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▼ ロッド選びのイロハ サーフ
- ジャンル:日記/一般
今回はサーフでのロッドマッチングについて。
● フィールドのタイプ サーフ
先に言っておきます。
私、サーフって苦手なんです(笑)
各地へ遠征に行きますが、その対象でサーフを選んだことは一度もありません。
理由は、「何を狙えばいいかが解らないから」です。
まぁよく聞く話です。
でも、年に数回は足を運びます。
それは嫁様の実家が湘南にある為に、あっちに住む友人たちと遊ぶときに限られます。
あぁ、あと、南の島に行った時も少しやりますね。
一般的なカレントや地形変化を狙うのは当たり前のレベルではやれるのですが、いまいち狙える感を持つまでの経験値が無いんです。
それなりには魚を釣ってはいますが、正直言って「投げていたら釣れた」からは脱していません。
そういう事前情報を踏まえて、この先を読んでください(笑)
フィールドの要素
特徴は、「大きな変化が無く横に広い」という事になるのですが、その中にも実は小さな変化がたくさんあり、上手な友人に解説してもらいながら釣りをするので「その意味は分かる」のですが、じゃぁそこを狙っていけるか?と聞かれると、私的には「う~ん、難しい」という事になるのです。
たぶん、サーフが苦手と言う人は、ほぼみんな同じこと言うと思いますが(笑)
ただ、苦手なりになぜなのかを自分なりに考えています。
難しく感じる一番の理由は、自分から魚へ近づけてない事だと思います。
仮に湘南で、ある程度の大きな地形変化の中にある内湾的なサーフでウェーディングが出来る場所があるのですが、そこは苦手意識は全くなく12月は機会があれば頻度よく足を運びます。
何が違うかと言うと、大規模な回遊待ちではない事なんです。
また、ベイトによる支配率が、外洋のサーフほど高くない事も影響しています。
外洋のサーフではどうしても、その大きなエリアの何処に何のベイトが居るか?で、大きく結果が変わる傾向があります。
ですから、ポイントと言うよりもベイトが接岸しているエリアの選択が必要になり、これは遠征ではなかなか見つけにくいものです。
実際にサーフで結果を出す人は、ベイトの動向を非常に重要視していますし、その情報を共有する関係を構築する事が多いです。
もしくは、毎日のように同じエリア、ポイントへ足を運んでいるかのどちらかですね。
余談ですが、過去にあるメーカーのTV番組で湘南サーフがテーマの物を見たのですが、たぶん3日程かけてかなり苦労されて最後に60cmぐらいのを一匹釣っていました。
それを見ていたサーフを知らない友人は「なんかイマイチ」と言ってましたが、私は逆にすごいなぁ!と。
まぁガイドが居たかは判らないですが、TVの収録という事は撮影タイミングを魚の都合に合わせられないと思いますので、湘南に遠征スタイルできてサーフ限定で魚を出すってのは、私には非常に難しいと感じます。
話しをももどして・・・
そういうフィールドでも、早朝には比較的足元のブレイクの定期的な回遊とかが有ったりします。
シーズンによってそれがあるかないかは、サーフと言うフィールドに限りませんから、その釣りだけは狙えてる感はあります。
ちなみに苦手ではあるけど、フィールドの雰囲気は好きです。
広大な海に向かってルアーをフルキャストするのは、釣れる釣れないとは別で気持ちの良いものです。
ただ、なんにも釣れないときの疲労感は、他の釣りよりも多く感じますが。
さて、そういう釣りに向くロッドはどうなのか?ですが、やはり飛距離が優先となります。
基本、広く遠くを効率よく探ることが重要だと思います。
特にブレイクが遠くにある場合は、波がしらの向こうへルアーを入れないと、いまいち何やってるかが解り難くなるので、飛距離を稼いで「ブレイクの向こうでルアーを泳がせている時間」を長くとる工夫をします。
もう一つ大事なのは、フルキャストしても疲れない、ロッドの軽さはけっこう大事かなと。
ですから、一般的な遠投サーフの釣りでは、若干長めの高弾性でレギュラーファーストが向いています。
パワーは最大で使うルアーウェイトに合わせます。
通常他の釣りでは、最大ではなく頻度の高いウェイトに合わせてますが、サーフはとにかく距離が欲しいので、軽いウェイトに合わせると重たいものが振りきれなくなる傾向がありますので、重たい方へ合わせてます。
この時に、ジグが含まれる場合は、気持ちパワー帯を上げておくことをお勧めします。
