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▼ 第6回サバイバルキャンプ1
- ジャンル:釣行記
大先生が言い出しっぺで5年前に始まったサバイバルキャンプ。
ここには書いていなかったが、毎年毎年着実に開催され、しかも不本意なことに年々盛大になり、さらにはこの暑苦しい旅に自ら志願する変わり者の増加で、いつしか男旅という掟も狂い、年々困った状況が深刻化している。気づけば今回で6回目となっていた。
ラストゲームでいい魚と出会えた初回のサバイバルキャンプはこちら
https://www.fimosw.com/u/slide/exujiv7jysb7sf
今年も暑い夏がやってきた。

しかし、当の大先生は要職におつきあそばされ、最近ことにお忙しく、今回は直前ミーティングと事後の反省会だけ顔を出すという体たらく。要するに事前の飲み会でウザい話しをしてガハガハと笑うだけ笑って、あとは行ってらっしゃいとお見送り。手抜きというより、もはや雑。まあ、旅行中ウザい思いをしなくてすむので、それはそれでよしとしよう。
本来のサバイバルキャンプは、宿だけは調理などが可能な施設を借りるものの、食料の調達は魚班とキノコ班に分かれてすべて現地で、かつ自分たちの手で行う男旅という、それなりに硬派なコンセプトだった。
しかし近年、いわゆる「サバイバル」という冠は、特にキノコ班においては完全に名ばかりとなり、直売所で野菜は買うわ、スーパーで買い物はするわ、なんならケーキ屋にでも入るし、ついでに和牛A5ランクサーロインも買ってしまえ!とやりたい放題。いつの間にかそれが当たり前に。もはやキノコ班というより、ただのグルメ班である。
これに対して魚班はちゃんと自らの手でタンパク源である魚を確保しようという、草創以来の志のもと、変わらぬ活動をいまだ頑なに維持している。いや、そんなことは大上段に構えて言うことではなく、隙あらば釣りがしたいというだけなんだけど。
さて、今年のメンバーである。今年の参加者は9名。キノコ班5名と、魚班4名。これに加え、初日は私のスキーインストラクター仲間が1人、魚班にゲスト参加することに。
サバイバルキャンプには大先生がお定めになられた女人禁制という時代錯誤の建前があるので、全員男として参加する。まあこんなくだらない旅に、本気で参加したいという、遊び命のメンバーが今年もあっという間に集結してしまった。
メンバーは以下の通り。
《きのこ班》
魚釣りには特に興味のない、ごく一般的な......いや、考えてみたらまったく一般的ではない、大変クセのある東京人たち。メインイベントはサイコロの旅。
No.1 子羊
イケメン屁こき虫。天敵は大先生と昆虫。大の虫嫌いなのに、虫がわんさか出るこの田舎旅に、なぜか初回から皆勤参加しているベテラン。
No.2 ポッキー
英検1級・フランス語検定1級、フランスはリヨンで学問を修めた秀才ブスメン。多分マサヒロに片思い中。4回目の参加。
No.3 マサヒロ
男しかいなかった本キャンプに、虫捕りがしたいと自ら参加を立候補。男に混じっても平然としているマイペース。参加5回目のベテラン。自ら進んで男として参加。
No.4 フランク
初参加の期待の新人。田舎住まいとは思えぬ女子力の高い料理上手。でもちょっと変なので自ら男として参加。
No.5 メラニン
これまた初参加の期待の新人。陸上競技で日焼けして肌が黒すぎるので、別名は九州銘菓黒棒名門。またの名をチャラ棒。
《魚班》
サバイバルキャンプにおいて、タンパク源となる魚の確保を担当。マジな釣り人しかいないヤバい集団。
No.6 エキスパート
初回から参加している釣りバカ。最近はピーコックを仕留めに行く機会を虎視眈々と狙っている。趣味は昆虫食を人に食べさせること。第1回から皆勤参加。
No.7 ヤンキー
育ちの悪い最年少23歳。元名門大学応援団長であり、釣りの引き出しの多さは随一の凄腕バサー。バスプロをディスる危険人物。2回目の参加。
No.8 たるざけ
今回で5回目の参加になるメンバー唯一の良心であり、長老的存在。この人がいないとこのイベントは崩壊する。
そしてNo.9は料理長の私。もちろん初回から皆勤参加。
さらに、冬のゲレンデでは真紅のウェアで華麗なシュプールを描き、「赤い彗星」の異名をとるMプロスキーヤーが初日のみアングラー参加する。
サバイバルキャンプはこのクソ暑い夏を、あえて真っ向から夏らしく過ごす企画。夏野菜や蕎麦をたっぷり食べながら、沢山のアホくさいイベントをやっていく。
今年用意されたイベントは、料理対決、酒のつまみ対決、スイーツ対決、蕎麦屋巡り、きも試し、深夜の昆虫採集、川遊び、スイカ割り、温泉、そして新企画としてツチノコ捕り対決といった数々のイベントを真剣に企画・実施。旅のしおりに載っているイベントは完全にこなしていく。二泊三日睡眠不足必至の夏旅が始まるのだ。もちろん魚班は渓流釣りでの食料確保も。

