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古賀 亮介‐snif
福岡県
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▼ 5日間唐津籠り
- ジャンル:日記/一般
- (修行場)
1日ナイト~6日のデイまでの唐津籠り記録、
荒天すぎて、ほぼ修行場に貼り付けだったが。

おでこにフッキングトラフグ!!(6日デイ)
まず、普段の湾奥エリアの特徴として、
『上流からの流れがスイッチを入れる。』という、僕の中での定説がある。
もちろんそれは、湾内全体、全ての場所で上流からの流れに反応する。
というわけではなく、
まず、ターゲットの付き場を、地形や常夜灯の位置関係なりの別要因で、ある程度割り出した所からスタートして、リグを実際に投入後。
外からの潮と、湾奥の小河川からの流入汽水の二つそれぞれが、
ある地点を境に上層、下層、東西に入り混じる複雑な流れの中で、
どの潮のラインが有力か、を見ていく時に、
『上流からゴミが混ざった汽水潮流がフワーッと下流へ流れ、その下流側には外からの潮がぶつかっている。』状況が、概ね一番釣れやすいタイミングという定説である。
さて、そんなことを考えながら釣り始めた初日夜、
薄ら違和感を感じながらも、いきなり軽く爆ることになる。
掛けるペースも本数も、5日間で一番釣れた。
決してイージーではないが、いろんな試みが楽しめる程度。
濁りの中で効くカラー、ハードルアーの検証、ロッドの改造計画諸々、
イメージと検証を、魚の反応でコンスタントに繰り返すことが出来た。
安定して釣れたのは、単体0.8gだけど、3gまでのボトムワインドなら、
食い込みも特に問題なく、掛けることが出来た。
今回はそれからの潮替わりが、かなりヘビーだった。
初日の明け方、もう帰らねば・・・という明け方のあるタイミングで、ラッシュ。

翌日からの好調を期待させる時合いの到来であった。
この時間を単なる朝マズメの時合いと片付けていれば、今回は苦戦だけで終わっていたことと思う。
(しかし、今日は、何故いつものタイミングの5分後にスイッチが入るのだろう。)
その違和感はあとからあとから、3日に渡って僕を悩ますことになるが、この時点ではウハウハで、正直あまり気にも留めなかった。
2日目
台風が過ぎ、新たな台風を南に構え、秋雨前線に挟まれた。
北東の暴風と、時々堰を切ったような豪雨。
大潮初日、昨日までのパラダイスはガラリと様変わりした。
大潮のアジは爆発力も凄いが、逆を返せば、
外から新たに入った群が魚が局所に集中するので、
ハズしてしまうと非常に痛い目に合う。
まして、流入汽水はひどい水潮、外洋との塩分濃度を比較すれば
普通ならエリア選定から外したい場所である。
分かっているから、深追いはNG。
だが、時間と共に吹き荒れ始める風で、
打てる場所が、リグが、どんどん消えていく。
プラン総崩れ。
外洋からの新しい群れの入り口や、ベイトの溜まるウィンディーサイド(風下のスポット)を気にしながらも、
結果2日目、3日目、4日目と、湾奥の風裏1か所3~8mのブレイクライン絡みのスポットに貼り付けになってしまった。
この3日間は最初の1匹までが、本当に遠く、魔の大潮にまんまとハマった3日間だった。
いつもの上からの潮をキーに釣っていては、多分たどり着けなかっただろう。

頑張って頑張って、渋い日はこのくらい。
天候のお蔭様で、およそ100平方メートルのエリアに縛られた3日間、
途中、どうにもならなくなって、暴風豪雨でとうとう頭がおかしくなり、
浅めの棚に湧く豆アジを一時間無心で60匹程クーラーに納めてみた現実逃避タイムもあったりしたが、
正気を保てる時間は、少しでも活性の高い魚を捜し当てるべく、早い釣りを展開させた。
リグは2~3g尺ヘッドDにアジリンガーの長いやつ。
ボトムから表層まで、早い動きと一瞬のステイで。
掛けることより、アタリの位置に集中してリグを通した。
すると、反応はなんとかある。魚は居る。
1~2時間沈黙、諦めて帰ろうか悩み始めたタイミングで、
魚から『いやいや、一応居るから諦めんな』と、いうような、
微細な『コッ』・・・。
爆風の中、小さな魚信をきっかけに、風にも潮にも雨にも負けず、掛けることが可能な重さのリグを同じ位置に投入。
0.8g単体+ベビサーorオクトパス
そうして3日間とも運よく手にした最初の一匹目のアジには、
毎回感動した。もう、ブルブルした。

