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▼ 尺メバルへの道は相変わらず遠く…
皆様遅ればせながらあけましておめでとうございます。
当方昨年末から始まった仕事が予想以上に厄介で、収拾がつかなくなってきております。超が付くほどの寒がりな私。ただでさえこの時期の釣行回数が極端に減るのですが、今年はそれに輪をかけている状態であります(泣
そんな中、釣りに行けるなら今週だろうと既に決まっている仕事以外の作業が入らないように、あらかじめ外堀を埋めるがごとく画策し、何とか昨晩時間を作りました。ちょうど楽園さんが仕事の都合で神奈川に戻ってきていたので、示し合わせて出かけてきました。
さて問題はどこで釣るかです。お手軽にやるなら昨年末釣った地元湘南の岸壁。まだ本格シーズンとは言えないので昨シーズンの最盛期のような釣果は期待できないけれど、魚の顔を見ることは出来そう。しかし、楽園さんは何としても尺メバルを釣りたいとのこと。確かに私も、昨シーズンの目標として掲げた尺メバルはついに釣ることが出来ませんでした。ここは少々足を延ばし、私のテリトリーの中では最も尺メバルに近づくことが出来る伊豆半島に出かけてみましょう!
楽園さんと神奈川県内で待ち合わせをしたのはpm12:00頃。いくらなんでも早すぎるだろうと思われるかもしれませんが、それには訳があって…

ラーメンを食って行ったわけです^^
熱海にあります『わんたんや』です。昨年の春先に伊豆半島で尺メバルを狙った時も、ここで食べて行きました。今回は贅沢に「チャーシューワンタンメン(900円)」です。
豚ガラが中心と思しき動物系出汁を軸に、煮干や海草系の出汁が摂られたシンプルな味わいのスープは健在。化調もそれなりに投入されていると思いますが、バランスよくまとまった東京風ラーメンは食べ飽きることがありません。
麺は少々加水率低めでモチッとした食感の細ストレート麺。手もみによる?縮れが少々入ってスープの持ち上げも良い麺です。製麺所の名前が掲げられていましたが失念^^;
チャーシューは肉厚で、しっかりと煮込まれて柔らかいロース肉が4枚。脂身バランスが良く、パサついたところがありません。
ワンタンも相変わらずたっぷり入っています。ちょっと生姜が効いた餡がしっかり入ったワンタン。これだけでも相当な食べ応えです。
見た目以上に凄いボリュームで驚きです。腹いっぱいになりました。
方向性は先述の通り東京風ラーメンなのだと思います。その東京でこうしたシンプルなラーメンを食べさせる店が少なくなる中、旅行ついでに訪れる東京の観光客も多いようで、駐車場待ちするお客さんの車のナンバーは県外のものが多く見られました。年配のお客さんも多く、固定客もしっかりつかんでいるようで、13:30という中途半端な時間であるにもかかわらず、店外にまで行列が出来ていました。
【店データ】
『わんたんや』
住所:静岡県熱海市渚町10-14
電話:0557-81-4089
定休:金曜日
時間:11:30-19:00
さてラーメン食って腹いっぱいになったところでさらに南を目指します。途中コンビニに寄ったりしながら目的の漁港に到着したのは14:30を過ぎた頃。いくらなんでも早すぎです。なのでまずは周辺の様子見を。
突堤の先端では数人の釣り人がコマセを撒きながら何やら釣っています。しばらく観察していると…釣れました!何と尺オーバーのメジナです。その釣り人のスカリを見ていたら、何と最大40㎝近い魚まで入っています!堤防とは思えない立派な釣果です。その方はもっと大きな魚を狙っているけど今日は釣れないとぼやいておりましたが、こんな場所で手軽に釣りが出来る地元アングラーが羨ましくなります。

もうすぐ夕暮れを迎える東伊豆の海。
この日は昼間のうちは風が強く、海が荒れる心配をしていましたが穏やかでした。気温も下がらず、何だか春先のよう。釣り日和です。
私たちはしばらくそんな餌釣り師の様子を観察していましたが飽きてきたのでまだ明るいうちから釣り始めることにしました。楽園さんはエギング。烏賊は全く釣れる気がしない私はライトタックルで根魚狙い。しかし…一度テトラの隙間に穴釣りの要領でジグヘッドを送り込んだ時に着底と同時にバイトが出て、すぐさま抜きあげようとしたその時にドラグが滑って根に潜られました。痛恨のブレイク!ぼんやりしてドラグ調整をしていませんでした。初歩的なミスですorz
その後は全く反応なし。ボトムバンピングを試みるも、突堤を築造した際に入れたと思われる捨石に根掛りしてしまい釣りになりません。10mくらい先には何者か分かりませんが5㎝くらいのベイトの群れが沢山漂っています。雰囲気はあるのですが…横の釣りを試みても全く釣れません。

