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▼ 久しぶりの磯メバルと19Vanquihの入魂
すっかりご無沙汰してしまいました。元来、年度末の忙しさというものは特に感じなかった私ですが、ここ数年はなぜか忙しい!この2月、3月はほとんど休みが取れませんでした。したがって釣りにも行く事が出来ず…せっかくメバルの最盛期だというのに…ストレスがたまります。

近所の公園の河津桜がいつの間にか満開になり、そしていつの間にか散っていました。
そんな中、クライアントから届くはずだった資料が遅れて昨日突然ぽっかり仕事が切れてしまったのです。なので久しぶりにゆっくりと睡眠…目覚めれば良い天気ですね。花粉症で鼻の奥がムズムズするけど、気分はすっきり爽快でした。朝食をのんびり食べ終え、前日の仕事の整理を終えてから何となくネットで各地の波の状況などを確認してみると、穏やかですね。午後から風が強まる予報になっていました。潮廻りは大潮後の中潮。悪くない。翌日からの仕事の事を考えると、本当は大人しくしていた方が良いのだけど…どうしよう…ええい!出かけてしまえ!ってなわけで午後から車を走らせて、大メバルを狙いに東伊豆まで出かけてしまったのです!
っで、実はリールを新調しました。

SHIMANO/19Vanquish C2500SHGです。
これまで、私がライトタックルの釣りにメインで使っていた12Vanquish 2000Sなのですが、酷使が祟ってドラグの滑り出しにぎこちなさが出て来てしまったのです。それもそのはず、実は2回ほど、水没に近い事をやらかしていたのです。2回とも、ラインブレイク後のリーダー入れ直しの作業を行っている最中でした。護岸や浜辺に座り込んでリーダーを入れ直していたところ、予想外に長い波足で、横たえていたロッドもろともリールが海水に飲まれました。その場で飲料用のミネラルウォーターで流しましたし、帰宅後は流水洗いして良く乾かしましたが、完全には出来ていなかったのでしょう。
それ以外にも、メッキシーズンなどは度々私自身が頭から海水を被る事がありました。当然リールもずぶ濡れです。文字通りの酷使でした。購入は2013年の春でしたので、6年間、私の釣りの大半を支えてくれたことになります。本当によく働いてくれました。今でも完全に壊れたわけではないのでオーバーホールに出して、サブリールとして今後も使い続けるつもりです。

その12Vanquish 2000Sと今回購入した19Vanquish C2500SHGを比較してみると、ボディーサイズは同じ♯2000ですが、新型の方がかなりコンパクトに見えます。これはローター廻りの改良によるところが大きいようです。スプール径が一回り小さくなっています。
このリールの有難い点は、最新のシマノ製品に共通のようですが、♯2000のスピニングリールに、♯1000のスプールが互換する事。♯1000のリールもよく使う私にとって、これは使い勝手がとても良いのです。
ライトタックルの釣りで私が敢えて♯1000ではなく♯2000を多用するわけは、私が良く釣りをするポイントで釣れる外道によるところが大きいのです。普段はメッキやメバルをメインに釣っている私です。したがって本来なら♯1000で十分なのですが、これらの魚を釣っていると、度々シーバスや青物を掛けてしまいます。これらの外道も、よっぽどの大物でもなければ♯1000のリールでも十分に獲れるのですが、恐らくギヤに掛かっている負荷は相当大きいはず。なのでギヤサイズにゆとりのある♯2000を使うようにしています。
ちょっと残念なのは、ギヤ比のバリエーションがハイギヤ(HG)しか無い事。古いリールのギヤ比に慣れている私はノーマルギヤか、むしろローギヤ(PG)が好みなのですが…。釣具店で実物を触らせてもらって検討した時は、あまりの軽さに♯2500のノーマルギヤでも良いかと思ったくらいでしたが、スプールの互換性の魅力に惹かれて、C2500にしました。