福岡に放置している嫁のことが、少し気になりだしてきた5日目。
この日は夜半から風も落ち着くという予報。
ならば、と、4日間釣り通したスポットは最後の場所にして、
普段あまり行かない他の場所から打つことにした。
最初に入った漁港ではイカイカカサゴ、シーバスシーバス。
満足したので次。
アジはノー感じで足元に魚影。ミニマルでサクサクッとシーバスシーバス。
そんな感じで、5か所を各30分程度釣って、行く先々で40~70センチくらいのシーバスが2本ずつ、あまりにもイージーに釣れた。
ひどいのは足元で八の字を描いてるだけでドーンときた。
いやいや、ありがとう、ひどいとか言ってゴメン。
今年はバス釣りあんまりやってないから、数か月ぶりに左手の親指がガッタガタになって流血した。
イージーすぎるのにはすぐに飽きたけど、この指の傷には、なんだか安心した。
関根湾wにて(笑)
さぁ、そろそろアジが釣りたい。
ホームに戻って、昨日までのヒントをつなぎ合わせていく。
キーは普段とは異なって、下流側からの潮。
一見上流からの流れでリグを差し込むと、どんどん潮下に流されるが、そうして差し込んだリグを、ある一定の層で逆の潮に乗せることができる時間とレンジがいつもよりそのスポットに多い事に、
先の地獄の3日間で気づいていた。
いわゆる二枚潮である。
その下層を流れる下流からの潮が今回のキーで、
潮目を通過させて下層を流していると、マゴチのパレードに出くわす。
ここ数年で初めての10連続のマゴチ。
全て即リリース。

少し変えていき、上下の潮の境目でリグを漂わせるとアジ。

結局最終日はこのパターンがはまって、短時間できれいにまとまった。
普段のパターンは
『上流からゴミが混ざった汽水潮流がフワーッと下流へ流れ、その下流側には外からの潮が待っている。』状況
今回は少し違い、
『上流からの流れが少し弱まるタイミングで生まれる下層の逆流に乗せる』これがキーになった。
一概に言えないけど、降雨の多い周期ほど、外からの潮が重要になるのかな。
そんなかんじ。
ついでに、カラー検証の結果。
白orクリアーのラメ、特に紫のラメが非常によく釣れた、
ピンクやオレンジ、オリーブなんかでも釣れなくはないが、
渋い状況ほど、クリアーに金と紫のラメがいっとう釣れた。
34とP店さんのコラボのオクトパスきらめき。
イイネ、これ。
荒天すぎて、ほぼ修行場に貼り付けだったが。

おでこにフッキングトラフグ!!(6日デイ)
まず、普段の湾奥エリアの特徴として、
『上流からの流れがスイッチを入れる。』という、僕の中での定説がある。
もちろんそれは、湾内全体、全ての場所で上流からの流れに反応する。
というわけではなく、
まず、ターゲットの付き場を、地形や常夜灯の位置関係なりの別要因で、ある程度割り出した所からスタートして、リグを実際に投入後。
外からの潮と、湾奥の小河川からの流入汽水の二つそれぞれが、
ある地点を境に上層、下層、東西に入り混じる複雑な流れの中で、
どの潮のラインが有力か、を見ていく時に、
『上流からゴミが混ざった汽水潮流がフワーッと下流へ流れ、その下流側には外からの潮がぶつかっている。』状況が、概ね一番釣れやすいタイミングという定説である。
さて、そんなことを考えながら釣り始めた初日夜、
薄ら違和感を感じながらも、いきなり軽く爆ることになる。
掛けるペースも本数も、5日間で一番釣れた。
決してイージーではないが、いろんな試みが楽しめる程度。
濁りの中で効くカラー、ハードルアーの検証、ロッドの改造計画諸々、
イメージと検証を、魚の反応でコンスタントに繰り返すことが出来た。
安定して釣れたのは、単体0.8gだけど、3gまでのボトムワインドなら、
食い込みも特に問題なく、掛けることが出来た。
今回はそれからの潮替わりが、かなりヘビーだった。
初日の明け方、もう帰らねば・・・という明け方のあるタイミングで、ラッシュ。