なのでしばし空の写真家になります。
ところが良く晴れて雲がないのです。空の写真を撮るならある程度雲があった方が絵になるというもの。仕方なくトンビを撮ってみましたが、なかなか上手い構図で収まってくれないものです。動く被写体を撮るのは難しいものです。

そんなことをしているうちに山の影に日が隠れ…

そして日没を迎えました。
この時17:15頃。冬至十日を過ぎれば馬鹿でも分かると言ったことわざがあった気がしますが、昨年末に釣り納めをした頃に比べると劇的に日が長くなっています。釣りをしているとそうした移ろいが克明に感じられますね。
さてゴールデンタイムです。早いところ一尾欲しいですね。
暗くなってくると遠近感が感じられなくなって、最近は足元がおぼつかなくなったりします。少々足場が悪いところに入る時はおっかなびっくり。
外海に向かって最初はBREADEN/minimaru50deepで探ります。このルアーはPEラインを使ってエギングのスラックジャークの要領でロッドを煽ると、ほぼ真上の方向にイレギュラーダートしながら跳ね上がるので、意外に根掛りが少ないのです。魚がボトムを意識している時は効果的ですが、この日は反応なし。そこで今度はソフトルアーで。1.5gのジグヘッドに ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SSの組み合わせ。沖目に向かってフルキャストし、デッドスローで引いてくると、何者かがついばむようなバイト発生!しかし乗りません。魚が小さいのか、あるいはショートバイトなのか…
ライトタックルに切り替えた楽園さんにも同じようなバイトが多発するそうです。そしてついに楽園さんにヒット!20㎝弱でしたが立派なメバルです!また先に釣られた!
しかし魚が居ることが分かればもらったも同然!私もより丁寧に各レンジを探って行きます。相当に水深のあるポイントです。上から5カウントずつ刻んで釣っていた訳ですが、20カウント沈めて、しかも目の前のテトラの際に差し掛かるところでバイトが頻発することが分かったので、その周辺をしつこく攻めます。するとシモリの際を通過し、ジグヘッドをピックアップしようと縦方向の動きが加わった瞬間にバイト!ヒット!
根に潜られると危ないので、今回は予めドラグを締め込んでいました。一気に抜きあげます。その魚は…

何とビッグアナハゼ!体長20㎝オーバーの大物です^^;
凄い突込みをするからメバルかカサゴだと思った。
本命ではありませんでしたが、明るい時間帯はこうした外道からの反応すらなかったので、やはり暗くなってからが勝負なのでしょう。人が入りやすい漁港でもありますし、魚がスレていて昼間では反応しないのかもしれません。
最初の内は沖目に向かってフルキャストし、回遊する魚を釣ってやろうと考えていたのですが、どうも結果が出ません。と言うよりも足元のテトラ廻りでしか反応しません。18:00になろうという時間で下げ3分くらいでしょうか。もしかしたら明るい時間帯にこのテトラ帯の中に潜んでいた魚が外に出てベイトを食っているのかも。その想定のもと、今度は沖目にフルキャストするのではなく、突堤に平行にジグヘッドを通してみました。
するとやはりテトラの先端から2mくらいの位置をジグヘッドが通過した時、ゴツッ!とリーリングする手を止められました。最初はテトラにジグヘッドを引っ掛けてしまったのかと思いましたが、スウィープに竿先を煽ってみると、突然下の方向に突っ込みました!良いファイトです!強めに締め込んでいたはずのドラグが一瞬だけ鳴かされましたが、強引に抜きあげます!

グッドコンディションのメバルでした!
産卵は済ませてしまったのか?既にお腹は引っ込んでいましたが、体高があって素晴らしいプロポーションです。
この魚は伊豆半島で良く釣れる赤メバルだと思います。湘南や東京湾で良く釣れる黒メバルに比べると赤みが差した体色。体側にある横帯が不明瞭であることが多く、そしてなにより大型化します。