今回の釣りはこのリールの使用感を確かめる事と、入魂を果たす目的もあったわけです。その結果はいかに!
その前にラーメン食って行くことにしました。本厚木にあります『俺系らーめん 藤本』です。

「ワンタンメン(900円)」
見た目からその系統を言い当てられる人は立派なラーメン通です^^
これは明らかに“小田原系”ラーメンです。色の濃い醤油味のスープ。豚骨や豚ガラがベースと思しき動物系出汁がしっかりと感じられ、丼表層を覆う油と相まって感じられる微妙な酸味のような感覚が特徴的。いくつかの店で食べた“小田原系”ラーメンと比べると比較的マイルドなスープではありますが、旨味は十分出ています。
麺は太さにちょっとしたバラつきがある中太縮れ麺。加水率はやや高めですが、他の小田原系の店に比べると低めかも。ちょっと平べったい断面で太さに少々のバラつきがあることで、食感が微妙に異なっていてそこが旨い。食べ始めはそれ程の量でもないかと思っていましたが、実際に食べ進むとかなりの量。恐らく茹で前180g前後ではないかと思います。
チャーシューは三枚肉が使われています。柔らかく、しっかり味付けされていて旨い。大判で食べ応えあります。
ワンタンは餡がみっちり詰まったもので、まるで水餃子のよう。これも“小田原系”の特徴的なワンタンですね。つなぎのうどん粉は使っていないようで、挽肉の味がしっかり堪能できます。打ち込まれた生姜と韮(?)が良い旨みを出しています。
店主は骨折で半年ほど休業していたようですが、今は復活しています。本厚木界隈は激戦区ですが、この店もかなりの実力店です。
【店データ】
『俺系らーめん 藤本』
住所:神奈川県幸町2-11
電話:046-265-0338
定休:火曜日・水曜日
時間:11:30~15:00
(当面昼の部のみ営業ですが、おいおい夜の部も再開するとのこと)
さてラーメンも食いましたが、まだ時間的には早過ぎです。なので途中、久しぶりに箱根の温泉でも寄って行こうかとR1を昇って行きますと…何と風祭駅辺りから大渋滞!こんな所で時間が掛かってしまうと肝心な釣りをする時間が遅くなってしまいそうなので諦め、そそくさと駐車スペースのある漁港まで車を走らせます。
到着時間は16:00。春分の日も過ぎてすっかり日が長くなっている今日この頃、日没時間までまだ2時間近くもあって早すぎです。なので漁港の中の様子を見て暇をつぶします。
漁港では近所のお年寄りと思しき方が幾人か、小物釣りをしています。海中をのぞき込むと、そこには10㎝弱くらいの細身の魚が無数に泳いでいるのが見えます…稚鮎ですね!川を上る前に波の穏やかな漁港などで一旦休んでから活動を開始すると聞きますが、これだけの数の稚鮎が入っているなら、漁港内でもチャンスはありそう。しかし、目ぼしいポイントはほぼイカ釣り師たちに占拠されていました。よく考えたら、4/1から東伊豆の主だった漁港はアオリイカ禁漁になるのでした。その前に釣りをしておこうという人が多いのでしょう。そこでここから移動して当初予定していたとおりゴロタ磯で釣りをすることにしました。
薄明るいうちに現地到着を済ませようと、漬物石大の丸石がごろごろ転がる磯をおっかなびっくり歩きます。これが毎度の事ながらキツイ!足腰に来ます。やっとポイントに到着してみれば、念のため着てきた防寒着が仇となって暑い暑い!しばしゼイゼイ言いながら呼吸を整え、買ってきたペットボトルのお茶を飲みながら体を落ち着かせます。そして釣り開始。
初めの内は1.5~2gくらいのジグヘッドにECOGEAR/メバル職人MINNNOW SSをセットして静かに釣りましたが、明るいうちは全く当たってきません。そこでジグヘッドを3.0gにしてounce tackle design/MANATEE 38をセット。遠投してボトムをワインドで見せながら広範囲に探りましたが、やはり全く当たってきません。唯一ジグヘッド着水直後に明らかに生命感を伴ったバイトを感じましたが、フグがワームを齧ったようで、ワームが一部えぐられていました。
そこで、だいぶ暗くなった時間からはシンキングペンシルを中心にハードルアーの釣りを始めます。これは当初からの予定で、大メバルを狙う時、私は基本的にはハードルアーを中心に使います。数少ないチャンスをものにするため、複数のフックで確実に掛けたいからなのです。

