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岡林 弘樹(オカバ)
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▼ 2018年とアカメ
2018年で、書いておきたい釣行がもう一つ残ってた。
これもまた、思い焦がれた魚に出会えた時のお話。
2018年、夏。
カリマンタンから帰国した僕は、そのままの足で高知県に帰省してきた。
気が向いて、フラリと帰ってくるのは毎度の事で。
その度に、アカメの様子を見に行くのも習慣のようなものだった。
今回も例外ではなく。
車には、ちゃんと一式タックルが積まれている。
とある一日。
見慣れたポイント、何度も通したコース。
伝わった硬い衝撃。
そこで釣れたアカメは小さかったが、やはり何度見ても溜息が出る程に美しい。
今年も、この魚と会うことが出来た。
手にした喜びと、なんだかノルマを達成したかのような安堵感が心に充満する。
こうやって今年も夏が終わっていくのかな。
なんて思いながら。
夕方に吹く涼しい風が、次の季節を感じさせていた。
帰省の度に、こうしてアカメを狙い続けて、もう随分長い。
もはや帰省がメインでない事も多くなった。
いつか釣れるだろうと。
緩々と、気長に、大切に続けてきた釣りの一つだ。
さて。
いつか、とは。
僕はまだ、大きなアカメを釣ったことが無い。
一匹でも出会えれば幸い。
そんな釣りだということは百も承知だが、頭の中にあるのは、この釣りを始めた頃に抱いた「メーターオーバー」。
正直な話。
投げども釣れどもこの壁は越えなかった。
月日が経つにつれ、想いの熱量は奪われていく。
我ながら呑気に構えた日々だった。
いつかって、いつだ。
いつか、なんて構え方、掲げた目標に対して失礼だ。
今在るものが、いつまでも在ると思ったら大間違いだ。
気付いた時、届かない一歩を、どうやったら届くか考えようと思った。
大袈裟な話ではない。
ありふれた話だと思う。
あと一投、あと一時間、あと一日。
呑気に構えた日々を反省する様に、しっかり水辺と向き合った。


102cm。
夜が明ける直前、諦める直前だった。
特別な事をした訳でもなく、特別に大きい魚でもない。
それに、誰よりも努力した訳でもないと思う。
ただ、少しだけ今を「変えたい」と思ったから、この魚に繋がったのだと思う。
それだけで、この魚は僕にとってとても大切な魚になった。
こうやって、竿を振っている時間ってのは、いつだって色んな事を考えさせてくれる。
きっと、良い方へ、ジワリと面舵を切ってくれている。
釣りに生きて、釣りに生かされる日々。
そんな日々がある事だって、ずっと生きてれば忘れてしまいそうになるから。
この先、何度でも何度でも水辺に立つべきだと、強く感じたのでありました。
ではでは。
終わり。
これもまた、思い焦がれた魚に出会えた時のお話。
2018年、夏。
カリマンタンから帰国した僕は、そのままの足で高知県に帰省してきた。
気が向いて、フラリと帰ってくるのは毎度の事で。
その度に、アカメの様子を見に行くのも習慣のようなものだった。
今回も例外ではなく。
車には、ちゃんと一式タックルが積まれている。
とある一日。
見慣れたポイント、何度も通したコース。
伝わった硬い衝撃。
そこで釣れたアカメは小さかったが、やはり何度見ても溜息が出る程に美しい。
今年も、この魚と会うことが出来た。
手にした喜びと、なんだかノルマを達成したかのような安堵感が心に充満する。
こうやって今年も夏が終わっていくのかな。
なんて思いながら。
夕方に吹く涼しい風が、次の季節を感じさせていた。
帰省の度に、こうしてアカメを狙い続けて、もう随分長い。
もはや帰省がメインでない事も多くなった。
いつか釣れるだろうと。
緩々と、気長に、大切に続けてきた釣りの一つだ。
さて。
いつか、とは。
僕はまだ、大きなアカメを釣ったことが無い。
一匹でも出会えれば幸い。
そんな釣りだということは百も承知だが、頭の中にあるのは、この釣りを始めた頃に抱いた「メーターオーバー」。
正直な話。
投げども釣れどもこの壁は越えなかった。
月日が経つにつれ、想いの熱量は奪われていく。
我ながら呑気に構えた日々だった。
いつかって、いつだ。
いつか、なんて構え方、掲げた目標に対して失礼だ。
今在るものが、いつまでも在ると思ったら大間違いだ。
気付いた時、届かない一歩を、どうやったら届くか考えようと思った。
大袈裟な話ではない。
ありふれた話だと思う。
あと一投、あと一時間、あと一日。
呑気に構えた日々を反省する様に、しっかり水辺と向き合った。


102cm。
夜が明ける直前、諦める直前だった。
特別な事をした訳でもなく、特別に大きい魚でもない。
それに、誰よりも努力した訳でもないと思う。
ただ、少しだけ今を「変えたい」と思ったから、この魚に繋がったのだと思う。
それだけで、この魚は僕にとってとても大切な魚になった。
こうやって、竿を振っている時間ってのは、いつだって色んな事を考えさせてくれる。
きっと、良い方へ、ジワリと面舵を切ってくれている。
釣りに生きて、釣りに生かされる日々。
そんな日々がある事だって、ずっと生きてれば忘れてしまいそうになるから。
この先、何度でも何度でも水辺に立つべきだと、強く感じたのでありました。
ではでは。
終わり。
- 2019年4月10日
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