前回のログが後半かなり雑だったので　補足的な。。。話の続きです。

竿の部分。
僕の選択は前回のログに書いた通りなので良いのですが、考え方は何通りもあると思います。
ただ、ドラグ設定の１.５倍くらいが竿の性能の限界というのは避けた方が良い気がします。
何故なら竿が曲がっているとガイドの抵抗等により実際の負荷はドラグの設定値よりもかなり高くドラグの滑り始めのナーバスな領域が丁度竿の限界値なんて可能性もありますよね。

実際に竿が限界ギリギリでドラグが出始めても出来ることは竿を魚の方向に倒し曲がりを抑えて糸を出すのがせいぜいでしょう。
魚が止まってくれるのを祈るのみ。
魚に応戦するために竿を立てた次の瞬間限界を迎え　また竿を倒す。
忙しいだけで結果的に何も出来てないなんてことにも。

いっそドラグを緩めて糸が出ても御構い無しに竿を立ててリールを巻き続けた方が少し弱くても一定のテンションで魚にプレッシャーを掛け続けられる。
逆にバランス的に竿が弱ければ、竿を立てすぎないように曲げすぎないように注意しつつドラグで勝負することも出来るでしょう。

どっちつかずのバランスだと　どう対応するか判断に迷いが生じます。
これじゃ余裕を持って魚とやりとりするなんて難しいですよね。

と、まぁこんな感じで竿を強い方向か弱い方向に持っていく必要がありますよね？
好みの問題なのでどちらでも良いとは思いますが、どちらに振るにせよやり過ぎると竿の性能を活かせないので辛い釣りになることは必至。

なんですけどねぇ。。。
強すぎる竿は本当に辛い。
竿に対して魚が小さいということでは無いですよ。
魚が小さいだけなら竿が仕事するようにリールを巻き続ければいいだけですし。
ラインに対して竿が強いということは　竿に仕事をさせることがどうやっても出来ない。
最悪、ガイドのついたタダの棒っ切れ。
そこまでいかなくとも竿の性能は全く活かせません。
永遠に作り手の思い描くベンドカーブを描くことは無い。
勿体無い話です。

余談ですが、キャストした時にパタバタとラインが竿を叩く音がしたりラインを太くすると急激に飛距離が落ちたりすることありますよね。（ノットが竿が叩く音は別です）
そんな時は大抵ガイドセッティングが合っていません。
元々のセッティングが悪いこともありますが、大抵リールが竿に合っていないことから来る放出ループのズレ。
うまくガイドのチョークが機能しないとループを制御出来なくなることがあります。
スプール径や場合よってリールを変える必要がありますが、ラインの硬さを変えたり重さを変えたりすることである程度対応出来るので気になる方は糸の銘柄を変えてみるのも一つの手ですね。