残念ながら25㎝にわずかに足りない寸法でしたが、釣れれば大きいのが伊豆メバル!目標の尺メバルを狙ってさらに周辺をサーチします。
突堤の最先端は潮通しが良く、何を釣るにも1級ポイントに見えますがこの日は大潮。根魚を釣るにはむしろ潮の流れが強すぎるくらいに感じられました。手前側に崩れテトラが入って根掛りが多く、暗い中で2度もリーダーを入れ替える羽目になりました。しかも足元が悪いので釣っていて疲れます。この場は諦めて別のポジションを探そうかな…なんて考え始めていた時、手前のシモリに到達する前に一度フォールを入れて再びリーリングした瞬間にガツッ!とリーリングする手が止まりました。また根掛りかと思ったら、先ほどと全く同じように水底に向かって突っ込みました!手前の崩れテトラに巻かれたら一巻の終わりなので、ロッドで少々強引に誘導。一気に抜きあげると先ほどと全く同じようなサイズのメバルが上がってきました!
こいつは一度ピックアップして、足場の良いところで写真を撮ろうとリーダーを掴んだその瞬間でした。大暴れしてフックが外れ、そのままポチャリ。
○| ̄|_
せっかく良い魚だったのにorz
前半はこんな調子でしたので、きっと夜遅い時間になれば爆釣だろう…という甘い夢は叶わず。
その後はシンペンを投げようがミノーを引こうが、数種類のソフトワームを数種類の重さのジグヘッドの組み合わせでサーチしようが反応が無くなりました。結局バイトが出たのは日没直後から1時間ほどだけでした。
暗い中で足元の悪いポイントで釣るのは疲れるし、集中力を欠いた時に思わぬ事故を起こす恐れもあったのでこのポイントを諦めることにしました。
帰る途中に足場の良い漁港で1時間ほどやってみましたが、ここはベイトっ気が無く完全なる不発。
22:00タックルを片づけて終了。
今回も目標の尺メバルは釣れませんでした。しかし昨シーズンは全くと言ってよいほど釣れなかった伊豆半島で、とりあえず魚の顔を見ることが出来ました。今シーズンはちょっと期待できそうな気がしてきました。
しばらく仕事が落ち着きませんが、チャンスがあれば今シーズンこそ尺メバルを獲りたいものです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PKGS-76
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
BREADEN/minimaru50deep
SMITH/STILL
LUCKY CRAFT/WANDER 6
Zipbaits/ZBL S.P.M 55
TSUNEKICHI/SLIP MINNOW 47SP
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~1.5g
当方昨年末から始まった仕事が予想以上に厄介で、収拾がつかなくなってきております。超が付くほどの寒がりな私。ただでさえこの時期の釣行回数が極端に減るのですが、今年はそれに輪をかけている状態であります(泣
そんな中、釣りに行けるなら今週だろうと既に決まっている仕事以外の作業が入らないように、あらかじめ外堀を埋めるがごとく画策し、何とか昨晩時間を作りました。ちょうど楽園さんが仕事の都合で神奈川に戻ってきていたので、示し合わせて出かけてきました。
さて問題はどこで釣るかです。お手軽にやるなら昨年末釣った地元湘南の岸壁。まだ本格シーズンとは言えないので昨シーズンの最盛期のような釣果は期待できないけれど、魚の顔を見ることは出来そう。しかし、楽園さんは何としても尺メバルを釣りたいとのこと。確かに私も、昨シーズンの目標として掲げた尺メバルはついに釣ることが出来ませんでした。ここは少々足を延ばし、私のテリトリーの中では最も尺メバルに近づくことが出来る伊豆半島に出かけてみましょう!
楽園さんと神奈川県内で待ち合わせをしたのはpm12:00頃。いくらなんでも早すぎるだろうと思われるかもしれませんが、それには訳があって…

