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古賀 亮介‐snif

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スライダーシャッド

今回は加来さんプロデュースの新作ワームのお話。
まだまだ使い込みが30時間程度と浅いので、色々はまだまだなのですが。
ちょっと告知程度に。

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加来さんと釣りに行った折、非常に面白そうなので、都度1、2本分けててもらって勉強させていただいてたのですが、ついに完成したそうで、ようやく9月下旬に発売だそうです。

その名もスライダーシャッド。

今僕の手元にあるのが全6色中5色で、せっかくなので、写真でご紹介。
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ホワイトグローシルバーフレック
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チャートリュース

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クリアホログラムフレック

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クリアグリーンパンプキン

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クリアレッドフレック

で、手元にないんだけどもう1色、こちらはピュアのHPから
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クリアマーブルっていう、クリアボディーに色んな色のラメが入ったもの、と計6色。



開発の狙いや、深い話はあえて詳しく教えてもらわず、
まずは先入観なしで、そのまま使ってみることにした。

というわけで、道具立てから
rod     uedaPro4EX 4S-610SL
reel    イグニス2004
line    東レフロロ0.5号
JH    3gまで

rod     ブリーデン85PEスペシャル
reel    13イージス2004
line    PE0.4号
JH      2.5g~7g
というセッティングで遊んでみました。


製作段階で尺Dをメインで製作されていたはずだから、
合わせたジグヘッドはそのまま尺Dの1~5g
フックサイズは#10をメインに#4まで使用。

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まっすぐに刺して、他のワインド系のワームのセッティングと同様に、
ヘッド付け根に瞬間接着剤を1滴。ズレ防止加工を施す。

コレをやるとやらないとでは、特にマイクロワインドの場合は大きな差が出る。
何度も魚がアタックしてきて掛けるっていう場面も結構多いので、大事です。



とりあえずエアホールが下に来るようにこの向きでセットした。


キレッキレなダートを出しやすくしてある形状ですが、
それよりも僕の興味を引いたのは、
ダートの後のテンションフォールや巻き、
それからダートの切り返しの一瞬など、
ラインテンションが不安定な状態の時に自然なフラつきが出るとこ。

いわゆる「1/fの揺らぎ」ってやつです。

釣れるルアーって、その多くのモノに共通して、
この揺らぎがヒトの目で見ても非常にナチュラルなんですよね。

わかりやすく言うと、瞬きの間のふらつき。
自然界に存在するすべてのエネルギーを有するものに、
必ずといっていいほど存在するこれ。

ジッポやキャンドルの火って見てて落ち着くでしょ?
流れる水や、風に揺れる竹なんてまさに。
視覚だけでなく音にも・・・長くなるので割愛。


例えばBlueBlueのルアーで言うと、
僕がその効果との因果を直接、色濃く体感したものだけでも、
ブローウィン、ナレージ、シーライドミニ。
それからスネコンなんて、その揺らぎを煮詰めて形にしたモノだと思うんだなぁ。

BlueBlueの他にも、メタルマルが横向いて泳ぐのだってそこに繋がるし、ラバージグなんてボトムに置いとくだけでその効果が。

なんて事を綴っていたら、そこにクローズアップされたログがあったような気がして、探してみるとやっぱりあったのでココにペタッと。

うわぁ。。。ネタがだだ被り(笑)
山田さん、お借りします。m(_&quot;_)m
http://www.fimosw.com/u/dSUKE/orjesamp3kej7k

ちょっと脱線しましたけど。
今回はスライダーシャッドのお話なのでモドル。


アタリの出るタイミングは、もちろん他にもあるんだけど、
いろんな魚種に使ってみて一番多くアタリが出ていたのが、
ダートを加えた後の巻きで、ラインテンションが安定しだすまでの間だった。

ちょうど、その揺らぎの直後にあたると思う。


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コレは開発時のプロトをお試しで使わせていただいた時の写真。
このサイズのベイトについたメバルを、
ダートからの巻きでイージーに引き出してくれました。

