プロフィール
窯元
兵庫県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
最近の投稿
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:300
- 昨日のアクセス:1032
- 総アクセス数:990942
QRコード
▼ 今更な船タコ・ロッドの話(アルファ・タックル編)
船タコロッドのパイオニア・メーカーであるアルファタックルの船タコロッドの現行モデルについて纏めて書きたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、十数年前まではタコロッドは固くて曲がらない棒のような竿しかありませんでした。
竿というよりタコを引掛けるための棒と言った方が良いような代物でした。
そこでタコを楽しみながら釣ろう、と言う事で作られた竿がアルファタックルの「明石タコ」です。
私が初めて購入したのは、2015年発売の沖釣工房・明石タコLTD180掛ですが、その前のシリーズの夢人にもKansaiWORKS明石タコというロッドが存在したようです。
アルファタックルのタコ竿は、「竿は曲がらないと面白くないだろう。」という考えが基本になっています。
現行の海人・明石タコも非常に張りが強く強固ではありますが、タコを掛けると曲がります。
タコを捕る為だけでなく、タコを釣って楽しい竿、それがアルファタックルのタコ竿なのです。
海人 明石タコ170
’15明石タコLTD180掛の正統後継者と言って良いロッドです。
張りのある先調子。そして、ちょっとやそっとでは折れない強いブランク。(シリーズを追うごとにブランクの強度は上がっているように思います。)
竿を少し持ち上げた時に出る違和感でタコの乗りが分かる感じですね。
このブランクは、オール・チューブラ構造でテイップ部分がグラス素材、ベリーからバッドがカーボン素材のコンポジットとなっており、強度を保ちながらあの絶妙な調子を作っています。
そして、テイップ部分はガイドが飛ぶのを防ぐためダブルフット・ガイドが使われています。
タコは、青物とかと違い引っ張ることはありませんが、底にへばりついて引っぺがすのに相当な力を要します。その時のガイドへの負担は計り知れないので、ダブル・フットガイドの採用は嬉しい限りです。
とは言っても、ガイドへの負担は避けられないので、釣行後のスレッドの確認は欠かせません。この竿に限らず、タコ竿はある程度は消耗品と考えた方が良いと思います。
海人 餌木タコ 185、165
元祖餌木タコ用ロッド、’16 餌木タコLTDのブラッシュ・アップ・モデル。
テイップの少し長めにセットされたグラス・ソリッドの曲がり具合で、海底にいるタコのご機嫌を伺う竿になってます。
このモデルも明石タコと同じでテイップまでしっかりとダブル・フット・ガイドになっていてガイドの強度は十分です。
ティップの曲がりしろは多めなので、聞き合わせする際にタコに違和感を伝えにくくなってます。
タコをしっかり餌木に乗せてゆっくりと合わせる釣り方に適した竿だと私は思っています。
現在、餌木タコ竿の王道の調子と言っても過言では無いでしょう。
今年発売された上位機種アルファソニック・餌木タコの調子もこの竿と同様だと思います。ただ、アルファソニックは軽くて細くてスタイリッシュです。どちらを選ぶかは、懐具合と好みと言う事で良いと思います。
フネタツ 明石タコ
廉価なフネタツ・シリーズから発売された明石タコは、海人明石タコとは違いティップはグラス・ソリッド。(だったと思います。)
調子は、海人明石タコよりティップがしなやかで、餌木タコより曲がりしろが大きくない。要するにテイップが柔らかい海人明石タコ的な調子です。
ある意味中途半端な竿なのですが、見方を変えれば硬くもなく柔らかくもない調子で使い勝手が良い竿なのです。餌木タコの名が冠されていませんが、餌木タコでも当然使えます。
初心者の初めの1本、ベテランで色々竿を試すのめんどい方にお勧めします。
この値段でこのクオリティの竿はなかなか無いと思います。
※フネタツシリーズ、好きです。
フネタツ 船タコ攻
フネタツ・シリーズから発売のタコ竿第二段。根の荒い東京湾仕様で、テイップのグラスソリッド10センチ余りだけが曲がる超先調子。しかも、ベリーからバット部分は、ほぼ曲がらない仕様です。硬調のカワハギ竿みたいな調子と言えばよいでしょうか?