ミノーがメインなら、10fで30gぐらいまでの物が良いかなと。
ラインはPE1.2号を中心にしていますが、一つ注意するのがリーダーを長めにとる事です。
サーフは波がブレイクしていると、水中に非常に細かい砂や石の粒子を常に撹拌させています。
これが結構ラインに厳しいのです。
ですから、私は気持ちロングリーダー(リールには巻き込まない程度)にし、材質もナイロンを使う事が多いです。
また、長めのリーダーにしておくもう一つの理由が、ランディングのしにくさにあります。
一見は何もないサーフはランディングがしやすく見えますが、過去のランディングバラシ率は磯よりも多いかもしれません。
その理由は、魚の体高よりも水深が無いエリアが、必ず数メーター有ることで、この距離で魚が暴れるとかなり簡単にバレるのです。
どんな釣りでも、釣りあげた瞬間にルアーが外れるのを見たことがあると思いますが、あれが数メータの区間で頻繁に起きると考えてください。
対策は、波で寄せて波打ち際に魚が乗っかったら、とにかく糸を緩めない事とロッドティップの位置を下げラインを上に引っ張らない事です。
その為に、ロングリーダーにして弛みの出やすいPE の分部を少なくすることと、できるだけ巻き取りを多くしてそもそものラインが出ている量を少なくしてPEへの負荷を減らし、太いリーダー部分だけで一定の速度で波が来な位置までズリ上げる事にしています。
これをやる時には、気持ち長めのロッドがつかいやすいです。
結論、飛距離、使うルアーの重さ、魚のサイズ、そして掛けた後の処理、そう言う様々な要素からも、やはり「張りのある高弾性よりの若干長め」が使いやすいのは間違いありません。
たとえ足元のブレイクが良いときが在ろうとも。
▽Tulalaのお勧め
スタッカート 98 高弾性より遠投モデル
スタッカート102 ジグも使うときはこっち
あぁそうそう。
釣りに行った後、道具をちゃんと洗った方がいいです。
リールだけではなく、ロッドにも砂が結構悪さしますので、すごくだいじなことで
次回はボートシーバス
● フィールドのタイプ サーフ
先に言っておきます。
私、サーフって苦手なんです(笑)
各地へ遠征に行きますが、その対象でサーフを選んだことは一度もありません。
理由は、「何を狙えばいいかが解らないから」です。
まぁよく聞く話です。
でも、年に数回は足を運びます。
それは嫁様の実家が湘南にある為に、あっちに住む友人たちと遊ぶときに限られます。
あぁ、あと、南の島に行った時も少しやりますね。
一般的なカレントや地形変化を狙うのは当たり前のレベルではやれるのですが、いまいち狙える感を持つまでの経験値が無いんです。
それなりには魚を釣ってはいますが、正直言って「投げていたら釣れた」からは脱していません。
そういう事前情報を踏まえて、この先を読んでください(笑)
フィールドの要素
特徴は、「大きな変化が無く横に広い」という事になるのですが、その中にも実は小さな変化がたくさんあり、上手な友人に解説してもらいながら釣りをするので「その意味は分かる」のですが、じゃぁそこを狙っていけるか?と聞かれると、私的には「う~ん、難しい」という事になるのです。
たぶん、サーフが苦手と言う人は、ほぼみんな同じこと言うと思いますが(笑)
ただ、苦手なりになぜなのかを自分なりに考えています。
難しく感じる一番の理由は、自分から魚へ近づけてない事だと思います。
仮に湘南で、ある程度の大きな地形変化の中にある内湾的なサーフでウェーディングが出来る場所があるのですが、そこは苦手意識は全くなく12月は機会があれば頻度よく足を運びます。
何が違うかと言うと、大規模な回遊待ちではない事なんです。
また、ベイトによる支配率が、外洋のサーフほど高くない事も影響しています。
外洋のサーフではどうしても、その大きなエリアの何処に何のベイトが居るか?で、大きく結果が変わる傾向があります。
ですから、ポイントと言うよりもベイトが接岸しているエリアの選択が必要になり、これは遠征ではなかなか見つけにくいものです。
実際にサーフで結果を出す人は、ベイトの動向を非常に重要視していますし、その情報を共有する関係を構築する事が多いです。
もしくは、毎日のように同じエリア、ポイントへ足を運んでいるかのどちらかですね。
余談ですが、過去にあるメーカーのTV番組で湘南サーフがテーマの物を見たのですが、たぶん3日程かけてかなり苦労されて最後に60cmぐらいのを一匹釣っていました。
それを見ていたサーフを知らない友人は「なんかイマイチ」と言ってましたが、私は逆にすごいなぁ!と。