翌日からの好調を期待させる時合いの到来であった。
この時間を単なる朝マズメの時合いと片付けていれば、今回は苦戦だけで終わっていたことと思う。
(しかし、今日は、何故いつものタイミングの5分後にスイッチが入るのだろう。)
その違和感はあとからあとから、3日に渡って僕を悩ますことになるが、この時点ではウハウハで、正直あまり気にも留めなかった。
2日目
台風が過ぎ、新たな台風を南に構え、秋雨前線に挟まれた。
北東の暴風と、時々堰を切ったような豪雨。
大潮初日、昨日までのパラダイスはガラリと様変わりした。
大潮のアジは爆発力も凄いが、逆を返せば、
外から新たに入った群が魚が局所に集中するので、
ハズしてしまうと非常に痛い目に合う。
まして、流入汽水はひどい水潮、外洋との塩分濃度を比較すれば
普通ならエリア選定から外したい場所である。
分かっているから、深追いはNG。
だが、時間と共に吹き荒れ始める風で、
打てる場所が、リグが、どんどん消えていく。
プラン総崩れ。
外洋からの新しい群れの入り口や、ベイトの溜まるウィンディーサイド(風下のスポット)を気にしながらも、
結果2日目、3日目、4日目と、湾奥の風裏1か所3~8mのブレイクライン絡みのスポットに貼り付けになってしまった。
この3日間は最初の1匹までが、本当に遠く、魔の大潮にまんまとハマった3日間だった。
いつもの上からの潮をキーに釣っていては、多分たどり着けなかっただろう。

頑張って頑張って、渋い日はこのくらい。
天候のお蔭様で、およそ100平方メートルのエリアに縛られた3日間、
途中、どうにもならなくなって、暴風豪雨でとうとう頭がおかしくなり、
浅めの棚に湧く豆アジを一時間無心で60匹程クーラーに納めてみた現実逃避タイムもあったりしたが、
正気を保てる時間は、少しでも活性の高い魚を捜し当てるべく、早い釣りを展開させた。
リグは2~3g尺ヘッドDにアジリンガーの長いやつ。
ボトムから表層まで、早い動きと一瞬のステイで。
掛けることより、アタリの位置に集中してリグを通した。
すると、反応はなんとかある。魚は居る。
1~2時間沈黙、諦めて帰ろうか悩み始めたタイミングで、
魚から『いやいや、一応居るから諦めんな』と、いうような、
微細な『コッ』・・・。
爆風の中、小さな魚信をきっかけに、風にも潮にも雨にも負けず、掛けることが可能な重さのリグを同じ位置に投入。
0.8g単体+ベビサーorオクトパス
そうして3日間とも運よく手にした最初の一匹目のアジには、
毎回感動した。もう、ブルブルした。

福岡に放置している嫁のことが、少し気になりだしてきた5日目。
この日は夜半から風も落ち着くという予報。
ならば、と、4日間釣り通したスポットは最後の場所にして、
普段あまり行かない他の場所から打つことにした。
最初に入った漁港ではイカイカカサゴ、シーバスシーバス。
満足したので次。
アジはノー感じで足元に魚影。ミニマルでサクサクッとシーバスシーバス。
そんな感じで、5か所を各30分程度釣って、行く先々で40~70センチくらいのシーバスが2本ずつ、あまりにもイージーに釣れた。
ひどいのは足元で八の字を描いてるだけでドーンときた。
いやいや、ありがとう、ひどいとか言ってゴメン。
今年はバス釣りあんまりやってないから、数か月ぶりに左手の親指がガッタガタになって流血した。
イージーすぎるのにはすぐに飽きたけど、この指の傷には、なんだか安心した。

さぁ、そろそろアジが釣りたい。
ホームに戻って、昨日までのヒントをつなぎ合わせていく。
キーは普段とは異なって、下流側からの潮。
一見上流からの流れでリグを差し込むと、どんどん潮下に流されるが、そうして差し込んだリグを、ある一定の層で逆の潮に乗せることができる時間とレンジがいつもよりそのスポットに多い事に、
先の地獄の3日間で気づいていた。
いわゆる二枚潮である。
その下層を流れる下流からの潮が今回のキーで、
潮目を通過させて下層を流していると、マゴチのパレードに出くわす。
ここ数年で初めての10連続のマゴチ。
全て即リリース。

少し変えていき、上下の潮の境目でリグを漂わせるとアジ。

結局最終日はこのパターンがはまって、短時間できれいにまとまった。
普段のパターンは
『上流からゴミが混ざった汽水潮流がフワーッと下流へ流れ、その下流側には外からの潮が待っている。』状況
今回は少し違い、
『上流からの流れが少し弱まるタイミングで生まれる下層の逆流に乗せる』これがキーになった。
一概に言えないけど、降雨の多い周期ほど、外からの潮が重要になるのかな。
そんなかんじ。
ついでに、カラー検証の結果。
白orクリアーのラメ、特に紫のラメが非常によく釣れた、
ピンクやオレンジ、オリーブなんかでも釣れなくはないが、
渋い状況ほど、クリアーに金と紫のラメがいっとう釣れた。
34とP店さんのコラボのオクトパスきらめき。
イイネ、これ。
- 2013年9月8日
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