要するにマジな釣り人集団と、それ以外の人々が共存して、どっちも楽しい旅を作るということ。
総監督の大先生監修による、2回にわたる綿密なミーティングを経て(飲んでばかりでほとんど本題を話してない)、いよいよ実施の運びとなったのである。
さて、いよいよ出発当日。
今回も魚班が先発である。今回は車一台に4名を乗せ、夜の高速をひた走る。エキスパートは後部座席でさっさと寝入り、無呼吸症候群スタート。助手席のヤンキーと話しながら走り続け、深夜2時に待ち合わせのサービスエリアに到着。ここでMプロスキーヤーと合流した。
東京は熱帯夜でも、深夜の山間部までくるとさすがに涼しい風が吹いている。
Mプロスキーヤーとは、ともにスキー指導者を目指していた仲で、僕と同じ県連に所属。−10度、時には−20度を下回る極寒のスキー場で、毎週毎週毎週毎週・・・・過酷なトレーニングをしながら、あるいは宿で飲みながら、スキーのあまりのストレスとキツさに、「夏になったらトラウトをやりに行こう!」と、なかば現実逃避気味に固く誓い合っていたのである。まあ、冬山で夏の誓いというのもシュールなのだが。
これまでなかなか予定が合わず一緒に来られなかったのだが、この夏ようやく実現。
ネイティヴトラウト初体験のMプロに、ぜひとも美しい魚を釣っていただきたいというのが僕の今回の目標である。
さて。深夜のサービスエリアでは、恒例の山菜そばで腹ごしらえをする。これを食べるとサバイバルが始まるなぁと実感。
ダントツに若いヤンキーは、深夜にもかかわらず大盛りカツカレーをガツガツと夢中で食っている。エネルギー使うところ間違ってるぞ。
サービスエリアでひと休みしてから、もうひと走り。入漁券を買って、夜明けとともに入渓である。今年も狙うは世代交代を繰り返し、完全にネイティヴ化したブラウンをはじめとするトラウト類。
昨年獲った40㎝オーバーのリバーブラウン

今年は果たしていかなる結末となるのか。
つづく
ここには書いていなかったが、毎年毎年着実に開催され、しかも不本意なことに年々盛大になり、さらにはこの暑苦しい旅に自ら志願する変わり者の増加で、いつしか男旅という掟も狂い、年々困った状況が深刻化している。気づけば今回で6回目となっていた。
ラストゲームでいい魚と出会えた初回のサバイバルキャンプはこちら
https://www.fimosw.com/u/slide/exujiv7jysb7sf
今年も暑い夏がやってきた。

