名港のイナッコ付きの鱸

  • ジャンル:釣行記
今回はこの魚が食ったタイミングを書きたいと思います。

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今年のハイシーズン初期、名港、しかも伊勢湾側でこのサイズは中々お目にかかれない90アップ。
fimoメジャーの幅を見ていただけたら分かると思いますが、プリップリです!
足が震えたのを鮮明に覚えています。

この魚が口を使ったタイミングは、水深3m、ブレイクの高さが50㎝程、しこたまいるイナッコからボラがいるシャローラインの奥側、最干潮前の走っていた流れが緩まった瞬間と、緩いブレイク、そこに潮目が重なったタイミングです。
そこにimaのシュナイダー28を少しアップに入れてボトムをとって、ベイトに負けないように早いピッチで緩いリフト&フォールをいれて波動をしっかりと出していってドスっ!でした。

まず、このポイントはかなり熟知しているポイント。
何年も通っていて地形がどこでどうなってるのか把握できてます。
結局の所、この魚を獲れたのはこれが1番重要なファクターになると考えています。
足繁く通い込んだ結果です。

ハイシーズンの魚は基本的に高活性。
例えばこの時期にどこかの橋脚明暗ポイントでランカー出ました!なんてよく聞くと思います。
ですがそれは高活性な良い魚が口を使った。
特に明暗ゲームとなると博打要素が強すぎる。
と、僕は考えてます。
狙ってサイズを獲りにいくなら断然地形と流れ。
だから明暗はあまりやりません。
昔は散々やりましたが…

良い魚は基本ボトムにいる。
人間で例えるならこたつに入って手の届く所で全てを済ませたいダメな大人。
みたいなイメージを持ってます笑笑

歩いて冷蔵庫にビールを取りに行くなんて疲れるじゃん!
台所に行ってご飯作るのめんどいじゃん!
みたいに、手の届く範囲でご飯を済ませたい!!
デカい魚ほどこんな事考えてると思ってます笑

でも手の届く範囲はかなりシビアな時もあります。
例えばこの魚
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水深80㎝、ブレイクの高低差30㎝、フランキー145でしっかりと波動を出しながら流し込んでいって出た魚。
この魚が釣れる前に、水面直下を意識したリトリーブで流して反応せず。
その後にしっかりと波動を出しながら流し込んで口を使った。
これはレンジの差です。
たかだか数センチの差です。
我儘な鱸ですよね笑笑

この後に釣れたこの魚
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ロッド立ててさっきの魚のピンよら2m上流側、水深50㎝のほぼフラットな地形、早巻きのシンペンのトップ使いみたいにチャカチャカやってバフっ!と出た魚。

同じサイズの群れが付いてても、口を使うレンジ、アクション違います。
我儘ですね笑笑

こんな感じで、いかにその魚の手の届く範囲に食べれますよ〜とルアーを送り込む事が良い魚を獲る1つのキーになると思います。
でも中々釣れないんですけどね汗

これからもこの意識でいってメーターが出るのか、全てを変えないと出ないのか、検証したいと思います。
いつかは伊勢湾メーター、これが叶うまで突っ走ります!!

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