Summer River Chinu Game



夏の祭典、C-CUP2016！
7/16〜7/17の日程で開催されます。
7/1からエントリー開始です。
詳しくは公式サイトまで！

C-CUP2016 OFFICIAL SITE

先人たちが開拓してきたチヌゲームの歴史をリスペクトしつつ、季節や地域に存在する方程式をマイスタイルで解いていく。

サポートメーカーBlueBlueの「Tracy15」を使った初夏の瀬戸内リバークロダイ攻略。産卵を終えて河川へエサを捕食しにくる初夏から梅雨にかけて非常に効果的なパターンです。



瀬戸内海へ注ぐ流入河川はクロダイの魚影が濃い地域。初夏の水温の上昇に伴い、汽水域に進入してきたクロダイは岸際の障害物に何匹かの群れで固まります。

具体的には河口から5キロ圏内のストラクチャー（テトラ、乱杭、牡蠣棚、ゴロタ、岸壁、橋脚etc...）ここに牡蠣、フジツボ、イガイ、アオサetc...が付着していれば、クロダイが定位する「捕食場」として成立します。

近接戦のカバーゲーム。
岸際ストラクチャーの隙間を縫うように、ショートキャスト（15m弱）で輪切りに刻んでいく。張り出したゴロタやテトラなどの一級カバーは要チェック！

岸際カバーに付くクロダイに対して基本は3mほど上流にキャストして平行気味にTracy15を巻く。

「ドン」と明確な重みを感じたら巻きアワセを入れて、すぐにハンドルを巻いて障害物から剥がしにいく。

リーダーは20〜25lBと太めにしておく。
障害物を交わしながら、慎重に手前に寄せて、ネットランディング。

45センチくらいの良型クロダイ。
C-CUPだと入賞サイズですね〜。



Tracy15 カラーはSGO。

沖にいる魚をロングキャスト「巻き」の釣りで狙うのか、手前の障害物に付く魚を狙い「撃つ」のか。2スタイルを使い分けてシャローエリアのクロダイを攻略する。

近距離を攻めていく場合、スピードは気持ちスローに巻く。ストラクチャーの凹凸や張り出しの下には、歳無しが好んで定位する場所が必ずある。その部分を出来るだけ岸と平行にトレースすると「ドン」と再び明確なバイトが出る！

BreniousS708MLが綺麗な弧を描き、手元に確かな重量感が伝わる。引きが綺麗なところもクロダイの魅力！

水面に映る美しい銀鱗。

2枚目はC-CUP優勝サイズ！
Tracy15で歳無しクロダイ！



カラーはチャートバックシルバー。

再びカラーをSGOに戻して連発！
ただ巻くだけでなく、軽くロッドアクションを入れ、水中でフラッシュさせて刺激でクロダイの捕食スイッチを入れて喰わせる工夫も必要です。

3枚目も歳無しに迫るサイズ！



しっかりと「森岡ノート」を読み返して、季節によるクロダイの動きやパターンを確認。その条件に合った場所やルアーを適材適所で当てはめていく。

NarageやBlooowinで喰わせきれない場面でも、Tracyだと1発だったりと。この時期の岸際シャローカバーでのTracyは他を寄せ付けない強さがありますね。



4枚目はサイズダウンしましたが、1番アグレッシブなバイトでした。完全に追い喰いしてきました。



少し弱々しいバイト。
カバーに付いていた汽水スズキ。

カバーフィッシング＝強い魚。だけでなくコンディションが回復していない弱い魚もカバーに身を潜めている。



今の時期の汽水の魚は瘦せ細っていて淡水スズキのコンディションの良さに改めて気付かされました。

ソフトベイトで攻略出来ないの？
勿論、ダートアクションやスイミングで喰わせれます。

5枚目はアンモナイトシャッド＋静ヘッド7g



反応は良いですが、サイズが伸びないので、再びTracy15に戻してランガン。

またまた強烈なバイト！
流れが当たるカバーの一級ポイント。
良い場所には良い魚が陣取ります。

6枚目もC-CUP優勝サイズ。
本日2枚目の歳無し！



夏空の下でのデイゲーム。
岡山黒師の夏はクロダイで決まり！
やっぱり最高です〜！



ラストは岩陰に身を潜めていたスズキが反応して来ました。これもガリガリ個体でしたね。



今回はTracy縛りでゲームを組み立てました。

再現性を求め、視野を広げて、より深く場を研究し、そして細かくアプローチを分析し、徹底的に条件を追求する。それがチヌ道の第一歩。

チヌは奥深い釣りですので、チャレンジした事のない方は、ぜひ一度体験して見て下さい！





















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