接着加工の効果で連発で5尾くらい釣った後でも、
ズレてないし、強いダメージも出てない。

素材は通常のパワーベイトなので、
伸びる素材とか非常にタフとかそんなのではないけど、
ダート系のワームとしての基礎体力は、ばっちりです。

マイクロワインドの釣りって、
常にダート&テンションフォールだけを繰り返すのも悪くはないけど、
なんだかそれだけの演出では、飽き性な僕にはストーリー性に欠けるのと、
地形を細かくイメージしながらやってくのが、楽しいもんでもありますしね。

僕自身はマイクロワインドの遊び方はダートだけじゃなく、
色々織り交ぜてやるべきだと、そのように思っている。
そして、ここぞって時にピュンピュンと。


スイッチの入ってないアジとか、マダイとかチヌとか。
派手なダートを嫌う場面もあり、その辺は現場あわせでありますが。

そんな子にはちょんちょんとダートの幅は少な目、
その他の要素を増し増しってのが、良くやる作戦。

先日の釣行でアジにも、そのように使ってみた。

ダートで大幅に飛ばすことをせず、
ちょんちょんと小刻みに控えめに跳ばして、待ったり巻いたりと。


その時の釣行では20cmくらいから
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23くらいまで
ビミョーとか言われても聞こえない聞こえないヽ(;&acute;Д`)ノ...サカダチシテモムリッス♪
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尺ヘッドD2gとクリアーホログラムフレックで
ボトムから徐々にレンジを上げつつピッピッ・・・・・・フラフラ・・・ガツッ。


もちろん他の魚にも有効で、
中層までキビキビダートで上げてからのスイミングでは
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クロテン(カライサキ)

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この夏、色んなエリアでよく釣れたヨコスジフエダイ

ボトムで甲殻類っぽい演出を赤ラメで
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ベラに囲まれながらも静かに待ってカサゴ。
接着剤1滴のヒト手間をサボると、特にデイはその他のフグ族も多いので、
3尾くらいで割と簡単にワームがズレたり壊れたりする。

ズレると食わせにくくなったり、バイト数が減ったりと色々あるので、
ちょっと手間でも急がば回れ。です。

瞬間接着剤は乾くまでの秒数、使い勝手の面で、
ゼリー状より、通常の液体性のものがいい。
釣り場で使いやすいものをそのうちご紹介しましょ。

今回試した場所は、ハタの密度がやや薄かったのと、
ナンボか釣れてくれた子も、まともなサイズは他に廻してしまったので、
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写真がこんなのしかないのだけど、キジハタ、オオモンなど、
ハタ族にも、ひととおり有効である事は確認済み。

当然ですよね、メソッドがモロなので(*&acute;&omega;`*)
チビハタ君でも5gゴーンッてやってくれました。

口の奥に何か見えますね。
えぇ、カニが地球上で一番苦手な僕ですが、案の定。。。
勇気を振り絞って写真とってたらやっぱりもぞもぞって。

そのあとはまぁ、がんばりましたさ。ブワッ(&#39;;&omega;;)エビダトオモッテユダンシタ




裏パターンとして全くダートさせないで超スローな展開とかに持ち込んだり、
ドリフトで流すようなメバリングなんかにも、かなり面白く使えるかと。

お腹に空洞が設けてあるので、あんな使い方やこんな使い方もアリですよね(*&acute;&omega;`*)

あそこにああしてこうするアレはアジには何色が効くんだろう。とか。
ケミホタルとか仕込んだら、とか、
そういえば、ケイテックがワーム同等の硬さで
チューブベイト用インサートシンカー作ってたなとか。

そんな風に、また世界が変わりそうですよね。

色々とアイデアは湧いてきて、次の釣行も非常に楽しみです。


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想いのままに自由に跳んで本式ワインドに揺らぎを加えたスライダーシャッド。
それと、ダートの跳ね距離を殺すブレーキングワインドのシュラッグミノー。

このふたつでダート系ワーミング、
マイクロワインドのひとつのシステムがほぼ補完されたかと思う。


スライダーシャッドは9月下旬に発売です。

http://www.purefishing.jp/product/bait/sw_slider_shad_15_15.html
 

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