第6回サバイバルキャンプ2

  • ジャンル:釣行記
さて、山の稜線が明るくなってきたころ、ポイントに到着。いそいそと釣りの準備をする。ここは熊鈴必携。


Mプロスキーヤーは真夏にもかかわらず、ネオプレーンのウェーダーしか持ってないとのことで、それで挑戦するらしい。なかなか狂ってるが、アスリートにとってはサウナスーツのようなものか。あんまり無理しないで、水分補給を忘れずにね!


期待を胸に水辺へ向かう。


ところが川に降りてみると、かつて見たことがないほどの渇水状態!!!これはヤバい!!!いやいや、マジでヤバいレベルである。。例年の3分の1くらいしか水深がない。。


とりあえず可能性が高い大場所の淵の真ん中でMプロとトラウトバージンのヤンキーに釣ってもらうべく、各自キャスト開始。大物を上げるならここ。ど真ん中を2人に撃ってもらい、僕は淵から払い出す瀬を流してみる。


たが瀬尻ではまるっきり反応がない。やはりこの渇水の影響はかなり大きいようだ。例年ならすぐに釣れているのだが。だが、しばらく粘っていると、淵を釣っていたMプロにバイトが!







めでたく初めてのネイティヴブラウンをキャッチ!喜ぶMプロ。いや〜よかった!おめでとう!


お誘いした価値があった。どうしてもネオプレーンに目がいってしまうがw


続いてトラウトバージンのヤンキーにも同じくバイト。霞ヶ浦で腕を磨いたバス仕込みの技が冴える。





うーん、ポーズがいかにもヤンキー。。こいつは一度出家させたほうがいいな。


しかし見ていると釣りはさすがにうまい。トラウトはまだ2度目だが、見ていると一投ずつ意図をもって操作しているのが分かる。


だが、状況が明らかによくないことは変わらず。僕はまだ見込みのある淵は残して、瀬の中を攻めてみる。


ど渇水の瀬は厳しい。水深がとにかくないので、ルアーも引きしろがとれない。






いつもなら自作ルアーを動かすと、後ろから黒い影がビュンビュンチェイスしてくるのだが、広範囲をかなり入念に攻めても、結局バイトどころかチェイス1つない。

水深がないといことは魚にとっては生活空間がないということ。水深が3分の1ということは、人間に例えれば天井が3分の2も下がっているということだ。魚は瀬から出てしまっているのか、もしくは動けないのか。それにしても、ここまで徹底的に魚影がないとはある意味見事。


結局Mプロ、ヤンキー、たるざけさんがなんとか2匹ずつ釣り、僕とエキスパートはノーフィッシュ。結局大型は出ず。こんな年は初めてだが、とにかく釣らせたい2人がしっかり釣ってくれたので何よりだった。


陸に上がると、どっと疲れが出る。さて、眠気もなかなかなので、仮眠をしに温泉にでもいこうか。

Mプロは急遽娘さんの用事ができたようで、夕方の釣りをあきらめてこの朝の勝負だけで帰ることに。わずか3時間の釣りのために往復10時間。。
しかしMプロは平然と帰って行った。ドライブに慣れたスキーヤーとはいえ、いやはや。。


つづく

コメントを見る