しかし、当の大先生は要職におつきあそばされ、最近ことにお忙しく、今回は直前ミーティングと事後の反省会だけ顔を出すという体たらく。要するに事前の飲み会でウザい話しをしてガハガハと笑うだけ笑って、あとは行ってらっしゃいとお見送り。手抜きというより、もはや雑。まあ、旅行中ウザい思いをしなくてすむので、それはそれでよしとしよう。
本来のサバイバルキャンプは、宿だけは調理などが可能な施設を借りるものの、食料の調達は魚班とキノコ班に分かれてすべて現地で、かつ自分たちの手で行う男旅という、それなりに硬派なコンセプトだった。
しかし近年、いわゆる「サバイバル」という冠は、特にキノコ班においては完全に名ばかりとなり、直売所で野菜は買うわ、スーパーで買い物はするわ、なんならケーキ屋にでも入るし、ついでに和牛A5ランクサーロインも買ってしまえ!とやりたい放題。いつの間にかそれが当たり前に。もはやキノコ班というより、ただのグルメ班である。
これに対して魚班はちゃんと自らの手でタンパク源である魚を確保しようという、草創以来の志のもと、変わらぬ活動をいまだ頑なに維持している。いや、そんなことは大上段に構えて言うことではなく、隙あらば釣りがしたいというだけなんだけど。
さて、今年のメンバーである。今年の参加者は9名。キノコ班5名と、魚班4名。これに加え、初日は私のスキーインストラクター仲間が1人、魚班にゲスト参加することに。
サバイバルキャンプには大先生がお定めになられた女人禁制という時代錯誤の建前があるので、全員男として参加する。まあこんなくだらない旅に、本気で参加したいという、遊び命のメンバーが今年もあっという間に集結してしまった。
メンバーは以下の通り。
《きのこ班》
魚釣りには特に興味のない、ごく一般的な......いや、考えてみたらまったく一般的ではない、大変クセのある東京人たち。メインイベントはサイコロの旅。
No.1 子羊
イケメン屁こき虫。天敵は大先生と昆虫。大の虫嫌いなのに、虫がわんさか出るこの田舎旅に、なぜか初回から皆勤参加しているベテラン。
No.2 ポッキー
英検1級・フランス語検定1級、フランスはリヨンで学問を修めた秀才ブスメン。多分マサヒロに片思い中。4回目の参加。
No.3 マサヒロ
男しかいなかった本キャンプに、虫捕りがしたいと自ら参加を立候補。男に混じっても平然としているマイペース。参加5回目のベテラン。自ら進んで男として参加。
No.4 フランク
初参加の期待の新人。田舎住まいとは思えぬ女子力の高い料理上手。でもちょっと変なので自ら男として参加。
No.5 メラニン
これまた初参加の期待の新人。陸上競技で日焼けして肌が黒すぎるので、別名は九州銘菓黒棒名門。またの名をチャラ棒。
《魚班》
サバイバルキャンプにおいて、タンパク源となる魚の確保を担当。マジな釣り人しかいないヤバい集団。
No.6 エキスパート
初回から参加している釣りバカ。最近はピーコックを仕留めに行く機会を虎視眈々と狙っている。趣味は昆虫食を人に食べさせること。第1回から皆勤参加。
No.7 ヤンキー
育ちの悪い最年少23歳。元名門大学応援団長であり、釣りの引き出しの多さは随一の凄腕バサー。バスプロをディスる危険人物。2回目の参加。
No.8 たるざけ
今回で5回目の参加になるメンバー唯一の良心であり、長老的存在。この人がいないとこのイベントは崩壊する。
そしてNo.9は料理長の私。もちろん初回から皆勤参加。
さらに、冬のゲレンデでは真紅のウェアで華麗なシュプールを描き、「赤い彗星」の異名をとるMプロスキーヤーが初日のみアングラー参加する。
サバイバルキャンプはこのクソ暑い夏を、あえて真っ向から夏らしく過ごす企画。夏野菜や蕎麦をたっぷり食べながら、沢山のアホくさいイベントをやっていく。
今年用意されたイベントは、料理対決、酒のつまみ対決、スイーツ対決、蕎麦屋巡り、きも試し、深夜の昆虫採集、川遊び、スイカ割り、温泉、そして新企画としてツチノコ捕り対決といった数々のイベントを真剣に企画・実施。旅のしおりに載っているイベントは完全にこなしていく。二泊三日睡眠不足必至の夏旅が始まるのだ。もちろん魚班は渓流釣りでの食料確保も。

要するにマジな釣り人集団と、それ以外の人々が共存して、どっちも楽しい旅を作るということ。
総監督の大先生監修による、2回にわたる綿密なミーティングを経て(飲んでばかりでほとんど本題を話してない)、いよいよ実施の運びとなったのである。
さて、いよいよ出発当日。
今回も魚班が先発である。今回は車一台に4名を乗せ、夜の高速をひた走る。エキスパートは後部座席でさっさと寝入り、無呼吸症候群スタート。助手席のヤンキーと話しながら走り続け、深夜2時に待ち合わせのサービスエリアに到着。ここでMプロスキーヤーと合流した。
東京は熱帯夜でも、深夜の山間部までくるとさすがに涼しい風が吹いている。
Mプロスキーヤーとは、ともにスキー指導者を目指していた仲で、僕と同じ県連に所属。−10度、時には−20度を下回る極寒のスキー場で、毎週毎週毎週毎週・・・・過酷なトレーニングをしながら、あるいは宿で飲みながら、スキーのあまりのストレスとキツさに、「夏になったらトラウトをやりに行こう!」と、なかば現実逃避気味に固く誓い合っていたのである。まあ、冬山で夏の誓いというのもシュールなのだが。
これまでなかなか予定が合わず一緒に来られなかったのだが、この夏ようやく実現。
ネイティヴトラウト初体験のMプロに、ぜひとも美しい魚を釣っていただきたいというのが僕の今回の目標である。
さて。深夜のサービスエリアでは、恒例の山菜そばで腹ごしらえをする。これを食べるとサバイバルが始まるなぁと実感。
ダントツに若いヤンキーは、深夜にもかかわらず大盛りカツカレーをガツガツと夢中で食っている。エネルギー使うところ間違ってるぞ。
サービスエリアでひと休みしてから、もうひと走り。入漁券を買って、夜明けとともに入渓である。今年も狙うは世代交代を繰り返し、完全にネイティヴ化したブラウンをはじめとするトラウト類。
昨年獲った40㎝オーバーのリバーブラウン

今年は果たしていかなる結末となるのか。
つづく
- 2019年9月21日
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