プロフィール
工藤
その他
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:920
- 昨日のアクセス:741
- 総アクセス数:4509343
▼ ロッド選びのイロハ 磯
- ジャンル:日記/一般
今回は磯にマッチするロッドの話しです。
● フィールドのタイプ/磯
日本中にある磯は、非常に魅力的なフィールドです。
その理由は様々なのですが、やはり各地で特徴が異なる事ではないかと思います。
例えば関東だけでも、外房エリアに見られる関東ローム層むき出しの、非常に脆い岩盤と大地震の度に隆起してできたシャローとブレイクの組み合わせも在れば、伊豆に多い山脈がそのまま海に突き刺さる超ドン深に突き出た岬がらみの磯。
その真ん中にある三浦なども含めて、非常に多種多様なフィールドの様相を楽しむ事が出来ます。
また、外洋に面していない磯でも、すさまじい海流に晒された川の様なフィールドもあります。
近年注目されている海峡の釣りですね。
こんな激流にスズキが居るのか?と思う様な磯に、すさまじきコンディションの良いスズキが回って来たりします。
個人的には数年前に取材でお邪魔した、しまなみ海道の釣りは今でも忘れられない楽しい釣りでした。
なんか思い出したら行きたくなりますね♪
山先さんに連絡とるかなww
で、そのような磯では、どのようなロッドが必要なのかを少し話します。
要素
・危ない
・障害物多い
・足場が高い事が多い
まず最大の要素は、危ないという事になります。
特に外洋に面した磯は、遠くの低気圧の影響を受け晴天なのに凄まじく高い波が「忘れた頃にやって来る」事もあり、日常的に水際は危険にさらされることになります。
次の要素で大事なのが、岩だの崖だのの中で釣りをするので、当たり前ですが障害物が非常に多くあります。そして、釣り人は移動をすることが非常に難しいという事です。
これが何を意味するかというと、掛かった後に切られることが多いという事ですね。
しかも波があれば魚は流されるし、下手な位置に立てば自分の命が危険にさらされます。
ですから、ある程度の安全を確保するために、足場の高い場所からの釣りが増えます。
でも、外房みたいにウェーディングと変わらない状態の磯もあります。
波の向きや高さによって、座布団一枚ぐらいの「解かる人だけが乗る」ような、ひと泳ぎした先の小さな岩とかもあります。
まぁ、全国的に見ても特殊、もしくは一部の人やポイントにはそういう傾向がありますね。
実際に私もそういう釣りをすることもありますし、嫌な波がある日は周りの人以上に後ろに下がる時もあります。
あぁそうそう。稀に「~~のポイントに入れるから凄い」とか、「こんな波の日にあそこに立てるから上手い」という人が居ますが、私はあんまりそうは思っていません。
それぞれの経験してきた事が違うのですから、前に出るから凄いとか上手いという話しではなく、磯だけに限らずに釣りは怪我や怖い思いをせずに楽しんだ人が一番なんだと思います。
話を戻して、そういう奇特なフィールドを愛してやまない私としては、この釣りに散々時間とお金を投資してきた結果で知ったのは、日本各地、たまに海外の磯に立ち、このジャンルほど道具が特定できない釣りはないなという事です。
ただ、行くまではその磯の質はわかりませんので、スズキを狙う上でのスタンダードなセッティングというものはもつようになりました。
まず、パワーですが、MLもしくはMクラスが良いです。
個人的にはHクラスの過剰に強いロッドは、デカいのがバンバン釣れてくれる磯以外では、バラシの山を築く事になり薦めません。
ただ、強引に寄せてぶっこ抜けるという安心感があるので、高弾性を除くHクラスにはメリットがあります。
ちなみに高弾性オンリーのロッドを過去に使っていますが、3本折りました。
内2本は魚掛ける前に折れました。
なんせ崖から落ちたり波に飛ばされたりと、しょっちゅう岩にロッドをぶつけていますから、しかたがないっちゃぁ仕方ないな・・・と思ってます。
ロッドが悪いのではありません。
そう言う扱いにならざる追えないので、わたしは高弾性のパワーロッドは使いませんという事です。
次に長さですが、今も昔も11fを中心にしています。
外房のシャロー帯では10fでもいいなぁ・・・という場所もありますし、伊豆では12fが欲しい時もあります。
正直、長ければ長いほど良い場所もありますし、9fでも十分な磯もあります。