波を被らないように、ちょっと高くなった大岩に上って釣りをしていました。目の前にはシモリがあり、その一部が頭を出しています。その周りももちろんですが、磯際のシャローポイントも、潮が高くなってくればメバルは入ってきます。幅広く狙います。

しかし今シーズンは海藻が少ないです…これは相模湾全域に言えるようで、冬の海水温が高すぎたためなのでしょうか?海藻が無い方が釣りやすくはあるのですが、メバルにとっては身を隠す場所が無くて、警戒心が高まってしまいますね。
この日は予報では、南西の風が吹くはずでした。東側に開けた東伊豆の海岸では風裏になるので釣りやすいはずでしたが、実際に磯まで出てみると、北東方向から吹いています。真逆ですぞ!したがってルアーを飛ばしにくい!そこでMAGBAIT/BALLON DORのアミチラシカラーにローテーション。このルアーはリップレスで4.0g。よく飛びます。しかしその後1時間以上も全くバイトなしorz
さすがにこの時点で、今日はダメかと諦めかけていました。こうしたポイントでは、結果は割と早く出るものです。潮止まりまではまだ1時間近くありましたが、既に諦めモードでした。家でゆっくり休んで酒でも飲みに行けばよかったかな、なんて考えていました。
しかし!毎度不思議なことですが、そんな風に諦めて、気が抜けた時に限ってバイトが出るものです。目の前のシモリも、潮が上がってきたので随分と海面下に隠れてしまいました。こうなってくると、シモリの脇にルアーを通すのが比較的楽になってきます。少々勇気を出して、シモリになるべく近いトレースラインを意識しながらリトリーブしてみます。すると、もさーっと竿先が重くなりました。まるで千切れ藻の塊でも引っ掛けたみたいに。ゆっくりロッドを立ててみると、あれ?何だか動いてる…って引いてます!結果的にスウィープフッキングになったみたいです。しかしあまり引きませんね…これは尺は無いな。シモリから引きはがしたら、このサイズならそれほど恐れるものはありません。一応タモは準備してきましたが、そんなものは使おうとも思いませんでした。足元まで寄ったところで抜き上げます。無事ランディングしたら、魚が暴れてルアーをすっ飛ばされました!掛かりが浅かったみたいです!危なかった!

う~ん。相変わらず上手く写真が撮れません。実際の色はもっと全体的に赤みが射した色をしていました。伊豆半島に多く見られる赤メバルですね。こいつは大型化します。この方面で尺メバルが釣れると、大半が赤メバルです。
大きさは手尺で計って25㎝あるかないか。目標としていた大きさには全く届きませんでしたが、久しぶりに磯メバルを釣る事が出来たのは嬉しい!初めて使ったリールも無事入魂する事が出来ました^^

お腹の鱗の乱れは無くなっていましたが、まだ痩せていてお腹も凹んでいます。まだ完全な魚体にはなり切っていないみたいですね。なので引きも今一つでした。今シーズンはスポーニングも遅れたのでしょうか?沢山餌を食べて回復しきった体になると、このサイズでも良い引きをしてくれます。しかし何はともあれ釣れてよかった^^

