかを確認することですね。
要素の話はしましたが、相反する要素の組み合わせによって、無限に可能性というかアクションという結果は生まれることpになります。
そこには何が正解だとか不正解なんてものはありません。
例えば「ウェイト軽い方向にして、リップのつかみは少なく寝かして、とても軽いアクションで大きく動く」というルアーに対し、「飛ばしたいから重くして、リップを立てることでアクションを出す」という二つのものがあったときに、どっちが優れたものか?という愚門は成立しません。
どっちもいいし、どっちも可能性があります。
ただ、「ミノーといえども同じものではない」とは言えます。
ですから好き嫌いが出てもいいですから、いろんなルアーで釣れるという体験を重ねていってほしいと思います。
ミノーの話おしまい。
次はシャッドとバイブ
まだまだ続くよミノーの話! なのだけど、いい加減きりがないので今回でミノーはおしまい。
・断面形状の違い
丸いか、■か◇か▽か
それぞれに自由な形で作ることはできますが、正面から来た水をどこどうやって受け流すかをイメージします。
また逆説的に、リップで受けた抵抗によってルアーが動いたときに、どのような信号を水中に発するかもこの形状で大きく変わります。
その際のフラットサイドとは、ルアーの側面にストレート部を持つ形状により、「面で押す」という発想があります。
一般的にフラットサイドは「アクションした時の反射が強く~」という解説を聞きますが、私的にはそれはあまり考えていません。
自分でプロデュースさせてもらったタピオスはまさにこのフラットサイド&フラットベリーでしたが、小さいアクションで一回のピッチでエッジが水をかき回す強さを意識しました。
ヒラヒラするとかフォールのユレなどはおまけみたいなものです。
まずは、ルアーは巻いてきたときに、どのように動き、どうやって水に信号を出すかです。
「動きにくいものを動かしたら、強く信号が出ますし、動きやすい(角がない)ものがいくら動いても信号は弱くなります」
これもお風呂で手の形をいろいろと変えて動かしてみると、イメージはつくかと思われます。
以前も書きましたが、ひとから見えるよく動くと、実際に水中へ起こしている波動(?)は異なるということです。
その目線で改めて、この図を見て考えてみてください。
仮に同じ面積の場合に、高さ、幅、などがもたらす影響は何なのか。。。。です。
これに次に説明する、ウェイト量と位置を加味して、ルアーのアクションを考えていきます。
・ウェイトの重さと位置
一番最初に書きましたが、ルアーのアクションは「浮力(体積)とウエイトの量・位置と形」で決まります。
そしてこのウェイトの量や位置は非常に大事なのです。
なんせルアーを作られるときには、まずは形が決まってから進んでいき、ウェイトが決まることで基本的なアクションが出来上がります。
ざっくり言えば、軽ければ動きも軽く、重ければ動きは重くなります。
まずは、水の比重に対して何グラムを搭載すれば浮くのか沈むのか。
もちろんその中には程度もあります。
ルアーを作るデザイナーは、「~~な状況で、~~をやれるルアーを作りたい」というフィールドから着手する人がほとんどです。
ですから、このウェイトの量=使われ方の決定は、かなり神経を使う作業です。
ただ、物理的な限界もあります。
近年では最も比重の高いタングステンという素材が使われることが多いですが、その理由は「飛距離hが欲しいから重くしたい。だけどいボディーの中に収めるためにはより比重の高いタングステンが良い」ということです。
また、重量位置が散乱しないことで同じ重さでもアクションに軽さが出やすいということもメリットとして挙げられます。
ただ、私が最近思っているのは、「ルアーは飛ぶだけが仕事じゃない」ということです。
じつは昔のタングステン未使用のルアーでも、いいルアーはたくさんあります。
近年の「飛ばすために重くして、泳がないからリップの水受けを増やす」ということで出る、強い水押しの重たいアクションのルアーばかりでは、それでは食わせられていない魚がたくさんいると思ってます。
ルアー選びをするということの中で、確かに飛距離は一つの基準ではあるのですが、私個人的にはそこの順位はそれほど高くはありません。
たぶん、シャローの釣りが多いからかもしれませんが。
それともう一つ大事なのが、同じ重さでも搭載する位置によってアクションが著しく変わります。
アイを引っ張られ、リップやボディーで水を受け流しアクションをしますが、そのアクションの支点になるのがウェイトの位置です。(重たい場所は動きたがらない)
私はこのアクションの違いには、かなり気を付けています。
ロールにも同じように腰の位置(回転の中心)の違いがあり、ハイピッチといっても腰位置が高けりゃ水をかき回す量は減るし、その逆もあるといえます。
「最大移動量はどうなのか」という部分を抑えておくことは大事です。
なお、「だからどっちが釣れる」ということはありません。
ただ、「今日はこれがいいみたい」は比較的おきます。
前出した、「同じようなルアーなのにどちらかのほうが圧倒的に釣れる」という場合は、意外とこのアクションの支点による質の違いなんかが影響している気もします。
これでミノーの要素の話はおしまい。
お店でミノーを買おうと思ったときに、そのミノーはどういうものなのかを考えるための、いくつかの要素でした。
だいじなのは、そのミノーが、どのようなアクションをするのかを確認することですね。
要素の話はしましたが、相反する要素の組み合わせによって、無限に可能性というかアクションという結果は生まれることpになります。
そこには何が正解だとか不正解なんてものはありません。
例えば「ウェイト軽い方向にして、リップのつかみは少なく寝かして、とても軽いアクションで大きく動く」というルアーに対し、「飛ばしたいから重くして、リップを立てることでアクションを出す」という二つのものがあったときに、どっちが優れたものか?という愚門は成立しません。
どっちもいいし、どっちも可能性があります。
ただ、「ミノーといえども同じものではない」とは言えます。
ですから好き嫌いが出てもいいですから、いろんなルアーで釣れるという体験を重ねていってほしいと思います。
ミノーの話おしまい。
次はシャッドとバイブ
- 2021年11月19日
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一時期、細ければ何とかなると思っていた時期がありました(笑)
ただ、ナチュラルだからとかローインパクトだったらそれで良いかというと、それ以外の訴求性がある。
ルアーって面白いですよね。
西村
島根県