まぁガイドが居たかは判らないですが、TVの収録という事は撮影タイミングを魚の都合に合わせられないと思いますので、湘南に遠征スタイルできてサーフ限定で魚を出すってのは、私には非常に難しいと感じます。
話しをももどして・・・
そういうフィールドでも、早朝には比較的足元のブレイクの定期的な回遊とかが有ったりします。
シーズンによってそれがあるかないかは、サーフと言うフィールドに限りませんから、その釣りだけは狙えてる感はあります。
ちなみに苦手ではあるけど、フィールドの雰囲気は好きです。
広大な海に向かってルアーをフルキャストするのは、釣れる釣れないとは別で気持ちの良いものです。
ただ、なんにも釣れないときの疲労感は、他の釣りよりも多く感じますが。
さて、そういう釣りに向くロッドはどうなのか?ですが、やはり飛距離が優先となります。
基本、広く遠くを効率よく探ることが重要だと思います。
特にブレイクが遠くにある場合は、波がしらの向こうへルアーを入れないと、いまいち何やってるかが解り難くなるので、飛距離を稼いで「ブレイクの向こうでルアーを泳がせている時間」を長くとる工夫をします。
もう一つ大事なのは、フルキャストしても疲れない、ロッドの軽さはけっこう大事かなと。
ですから、一般的な遠投サーフの釣りでは、若干長めの高弾性でレギュラーファーストが向いています。
パワーは最大で使うルアーウェイトに合わせます。
通常他の釣りでは、最大ではなく頻度の高いウェイトに合わせてますが、サーフはとにかく距離が欲しいので、軽いウェイトに合わせると重たいものが振りきれなくなる傾向がありますので、重たい方へ合わせてます。
この時に、ジグが含まれる場合は、気持ちパワー帯を上げておくことをお勧めします。
ミノーがメインなら、10fで30gぐらいまでの物が良いかなと。
ラインはPE1.2号を中心にしていますが、一つ注意するのがリーダーを長めにとる事です。
サーフは波がブレイクしていると、水中に非常に細かい砂や石の粒子を常に撹拌させています。
これが結構ラインに厳しいのです。
ですから、私は気持ちロングリーダー(リールには巻き込まない程度)にし、材質もナイロンを使う事が多いです。
また、長めのリーダーにしておくもう一つの理由が、ランディングのしにくさにあります。
一見は何もないサーフはランディングがしやすく見えますが、過去のランディングバラシ率は磯よりも多いかもしれません。
その理由は、魚の体高よりも水深が無いエリアが、必ず数メーター有ることで、この距離で魚が暴れるとかなり簡単にバレるのです。
どんな釣りでも、釣りあげた瞬間にルアーが外れるのを見たことがあると思いますが、あれが数メータの区間で頻繁に起きると考えてください。
対策は、波で寄せて波打ち際に魚が乗っかったら、とにかく糸を緩めない事とロッドティップの位置を下げラインを上に引っ張らない事です。
その為に、ロングリーダーにして弛みの出やすいPE の分部を少なくすることと、できるだけ巻き取りを多くしてそもそものラインが出ている量を少なくしてPEへの負荷を減らし、太いリーダー部分だけで一定の速度で波が来な位置までズリ上げる事にしています。
これをやる時には、気持ち長めのロッドがつかいやすいです。
結論、飛距離、使うルアーの重さ、魚のサイズ、そして掛けた後の処理、そう言う様々な要素からも、やはり「張りのある高弾性よりの若干長め」が使いやすいのは間違いありません。
たとえ足元のブレイクが良いときが在ろうとも。
▽Tulalaのお勧め
スタッカート 98 高弾性より遠投モデル
スタッカート102 ジグも使うときはこっち
あぁそうそう。
釣りに行った後、道具をちゃんと洗った方がいいです。
リールだけではなく、ロッドにも砂が結構悪さしますので、すごくだいじなことで
次回はボートシーバス
- 2020年11月13日
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貴重なサーフでの釣りログを拝見しました。 釣り方から狙い方の習得は難しく思えるフィールドカテゴリーの一つなのですね。
私はいつも同じ場所で同じようにミノーで狙い続けていた口です。
ポイントの地形変化と水流の変化を通年通して眺めて投げて感じて肌身に染みつくと何かしらは釣れるようになった程度にはなれました。
たまに釣れてサーフの朝焼けみて柿畑に収穫に行く、そんな日常で満足しています。
続きの釣りログを楽しみしております。
ベンジャミン
茨城県