ラーメンを食って行ったわけです^^
熱海にあります『わんたんや』です。昨年の春先に伊豆半島で尺メバルを狙った時も、ここで食べて行きました。今回は贅沢に「チャーシューワンタンメン(900円)」です。
豚ガラが中心と思しき動物系出汁を軸に、煮干や海草系の出汁が摂られたシンプルな味わいのスープは健在。化調もそれなりに投入されていると思いますが、バランスよくまとまった東京風ラーメンは食べ飽きることがありません。
麺は少々加水率低めでモチッとした食感の細ストレート麺。手もみによる?縮れが少々入ってスープの持ち上げも良い麺です。製麺所の名前が掲げられていましたが失念^^;
チャーシューは肉厚で、しっかりと煮込まれて柔らかいロース肉が4枚。脂身バランスが良く、パサついたところがありません。
ワンタンも相変わらずたっぷり入っています。ちょっと生姜が効いた餡がしっかり入ったワンタン。これだけでも相当な食べ応えです。
見た目以上に凄いボリュームで驚きです。腹いっぱいになりました。
方向性は先述の通り東京風ラーメンなのだと思います。その東京でこうしたシンプルなラーメンを食べさせる店が少なくなる中、旅行ついでに訪れる東京の観光客も多いようで、駐車場待ちするお客さんの車のナンバーは県外のものが多く見られました。年配のお客さんも多く、固定客もしっかりつかんでいるようで、13:30という中途半端な時間であるにもかかわらず、店外にまで行列が出来ていました。
【店データ】
『わんたんや』
住所:静岡県熱海市渚町10-14
電話:0557-81-4089
定休:金曜日
時間:11:30-19:00
さてラーメン食って腹いっぱいになったところでさらに南を目指します。途中コンビニに寄ったりしながら目的の漁港に到着したのは14:30を過ぎた頃。いくらなんでも早すぎです。なのでまずは周辺の様子見を。
突堤の先端では数人の釣り人がコマセを撒きながら何やら釣っています。しばらく観察していると…釣れました!何と尺オーバーのメジナです。その釣り人のスカリを見ていたら、何と最大40㎝近い魚まで入っています!堤防とは思えない立派な釣果です。その方はもっと大きな魚を狙っているけど今日は釣れないとぼやいておりましたが、こんな場所で手軽に釣りが出来る地元アングラーが羨ましくなります。

もうすぐ夕暮れを迎える東伊豆の海。
この日は昼間のうちは風が強く、海が荒れる心配をしていましたが穏やかでした。気温も下がらず、何だか春先のよう。釣り日和です。
私たちはしばらくそんな餌釣り師の様子を観察していましたが飽きてきたのでまだ明るいうちから釣り始めることにしました。楽園さんはエギング。烏賊は全く釣れる気がしない私はライトタックルで根魚狙い。しかし…一度テトラの隙間に穴釣りの要領でジグヘッドを送り込んだ時に着底と同時にバイトが出て、すぐさま抜きあげようとしたその時にドラグが滑って根に潜られました。痛恨のブレイク!ぼんやりしてドラグ調整をしていませんでした。初歩的なミスですorz
その後は全く反応なし。ボトムバンピングを試みるも、突堤を築造した際に入れたと思われる捨石に根掛りしてしまい釣りになりません。10mくらい先には何者か分かりませんが5㎝くらいのベイトの群れが沢山漂っています。雰囲気はあるのですが…横の釣りを試みても全く釣れません。

なのでしばし空の写真家になります。
ところが良く晴れて雲がないのです。空の写真を撮るならある程度雲があった方が絵になるというもの。仕方なくトンビを撮ってみましたが、なかなか上手い構図で収まってくれないものです。動く被写体を撮るのは難しいものです。

そんなことをしているうちに山の影に日が隠れ…

そして日没を迎えました。
この時17:15頃。冬至十日を過ぎれば馬鹿でも分かると言ったことわざがあった気がしますが、昨年末に釣り納めをした頃に比べると劇的に日が長くなっています。釣りをしているとそうした移ろいが克明に感じられますね。
さてゴールデンタイムです。早いところ一尾欲しいですね。
暗くなってくると遠近感が感じられなくなって、最近は足元がおぼつかなくなったりします。少々足場が悪いところに入る時はおっかなびっくり。
外海に向かって最初はBREADEN/minimaru50deepで探ります。このルアーはPEラインを使ってエギングのスラックジャークの要領でロッドを煽ると、ほぼ真上の方向にイレギュラーダートしながら跳ね上がるので、意外に根掛りが少ないのです。魚がボトムを意識している時は効果的ですが、この日は反応なし。そこで今度はソフトルアーで。1.5gのジグヘッドに ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SSの組み合わせ。沖目に向かってフルキャストし、デッドスローで引いてくると、何者かがついばむようなバイト発生!しかし乗りません。魚が小さいのか、あるいはショートバイトなのか…
ライトタックルに切り替えた楽園さんにも同じようなバイトが多発するそうです。そしてついに楽園さんにヒット!20㎝弱でしたが立派なメバルです!また先に釣られた!
しかし魚が居ることが分かればもらったも同然!私もより丁寧に各レンジを探って行きます。相当に水深のあるポイントです。上から5カウントずつ刻んで釣っていた訳ですが、20カウント沈めて、しかも目の前のテトラの際に差し掛かるところでバイトが頻発することが分かったので、その周辺をしつこく攻めます。するとシモリの際を通過し、ジグヘッドをピックアップしようと縦方向の動きが加わった瞬間にバイト!ヒット!
根に潜られると危ないので、今回は予めドラグを締め込んでいました。一気に抜きあげます。その魚は…

