【アピアスタッフブログ】クロソイメソッド　中嶋康文

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▼ クロソイメソッド　中嶋康文

ジャンル:日記/一般
(ロックフィッシュ, Brute'HR, 中嶋康文)

ロックフィッシュの中嶋です。
前回はクロソイネタを書くと予告しておきながら横浜フィッシングショーについて書きましたので、今回こそクロソイに関して書かせていただきたいと思います。

クロソイはアイナメとともに東北、北海道の２大ロックフィッシュとして大人気のターゲットです。ソイ系の中で一番大型化する種類で、海のブラックバスとも言われます。見た目もさることながら、ワームはもちろんハードベイトにも反応が良く、釣り方が多彩であり、アプローチ面においてもバスフィッシングに近いものがあります。

クロソイは夜行性で、一般的にはナイトゲームのターゲットとなります。多彩な釣り方が・・・と触れましたが、ワームを使ったテキサス、ジグヘッドが基本となり、ジャークベイトやクランクベイト、スピナーベイト等のワイヤーベイトでも狙うことができます。季節的な水温やベイト、また一日の時間帯によってトップからボトムまで反応が良い層がいろいろでそのレンジに合わせて釣っていくというイメージです。

では私のコンフィデンスとなっている釣り方をいくつか紹介いたします。
まずベースとなるマッチザベイトなシャッドテールの巻き。季節によって種類は変わりますが、イワシやアジ、サバ、カマス、サケの稚魚など、湾内に溢れるベイトフィッシュにワームのフォルムを合わせた巻きの釣りです。ジグヘッドやテキサスといった手軽なリグなので基本と言っても良いでしょう。

次に高比重ワームのノーシンカー。私はファットイカを使うことが多いのですが、年間の三分の一がこの釣り方での釣果です。ファットイカに関してはワームの自重が11gなので飛ぶし、生命体的な自然なフォールをしてくれます。基本放置とトゥイッチの繰り返しだけでいいので、簡単といえば簡単。ぜひ試していただきたいです。

そして次にハードベイトの釣り。スロープ等でジャークベイトやワイヤーベイトを巻くというものです。手返しも良く、活性の高い状態であれば結果が早く、アングラー側としても楽しい釣り方です。
実は最近、変則的ではありますが、DOVER82Sでハメてる釣り方があります。ミノーライクに使うのではなく、ワーミングの延長線というイメージで使います。潮に委ねて放置。それからできるだけ泳がないようにスーっと動かす。シンキングだからできる技です。

DOVER82Sでのクロソイは潮の干満と自分の立ち位置によっても操作が変わります。レンジを刻むためにはロッドと水面の距離、角度も一定でなくてはならないため、足場の高さにも気をつかいます。シンキングなのである程度は補正も可能ですけど。現在は水深の半分から上の釣りをしていますが、ボトム付近の釣り方もあるでしょうからまだまだ伸びしろありますね。

このようにアプローチが多彩でゲーム性が高く、手軽なターゲットクロソイ。今後、もっと違う切り口のメソッドなど出てくるかもしれませんね。

さて、最後に。フィッシングショー横浜、大阪の2大ショーが終了いたしました。
すごい来場者数で、ブースがお客様で溢れる時間帯もありました。ありがとうございました！
横浜に続き、大阪もいろいろなお話聞くことができました。
山陰、瀬戸内のロックフィッシュ事情、求められているものなど勉強させていただきました。