そう言う経験から、スズキ向けのルアーを「ある程度どんな状況でもキャストできる」ことと、掛かった魚が「スズキである以上は必要なパワー」を兼ね備えていることが条件で、11fという長さに落ち着きました。
次にテーパーですが、ファースト気味が良いです。
長い事でストロークは確保できますから、ファースト気味でもたぶんレギュラーぽっく感じるはずです。
極端なファーストのロッドも良いのですが、そういうものはほとんどが超高弾性というか細くて軽いものが多いので、使ってみると良いのもあるのですが「もうロッドを折りたくない」という理由で使わなくなりました。
磯で長いロッドが折れると、いい音がするんですよね~(笑)
その他、夜に入れるような波がない小磯では、10f以下を普通に使います。
ただ、若干パワーのあるロッドの方が良いです。
デカい魚が結構かかる事と、やはり障害物が多いために強引なファイトにも耐えられることが前提です。
なお、糸はどちらの磯でもPE2号が中心です。
四国より西へ行くと3号も検討しますし、房総では飛距離がどうしても必要な場所があり1.5号という時もあります。
リールはシマノなら4000XGの一択です。
3000番でPE2号はアンマッチかなと。
▽Tulalaのおススメ
外洋磯
スタカート 11f(まぁ自分で作った、磯ののスズキ向けロッドなので)
グリッサンド109 (青物混ざるなら)
スタッカート17 (長竿ほしいなら、ここまで行ってしまえばよい)
南の島の磯
バリトーノ 93 (GTの小さいのがいる所)
波の無い小磯
グリッサンド 90(河川上流の釣りと一緒)
以上、磯のロッドの話しでした。
何度も言いますが、磯ほど多種多様なフィールドは有りませんし、アングラーのスキル(経験値)でもロッドに求めるものは変わります。
まずは初めに11fで初めてみて、そこから自分の釣りのスタイルが「長い竿か短い竿か」を見極めていくことが必要です。
その結果、たぶん3本は欲しくなると思います(笑)
次回はサーフ
● フィールドのタイプ/磯
日本中にある磯は、非常に魅力的なフィールドです。
その理由は様々なのですが、やはり各地で特徴が異なる事ではないかと思います。
例えば関東だけでも、外房エリアに見られる関東ローム層むき出しの、非常に脆い岩盤と大地震の度に隆起してできたシャローとブレイクの組み合わせも在れば、伊豆に多い山脈がそのまま海に突き刺さる超ドン深に突き出た岬がらみの磯。
その真ん中にある三浦なども含めて、非常に多種多様なフィールドの様相を楽しむ事が出来ます。
また、外洋に面していない磯でも、すさまじい海流に晒された川の様なフィールドもあります。
近年注目されている海峡の釣りですね。
こんな激流にスズキが居るのか?と思う様な磯に、すさまじきコンディションの良いスズキが回って来たりします。
個人的には数年前に取材でお邪魔した、しまなみ海道の釣りは今でも忘れられない楽しい釣りでした。
なんか思い出したら行きたくなりますね♪
山先さんに連絡とるかなww
で、そのような磯では、どのようなロッドが必要なのかを少し話します。
要素
・危ない
・障害物多い
・足場が高い事が多い
まず最大の要素は、危ないという事になります。
特に外洋に面した磯は、遠くの低気圧の影響を受け晴天なのに凄まじく高い波が「忘れた頃にやって来る」事もあり、日常的に水際は危険にさらされることになります。
次の要素で大事なのが、岩だの崖だのの中で釣りをするので、当たり前ですが障害物が非常に多くあります。そして、釣り人は移動をすることが非常に難しいという事です。
これが何を意味するかというと、掛かった後に切られることが多いという事ですね。
しかも波があれば魚は流されるし、下手な位置に立てば自分の命が危険にさらされます。
ですから、ある程度の安全を確保するために、足場の高い場所からの釣りが増えます。
でも、外房みたいにウェーディングと変わらない状態の磯もあります。
波の向きや高さによって、座布団一枚ぐらいの「解かる人だけが乗る」ような、ひと泳ぎした先の小さな岩とかもあります。
まぁ、全国的に見ても特殊、もしくは一部の人やポイントにはそういう傾向がありますね。
実際に私もそういう釣りをすることもありますし、嫌な波がある日は周りの人以上に後ろに下がる時もあります。
あぁそうそう。稀に「~~のポイントに入れるから凄い」とか、「こんな波の日にあそこに立てるから上手い」という人が居ますが、私はあんまりそうは思っていません。