今回使ったルアーはこんな感じ。
釣り具店に行く度にいろいろ欲しくなるけど、結局毎回使っているルアーは同じだったりします。このポイントでは、潮が引いて浅くなったらフローティングミノー、逆に潮が上がって水深が出てきたらシンキングペンシルを中心に使っています。
そして今回初めて使った19Vanquish C2500SHGですが、釣りをする前は、PGモデルなどに比べると、巻き出しに軽さが感じられず気持ち悪さがありましたが、実際に釣ってみると違和感は感じませんでした。安心しました。
また、ライトタックル用のリールとしては初めてハイギヤモデルを使うことになったため、巻き上げスピードに違和感を感じないか不安でしたが、明るい時間帯に実際のルアーの動きを確認しながら巻いてみた結果、ある程度意識しながら巻くことで、早すぎない巻き上げが出来る事が分かって安心しました。
そして何と言っても軽い!♯2000サイズにして何と155gとは!ほんの10年前と比較しても、タックルの進化については隔世の感があります。
それに加え、ボディーやギヤの剛性も相当にアップしているように感じます。12Vanquishはそれまでのシマノ製品と比較すると、軽量化が徹底されましたが、実際に使用してみると、何となく華奢に感じられました。それはボディーにも、巻き上げ時のフィーリングについても言えたわけですが(ただし実用上は全く問題なかった)、16Vanquish、19Vanquishと使ってみて、格段に進歩している事が分かります。これは凄い事です。
デザインについても、16Vanquishの頃の野暮ったさが取れて、シマノらしい質実剛健なシンプルなデザインにシフトしたのは歓迎しています。でもツインパのTDなんかとほとんどデザインの方向性が同じになってきましたね…。釣りは所詮遊びです。道具も遊び心のあるデザインであってほしいです。
今後はメッキなどのトウィッチの釣りでどんな感覚になるか試していきます。もしトウィッチの釣りで違和感が出れば、ハンドルをショートシャフトに変更するなど、工夫してみるつもりです。
東伊豆の大メバルシーズンは例年ですと4月上旬くらいまでです。来月に入れば仕事も少し落ち着くので、尺メバル狙いに出かけたいものです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PMGS79
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
MAGBAIT/BALLON DOR
LUCKY CRAFT/WANDER 45・50
LUCKY CRAFT/STREAM DRIVE 45
ima/kosuke 35
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ounce tackle design/MANATEE 38
Jig head/0.9~3.0g

近所の公園の河津桜がいつの間にか満開になり、そしていつの間にか散っていました。
そんな中、クライアントから届くはずだった資料が遅れて昨日突然ぽっかり仕事が切れてしまったのです。なので久しぶりにゆっくりと睡眠…目覚めれば良い天気ですね。花粉症で鼻の奥がムズムズするけど、気分はすっきり爽快でした。朝食をのんびり食べ終え、前日の仕事の整理を終えてから何となくネットで各地の波の状況などを確認してみると、穏やかですね。午後から風が強まる予報になっていました。潮廻りは大潮後の中潮。悪くない。翌日からの仕事の事を考えると、本当は大人しくしていた方が良いのだけど…どうしよう…ええい!出かけてしまえ!ってなわけで午後から車を走らせて、大メバルを狙いに東伊豆まで出かけてしまったのです!
っで、実はリールを新調しました。

SHIMANO/19Vanquish C2500SHGです。
これまで、私がライトタックルの釣りにメインで使っていた12Vanquish 2000Sなのですが、酷使が祟ってドラグの滑り出しにぎこちなさが出て来てしまったのです。それもそのはず、実は2回ほど、水没に近い事をやらかしていたのです。2回とも、ラインブレイク後のリーダー入れ直しの作業を行っている最中でした。護岸や浜辺に座り込んでリーダーを入れ直していたところ、予想外に長い波足で、横たえていたロッドもろともリールが海水に飲まれました。その場で飲料用のミネラルウォーターで流しましたし、帰宅後は流水洗いして良く乾かしましたが、完全には出来ていなかったのでしょう。
それ以外にも、メッキシーズンなどは度々私自身が頭から海水を被る事がありました。当然リールもずぶ濡れです。文字通りの酷使でした。購入は2013年の春でしたので、6年間、私の釣りの大半を支えてくれたことになります。本当によく働いてくれました。今でも完全に壊れたわけではないのでオーバーホールに出して、サブリールとして今後も使い続けるつもりです。