この竿、深場で使うとテコの原理でタコの重みが倍増されるので、巻上げがひたすら重いのです。なので、ポイントが浅場に移ってから使う方が幸せになれると思います。
この竿の利点は、超先調子による感度です。ちょっとした重みも感じ取れますので、新子の時期など即掛け釣法の数釣りに良いように思います。
実は、この船タコ攻を浅場でも使い倒してからこの記事を完成させるつもりだったのですが、諸事情で深場で1回しか使用できなかったので、歯切れの悪い内容になっています。
流行りの餌木タコ竿に満足できない硬調好みの変態(マニア)に是非お勧めしたい1本です。
個人的には、「明石タコ」の調子が一番好きなので、実釣でも一番使っています。ただ、餌木タコのブームで、テイップの柔らかい「餌木タコ」竿が売れて「明石タコ」売れていないように思えて、もしかしたら「明石タコ」の調子の竿無くなるんじゃない?と不安に駆られてました。
そこで、某ショップのタコ竿イベントで、アルファタックルのスタッフの方に色々お聞きしました。
まず、現行モデル「海人・明石タコ170」のアクションを引き継ぐ竿はこれからも開発・発売してゆくという心強いお言葉を頂きました。
しかも、「明石タコの調子で軽くて強い竿を開発したい。」とのお話もされていました。アルファソニック・明石タコの開発・発売に期待してしまいます。
最後に「今後どのようなタコ竿が欲しいですか」との質問を受けたので、「二見沖浅場用の明石タコ150てきな竿が欲しいです。」とささやかに要望させていただきました。
これで、愛竿である「明石タコ」の破損におびえることなく使えると安心しました。後継機種が続いてゆくのは大きな安心になります。
最後に細かな質問に色々お答えいただいたアルファタックルのスタッフの方に感謝します。これからもリーズナブルで良質な竿を沢山出してくださいね。
ご存知の方も多いと思いますが、十数年前まではタコロッドは固くて曲がらない棒のような竿しかありませんでした。
竿というよりタコを引掛けるための棒と言った方が良いような代物でした。
そこでタコを楽しみながら釣ろう、と言う事で作られた竿がアルファタックルの「明石タコ」です。
私が初めて購入したのは、2015年発売の沖釣工房・明石タコLTD180掛ですが、その前のシリーズの夢人にもKansaiWORKS明石タコというロッドが存在したようです。
アルファタックルのタコ竿は、「竿は曲がらないと面白くないだろう。」という考えが基本になっています。
現行の海人・明石タコも非常に張りが強く強固ではありますが、タコを掛けると曲がります。
タコを捕る為だけでなく、タコを釣って楽しい竿、それがアルファタックルのタコ竿なのです。
海人 明石タコ170
’15明石タコLTD180掛の正統後継者と言って良いロッドです。
張りのある先調子。そして、ちょっとやそっとでは折れない強いブランク。(シリーズを追うごとにブランクの強度は上がっているように思います。)
竿を少し持ち上げた時に出る違和感でタコの乗りが分かる感じですね。
このブランクは、オール・チューブラ構造でテイップ部分がグラス素材、ベリーからバッドがカーボン素材のコンポジットとなっており、強度を保ちながらあの絶妙な調子を作っています。
そして、テイップ部分はガイドが飛ぶのを防ぐためダブルフット・ガイドが使われています。
タコは、青物とかと違い引っ張ることはありませんが、底にへばりついて引っぺがすのに相当な力を要します。その時のガイドへの負担は計り知れないので、ダブル・フットガイドの採用は嬉しい限りです。
とは言っても、ガイドへの負担は避けられないので、釣行後のスレッドの確認は欠かせません。この竿に限らず、タコ竿はある程度は消耗品と考えた方が良いと思います。
海人 餌木タコ 185、165
元祖餌木タコ用ロッド、’16 餌木タコLTDのブラッシュ・アップ・モデル。
テイップの少し長めにセットされたグラス・ソリッドの曲がり具合で、海底にいるタコのご機嫌を伺う竿になってます。
このモデルも明石タコと同じでテイップまでしっかりとダブル・フット・ガイドになっていてガイドの強度は十分です。
