ずいぶんなりを潜めてましたが、皆様お元気でしょうか(笑)

思えば先月、たまたまいとこの結婚式で関東に出掛けた訳だけど、ギリギリまでウチの親の腰の具合が悪くて行けるかどうかが分からなかった。
なのでラトさんに「会いに行きます」なんて言ってたのにいざ連絡したのが結婚式終わって30分後とか(笑)
本当に腰の具合が悪く、親戚回りの2次会に参加するかどうかが分からなかったのだ。
父親が参加すると言った途端に世話役が確定するのだが、意に反して参加しないとの答えだったため、いきなり当日に





「今、千代田なのですが…」と(笑)





普通なら断られてもおかしくない流れなのだが快くどこ行きたいとかなに食べたいとか。
五平さんの話があったので、噂のもんじゃ五平、一度は行かねばと。

いろーいろ変態話は尽きなかったのだが、やはり興味深かったのは隅田川と大橋川のロケーションは雰囲気としてちょっと似ている所がある…ってとこかしら。
まあ、話を聞く限り難易度は比べ物にはならんが(笑)
やはり干満差が有る土地は適正流速だったり流れの蛇行の予測とか経験的なものが必要なので一見さんお断り感は否めないなと。
あとは、人の動かし方(唆し方)は全国共通だねぇ(笑)

そんな感じで釣り場を眺めたりカルモア本社の前でたむろしたりしながらホテルに帰り、風呂を浴びて眠りに就いた。


で、翌朝。
無事に飛行機に乗り、実家へ父親を送ると母親から飼っていた猫が息を引き取ったとの報せ。
なんというか、半日ぐらい頭の理解が追い付かなくて涙も出なかった。
19年と10ヶ月。






野生の猫は自分の事を猫だと認識するが、イエネコは自分の事を人間だと認識するらしい。






猫らしからぬ挙動の数々がいかに自分たちに癒しを与えてくれて居たかが身に染みてわかった。

よく、眠るように…などと言われることがあるが、彼は違った。
3日前まで普通に歩き回りメシをねだり、大きな粗相もせず、最後の最後まで普通に生活。
その最期は次第に合わなくなる視点を必死で合わせようとしていたらしい。
閉じたくないとばかりに眼を見開いたまま息を引き取ったその姿は生きようとする意思そのものであったように思う。

長い一日が終わって家に帰り着く。
風呂にも入って後は寝るだけ…。
訳もなく、止まらなく、涙が出てきた。
ばーさん無くなったときにすら涙出なかったのにね。
ペットとしては長く生きすぎたのかもしれない。


そこから3週間目のある日。
自分の釣具置き場がどえらく汚かったので掃除と整頓。
なんかね、山ほどワームが出てくる(笑)
今年の事業計画は半年ぐらいワーム漬けにしてみようか(笑)
袋が腐ってきてて辺りにワームのオイルが染み出て来てるので、そろそろ使ってやらんと…。

ずっげぇ懐かしいイワシヘッド 10gにマドネスのバクリーフィッシュを付けたヤツと、ワームとジグヘッドの予備だけをもって中海に出掛けた。
先行者の人はセイゴばかりだと言っていたが、むしろワームを消費するには丁度良い。

いつもならプラグとかをチョイスしたりするから汎用性を求めたロッドにしたりするんだけどワームだけだと潔い竿のチョイスができる。
まあ、ワームだけ持っていって思ったのはやはり表層とか、レンジを刻みたい時にはプラグが欲しい。
ジグヘッドだと飛距離を取ると必然的にレンジが下がる。
飛んで埼玉上が引ける、あるいはゆっくり巻いても上が引けるのはプラグならでは。
改めて、いくら食わせが良くてもすべてをカバーできるルアーは無いのだなと。

表層で出ているボイルを横目に、仕方なしに第2明暗のボトムをなぞっていると、チェイスしてきた個体がピックアップでバイトしてきた。

この時期にしてはよく引くシーバス。
手前まで寄せてきてハンドランディング。
ジグヘッドだとハンドランディング気にしないから良いよなぁ。



50ジャスト位のシーバスだった。
たまには魚を食べてみようかなと思い、エラにナイフを突き立てる。
思えば、焼いたスズキはあの猫が好きだったなと。
また少し、涙が出た。

んで、目論見通りワームが破れて、その後はエコギアのグラスミノーMでかわいめサイズ追加。





こちらはリリース。
リリースが終わって魚が泳ぎだした頃、
強めの雨が降り始めた。

久しぶりに、スズキを素焼きで食べてみようかなと思う。

タックルデータ
ロッド : ポセイドンゼファーアバンギャルド ソリッドソリューションGRT88(エバーグリーン)
リール : モアザンLBD 2510-SH(グローブライド)
ライン : シーバスPE パワーゲーム 0.6号(東レ・モノフィラメント)
リーダー : シーガープレミアムマックス12lb(クレハ)
ルアー : イワシヘッド 10g(エコギア) ＋ バクリーフィッシュ(マドネス)、グラスミノーM(エコギア)