それぞれの経験してきた事が違うのですから、前に出るから凄いとか上手いという話しではなく、磯だけに限らずに釣りは怪我や怖い思いをせずに楽しんだ人が一番なんだと思います。
話を戻して、そういう奇特なフィールドを愛してやまない私としては、この釣りに散々時間とお金を投資してきた結果で知ったのは、日本各地、たまに海外の磯に立ち、このジャンルほど道具が特定できない釣りはないなという事です。
ただ、行くまではその磯の質はわかりませんので、スズキを狙う上でのスタンダードなセッティングというものはもつようになりました。
まず、パワーですが、MLもしくはMクラスが良いです。
個人的にはHクラスの過剰に強いロッドは、デカいのがバンバン釣れてくれる磯以外では、バラシの山を築く事になり薦めません。
ただ、強引に寄せてぶっこ抜けるという安心感があるので、高弾性を除くHクラスにはメリットがあります。
ちなみに高弾性オンリーのロッドを過去に使っていますが、3本折りました。
内2本は魚掛ける前に折れました。
なんせ崖から落ちたり波に飛ばされたりと、しょっちゅう岩にロッドをぶつけていますから、しかたがないっちゃぁ仕方ないな・・・と思ってます。
ロッドが悪いのではありません。
そう言う扱いにならざる追えないので、わたしは高弾性のパワーロッドは使いませんという事です。
次に長さですが、今も昔も11fを中心にしています。
外房のシャロー帯では10fでもいいなぁ・・・という場所もありますし、伊豆では12fが欲しい時もあります。
正直、長ければ長いほど良い場所もありますし、9fでも十分な磯もあります。
そう言う経験から、スズキ向けのルアーを「ある程度どんな状況でもキャストできる」ことと、掛かった魚が「スズキである以上は必要なパワー」を兼ね備えていることが条件で、11fという長さに落ち着きました。
次にテーパーですが、ファースト気味が良いです。
長い事でストロークは確保できますから、ファースト気味でもたぶんレギュラーぽっく感じるはずです。
極端なファーストのロッドも良いのですが、そういうものはほとんどが超高弾性というか細くて軽いものが多いので、使ってみると良いのもあるのですが「もうロッドを折りたくない」という理由で使わなくなりました。
磯で長いロッドが折れると、いい音がするんですよね~(笑)
その他、夜に入れるような波がない小磯では、10f以下を普通に使います。
ただ、若干パワーのあるロッドの方が良いです。
デカい魚が結構かかる事と、やはり障害物が多いために強引なファイトにも耐えられることが前提です。
なお、糸はどちらの磯でもPE2号が中心です。
四国より西へ行くと3号も検討しますし、房総では飛距離がどうしても必要な場所があり1.5号という時もあります。
リールはシマノなら4000XGの一択です。
3000番でPE2号はアンマッチかなと。
▽Tulalaのおススメ
外洋磯
スタカート 11f(まぁ自分で作った、磯ののスズキ向けロッドなので)
グリッサンド109 (青物混ざるなら)
スタッカート17 (長竿ほしいなら、ここまで行ってしまえばよい)
南の島の磯
バリトーノ 93 (GTの小さいのがいる所)
波の無い小磯
グリッサンド 90(河川上流の釣りと一緒)
以上、磯のロッドの話しでした。
何度も言いますが、磯ほど多種多様なフィールドは有りませんし、アングラーのスキル(経験値)でもロッドに求めるものは変わります。
まずは初めに11fで初めてみて、そこから自分の釣りのスタイルが「長い竿か短い竿か」を見極めていくことが必要です。
その結果、たぶん3本は欲しくなると思います(笑)
次回はサーフ
- 2020年11月6日
- コメント(0)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- 37th 形のない答えを探して終…
- 2 日前
- pleasureさん
- 釣りのためのデータサイエンス…
- 5 日前
- BlueTrainさん
- ヤリエ:グリーブと万博
- 12 日前
- ichi-goさん
- 乗っ込み戦線異状アリ
- 17 日前
- rattleheadさん
- 私のシーバス(?)ロッドの偏…
- 26 日前
- ねこヒゲさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 某運河 ★ まずまずの展開
- デューク
-
- 鳴門 磯マル釣行❗ ん~ん納得
- グース