何とビッグアナハゼ!体長20㎝オーバーの大物です^^;
凄い突込みをするからメバルかカサゴだと思った。
本命ではありませんでしたが、明るい時間帯はこうした外道からの反応すらなかったので、やはり暗くなってからが勝負なのでしょう。人が入りやすい漁港でもありますし、魚がスレていて昼間では反応しないのかもしれません。
最初の内は沖目に向かってフルキャストし、回遊する魚を釣ってやろうと考えていたのですが、どうも結果が出ません。と言うよりも足元のテトラ廻りでしか反応しません。18:00になろうという時間で下げ3分くらいでしょうか。もしかしたら明るい時間帯にこのテトラ帯の中に潜んでいた魚が外に出てベイトを食っているのかも。その想定のもと、今度は沖目にフルキャストするのではなく、突堤に平行にジグヘッドを通してみました。
するとやはりテトラの先端から2mくらいの位置をジグヘッドが通過した時、ゴツッ!とリーリングする手を止められました。最初はテトラにジグヘッドを引っ掛けてしまったのかと思いましたが、スウィープに竿先を煽ってみると、突然下の方向に突っ込みました!良いファイトです!強めに締め込んでいたはずのドラグが一瞬だけ鳴かされましたが、強引に抜きあげます!

グッドコンディションのメバルでした!
産卵は済ませてしまったのか?既にお腹は引っ込んでいましたが、体高があって素晴らしいプロポーションです。
この魚は伊豆半島で良く釣れる赤メバルだと思います。湘南や東京湾で良く釣れる黒メバルに比べると赤みが差した体色。体側にある横帯が不明瞭であることが多く、そしてなにより大型化します。

残念ながら25㎝にわずかに足りない寸法でしたが、釣れれば大きいのが伊豆メバル!目標の尺メバルを狙ってさらに周辺をサーチします。
突堤の最先端は潮通しが良く、何を釣るにも1級ポイントに見えますがこの日は大潮。根魚を釣るにはむしろ潮の流れが強すぎるくらいに感じられました。手前側に崩れテトラが入って根掛りが多く、暗い中で2度もリーダーを入れ替える羽目になりました。しかも足元が悪いので釣っていて疲れます。この場は諦めて別のポジションを探そうかな…なんて考え始めていた時、手前のシモリに到達する前に一度フォールを入れて再びリーリングした瞬間にガツッ!とリーリングする手が止まりました。また根掛りかと思ったら、先ほどと全く同じように水底に向かって突っ込みました!手前の崩れテトラに巻かれたら一巻の終わりなので、ロッドで少々強引に誘導。一気に抜きあげると先ほどと全く同じようなサイズのメバルが上がってきました!
こいつは一度ピックアップして、足場の良いところで写真を撮ろうとリーダーを掴んだその瞬間でした。大暴れしてフックが外れ、そのままポチャリ。
○| ̄|_
せっかく良い魚だったのにorz
前半はこんな調子でしたので、きっと夜遅い時間になれば爆釣だろう…という甘い夢は叶わず。
その後はシンペンを投げようがミノーを引こうが、数種類のソフトワームを数種類の重さのジグヘッドの組み合わせでサーチしようが反応が無くなりました。結局バイトが出たのは日没直後から1時間ほどだけでした。
暗い中で足元の悪いポイントで釣るのは疲れるし、集中力を欠いた時に思わぬ事故を起こす恐れもあったのでこのポイントを諦めることにしました。
帰る途中に足場の良い漁港で1時間ほどやってみましたが、ここはベイトっ気が無く完全なる不発。
22:00タックルを片づけて終了。
今回も目標の尺メバルは釣れませんでした。しかし昨シーズンは全くと言ってよいほど釣れなかった伊豆半島で、とりあえず魚の顔を見ることが出来ました。今シーズンはちょっと期待できそうな気がしてきました。
しばらく仕事が落ち着きませんが、チャンスがあれば今シーズンこそ尺メバルを獲りたいものです。
【Tackle Data】
Rod :Angler’s Republic/PALMS ELUA PKGS-76
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY 50
BREADEN/minimaru50deep
SMITH/STILL
LUCKY CRAFT/WANDER 6
Zipbaits/ZBL S.P.M 55
TSUNEKICHI/SLIP MINNOW 47SP
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
TICT/U.S.B spiralclaw 1.8inch
Jig head/0.5~1.5g
- 2014年1月30日
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