先日、金沢のフィッシャーズ金沢店で開催された『金沢フィッシングショー』へ参加してきました。横浜、大阪、新潟はイベント会場を貸切にした大規模なイベントですが、今回の金沢ショーはフィッシャーズさんの店舗内で行われるイベントです。よってブーススペースも非常に小さく、お客様との距離が近いのもこのイベントの特徴でもあります。

REDは今回、RBBさんのブースがメインでしたが、ちょくちょくアピアブースでもお客様と雑談。この日、高知でも同時にイベントが行われていることもあり、展示物が二手に分散していました。そんな関係からか、金沢ショーの方ではNew Foojin’ADの主に春発売のモデルを中心に展示。REDのモデルはポデローサが展示されました。金沢の釣り場事情を考えると、河川内だったらエンジェルシューターあたりの9ft台、サーフだったらポデローサやハイローラーといったところを使うのかなぁ？っと思っていたんですが、意外と質問が多かったのがFoojin’BBシリーズ。ヒラスズキが全くいないわけではないと思うけど、今回Foojin’BBは四国ショーの方へ展示してしまっているので、金沢は展示しませんでした。ご期待していた方には申し訳なかったッス！

Foojin’BBは新しくヒラスズキ専用として三種類がラインナップ。REDのモデルはBUCCⅢの後継機種であるBUCCⅣ(バックフォー)です。
基本性能やコンセプトはフィッシングショーや2015年のアピアカタログやHPで詳しく語られているので、そちらをご覧いただけたらと思います。

http://www.apiajapan.com/product/rod/foojin-bb/
 

現状、テストは大詰め段階と言って良いでしょう。グリップの新素材の耐久性と逆付けニューガイドの評価テストを残すのみ。BUCCⅣもブランクはOKを出してますし、大幅に変わるところは…。っと思った矢先、ルアーマガジンソルト誌別冊‘シーバス王’のロケで鹿児島へ。狙いはヒラスズキです。マルもアオモノもいらんからヒラスズキだけ釣ってくれという指令。もちろんメインロッドはBUCCⅣです。季節は2月とあって、まぁ予想通りヒラスズキなんてちっとも顔を出してくれません。結局のところ根性でヒラスズキはヒネリ出しましたが(今月3月20発売の表紙の魚、ポジドライブのテストルアーでの釣果)、明け方から日没までBUCCⅣを振り倒す羽目になりました。

サンプルのBUCCⅣは遠投性も考慮してリアグリップを少々長めにセッティングしていました。遠いポイントばかりのフィールドだったらこのセッティングも生きてくるんですが、今回の大隅半島のような足元からドン深のフィールドでは少々取り回し辛さを感じてしまいました。また、アゲインストの中でのアキュラシーに関しても長さをもうチョイ詰めた方が良いんじゃないかと思った次第です。

 

また、元ガイドに付いていた逆付け専用ガイドをフィッシングショーでご覧になった方もいっらっしゃると思います。かなりごついので重量増を心配したのですが、思ったほどでもないようです。REDのラインシステムはリーダー1広をFGノットで接続しているため、ノットがガイドに引っ掛かるトラブルはまずありません。一方でリールに巻き込むほどのロングリーダーを使うアングラー(ゼネラル大澤)にとっては非常に重宝するガイドではないかと思います。キャスト時に放出されるラインがガイド回りを叩く場所が少なく、ロングリーダーの場合、後から出てくるノット部分が絡まり難い構造になっています。特に風が強い中でのキャストが強いられるヒラスズキでは、相性の良いガイドともいえるかもしれません。

ここまで来て修正をお願いするのも悪いなぁ～っと思いつつも、リアグリップ長の修正の依頼を太郎チャンへとお願いし、今一度最終テストの春磯へ出かけようと思っています。いやぁドーバーの時もそうだけど、なんだか最終段階になってチャブ台ひっくり返すキャラがすっかり定着してませんか？？澤さん、社長、太郎チャンゴメンナイサイ！！