その12Vanquish 2000Sと今回購入した19Vanquish C2500SHGを比較してみると、ボディーサイズは同じ♯2000ですが、新型の方がかなりコンパクトに見えます。これはローター廻りの改良によるところが大きいようです。スプール径が一回り小さくなっています。
このリールの有難い点は、最新のシマノ製品に共通のようですが、♯2000のスピニングリールに、♯1000のスプールが互換する事。♯1000のリールもよく使う私にとって、これは使い勝手がとても良いのです。
ライトタックルの釣りで私が敢えて♯1000ではなく♯2000を多用するわけは、私が良く釣りをするポイントで釣れる外道によるところが大きいのです。普段はメッキやメバルをメインに釣っている私です。したがって本来なら♯1000で十分なのですが、これらの魚を釣っていると、度々シーバスや青物を掛けてしまいます。これらの外道も、よっぽどの大物でもなければ♯1000のリールでも十分に獲れるのですが、恐らくギヤに掛かっている負荷は相当大きいはず。なのでギヤサイズにゆとりのある♯2000を使うようにしています。
ちょっと残念なのは、ギヤ比のバリエーションがハイギヤ(HG)しか無い事。古いリールのギヤ比に慣れている私はノーマルギヤか、むしろローギヤ(PG)が好みなのですが…。釣具店で実物を触らせてもらって検討した時は、あまりの軽さに♯2500のノーマルギヤでも良いかと思ったくらいでしたが、スプールの互換性の魅力に惹かれて、C2500にしました。

今回の釣りはこのリールの使用感を確かめる事と、入魂を果たす目的もあったわけです。その結果はいかに!
その前にラーメン食って行くことにしました。本厚木にあります『俺系らーめん 藤本』です。