ティップの曲がりしろは多めなので、聞き合わせする際にタコに違和感を伝えにくくなってます。
タコをしっかり餌木に乗せてゆっくりと合わせる釣り方に適した竿だと私は思っています。
現在、餌木タコ竿の王道の調子と言っても過言では無いでしょう。
今年発売された上位機種アルファソニック・餌木タコの調子もこの竿と同様だと思います。ただ、アルファソニックは軽くて細くてスタイリッシュです。どちらを選ぶかは、懐具合と好みと言う事で良いと思います。
フネタツ 明石タコ
廉価なフネタツ・シリーズから発売された明石タコは、海人明石タコとは違いティップはグラス・ソリッド。(だったと思います。)
調子は、海人明石タコよりティップがしなやかで、餌木タコより曲がりしろが大きくない。要するにテイップが柔らかい海人明石タコ的な調子です。
ある意味中途半端な竿なのですが、見方を変えれば硬くもなく柔らかくもない調子で使い勝手が良い竿なのです。餌木タコの名が冠されていませんが、餌木タコでも当然使えます。
初心者の初めの1本、ベテランで色々竿を試すのめんどい方にお勧めします。
この値段でこのクオリティの竿はなかなか無いと思います。
※フネタツシリーズ、好きです。
フネタツ 船タコ攻
フネタツ・シリーズから発売のタコ竿第二段。根の荒い東京湾仕様で、テイップのグラスソリッド10センチ余りだけが曲がる超先調子。しかも、ベリーからバット部分は、ほぼ曲がらない仕様です。硬調のカワハギ竿みたいな調子と言えばよいでしょうか?
この竿、深場で使うとテコの原理でタコの重みが倍増されるので、巻上げがひたすら重いのです。なので、ポイントが浅場に移ってから使う方が幸せになれると思います。
この竿の利点は、超先調子による感度です。ちょっとした重みも感じ取れますので、新子の時期など即掛け釣法の数釣りに良いように思います。
実は、この船タコ攻を浅場でも使い倒してからこの記事を完成させるつもりだったのですが、諸事情で深場で1回しか使用できなかったので、歯切れの悪い内容になっています。
流行りの餌木タコ竿に満足できない硬調好みの変態(マニア)に是非お勧めしたい1本です。
個人的には、「明石タコ」の調子が一番好きなので、実釣でも一番使っています。ただ、餌木タコのブームで、テイップの柔らかい「餌木タコ」竿が売れて「明石タコ」売れていないように思えて、もしかしたら「明石タコ」の調子の竿無くなるんじゃない?と不安に駆られてました。
そこで、某ショップのタコ竿イベントで、アルファタックルのスタッフの方に色々お聞きしました。
まず、現行モデル「海人・明石タコ170」のアクションを引き継ぐ竿はこれからも開発・発売してゆくという心強いお言葉を頂きました。
しかも、「明石タコの調子で軽くて強い竿を開発したい。」とのお話もされていました。アルファソニック・明石タコの開発・発売に期待してしまいます。
最後に「今後どのようなタコ竿が欲しいですか」との質問を受けたので、「二見沖浅場用の明石タコ150てきな竿が欲しいです。」とささやかに要望させていただきました。
これで、愛竿である「明石タコ」の破損におびえることなく使えると安心しました。後継機種が続いてゆくのは大きな安心になります。
最後に細かな質問に色々お答えいただいたアルファタックルのスタッフの方に感謝します。これからもリーズナブルで良質な竿を沢山出してくださいね。
- 2019年7月25日
- コメント(4)
コメントを見る
窯元さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- チョットした工夫で使い良いルア…
- 10 時間前
- papakidさん
- 電撃ヴォルテックス
- 23 時間前
- はしおさん
- 『キャッチバー改を改?』
- 1 日前
- hikaruさん
- 記憶に残る1本
- 4 日前
- 濵田就也さん
- こんな日もあるよね
- 5 日前
- rattleheadさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
最新のコメント