「ワンタンメン(900円)」
見た目からその系統を言い当てられる人は立派なラーメン通です^^
これは明らかに“小田原系”ラーメンです。色の濃い醤油味のスープ。豚骨や豚ガラがベースと思しき動物系出汁がしっかりと感じられ、丼表層を覆う油と相まって感じられる微妙な酸味のような感覚が特徴的。いくつかの店で食べた“小田原系”ラーメンと比べると比較的マイルドなスープではありますが、旨味は十分出ています。
麺は太さにちょっとしたバラつきがある中太縮れ麺。加水率はやや高めですが、他の小田原系の店に比べると低めかも。ちょっと平べったい断面で太さに少々のバラつきがあることで、食感が微妙に異なっていてそこが旨い。食べ始めはそれ程の量でもないかと思っていましたが、実際に食べ進むとかなりの量。恐らく茹で前180g前後ではないかと思います。
チャーシューは三枚肉が使われています。柔らかく、しっかり味付けされていて旨い。大判で食べ応えあります。
ワンタンは餡がみっちり詰まったもので、まるで水餃子のよう。これも“小田原系”の特徴的なワンタンですね。つなぎのうどん粉は使っていないようで、挽肉の味がしっかり堪能できます。打ち込まれた生姜と韮(?)が良い旨みを出しています。
店主は骨折で半年ほど休業していたようですが、今は復活しています。本厚木界隈は激戦区ですが、この店もかなりの実力店です。
【店データ】
『俺系らーめん 藤本』
住所:神奈川県幸町2-11
電話:046-265-0338
定休:火曜日・水曜日
時間:11:30~15:00
(当面昼の部のみ営業ですが、おいおい夜の部も再開するとのこと)
さてラーメンも食いましたが、まだ時間的には早過ぎです。なので途中、久しぶりに箱根の温泉でも寄って行こうかとR1を昇って行きますと…何と風祭駅辺りから大渋滞!こんな所で時間が掛かってしまうと肝心な釣りをする時間が遅くなってしまいそうなので諦め、そそくさと駐車スペースのある漁港まで車を走らせます。
到着時間は16:00。春分の日も過ぎてすっかり日が長くなっている今日この頃、日没時間までまだ2時間近くもあって早すぎです。なので漁港の中の様子を見て暇をつぶします。
漁港では近所のお年寄りと思しき方が幾人か、小物釣りをしています。海中をのぞき込むと、そこには10㎝弱くらいの細身の魚が無数に泳いでいるのが見えます…稚鮎ですね!川を上る前に波の穏やかな漁港などで一旦休んでから活動を開始すると聞きますが、これだけの数の稚鮎が入っているなら、漁港内でもチャンスはありそう。しかし、目ぼしいポイントはほぼイカ釣り師たちに占拠されていました。よく考えたら、4/1から東伊豆の主だった漁港はアオリイカ禁漁になるのでした。その前に釣りをしておこうという人が多いのでしょう。そこでここから移動して当初予定していたとおりゴロタ磯で釣りをすることにしました。
薄明るいうちに現地到着を済ませようと、漬物石大の丸石がごろごろ転がる磯をおっかなびっくり歩きます。これが毎度の事ながらキツイ!足腰に来ます。やっとポイントに到着してみれば、念のため着てきた防寒着が仇となって暑い暑い!しばしゼイゼイ言いながら呼吸を整え、買ってきたペットボトルのお茶を飲みながら体を落ち着かせます。そして釣り開始。
初めの内は1.5~2gくらいのジグヘッドにECOGEAR/メバル職人MINNNOW SSをセットして静かに釣りましたが、明るいうちは全く当たってきません。そこでジグヘッドを3.0gにしてounce tackle design/MANATEE 38をセット。遠投してボトムをワインドで見せながら広範囲に探りましたが、やはり全く当たってきません。唯一ジグヘッド着水直後に明らかに生命感を伴ったバイトを感じましたが、フグがワームを齧ったようで、ワームが一部えぐられていました。
そこで、だいぶ暗くなった時間からはシンキングペンシルを中心にハードルアーの釣りを始めます。これは当初からの予定で、大メバルを狙う時、私は基本的にはハードルアーを中心に使います。数少ないチャンスをものにするため、複数のフックで確実に掛けたいからなのです。

波を被らないように、ちょっと高くなった大岩に上って釣りをしていました。目の前にはシモリがあり、その一部が頭を出しています。その周りももちろんですが、磯際のシャローポイントも、潮が高くなってくればメバルは入ってきます。幅広く狙います。

しかし今シーズンは海藻が少ないです…これは相模湾全域に言えるようで、冬の海水温が高すぎたためなのでしょうか?海藻が無い方が釣りやすくはあるのですが、メバルにとっては身を隠す場所が無くて、警戒心が高まってしまいますね。
この日は予報では、南西の風が吹くはずでした。東側に開けた東伊豆の海岸では風裏になるので釣りやすいはずでしたが、実際に磯まで出てみると、北東方向から吹いています。真逆ですぞ!したがってルアーを飛ばしにくい!そこでMAGBAIT/BALLON DORのアミチラシカラーにローテーション。このルアーはリップレスで4.0g。よく飛びます。しかしその後1時間以上も全くバイトなしorz
さすがにこの時点で、今日はダメかと諦めかけていました。こうしたポイントでは、結果は割と早く出るものです。潮止まりまではまだ1時間近くありましたが、既に諦めモードでした。家でゆっくり休んで酒でも飲みに行けばよかったかな、なんて考えていました。
しかし!毎度不思議なことですが、そんな風に諦めて、気が抜けた時に限ってバイトが出るものです。目の前のシモリも、潮が上がってきたので随分と海面下に隠れてしまいました。こうなってくると、シモリの脇にルアーを通すのが比較的楽になってきます。少々勇気を出して、シモリになるべく近いトレースラインを意識しながらリトリーブしてみます。すると、もさーっと竿先が重くなりました。まるで千切れ藻の塊でも引っ掛けたみたいに。ゆっくりロッドを立ててみると、あれ?何だか動いてる…って引いてます!結果的にスウィープフッキングになったみたいです。しかしあまり引きませんね…これは尺は無いな。シモリから引きはがしたら、このサイズならそれほど恐れるものはありません。一応タモは準備してきましたが、そんなものは使おうとも思いませんでした。足元まで寄ったところで抜き上げます。無事ランディングしたら、魚が暴れてルアーをすっ飛ばされました!掛かりが浅かったみたいです!危なかった!

う~ん。相変わらず上手く写真が撮れません。実際の色はもっと全体的に赤みが射した色をしていました。伊豆半島に多く見られる赤メバルですね。こいつは大型化します。この方面で尺メバルが釣れると、大半が赤メバルです。
大きさは手尺で計って25㎝あるかないか。目標としていた大きさには全く届きませんでしたが、久しぶりに磯メバルを釣る事が出来たのは嬉しい!初めて使ったリールも無事入魂する事が出来ました^^

お腹の鱗の乱れは無くなっていましたが、まだ痩せていてお腹も凹んでいます。まだ完全な魚体にはなり切っていないみたいですね。なので引きも今一つでした。今シーズンはスポーニングも遅れたのでしょうか?沢山餌を食べて回復しきった体になると、このサイズでも良い引きをしてくれます。しかし何はともあれ釣れてよかった^^

今回使ったルアーはこんな感じ。
釣り具店に行く度にいろいろ欲しくなるけど、結局毎回使っているルアーは同じだったりします。このポイントでは、潮が引いて浅くなったらフローティングミノー、逆に潮が上がって水深が出てきたらシンキングペンシルを中心に使っています。
そして今回初めて使った19Vanquish C2500SHGですが、釣りをする前は、PGモデルなどに比べると、巻き出しに軽さが感じられず気持ち悪さがありましたが、実際に釣ってみると違和感は感じませんでした。安心しました。
また、ライトタックル用のリールとしては初めてハイギヤモデルを使うことになったため、巻き上げスピードに違和感を感じないか不安でしたが、明るい時間帯に実際のルアーの動きを確認しながら巻いてみた結果、ある程度意識しながら巻くことで、早すぎない巻き上げが出来る事が分かって安心しました。
そして何と言っても軽い!♯2000サイズにして何と155gとは!ほんの10年前と比較しても、タックルの進化については隔世の感があります。
それに加え、ボディーやギヤの剛性も相当にアップしているように感じます。12Vanquishはそれまでのシマノ製品と比較すると、軽量化が徹底されましたが、実際に使用してみると、何となく華奢に感じられました。それはボディーにも、巻き上げ時のフィーリングについても言えたわけですが(ただし実用上は全く問題なかった)、16Vanquish、19Vanquishと使ってみて、格段に進歩している事が分かります。これは凄い事です。
デザインについても、16Vanquishの頃の野暮ったさが取れて、シマノらしい質実剛健なシンプルなデザインにシフトしたのは歓迎しています。でもツインパのTDなんかとほとんどデザインの方向性が同じになってきましたね…。釣りは所詮遊びです。道具も遊び心のあるデザインであってほしいです。
今後はメッキなどのトウィッチの釣りでどんな感覚になるか試していきます。もしトウィッチの釣りで違和感が出れば、ハンドルをショートシャフトに変更するなど、工夫してみるつもりです。
東伊豆の大メバルシーズンは例年ですと4月上旬くらいまでです。来月に入れば仕事も少し落ち着くので、尺メバル狙いに出かけたいものです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PMGS79
Reel :Shimano/19Vanquish C2500SHG
Line :PE#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
MAGBAIT/BALLON DOR
LUCKY CRAFT/WANDER 45・50
LUCKY CRAFT/STREAM DRIVE 45
ima/kosuke 35
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ounce tackle design/MANATEE 38
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- 2019年3月26日
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